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かんかん照りの日は、ホースが大活躍!


著者紹介
安江リエ(やすえりえ)
1949年生まれ。絵本に 『おやすみなおちゃん』(「こどものとも」1994年6月号)、『はがぬけたよ』(「こどものとも」2002年10月号)、『なこちゃんとカータロウ』(「こどものとも」2004年6月号)、『ねえどっちがすき?』、童話に『カエルのべんとうや』(以上、福音館書店)などがある。東京都在住。
やぎゅう げんいちろう(柳生弦一郎)
1943年生まれ。絵本作家。絵本に、『はなのあなのはなし』『おしっこの研究』『100まで生きる?』『おねしょの名人』『むし歯のもんだい』『かさぶたくん』『おっぱいのひみつ』『おへそのひみつ』『たまごのあかちゃん』、さし絵に『にほんのわらべうた』(以上、福音館書店)などがある。長野県在住。
編集担当からのメッセージ
 家のベランダや庭に、あまり出番のないホースが、くるくるまかれてじっとしている、ということはよくあります。この絵本の緑のホースも、そんな状態で退屈していました。そして、主人公の男の子、けんたも退屈していました。というのも、けんたは引っ越してきたばかりで友だちがいなかったからです。そこで活躍するのがこのホース。退屈していたふたりが、水の勢いを得て、どんどん元気になっていくようすが、さわやかに描かれます。
くわしい内容紹介
 夏の暑い日、団地のベランダで緑のホースはぐるぐるまかれて退屈していました。けんたも、ぼんやりみんなが遊ぶ公園をながめていました。引っ越してきたばかりで、友だちがいなくてちょっと退屈していたのです。
  そのときみどりのホースがいいました。「おい、けんた。さんぽにでかけようぜ」
  そこで、けんたはみどりのホースを肩にかけて散歩に出かけました。最初は勝手に他人の自動車を洗って叱られてしまいましたが、公園にいくと、砂場で遊んでいる子どもたちにたのまれ、砂に水をかけて固い砂だんごができるようにしてやったり、塀に呼び止められ、いたずら書きをきれいに洗い落としたり、大きなケヤキの木にたのまれて、水を高く高くふりまいたりして大活躍。そこにやってきた女の子と犬もいっしょになって、大はしゃぎして水を撒きました。
  元気なホースに引っ張られて出かけていったけんたでしたが、公園で砂場の子どもたちやケヤキの木にいっしょに水をかけた女の子と出会って、「あしたも遊ぼうね」といわれる友だちができたのです。
  夏の暑さと水撒きの心地よさ、そしてけんたのすばらしい案内人の役を果たした元気なホースの姿を、柳生弦一郎さんが明るくいきいきと描いています。
  夏休みにぴったりの一冊です。


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