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 ★あのねメール通信~福音館書店メールマガジン2010年5月12日 Vol.102 ★
            

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         ◆◇◆  CONTENTS  ◆◇◆

《1》 連載:絵本の散歩道(第2回) 牧野良幸
《2》 月刊誌最新号<6月号>のご案内
《3》 月刊誌編集部からこんにちは
《4》 赤羽末吉生誕100年に寄せて、松居直のエッセイ
《5》 5月の新刊のご案内
《6》 書籍編集部だより
《7》 原画展のお知らせ

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《1》連載:絵本の散歩道(第2回) 牧野良幸
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・『石のししのものがたり』大塚勇三 再話/秋野亥左牟 絵

 『石のししのものがたり』はチベットの民話をもとにした絵本です。あるとこ
ろに弟と、兄さんの家族、そしてお母さんが住んでいました。ある日、自分勝手
でよくばりな兄さんは、弟をじゃまに思い、家から追い出してしまいます。弟は
気持ちがやさしく、すこしぼんやりしていたからです。お母さんも兄さんに腹を
たて、一緒にでていってしまいました。2人は丘のふもとに誰も住んでいない小
さな家を見つけ、そこで暮らしはじめました。ある日、弟は丘のかげで“石のし
し”を見つけます。弟は器を買ってくると、石のししの前に置き、火をともして
お祈りしました。すると、お祈りをきき入れた石のししは、口から金をはきだし
てみせます。おかげで、弟とお母さんは大きな家を買い、ヤクやヒツジも飼って
楽しく暮らしました。それを聞いた兄さんも石のししから金をもらおうとします
が……というお話。
 日本にも同じような昔話があるので、結末はたぶんみなさんの予想どおり。そ
れにしても絵本を読んで、大人である僕は、このお兄さんのような欲望を少なか
らずもっているのを感じ、顔が赤くなってしまいました。僕も石のししの話を聞
いたら、お兄さんのようにかけつけて一枚でも多く金を求めてしまいそう。お兄
さんが石のししに手をくわえられてしまう場面では、まるで自分がかまれている
ような気がしました。
 それはともかく、この絵本のお話(再話)を書いたのは大塚勇三さん。絵を描
いたのは秋野亥左牟さんです。大塚さんのお話は出来事を静かに吐き出すように
語っていきます。そのため登場人物の動きや心情がじっくりと伝わってきます。
 秋野さんの絵は民族的な作風です。うねる雲や水面の波、大きな山や草花は色
の対比があざやかで、チベットの仏教画を連想させます。そのなかで暮らす弟や
お母さんの表情はやさしく、純朴なチベットの生活のひとこまを切り取ったよう
な画面で、実際にネパールで暮らしたことがある秋野さんならではの絵だと思い
ます。
 僕が秋野さんの絵で感心してしまったのは細部までの筆運びです。絵には、ま
ず読者に伝えたい大きな描写部分と、それ以外の背景や物などの描写があるので
すが、草原の葉の一枚一枚、弟の家のじゅうたんの模様、石のししの身体の模様
など、見る者があまり意識することのない細部まで丁寧に描かれています。石の
ししが、よくばりな兄さんの手をくわえてしまうシーンでは、ししの眼球はぎら
ぎらし、くわえられた兄さんの舌は跳びだし、白目の血管までも描き出されてい
て迫力があります。それでも絵は決して重たくありません。端正な絵でありなが
ら、どこかさわやかな風が吹いている。そんな絵本です。

★『石のししのものがたり』(現在品切れです)
  大塚勇三 再話/秋野亥左牟 絵

牧野良幸(まきの よしゆき)
1958年、愛知県生まれ。関西大学社会学部卒。モーツァルトのオペラ「魔笛」を
銅版画で描いた画集『The Magic Flute』(飛鳥新社)の他、絵本には『あー あ
った』(伊藤比呂美・文)『あみださま大修理』(宮村田鶴子・文、いずれも福
音館書店)などがあり、自著には『僕の音盤青春記1971-1976』(音楽出版社)、
『オーディオ小僧の食いのこし』(共同通信社)などがある。
以下のサイトで、自作品の紹介、エッセイを掲載。



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《2》月刊誌最新号<6月号>のご案内
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☆月刊誌最新号<6月号>は、ただいま発売中です。

◇◆こどものとも0.1.2.『けろけろ ぴょん』
              田村ゆう子 作 定価410円         ◇◆

雨降りの日には、カエルの絵本はいかがでしょう? 「けろけろ」と鳴いて「ぴ
ょん」と跳ぶだけのシンプルな絵本です。

◇◆こどものとも年少版『オレンジいろのディーゼルカー』
               野坂勇作 作 定価410円          ◇◆

お客を乗せて走る古いディーゼルカー。トンネルの中で、突然止まってしまいま
した! さて……。

◇◆こどものとも年中向き『まよなかのトイレ』
             まるやまあやこ 作 定価410円       ◇◆

夜中、ひろこは勇気をだして1人でトイレにいきました。すると、小さな動物た
ちがあらわれて、ひろこの手助けをしてくれました。

◇◆こどものとも『トラとネコ ネパールの昔話』
      プル・トゥリパティ 再話/いばやしまさこ 絵 定価410円  ◇◆

昔トラとネコは仲良しでしたが、木登りを教わったトラが、樹上でネコを食べよ
うとしたため、ネコは人間と暮らすようになります。

◇◆ちいさなかがくのとも『ひめぼたる』
             伊藤秀男 作 定価410円          ◇◆

こくわがたを取りにいったうしおくんは、あやしい光を見つけました。光はすー
っと飛んでいきます。先へ進むと、そこには……。

◇◆かがくのとも『たまごのからと かみねんどで つくろう』
         よねもとくみこ 作 定価410円           ◇◆

コンコンと卵を割って、からを紙粘土の工作に貼り付けます。卵の白身でといた
絵の具を紙粘土に塗ると完成。造形遊びを紹介します。

◇◆おおきなポケット かがくのポケット「なにしてるのかな?」
                 久保敬親 写真・文 定価770円   ◇◆

日本にすむ野生動物たちのしぐさを集めてみました。彼らがせいいっぱい生きる
姿を、そのしぐさをとおして見つめます。他に楽しいお話2編。

◇◆たくさんのふしぎ『ゆかいな聞き耳ずきん』
           石塚徹 文/岩本久則 絵 定価700円       ◇◆

「クロツグミはなんと鳴くのか」。その謎がとけた時、クロツグミ1羽1羽のゆ
かいで個性ゆたかな暮らしぶりが立ち現れてきたのです。

◇◆母の友 特集「雲にのる方法」 定価530円             ◇◆

「雨つぶはどんな形?」「雲は何でできているの?」。私たちにとって最も身近
な「かがく」である、雨や雲を楽しみましょう。

★こちらから「母の友」6月号の目次をご覧いただけます。



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《3》月刊誌編集部からこんにちは
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☆毎月交代で月刊誌の編集部から読者の皆様にむけたメッセージをお届けしてい
ます。今月は「こどものとも第1」編集部です。“「母の友」編集室の窓から”
も、毎月、このコーナーに掲載します。

◇◆「こどものとも第1」編集部から◇◆

 こどものとも第1編集部で最年少の新人です。編集部にきて2年とちょっと。
振り返ると、驚かされたこともたくさんありました。
 まずは、根気のいる仕事が多いなあ、ということです。初仕事は、人気の「や
なぎむら」シリーズ最新作『くさむらむらのおつきみまつり』(こどものとも20
08年9月号)のファクトチェック。この本に、これまでのシリーズに登場した虫
が全員そろっているかどうかを確認する仕事だったのですが……その虫の数、11
3匹!右手に赤鉛筆、左手に付箋をもって、バッタやカとにらめっこする日が続き
ました。作品の登場人物や舞台を取材する姿勢が、徹底していることにも驚きま
した。
 『カマキリのかんちゃん』(こどものとも2010年11月号予定)の編集担当者と
著者は、実際にカマキリを飼っていましたし、『たいようまでのぼったコンドル』
(同2010年12月号予定)の画家、秋野亥左牟さんは、舞台のペルーでテントを張
って、現地の生活を体験したうえで絵筆をとられたとのことです。
 私も、先日、沖縄へカニの取材に行ってきました。干潟でしゃがんでじっとして
いると……穴からぞろぞろ出てきたのは、ハクセンシオマネキ。カニのペースに
合わせて時間を過ごす前と後とでは、思い描いていた作品のイメージが大きく変
わりました。このカニの姿を、数年後、リアリティある作品として届けられるよ
うに、日々根気よく仕事をしてゆきたいと考えています。

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◇◆「母の友」編集室の窓から◇◆

特集「雲にのる方法-身近な「かがく」で遊ぶ」

 4月半ばごろ、東京の青空を見上げてふと思いました。まさに今、アイスラン
ドで火山が噴火していて、それでヨーロッパでは飛行機が飛べなくなって、日本
の空港でも欠航が相次いでいるなんて信じられないなあ、と。とはいえ、18世紀
にアイスランドで噴火が起きたときは、江戸時代の日本に天明の飢饉をもたらし、
フランスでは革命の遠い引き金にもなったのだとか……地球はひとつだなあ、と
改めて空を見ながら思ったものですが。
 さて、今月の「母の友」は空にまつわる特集です。題して「雲にのる方法」親
子で空を見上げてみませんか?
 雨や雲、天気の話を通して、とっつきにくいと思われがちな「かがく」の、身
近な楽しみ方をご提案します。人気の「絵本作家のアトリエ」コーナーには及川
賢治さん(100%ORANGE)が登場です。

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《4》赤羽末吉生誕100年に寄せて、松居直のエッセイ
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   赤羽末吉生誕100年に寄せて

                   松居直

 赤羽末吉さんにはじめてお会いしたのは、月刊物語絵本「こどものとも」58号
で『かさじぞう』を出版する前の1959年のことだったと記憶しています。
 「こどものとも」の第2号で出版した宮沢賢治の『セロひきのゴーシュ』に、
さし絵を茂田井武さんがかかれたのを目にされた赤羽さんは、どうしても自分も
物語の絵本がかきたいと思われ、童画会展に出品された数点の原画を持参して、
編集者の私を訪ねてこられたのです。
 その作品には、私は納得できませんでした。当時は絵本のさし絵のほとんどが、
いわゆる童画調の甘くかわいらしい画風で、私はそうした類型的な童画にはまっ
たく否定的で、もっと本格的な画風の画家に視点をあてていたのです。たとえば
日本の昔話を絵本にするのにも、本格的な日本画家を起用し、また新しい創作童
話を絵本にするときも、思い切って若手の新人を起用していました。
 このとき赤羽さんと素直な話し合いができ、この人の絵本にかける情熱や夢を
耳にしていると、独自のゆたかなイメージや考え方をもっていて、本格的な絵本
を目指していることが強く感じられました。
 そこで“何か特におかきになりたい物語かモチーフがおありですか”とたずね
ますと、“雪国がかいてみたいのです。実は戦争中は旧満州にいて、敗戦後に帰
国して目にした祖国の冬景色や雪の質感が、大陸とは全く異なっていてとても魅
かれたのです。それ以来毎年、冬になると東北地方へいって日本の冬と風土とく
らしを徹底的に観察してきました。その日本の雪の魅力を絵本で人々に伝えたい
のです”と、熱っぽく話されたのです。
 この話を聞いていて瞬間的に私は「かさじぞう」を思い浮かべ、北信濃の冬を
深く愛し、すばらしい文体で昔話を再話される瀬田貞二さんに、執筆を依頼しよ
うと心に決めました。
 瀬田さんの再話をテキストに、赤羽さんが仕上げられた『かさじぞう』の絵本
原画を拝見して、私は感動しました。雪の多彩で微妙な質感が実によく表現され、
水墨という手法と和紙の素材の白を生かして、水気を含んだ雪の感じが画面ごと
によく伝わってきます。さらに場面構成の変化と連続性も、絵本という造形の特
質を生かした心にくい表現で、物語が語れています。このとき私は、ようやく日
本の絵本界にも本格的な昔話絵本が登場したと納得しました。
 この後、更に昔話絵本の充実を願って、日本独特の「絵巻」の物語絵の表現技
法を生かした傑作『だいくとおにろく』が制作されます。
 京都で生まれ育った私は、中学2年生の頃から絵巻物に興味をもち「鳥獣戯画」
をはじめとして数多くの絵巻の実物や古美術品を眼にしてきました。そして赤羽
さんとは特に絵巻の表現様式を絵本にとりいれて生かすことについて、徹底的に
話し合い、『だいくとおにろく』を企画したのです。
 その後も、『スーホの白い馬』における物語空間の生かし方では、赤羽さんの
旧満州における中国影絵劇――皮影戯(ピーインシ)の研究や、演劇の舞台空間
の物語性を取りいれて、360度地平線という舞台を絵本のなかで再現するという、
画期的な絵本表現を成しとげられます。
 それは晩年の『つるにょうぼう』にも生かされています。この絵本の最後の2
場面連続の表現によるみごとな詩情に充ちた余韻は、多くの読者を見るたびに感
動させていますし、海外でも高い評価を得ています。

※赤羽末吉生誕100年を記念して、回顧展が ちひろ美術館・東京で5月12日から
開催 されます。詳しくは、《7》 原画展のお知らせ で。

★『かさじぞう』
瀬田貞二 再話/赤羽末吉 画 定価840円
http://www.fukuinkan.co.jp/bookdetail.php?goods_id=214

★『スーホの白い馬』
大塚勇三 再話/赤羽末吉 画 定価1365円
http://www.fukuinkan.co.jp/bookdetail.php?goods_id=426

★『だいくとおにろく』
松居直 再話/赤羽末吉 画 定価840円
http://www.fukuinkan.co.jp/bookdetail.php?goods_id=217

★『つるにょうぼう』
矢川澄子 再話/赤羽末吉 画 定価1260円
http://www.fukuinkan.co.jp/bookdetail.php?goods_id=457

松居 直(まつい ただし)
児童文学家。京都生まれ。1951年同志社大学法学部卒業後、福音館書店の創業に参
画し、編集部長、社長、会長をへて、1997年より相談役、現在に至る。1956年月刊
物語絵本「こどものとも」を創刊し、編集長として赤羽末吉、長新太、堀内誠一、
安野光雅、加古里子、中川李枝子など、多くの絵本作家を世に出す。また、『もも
たろう』(1965年サンケイ児童出版文化賞受賞)『だいくとおにろく』や、陶淵明
の詩をもとにした『桃源郷ものがたり』など多数の絵本を執筆。著書は、『絵本と
は何か』『絵本の森へ』(日本エディタースクール出版部)、『絵本・ことばのよ
ろこび』『子どもの本・ことばといのち』(日本基督教団出版局)、『にほんご』
(共著、福音館書店)、『絵本の力』(共著、岩波書店)など多数。

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《5》5月の新刊のご案内
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《5月12日(水)出荷開始》
★『ここにも、こけが…』
  越智典子 文/伊沢正名 写真 定価1365円

街路樹の木肌、校庭のすみ、コンクリートの塀の下……蘚(こけ)はその独特で
精緻な姿を私たちに見せてくれます。

《5月19日(水)出荷開始》
★『ピッキーとポッキーのかいすいよく』
  嵐山光三郎 文/安西水丸 絵 定価945円

うさぎのピッキーとポッキーは、友だちと海水浴にいきました。楽しく泳いでい
ると、巨大なタコが現れて……。

★『たまごのなかにいるのは だあれ?』
  ミア・ポサダ 作/藤田千枝 訳 定価1260円

ほら、見てごらん。いろんな場所に、たいせつに守られた6種類の卵。親の姿も
一部見えているよ。何が生まれてくるのかな?

★『ひぐれのお客』
  安房直子 作/MICAO 画 定価1470円

「母の友」「子どもの館」に発表された作品に、刺繍による美しい絵を挿んで。
さびしくて、あたたかい、すきとおるような味わいの童話集。


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《6》書籍編集部だより
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☆絵本・童話・科学書の編集部から毎月交代で読者の皆様にむけたメッセージを
お届けします。今月は科学書編集部です。

◎科学書編集部から

 昆虫の世界をもう一度のぞいてみませんか?

 6月上旬に発行予定の「こんちゅうの一生シリーズ」についてお話したいと思
います。「こんちゅうの一生シリーズ」は『はち』『とんぼ』『かぶとむし』
『かまきり』『ちょう』の5作品です。この5作品は、40年も前に発行された昆
虫の絵本です。昆虫の姿を精密に描いた原画は、当時の製版技術では再現が困難
でしたが、今回の新規製版により、さらに美しく再生されました。
 また、40年間で、より明確になってきた最新の昆虫生態を取り入れて、文章を
改訂し、何枚かの挿絵も追加するという新版として甦りました。
 ちょうどこのシリーズを担当することになったとき、娘が学校のプールからヤ
ゴを持って帰ってきました。学校のプール開きの前にヤゴを救出するのだという
のです。「こんちゅうの一生シリーズ」は3人の編集者が関わりましたが、私は
いの一番に「とんぼ」をやらせて欲しいとお願いしました。娘が持って帰ってき
たヤゴは、偶然にも今回の主人公であるギンヤンマだったのです。生きた餌しか
口にしないヤゴに、メダカを与えたときは何とも辛い気持ちになりました。でも
これが生きるという事実なんだなと家族みんなで思いました。羽化の日は、朝方
までずっと部屋で様子を見ていました。たった一匹のヤゴが生命の美しさを教え
てくれた神々しい時間でした。
 子どもの頃は、夢中になって追いかけた昆虫も、大人になるとどこか避けてき
たような気がします。もう一度、童心にかえって、お子さんと一緒に昆虫の世界
を楽しむきっかけの本になってくれればと願っています。

〈こんちゅうの一生〉シリーズ

★『かぶとむし』 定価1050円


★『かまきり』 定価1050円


★『ちょう』 定価1050円


★『とんぼ』 定価1050円


★『はち』  定価1050円


★『こんちゅうの一生シリーズ』(全5冊セット)定価5250円


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《7》原画展のお知らせ
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話の話 ロシア・アニメーションの巨匠ノルシュテイン&ヤールブソワ
会期:2010年4月10日(土)~6月27日(日)
会場:神奈川県立近代美術館 葉山 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
問合せ先:TEL 046-875-2800
休館日:月曜(ただし5月3日は開館)
入館料:一般1100円(1000円)、20歳未満と学生950円(850円)、
    65歳以上550円、高校生100円
   ( )内は20名以上の団体料金


スズキコージの大魔法画展~絵本ワンダーランド~
会期:2010年4月17日(土)~6月13日(日)
会場:植野記念美術館 兵庫県丹波市氷上町西中615-4
問合せ先:TEL 0795-82-5945
休館日:月曜
入館料:大人500円、大・高校生300円、小・中学生200円
    20名以上の団体は割引料金あり


堀内誠一 旅と絵本とデザインと
会期:2010年4月29日(木)~6月13日(日)
会場:徳島県立近代美術館 徳島県徳島市八万町向寺山 文化の森総合公園
問合せ先:TEL 088-668-1088
休館日:月曜
入館料:一般600円(480円)、高大生450円(360円)、小中学生300円(240円)
   ( )内は20名以上の団体料金


生誕100年 赤羽末吉展―絵本は舞台だ!―
会期:2010年5月12日(水)~7月11日(日)
会場:ちひろ美術館・東京 東京都練馬区下石神井4-7-2
問合せ先:TEL 03-3995-0612
休館日:月曜(祝休日は開館、翌平日休館)
入館料:大人800円、高校生以下無料



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