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5,6才は4才の延長として、物語絵本のもっとも必要とされる時代です。そんなときでも、あまり先回りして、つぎつぎと絵本を与えようとなさらないでください。ときには、お気に入りの一冊の絵本を、何週間もはなさないことがありますが、これはとてもすばらしいことです。夢中になれるそういう絵本を発見できたことは、幼児期に人生の宝物をみつけたようなものです。読み手はたいへんでも繰り返し読んであげてください。ときに、絵本の文章をすっかり覚えてしまう子どももいますが、その子のことばの体験と発達にとって、それは最高のものになります。 |
このような絵本体験の積み重ねの上で、たとえば『いっすんぼうし』『ふるやのもり』『だいくとおにろく』『スーホの白い馬』『ねむりひめ』といった昔話絵本や、『おふろだいすき』『わたしとあそんで』『おやすみなさいフランシス』『ラチとらいおん』『かもさんおとおり』などの絵本に興味を持つようになれば、絵本をほんとうに理解し、楽しむ力、つまり読書力を確実に自分のものにしたといえましょう。
そのうえで、童話への橋渡し役をする本として、『金のがちょうのほん』『おしゃべりなたまごやき』『おおきなおおきなおいも』『あおい目のこねこ』『はじめてのキャンプ』などが力を発揮します。 |

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