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バツイチのママがピアニストに恋をした! |
今井恭子(いまいきょうこ)<作>
上智大学外国語学部英語学科卒業。外資系企業にセクレタリーとして勤務するうち動物行動学に興味をもち、上智大学大学院でチンパンジーの石器使用行動を研究、理工学修士号取得。1984年から文筆活動に入り、当初は一般向けの随筆、小説を執筆、その後児童文学の世界へ。これまでに、第30回関西文学賞、第21回らいらっく文学賞、第12回小川未明文学賞大賞ほかの受賞歴がある。児童書の作品に、『ミツバチ、ともだち』(ポプラ社)、『歩きだす夏』(学習研究社)、『アンドロメダの犬』(毎日新聞社)など。東京都在住。
西巻茅子(にしまきかやこ)<画>
1939年、東京生まれ。東京芸術大学工芸科卒業。1967年、『ボタンのくに』(なかむらしげお 作/こぐま社)が絵本の初出版となり、以降、絵本作家として活躍。1971年、『ちいさなきいろいかさ』(もりひさし シナリオ/金の星社)で第18回サンケイ児童出版文化賞を、1986年『えのすきなねこさん』(童心社)で第18回講談社出版文化賞絵本賞を受賞。絵本の作品に、『わたしのワンピース』『あいうえおはよう』『ふんふんなんだかいいにおい』『だっこして』(以上、こぐま社)ほか多数がある。神奈川県在住。 |
| 読み聞かせに始まる絵本体験、絵童話・幼年童話とのつきあいを経てきて、さあこれから“読みで”のあるものに向かおうという年頃--そうですね、10歳くらいでしょうか--の子たちが、まさにその時期「本離れ」をする、という話をよく耳にします。ひょっとして、そういうグレードにぴったりの読み物が意外と少ないのかも!?……そんな思いで、これから、「ものがたりへの入り口」を意識をした本作りをしてみようと考えています。 |
絵里子は、陶芸家のママとふたり暮らし。好きな絵を描いたり、おばあちゃんちの犬をかわいがったりして、マイペースの日々を送っていた。ところが、ママに再婚したい相手が現れて以来、すっかり調子が狂ってしまう。むしゃくしゃしたある日、プチ家出を決行した絵里子は、ひょんなことから不思議なおじいさんと男の子のコンビに出会い、そこから思いもかけない「人生」の展開に巻きこまれていく。
……多感な年ごろの少女の心模様を、リアルにしかもさわやかに描くストーリー。脇役たちがすてきです。どの人も素直でひたむきで、自分の抱えている弱みすらいとおしんでいるみたいで。
物語と感度よく響きあう挿絵は、『わたしのワンピース』などの絵本でおなじみの西巻茅子です。
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