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2才になるころには、日常の生活体験が少しずつ積み重なって、言葉も次々に自分のものになり、自分から表現することに興味を覚えだします。『どうすればいいのかな?』の「くまくんの絵本」シリーズや、『みんなうんち』などは、このころの子どもたちに最適です。
『いやだいやだの絵本』『あーんあんの絵本』は、どこにでもいそうないたずら好きのだだっ子とお母さんの語らいが聞こえてくるような楽しい絵本です。この年齢の子どもには、『かばくん』『おやすみなさいのほん』のような詩の絵本も大切です。 |

3才になりますと、急にことばに対する力が発達します。簡単な筋を追って物語を理解することができ、その力はおとなの働きかけしだいで、めざましく育っていきます。
この時期にもっともふさわしい絵本が、まず昔話絵本の中に見つかります。『おおきなかぶ』『三びきのやぎのがらがらどん』『てぶくろ』 − この3冊は、絵本の中の絵本とでもいえるくらいに人気があります。
『おおきなかぶ』の繰り返しと、その中に仕組まれたユーモア、そして満足のいく結末。『三びきのやぎのがらがらどん』の力強い繰り返しの問答と、思いもかけぬやぎの逆転大勝利で終わるドラマ。手袋の中に動物が7匹も入る『てぶくろ』の不思議さと、繰り返し。こうした昔話の、いっけん退屈でわずらわしく思われる繰り返しが、この年齢の子どもにはたいへん魅力的です。そして同じ絵本を繰り返し読んであげることは、何よりも絵本の与え方として最良の方法です。 |

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