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 ★  あのねメール通信~福音館書店メールマガジン 2002年 3月11日 Vol.4 ★
                

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         ◆◇◆  CONTENTS  ◆◇◆          

《1》 月刊誌最新号<2002年4月号>のご案内
    〈ホームページでの月刊誌定期購読受付開始のお知らせ〉
《2》 「おおきなポケット」編集部から
《3》 「母の友」編集室の窓から
《4》 こわくない絵本『ラチとらいおん』 松居直
《5》 3月の新刊のご案内
《6》 『どえらいでぇ! ミヤちゃん』作者・三津麻子さんのエッセイ
《7》 創立50周年記念講演会・札幌会場のご案内
《8》 お客様情報入力省力化・メンバー登録開始とSSL導入のお知らせ

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《1》 月刊誌最新号<2002年4月号>のご案内
    〈ホームページでの月刊誌定期購読受付開始のお知らせ〉
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 3月5日(火)からホームページでの月刊誌定期購読の受付を開始いたしました。
当月最新号から6ヵ月もしくは12ヵ月の受け付けで、ご自宅へご郵送する通信販
売の扱いになります。お支払いする方とお届け先を別にする、プレゼントにも対応
しています。くわしくはご説明ページをご覧下さい。


■月刊誌最新号<2002年4月号>のご案内


◇◆ こどものとも0.1.2.『なんだろな? なんだろね?』
                           まつのまさこ 文/ふくしままゆこ 絵   ◇◆
 赤ちゃんは見るものすべてが不思議なものばかり。「なんだろな?」と、さわっ
たり、なめたり、かいだりして確認していく絵本。

◇◆ こどものとも年少版『しろねこ しろちゃん』
            森佐智子 文/MAYA MAXX 絵     ◇◆
 自分だけ白いことが嫌でたまらない白猫のしろちゃんは、お父さんが帰ってくる
日、そっと家を抜け出しますが……。

◇◆ こどものとも年中向き『クルトンさんとつきのパン』 宮島千夏 作 ◇◆
 元気のない月のために、パン屋のクルトンさんは空にのぼってパンを焼いてあげ
ます。雲を混ぜたパン生地はどんどんふくらんで……。

◇◆ こどものとも『くもりのちはれ せんたくかあちゃん』
         さとうわきこ 作・絵               ◇◆
 かあちゃんが大凧を上げて雲の上に洗濯物を干すと、かみなりさんたちは大喜
び。自分たちも干してもらったまではよかったのですが…。

◇◆ ちいさなかがくのとも『からだのなかで ドゥン ドゥン ドゥン』
                          木坂涼 文/あべ弘士 絵          ◇◆
 聞こえるよ。からだのなかのふしぎないのちの音。ひとも、いぬも、くじらも、
からだのなかに音をもっています。生きもの賛歌の絵本。

◇◆ かがくのとも『おおきくなったら なにになるの?』 島津和子 作  ◇◆
 1匹のあおむしが成長して蝶になっていく過程を、子どもの気持ちにそくしながら
描きます。小さな生き物と一体になれる観察絵本です。親子でお楽しみください。

◇◆ おおきなポケット [かがく]“ロケットがゆく”
               小林伸光 作
           [ものがたり]“はるに あえたよ”
                 原京子 文/山田詩子 絵      ◇◆
[かがく]“ロケットがゆく”
 真夜中に大きなトレーラーが2台、港を出発しました。このトレーラーには何が積
んであるのでしょう。種子島宇宙センターから発射されるロケットです。世界で一
番速いロケットをおいかけます。
[ものがたり]“はるに あえたよ”
 マークとマータはふたごのこぐま。はじめての冬眠から目をさましたふたりは、
春を見つけに行くことに……。こぐまたちの一日をユーモラスに描きます。

◇◆ たくさんのふしぎ 『宇宙人に会いたい』 河崎行繁 文/横山三七子 絵◇◆
 地球以外の星に生命は存在する? 文明をもつ宇宙人はいる? 交信できる? 
もし宇宙人がいたとしたら、どんな宇宙人でしょう?

◇◆ 母の友 特集“ケンカと子ども-きょうだいゲンカ、友達とのケンカ”◇◆
 自分の子ども時代を振り返ってみると、本当につまらないことでそれこそ三日に
あげずケンカをしていたような気がします。そして、そのあまりのひどさに、母親
が牛乳のなかに、こっそりと粉末のカルシウムを入れて出していたことを知ったの
は、つい最近のことでした(カルシウムが足りないと怒りっぽくなると言われてい
ます)。
「こどもにとってケンカは必要なもの」と、頭では思いながらも実際それを目の当
たりにしてしまうとどうしても上手く対処できない。それが多くのお母さんにとっ
て共通の悩みなのだということが、取材やアンケートを通して見えてきました。こ
の特集がその悩みを解決するためのちょっとしたヒントになってくれればと思って
います。

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《2》 「おおきなポケット」編集部から
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「おおきなポケット」は、小学1、2年生の子どもたちのための、〈物語〉と〈か
がく〉の2本立てで構成された月刊誌です。
「おおきなポケット」は、たんなる学習雑誌や知識の本はいらないと考えていま
す。この年齢の子どもたちに必要なものは、たくさんあそんで、たくさん読んで、
読んでもらって、たくさん驚いて、興味のはばをひろげていくことです。すこしず
つでも、子どもがふしぎと出会い、驚きを重ねることによって、考える力や判断力
がふくらんでいくのに気づかれると思います。
 この月刊誌は、一流の研究者や作家、画家やデザイナーらによって、たっぷりと
時間をかけてできあがった、作品によって作られております。身の回りのふしぎな
実験や最新の科学、くらしやあそびまで取り入れた〈かがく〉と読みごたえのある
〈絵本や物語〉の2本立てでお届けします。
 小学生になってもぜひ、読んであげてください。「おおきなポケット」からのお
願いです。

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《3》 「母の友」編集室の窓から
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子どもと運動

 最近、運動不足の子どもが増えていると言われています。確かに昔と比べて、外
で走り回る子どもの姿を目にすることは少なくなりました。
 空き地や公園といった遊び場所が減り、テレビゲームが普及したことで、子ども
たちの遊び方も変わり、遊びの中であまり体を動かさなくなってしまったことが運
動不足につながっているのかもしれません。
 運動量が不足すると、肥満や体力低下が起こりやすくなります。実際に、文部省
などの調査を見てみると、年々その傾向が顕著になってきているのがわかります。
といって、やみくもに子どもに運動をさせればよいのかというとそうではないよう
です。
 運動不足の一方で、多発しているのが運動やスポーツのやりすぎによるスポーツ
障害。浅井利夫さん(東京女子医科大学附属第2病院小児科助教授)によると、と
くに、小さいときから、一つのスポーツだけを専門化してやらせると、どうしても
体の特定の部位しか使わなくなり、スポーツ障害を引き起こす可能性が高くなると
のこと。中学生ぐらいになるまでは、基礎体力を作る時期と割り切って、様々な種
目の運動やスポーツをさせるのがよいと、『こどものスポーツ医学』(新興医学出
版社刊)のなかで語っています。
 成長途中の小さい子どもの体作りは、ていねいに考えていきたいものです。

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《4》こわくない絵本『ラチとらいおん』 松居直
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 まずお母さんやお父さん、皆さんは赤い小さなライオンをお持ちですか? それ
を持っていると、怖いものなんかなにもないと感じるようになるのです。そのライ
オンを持っていると、子どもも「自信」というふしぎな力をもつのです。
 幼い子どもたちにとっては、自分をとりまいているものはすべて大きなもの、強
いもの、ときには怖いものに思われます。巨人の国のガリバーのようなものです。
 また初めて出会うものであったり、経験したことのないことばかりで、いつも不
安や怖れを感じることばかりです。そんな気持ちの子どもたちを、力づけ、安心さ
せ、勇気づけてくれる、とてもふしぎな絵本があります。
「強くなりなさい!」「元気を出しなさい!」と子どもに言葉を投げかけるより、
まず子どもを膝に抱いて、『ラチとらいおん』を読んでやってください。
 あるところにラチという男の子がいました。ラチは世界中でいちばん弱虫です
(実はたくさんの子どもが、自分はとても弱虫だと思いこんでいます)。
 ラチは犬は嫌い。暗い部屋へひとりでは入れない。友だちと遊ぶのも苦手です。
だから仲間はずれにされています。泣き虫です。好きなのはひとりで絵本をみるこ
と。とくに絵本に描かれている強そうなライオンにとてもひかれています。
 ある朝、目を覚ますと、ベッドのそばに小さな赤いライオンがいました。ラチは
小さなライオンを馬鹿にしますが、その赤いライオンは、またたくまにラチを負か
してしまいます。
 そしてラチが強くなれるように、毎朝いっしょに体操をはじめました。そしてラ
チはだんだん弱虫から抜け出します。ラチは赤いライオンがいつもいっしょにいて
くれるから心丈夫です。
 ある日、のっぽのいじめっ子にボールをとられてしょんぼりしている友だちをみ
て、ラチはボールをとりかえす決心をし、のっぽにたち向かってゆきました。ライ
オンがついているから大丈夫でしょうか。その結末は、お子さんといっしょに確か
めてください。
 これはハンガリーのお母さんが作った傑作です。

(「全日私幼連PTAしんぶん」第479号より転載)

『ラチとらいおん』 マレーク・ベロニカ 作・絵/とくながやすもと 訳


松居直(まつい ただし)
1926年京都府生まれ。同志社大学法学部卒業。福音館書店の設立と同時に編集長に
就任。現在は相談役。編集長時代に月刊絵本「こどものとも」を創刊。児童文学な
どの評論活動も行う。絵本の作品は『ももたろう』『ぴかくんめをまわす』(とも
に福音館書店)、評論に『絵本とは何か』(日本エディタースクール出版部)など
がある。絵本の最新作に『桃源郷ものがたり』(福音館書店)。

『桃源郷ものがたり』 松居直 文/蔡皋 絵


『ももたろう』 松居直 文/赤羽末吉 絵


『ぴかくんめをまわす』 松居直 作/長新太 絵


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《5》 3月の新刊のご案内
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 今月は「かがくのとも傑作集」3点が出るほか、ベスコフの「3人のおばさんシ
リーズ」が完結するなど5点が出版されます。

スーパーの袋でできる画期的な発明ダコ登場!
『ほねなしカイト』 蒲倉一郎 発明・指導/石森愛彦 文・絵


人々の暮らしとともにあるチンチン電車の絵本
『チンチンでんしゃのはしるまち』 横溝英一 作


アリとスミレの不思議な関係を描いた絵本。
『すみれとあり』 矢間芳子 作/森田竜義 監修


ボートで流されたペッテルとロッタの冒険
『あおおじさんのあたらしいボート』
              エルサ・ベスコフ 作・絵/ひしきあきらこ 訳


親子で楽しむ0歳から3歳までの成長の記録
『あなたの小さかったとき』 越智登代子 文/藤枝つう 絵


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《6》『どえらいでぇ! ミヤちゃん』作者・三津麻子さんのエッセイ
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《百万人のミヤちゃんへ》

 この世に百万人の「ミヤちゃん」が生まれてくれればいい、とそう思う。肌の色
も、眼の色も言葉も神様もちがうミヤちゃんが、世界中のあちこちで「かまへん、
かまへん、行ったれ! 行ったれ!」と、全力疾走する様はなんとも愉快にちがい
ない。わたしが子どもだったころアンや、ハイジや、ロ-ラやピッピが手をとって
あちこち跳ね回ってくれたように、ミヤちゃんにわしづかみにされ、思いっきりふ
りまわされればなによりだ。
 かくいう私も「ミヤちゃん」に出会ってから、ずいぶんあっちゃこっちゃへ、ひ
きずりまわされたもんである。悩んだり立ち止まったりすれば、喝がとぶ。お話し
を書きすすめながら、「ほんま、ミヤちゃんどえらいでぇ!」と悲鳴をあげたこと
数知れず…。ヤマノベミヤにさそわれるまま脱線、冒険、しまくったおかげでこの
お話し、出来上がるまでにたっぷり六年もかかってしまった。それでもなんでも
「ミヤちゃん」に出会えたことは、わたしの幸せ、そしてこの世のあちこちで、ほ
んまもんのミヤちゃんが暴れ回っていることを心から願わずにはおられないのだ。
 ところでこのお話しの「ミヤちゃん」が、わたしの前に飛び出してきたのは、私
がとある小さな保育所と出会ってしばらくしてからのことだった。遊びをせんとや
うまれけむ、<こどものうちは、もらった生命全部使って全身全霊どろまみれにな
るまで遊びまくりゃあそれでよし!>と断言するその場所はまさにその名を「どろ
んこ」と言い、あの頃世の中にたいして“なんとかせな!”とあせっていたイノチ
のチカラが弱まっている感覚をあっという間にかっとばし、瞬く間に私を虜にした
もんだ。
 本気で笑い本気で怒り、裸足で地面をかけまわり誰より高く木に登ること。どろ
のなかにはいつくばり、ポケットにミミズをつっこんで、でんでん虫と同じ速さで
進み…、子どもと一緒に毎日せっせと生命力の畑を耕しているうちに、気がつきゃ
隣にミヤちゃんがたっており、おかげでわたしはおちんちんにあこがれて立ちショ
ンの練習ばかりしていた四才の自分、ひとりで生きていきたくて家出の計画書ばか
りつくっていた十才の自分、その同じ夏、果たせなかった冒険に涙しながら孤独と
いう名の握り飯にかじりついていた自分、そんなたくさんの自分をもう一度取り戻
し、わたしのためのやりかたで、息する方法を思い出すことができたのだ。万歳、
ミヤちゃん! 万歳、どろんこの仲間達!
 ああどうか、百万人とはいわねどもせめて自分が出会えるコドモのみんな、ちん
ちんあるなしかかわらず、こっそりどっさり、ミヤちゃんの種をぶつけたりたい
と、そう思う。そんで皆で自分の命をボンボン焚いて「生きて生きて生きまくれ」
れば、そんなしあわせなことは、ない。

『どえらいでぇ! ミヤちゃん』三津麻子 作/きむらよしお 画


三津麻子(みつ あさこ)
 1969年東京生まれの、三重県・津育ち、実家は天台宗のお寺。アメリカで高校生
活を送った後、帰国して美術の道を志す。制作活動のかたわら飲み屋、CMプラン
ナー、大工の助手などさまざまな職業を経験し、93年からは保育の仕事をしつつ、
子どもたちとのワークショップを展開。
 そんな経歴の中から、お話の創作に手を染める。これから、新鮮味あふれる作品
をどんどん生みだしていきたいとはりきっています。

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《7》 創立50周年記念講演会・札幌会場のご案内
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 先月、福音館書店はおかげさまで創立50周年を迎えました。現在、読者の方、子
どもと子どもの本に関わるすべての方に感謝の気持ちをこめて、記念講演会を全国
で開催しております。先日開催いたしました福岡会場は、満員御礼、補助椅子を出
すほどでした。今回は札幌会場のご案内です。

開催日 2002年4月20日(土)14:00~17:30
会 場 道新ホール(道新ビル大通館8階)
    札幌市中央区大通西3丁目6番地 TEL 011-221-2422
定 員 600名
主 催 (株)福音館書店
後 援 日本国際児童図書評議会(JBBY)
        北海道新聞社
講師は鷲田清一さんと長谷川摂子さんです。
*詳細、申込方法等はホームページ上でご案内しております。お申し込みの締め切り
は2002年3月25日ですが、受付は先着順ですのでお早めにお申し込み下さい。


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《8》 お客様情報入力省力化・メンバー登録開始とSSL導入のお知らせ
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 これまでご要望の多かった、ご購入の際のお客様情報入力省力化としてメンバー
登録のサービスを始めました。是非、ご利用下さい。


 また、同じくリクエストが多かったSSLも導入いたしましたので、これまで以上に
安心して書籍のご購入や月刊誌定期購読のお申し込みをして頂けます。

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◆発行者:株式会社福音館書店 販売促進部宣伝企画課
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