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すごい数をだいたい数える方法、教えます!
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ブルース ゴールドストーン(Bruce Goldstone)
米国オハイオ州に育つ。飼い犬のアギーと、かれこれ5600キロメートルは散歩し、アギーに少なくとも12000枚はビスケットを与えた。この本の表紙の写真を撮るために、5時間かけて1100羽のアヒルをならべた。毎日147人くらいの人が自分のウェブサイトにアクセスしてくれるといいな、と思っている。現在、米国のニューヨークとアルゼンチンの首都ブエノスアイレスを行き来している。www.greatestimations.com
まつむら ゆりこ
1960年、福岡で生まれた。毎日新聞社で記者として20年働き、子どもの本のページなどを担当。退社後、短歌エッセイや子どものための物語を執筆している。著書に『物語のはじまり』『与謝野晶子』(いずれも中央公論新社)、歌集に『鳥女』(第7回現代短歌新人賞/本阿弥書店)など。子ども向けの作品に「ハンカチであそぼう」(「おおきなポケット」福音館書店)、「やっぱりサイコーの夏やすみ」(毎日新聞連載)など。現代歌人協会会員。
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数字は好きですか? 算数や数学はとくいですか? こんな質問にうなだれてしまう人にこそ、この本をおすすめしたいと思っています。なにをかくそう、担当編集者もその一人です。
この本を手に取った最初のきっかけはズバリ、表紙のアヒルでした。
「おもしろい! でもこれって、なんの本?」
開いてみたら、数を数える本でした。数字なんて、味気ないものだと思っていたのに、中の写真があんまり楽しそうだったので、読みたくなりました。
読み進むうちに、ますます楽しくなってきました。だって、算数の時間には必ず「正しい答え」「ぴったりの数字」を求められるのに、この本の作者は繰り返し言うのです。「だいたいでいいんだよ。ぴったり正確な数字を当てようなんて、考えないで」。
え、それでいいの? それなら私にもできそう。
というわけで、小学校1年生以来ずっと「数字ぎらい」を自認してきた担当編集者も、ブルースさんのおかげで、少し肩の力を抜くことができました。
例えば袋入りのお菓子を数人で分けるとき、段ボールいっぱいのミカンをいただいたとき「だいたい、いくつかな」と考えます。だいたいの数を数えるコツを知ることは、日常生活に役立つ「生きた算数」を身につけるということでもあるのです。
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表紙に並んだ一面のアヒル、アヒル、アヒル…。とにかくものすごい数です。これを数えるなんて、考えただけで、頭が痛くなりそうですね。でも大丈夫。この本を読めば、「だいたい」の数を数えることがゲームみたいに楽しくなってきます。
まずは決まった数のかたまりに目をならしましょう。アヒル10羽、100羽、1000羽。そしてもう一度、表紙の写真に戻ってみると……あ、なんとなく「だいたい」の数がわかるじゃありませんか。
たくさんのものをざっと数える方法は、このほかにもいろいろあります。大きなかたまりに分けて、ざっと数えたり、一部分を数えて、かけあわせたり。ちょっとしたコツさえマスターすれば、山盛りのポップコーンの数も、巣箱にむらがるハチの数も、すらすら当てられます。なにしろ「だいたい」でいいんですから、気が楽ですね。数と気軽につきあう楽しさを教えてくれる一冊です。
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