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 1953年9月、わずか44ページの小冊子として創刊した「母の友」は、2011年9月号で創刊700号をむかえました。
 58年にわたり、子どもをもつ母親の、そして子どもにかかわる暮らしをする人の「友」として発行しつづけられたのも、読者のみなさまのご支持があったればこそ。本当にありがとうございます。
 今、日本社会は大きな変革を迫られています。この700ヵ月、時代を反映する雑誌として「母の友」はどのように歩んできたのか、この特集ページでその一端を振り返ってみたいと思います。

「母の友」ってこんな雑誌
 インターネット時代をむかえて、大量の情報が飛び交う世の中になりました。知りたいことは検索すれば、数秒でなんでも手に入る。子育ての情報もしかり、です。でも、情報がたくさん入れば入るほど、とまどうことも増えてきませんか?
 「母の友」は、表面的な“情報”だけを提供するのではなく、ものごとの根っこの部分を掘り下げて、皆さんと一緒に考えていく雑誌です。

 創刊は1953年。戦後の復興めざましいとはいえ、人々はなお貧しく、生きることに一生懸命だった時代です。価値観が大きく変動する中で、何をめざして子どもを育てればいいのか――。「母の友」は、混乱する母親たちに身近で具体的な子育てのヒントを提供する雑誌として生まれました。
 以来、58年間、読者とともに考えながら、次の時代を生きる子どもたちを大切に育てていきたい、との願いをこめて、どの時代にも共通する子育ての喜び、またその時代ならではの悩みをていねいに取り上げてきました。

 幼児期は一生のはじまりのたいせつな時期です。だからこそ、私たち大人はあせらず、ゆったり見守りたい。子どもの生きる力を育てるためのヒントが「母の友」にはつまっています。


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母の友表紙展覧会 母の友から生まれた本

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