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そんな思いをこめて、1953年にささやかな小冊子として出発した「母の友」は、この9月号で創刊50周年をむかえました。創刊のころの読者の孫が親となりうるまでのこの時間を、ずっと子どものいる暮らしの伴走者として歩ませていただけたのは、支持してくださった読者あればこそです。深く感謝いたします。
時代が反映される月刊誌として、もはや「母の友」という誌名も古めかしく感じられるまでの時がたちましたけれど、「母の友」の古いバックナンバーをたどってみますと、今日、私たちがとりあげる題材のほとんどが、過去の号でくり返しとり組まれています。子どものしつけや健康、親どうしのつきあいから、新しいメディアの問題、紫外線、「育児不安」にいたるまで……
もちろん、状況の変化はあります。が、じつは人はそんなに変わらないものなのかもしれません。そしてこれからも、同じように悩み、よろこびを見出しながら生きていくのではないでしょうか。そのようにして一歩一歩生きた先輩にまなびながら、そこに何か少しでも足せることを願いつつ、希望をもって進みたいと思います。
この機会に「母の友」を、子どもを育てている人たち、子どもにかかわる一人でも多くの人たちに、お知りいただき、読んでいただけることを、願っております。
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