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生き物は、食べたり食べられたり……
著者紹介
パトリシア ローバー(Patricia Lauber) <作>
児童書作家。児童向けの科学書を数多く手がけており、1987年には、アメリカで出版された最も優れた絵本の作家に贈られるニューベリー賞を受賞。翻訳された作品に『とべ!宇宙船"地球号"』(リブリオ出版)などがある。アメリカ合衆国コネチカット州在住。
ホリー ケラー(Holly Keller)<絵>
絵本作家。ニューヨーク市生まれ。コロンビア大学で歴史学を専攻。パーソンズ美術大学で絵を学ぶ。翻訳された作品に『かいじゅうなんか こわくない』(BL出版)、『あっ! ゆきだ』(福音館書店)などがある。アメリカ合衆国コネチカット州在住。
細谷葵(ほそや あおい)<訳>    
総合地球環境学研究所研究員。早稲田大学大学院文学研究科修了後、英国・ケンブリッジ大学で博士学位取得。専門は植物考古学。奄美諸島やパプア・ニューギニアをフィールドとした、食の文化誌的研究にも取り組んでいる。愛読書は推理小説。映画検定3級。
鞍田崇(くらた たかし)<訳>
総合地球環境学研究所上級研究員。京都大学大学院人間・環境学研究科修了。人間・環境学博士。専門は哲学・環境思想。ライフスタイルとの関わりから、環境問題の思想的意味を追求している。編著に『ユーラシア農耕史1』(臨川書店)。趣味は茶の湯。
編集担当からのメッセージ
 食物連鎖という言葉は小さい子どもにはなじみがないかもしれません。けれど、人間は毎日何かを食べるわけですから、食物連鎖の一員だといえます。そのことを、読者である方々が食べるということを通して、食べることでつながる他の生き物との密接な関係を知っていただけたらと思います。環境問題・食糧問題が叫ばれている昨今、人間と他の生き物のつながりを食べるということを通して考えていただければ幸いです。
くわしい内容紹介
 自然界の生き物は、食べたり食べられたりして互いに密接につながっています。何かを食べたり食べられたりして1本の鎖のようにつながることを食物連鎖といいます。私たち人間もまた、毎日何かを食べて暮らしているのですから、この食物連鎖につながっています。たとえば、お寿司さんで夕食を食べたとしましょう。私たちは「マグロのトロがおいしかった」「ウニが好きだ」とか言いながら満足して家に帰っていくことでしょう。けれども、私たちが食べたマグロやウニが何を食べ、マグロやウニに食べられた生き物がなにを食べるか……などについては、あまり考えたことがないかもしれません。
 この絵本では、あまり考えることのない食物連鎖について、自分たちが食事をすることを通して、地球上のいろいろな生き物とつながっているということをやさしい文と絵で描いています。読者のみなさんも、自分の食べたものがどんな生き物とつながるかを、実際に絵にして考えてみましょう。


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