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子ども向けの科学絵本、知識の本も、基本的な考え方は物語絵本と変わりません。知識を教えるとか、理科教育の準備になるとかいった、すぐに役に立つ、ためになる本だとせっかちに考えないでください。それよりも、まず子どもの好奇心や興味をどれほどかきたて、楽しませるか、おもしろがらせるかが、これらの絵本の価値を決めるものだということを、何よりも第一に考えてください。 |
たとえば、『しっぽのはたらき』『あなたのいえ わたしのいえ』『わたし』『はなのあなのはなし』に、はっきりと見られる遊びの精神とユーモアが、子どもをこの本の世界で遊ばせ、楽しませながら、好奇心を満たし、“何か”を心に残します。
『たんぽぽ』をご覧ください。たんぽぽの根はどうなっているでしょうか。これは写真絵本では表現できません。たんぽぽの花はほんとうは何百という花が寄り集まってできているのです。この事実を知ることはおとなですら驚きであり、大発見です。
遊びの精神が、幼い子たちを科学の世界へ導くのに、どれほど大きな力を持っているかは、『はじめてであうすうがくの絵本』をご覧くだされば、きっとおわかりいただけるでしょう。遊ぶことは考えることであり、創造性を発揮するのにとても大切です。 |

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