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この頃になると、日常の生活体験が少しずつ積み重なり、お母さんやお父さんだけではなく、兄妹や友だちといった他者への関心も強くなっていきます。自分と似ているものを喜んだり、絵本の登場人物の真似をしてみたり、自分から表現することにも興味をもちだします。

子どもの日常生活によりそった絵本

イヤイヤ期そのものの、だだっ子が登場する『ねないこだれだ』『いやだいやだ』や、まだ着替えが上手にできないくまくんが主人公の『どうすればいいのかな?』など……。子どもの日常生活によりそった絵本は、子どもが絵本の主人公に自身を重ねて思わず共感し、親子でクスッと笑ってしまうかもしれません。

  • ねないこだれだ
  • いやだいやだ
  • どうすればいいのかな?
  • みんなうんち

繰り返しを大切にした昔話の絵本

3才ごろからおすすめしたいのは、「繰り返し」とその中に仕組まれたユーモア、そして子どもたちが満足する結末が用意された昔話の絵本です。『おおきなかぶ』『三びのやぎのがらがらどん』『てぶくろ』などはその代表です。耳で聞く物語として語り継がれてきた昔話は、言葉から物語の世界がイメージしやすく、繰り返しの中で子どもたちは、安心して想像力をふくらませることできます。

  • おおきなかぶ
  • 三びきのやぎのがらがらどん
  • てぶくろ
  • 3びきのくま

絵と文がぴったりとけあった「ものがたり絵本」

子どもたちにとって、絵本は外側からながめるものではありません。絵本の中の登場人物の気持ちになって、物語の世界に入りこみます。そのとき、耳から聞こえてくる言葉と、目で見る絵や場面の進み方がずれていると、上手に物語の世界に入れません。絵が一見地味に見えても『もりのなか』や『はなをくんくん』など、絵と文がぴったりとあった絵本は、子どもたちを夢中にしてくれます。

  • もりのなか
  • はなをくんくん
  • ぞうくんのさんぽ
  • ぐりとぐら

詩やわらべうたの絵本

昔話などの「ものがたり絵本」を楽しむ一方で、言葉の響きやリズム・韻などの面白さが味わえる詩やわらべうたの絵本も、この時期の子どもたちにはおすすめです。お母さんやお父さんに読んでもらった絵本の文を、呪文のように唱えてみたり、言葉の音の面白さを味わったり、物語とはちがった絵本の楽しみ方を体験することができます。

  • おやすみなさいのほん
  • かばくん
  • あいうえおうた
  • めのまどあけろ

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