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体の不自由な男の子がみんなの力で木登りできた!
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青木道代(あおき みちよ)
1933年、神奈川県横須賀市に生まれる。「障碍を負う人々・子どもたちと『共に歩む』ネットワーク」主事。インクルーシブな教育(障碍の有無にかかわらず一緒に学ぶ教育)の実現を願い、障碍を負う青少年を中心にバリアフリーイベント開催を続ける。作品に紙芝居『かっちゃんのやきゅう』(AVACO出版刊)、童話『すみれものがたり』(燦葉社刊)、『障碍を生きる意味』(共著・岩波書店刊)、『スウェーデンの心を訪ねて』(共著・日本基督教団出版局刊)などがある。東京在住。
浜田桂子(はまだ けいこ)
1947年、埼玉県川口市に生まれる。桑沢デザイン研究所卒業。田中一光デザイン室でグラフィックデザインの仕事に従事。出産のため退社。その後、子育てを通して子どもの本の仕事を始める。主な絵本の作品に、『あやちゃんのうまれたひ』『あそぼうあそぼうおとうさん』『あそぼうあそぼうおかあさん』(以上福音館書店刊)、『ぼくがあかちゃんだったとき』『さっちゃんとなっちゃん』(以上教育画劇刊)がある。ほかに、旅のイラストエッセイ『アンデスまでとんでった』(講談社刊)、子育てのイラストエッセイ『おかあさんも満一歳』『アックンとあやちゃん』(以上アリス館刊)などがある。日本児童出版美術家連盟会員。東京在住。
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この絵本の文章を書かれた青木道代さんは、22年間、幼稚園で保育者として子どもたちに絵本を読んでこられました。その中で、「絵本に登場する子どもたちのほとんどが、いわゆる元気なふつうのこどもたちばかりなのはなぜ?」という疑問を持たれました。青木さんの園には、いつも何らかの障碍を持つ子どもたちがいて、日々思いがけないハプニングが起こり、それを楽しんでいる雰囲気がありました。そういう中で、障碍を持つ子どもたちも、絵本の世界で、登場人物の思いや行動に自分を重ね合わせ、自分の姿を投影できる絵本ができないだろうか、そういう思いからこの絵本が生まれました。
障碍を持つりんちゃんと友だちが、自然にとてもいい関係を作っている中から生まれた、思いがけないドラマは、楽々とさまざまなバリアを飛び越える、子どもたちの持つ潜在的な力を、さわやかに伝えてくれます。
絵を描かれた浜田桂子さんは、何度も幼稚園に取材に通い、子どもたちの姿を生き生きと描いて下さいました。
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りんちゃんは病気のせいで体を動かすのも話すのも不自由です。でも幼稚園ではみんな友だち。ある日、親友のみっちゃんが通園途中に見た「ねこざぶとん」の話をしてくれました。大きな猫と中くらいの猫と小さな猫が固まって寝ていて、一枚のふわふわの座布団のようだったというのです。「ねこざぶとん」を見たくなったみんなは、幼稚園のペカンの木に登りました。りんちゃんも登りたそう。そこで、みんなはりんちゃんを持ち上げようとしますが、うまくいきません。みんなはどうしたらりんちゃんが木登りできるか考えて……。
お話を書かれた青木道代さんは、22年間、幼稚園で保育者として、子どもたちに絵本を読んでこられました。その中で、障碍を持つ子どもたちが自分を重ね合わせて楽しめる絵本がほとんどないことに気づき、ご自分の園での体験をもとに、この絵本ができあがりました。
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