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 ★あのねメール通信〜福音館書店メールマガジン2010年6月2日 Vol.103 ★ 
             

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         ◆◇◆  CONTENTS  ◆◇◆ 

《1》 連載:絵本の散歩道(第3回) 牧野良幸 
《2》 月刊誌最新号<7月号>のご案内 
《3》 月刊誌編集部からこんにちは 
《4》 「クワイナー一家の物語」の訳者、土屋京子のエッセイ 
《5》 6月の新刊のご案内 
《6》 書籍編集部だより 
《7》 こどものとも年少版400号記念 特設ページのご案内
    〜思い出のレビュー・お子様の写真募集します〜 
《8》 原画展のお知らせ 

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《1》連載:絵本の散歩道(第3回) 牧野良幸 
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★『あいうえおうた』 
  谷川俊太郎 文/降矢なな 絵 定価840円 
 

 『あいうえおうた』は詩人谷川俊太郎さんによる文章と、降矢ななさんの絵に
よる絵本です。最初の場面は「あいうえおきろ おえういあさだ おおきなあく
び あいうえお」という文章。主人公である3匹の猫が大あくびをしています。
次の場面は「かきくけこがに こけくきかめに けっとばされた かきくけこ」。
小ガニが亀に蹴飛ばされています。そのあとの場面は「さしすせそっと そせす
しさるが せんべいぬすむ さしすせそ」。サルがせんべいを盗もうとしていま
す。そう、谷川さんの文章は50音の頭文字「あ」「か」「さ」「た」「な」「は」
「ま」「や」「ら」「わ」、そして「ん」から始まる文章なのです。それぞれの
文章は50音をたくみに盛り込んだ4行詩のようです。リズミカルなので、どこか
呪文のようにも聞こえます。
 お話は自由奔放です。大あくびをして目覚めた3匹の猫は、次から次へと意表
をつく世界に運び込まれていってしまいます。続く「な」の場面ではヨダレをた
らした牛が涙ぐんでいます。そのわけを知っているのでしょうか、遠くで見守る
猫たちも哀しそうです。「ま」の場面ではとぐろをまいているマムシが登場して、
猫たちを震え上がらせます。でも「や」の場面では、海の中でやまめと一緒に夢
をみて、猫たちも幸せそうです。お話は一見荒唐無稽ですが、文章は50音の順番
どおり進み、各行のなかの文字でまとめてあるので、読んでいて居心地がいいで
す。いつのまにか谷川さんの書いた世界に引き込まれてしまいます。
 降矢さんはこの文章をさらりと絵にしていますが、画家独自のユーモアを加え
て視覚的にさらに面白くなっています。たとえば最初の場面、大あくびをする猫
たちの口の中には、一緒に大あくびをするネズミが。続くサルが盗もうとしてい
るせんべいを食べているのは、どういうわけかワニ! さらにヨダレをたらして
いる牛の場面では、よだれはシーツのように広がり、それをなんとカタツムリが
ひっぱっているのです。谷川さんの文章に負けず劣らず、降矢さんの創り出すイ
メージもユーモアに溢れています。
 最後に技術的なことを書くと、原画は銅版画によるものです。銅版画は簡単に
言えば、銅板を酸で腐食して凹をつくり、そこにインクを詰めて刷る版画です。
同じ版画でも凸版の木版画とは表現や質感がだいぶちがいます。銅版画の特徴は
なんといっても生命力のある線でしょう。たとえば「ら」の場面でロバが勢いよ
く吹くラッパは、たっぷりとインクが盛られた力強い線です。その一方で、ロバ
のたてがみやチョッキは暖かみのある繊細な線。どちらもペン画とはひと味ちが
ったテクスチャアです。あとロバの身体のザラっとしたトーンも銅版画ならでは
の表現です。そんな銅版画の魅力もこの絵本で味わってもらえたらと思います。
 さて絵本の最後は「ん」。どんな場面になるのかは見てのお楽しみ。読者も思
わず「ん?」と思ってしまうこと請け合いです。


牧野良幸(まきの よしゆき) 
1958年、愛知県生まれ。関西大学社会学部卒。モーツァルトのオペラ「魔笛」を 
銅版画で描いた画集『The Magic Flute』(飛鳥新社)の他、絵本には『あー あ 
った』(伊藤比呂美・作)『あみださま大修理』(宮村田鶴子・文、いずれも福 
音館書店)などがあり、自著には『僕の音盤青春記1971-1976』(音楽出版社)、 
『オーディオ小僧の食いのこし』(共同通信社)などがある。 
以下のサイトで、自作品の紹介、エッセイを掲載。 
 

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《2》月刊誌最新号<7月号>のご案内 
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☆月刊誌最新号<7月号>はまもなく発売です。 

◇◆こどものとも0.1.2.『ぼうし ぴょこ』 
              前田マリ 作 定価410円          ◇◆ 
 
帽子がありました。中から何かがぴょこ、もひとつ、ぴょこ。帽子が持ち上がり、
体の一部が見えてきて……。さあて、だれかな? 

◇◆こどものとも年少版『おかしな おかし』 
            石津ちひろ 文 山村浩二 絵 定価410円    ◇◆ 
 
「ぷるぷるプリンが トランポリン」「のどがからから クラッカー」…お菓子た
ちがさまざまなスポーツをする、愉快な言葉遊びの絵本。

◇◆こどものとも年中向き『ならんで ならんで しゅっぽっぽー』 
              いとうせつこ 作 勝山千帆 絵 定価410円  ◇◆ 
 
お店の建ち並ぶ虫たちの村で、汽車ごっこをする虫の子どもたちのお話。絵を見
ながらの楽しい発見がたくさんある絵本です。

◇◆こどものとも『かえるくんとけらくん』 
         得田之久 作 やましたこうへい 絵 定価410円    ◇◆ 
 
かえるくんとけらくんはとても仲良し。ある日、かえるくんがひよどりに捕まっ
てしまい、けらくんは一目散に救出に向かいます。
 
◇◆ちいさなかがくのとも『くさはらの わたしの へや』 
             松岡達英 作 定価410円          ◇◆ 
 
草原にビニールシートをしくと、わたしのへやのできあがり。小さな生きものが
次々とやってきます。ようこそ、わたしのへやへ!

◇◆かがくのとも『ゆうがたさくはな おしろいばな』 
         山根悦子 作 多田多恵子 監修 定価410円      ◇◆ 
 
別名「夕化粧」とも呼ばれるおしろいばな。夏の午後、種をつぶして遊んでいた
子どもたちがふと気づくと、その花はぐんぐん開いて・・・。

◇◆おおきなポケット かがくのポケット「おじいちゃんとぼく」 
                    おぼまこと 作 定価770円  ◇◆ 
 
夏休み。ぼくは、おじいちゃんと山へドライブ。はじめてつりをして、新しい友
だちもできたんだ。他に楽しいお話2編。 

◇◆たくさんのふしぎ『キタキツネのおかあさん』 
           竹田津実 文・写真 定価700円              ◇◆ 
 
キタキツネ研究の第一人者、竹田津実の30年に及ぶ研究が明らかにした、母と娘
とその夫が共同で子育てをするキタキツネのふしぎな生態。

◇◆母の友 特集「子どものころに観た映画」 定価530円        ◇◆ 
 
表紙絵でお馴染みの酒井駒子さんや人気イラストレーターの益田ミリさんなど、
各界で活躍する9人の方に、思い出の映画エッセイを寄せてもらいました。 

★こちらから「母の友」7月号の目次をご覧いただけます。 
 


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《3》月刊誌編集部からこんにちは 
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☆毎月交代で月刊誌の編集部から読者の皆様にむけたメッセージをお届けしてい 
ます。今月は「ちいさなかがくのとも」編集部です。
“「母の友」編集室の窓から”も、毎月、このコーナーに掲載します。 

◇◆「ちいさなかがくのとも」編集部から◇◆ 

 おかげさまで、「ちいさなかがくのとも」は7月号『くさはらの わたし の
へや』で通巻100号を迎えました。2002年春、創刊号『からだのなかで ドゥン 
ドゥン ドゥン』を刊行したときに元気な心臓の音を聞かせてくれた4才の子ど
もたちは、今はもう12才! うわあ! 100号刊行してきた間に、なんて大きく
成長したのでしょう!
 子どもたちに、ふしぎなもの、美しいものとの出会いをたくさん届けたい。そ
んな思いを込めて「ちいさなかがくのとも」を作ってきました。100号で100の出
会い。これまでたくさんの詩人、作家、ナチュラリスト、科学者、画家が、とき
めく出会いを絵本にしてくださいました。みなさん、さまざまな場で活躍してい
る方々ですが、「ふしぎなもの、美しいものとの出会いにわくわくしているおと
な」という共通点があります。編集者だって出会いにわくわくしていなければ、
たのしい絵本は作れません。著者といっしょに、セミの幼虫の穴の前でねばった
り、川原で迷子になりそうになったり(これはどきどきはらはら)、草原でねこ
ろんですごしたり。
 101号からも、出会いの感動をお届けします。おや、編集部のIが日焼けした顔
で息をはずませて仕事場に帰ってきました。たのしい取材話を聞かせてもらえそ
うです。
 これからも、「ちいさなかがくのとも」をどうぞおたのしみに!
 

★こちらから「ちいさなかがくのとも」をご覧いただけます。 
 


◇◆「母の友」編集室の窓から◇◆ 

特集「子どものころに観た映画」

 小さいころに観た映画のことを覚えていますか? 親と一緒に初めて行った映
画館でわくわくした思い、悲しいドラマに知らずと涙があふれてきた……映画に
まつわる思い出を聞くと、その人の子ども時代の情景も一緒に浮かび上がってき
ます。
 今月は、映画特集ということで、表紙絵でお馴染みの酒井駒子さんや人気イラ
ストレーターの益田ミリさん、フードコーディネーターの根本きこさんなど、各
界で活躍する9人の方に、子どものころに観た思い出の映画エッセイを寄せても
らいました。懐かしくてもう一度観たくなる映画や、聞いたことないけど思わず
観たくなるものまで、映画ガイドとしてもお役立てください。
 「絵本作家のアトリエ」コーナーには、長年、昆虫のくらしをいきいきと描い
てきた得田之久さんが登場です。近年は、物語の創作に力を入れているという作
家の原点に迫ります。
 
★こちらから「母の友」7月号の目次をご覧いただけます。 
 

★こちらから「母の友」のブログをご覧いただけます。 
 

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《4》「クワイナー一家の物語」の訳者、土屋京子のエッセイ 
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   最終巻を訳し終えて 

                   土屋京子 

 アメリカが独立戦争に勝利したのは、1783年。そのころスコットランドで生ま
れた赤毛の女の子マーサ・モースが、ローラ・インガルスのひいおばあちゃんで
す。マーサは、恋人ルイス・タッカーに続いて大西洋を船で渡り、アメリカへや
ってきました。
 マーサの娘シャーロット・タッカーはボストンで育ち、裁縫の腕をいかして人
気の仕立屋を営んでいましたが、コネチカット出身のヘンリー・ニュートン・ク
ワイナーと結婚して西へ西へと移住を重ね、ブルックフィールドへやってきまし
た。この人が、ローラのおばあちゃんです。
 シャーロットの娘が、キャロライン・クワイナー。『大草原の小さな家』でお
なじみの、ローラの「かあさん」です。「かあさん」の子ども時代を描いたキャ
ロライン・シリーズは、これまで6冊が刊行されてきましたが、いよいよ今回の
『二人の小さな家』が最終巻です。
 シリーズ第1巻『ブルックフィールドの小さな家』では、キャロラインは6歳
でした。大好きなおとうさんがミシガン湖で亡くなり、残された家族が力を合わ
せて悲しみと貧困に耐えていくところから、物語が始まりました。
 第2巻『十字路の小さな町』、第3巻『森の小さな開拓地』、第4巻『コンコ
ード・ヒルの上で』と物語が進むにつれて、キャロラインは成長し、学校の先生
になりたいという夢を抱くようになります。コンコードの森に移住して開拓に苦
労する一家に新しい「とうさん」が加わり、生活は少しずつ楽になっていきまし
た。
 第5巻『せせらぎのむこうに』で、11歳のキャロラインはとなりの土地に移住
してきた少年チャールズ・インガルスと運命の出会いをします。第6巻『湖のほ
とりの小さな町』では、キャロラインがミルウォーキーの女子大に進学し、都会
でさまざまな経験をしながら大人の女性へと成長していきました。
 そんなキャロラインが故郷に戻り、18歳で念願だった学校の先生になるところ
から、最終巻『二人の小さな家』は始まります。新任教師として、教えることの
喜びや苦労を味わいながら充実した日々を送るキャロラインの前に、2年ぶりに
チャールズ・インガルスが現れます。すっかり大人っぽく成長したおたがいの姿
を見て、二人のあいだに恋が芽生えます。けれども、キャロラインにとって、愛
する家族と別れ、大好きな教師の仕事も辞めて、チャールズとともに西部へ旅立
つという決心は、容易ではありませんでした。悩み苦しむキャロラインに、おか
あさんが自分の若き日の恋を語ってきかせます……。
 主人公キャロラインの成長と歩みをともにするように、日本語の訳文も少しず
つ大人っぽくなっています。小学生には難しい漢字も出てきますが、ふりがなを
つけておきましたので、ちょっぴり背伸びして読んでいただけたら、うれしいで
す。また、アメリカ開拓時代の暮らしをよりわかりやすくお伝えするために、原
書の挿絵画家アンドレイアセンさんにお願いして、どの巻にも数点ずつ挿絵を描
き足してもらいました。
 最終巻の「訳者あとがき」には、キャロライン・シリーズに登場したクワイナ
ー家の人々がその後どんな人生を送ったのか、紹介しておきました。ジョゼフ、
ヘンリー、マーサ……それぞれが送った人生に若きアメリカの歴史が重なって、
思いは尽きることがありません。

クワイナー一家の物語 全7巻

★『ブルックフィールドの小さな家』—クワイナー一家の物語1
  マリア・D・ウィルクス 作/土屋京子 訳/ダン・アンドレイアセン 画
  定価1680円 

★『十字路の小さな町』—クワイナー一家の物語2
  マリア・D・ウィルクス 作/土屋京子 訳/ダン・アンドレイアセン 画
  定価1785円 

★『森の小さな開拓地』—クワイナー一家の物語3
  マリア・D・ウィルクス 作/土屋京子 訳/ダン・アンドレイアセン 画 
  定価1785円 

★『コンコード・ヒルの上で』—クワイナー一家の物語4
  マリア・D・ウィルクス 作/土屋京子 訳/ダン・アンドレイアセン 画
  定価1680円 

★『せせらぎのむこうに』 —クワイナー一家の物語5
  シーリア・ウィルキンズ 作/土屋京子 訳/ダン・アンドレイアセン 画
  定価1785円  

★『湖のほとりの小さな町』 —クワイナー一家の物語6
  シーリア・ウィルキンズ 作/土屋京子 訳/ダン・アンドレイアセン 画
  定価1785円  

★『二人の小さな家』—クワイナー一家の物語7《6月16日(水)出荷開始》
  シーリア・ウィルキンズ 作/土屋京子 訳/ダン・アンドレイアセン 画
  定価1785円  


土屋京子(つちや きょうこ) 
1980年、東京大学教養学部教養学科アメリカ科卒業。主な訳書に『ワイルド・ス
ワン』『EQ〜こころの知能指数』(以上、講談社)、『待ち暮らし』(早川書
房)、『鹿と少年』(光文社)など。

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《5》6月の新刊のご案内 
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《6月2日(水)出荷開始》 
★『かん かん かん』 
  のむらさやか 文 川本幸 制作 塩田正幸 写真 定価735円 
 
踏み切りに遮断機が下りました。「かん かん かん」のリズミカルな音に導か
れて、楽しくて不思議な列車たちが通ります。

★『こやぎが めえめえ』 
  田島征三 作・絵 定価735円 
 
こやぎがめえめえ、元気にぴょん。おなかがすいたら、ちゅうちゅう、お母さん
のおっぱい! あふれるこやぎの生命力を親子でお楽しみください。

★『とりになった きょうりゅうのはなし』 
  大島英太郎 作 定価945円 
 
絶滅したと思われている恐竜、実は今も生きていた! 最新の学説に基づき、恐
竜時代と現代が結びつく、壮大なドラマです。

《6月3日(木)出荷開始》 

★『こんちゅうの一生シリーズ 全5冊セット』 
  得田之久 文・絵 定価5250円
 
1970年前後に出版され、多くの読者に親しまれた昆虫絵本が、生まれ変わりまし
た。ここ数十年の昆虫研究の成果をふまえつつ、新たな文章と、最新の技術で新
規製版した昆虫細密画、そして描きおろしの挿絵を新たに加えました。

★『新版 かぶとむし かぶとむしの一生』 
  得田之久 文・絵 定価1050円
 
夏のくぬぎ林。樹液に集まる昆虫たちとその関わりを通して、かぶとむしの力強
さや、生態の秘密に迫ります。

★『新版 かまきり おおかまきりの一生 』  
  得田之久 文・絵 定価1050円 
 
子どもたちに人気の昆虫、おおかまきり。彼らの誕生から、成長、そして彼らが
さらされる厳しい生存競争の様子を描きます。

★『新版 ちょう あげはの一生』
  得田之久 文・絵 定価1050円 
 
あげはは、毎日飛ぶ場所が決まっているって知っていましたか? 身近なようで、
知られていなかったあげはの生態を紹介します。 

★『新版 とんぼ ぎんやんまの一生』 
  得田之久 文・絵 定価1050円
 
“やご”から羽化し、成虫となったぎんやんま。美しい羽で、野原をとび回り、
やがて命を次の世代へとつなぐため水辺へもどります。

★『新版 はち ふたもんあしながばちの一生』 
  得田之久 文・絵 定価1050円
 
巣をつくり社会生活をする、ふたもんあしながばち。女王蜂、働き蜂、オス蜂、
メス蜂、それぞれの役目と不思議な生態に迫ります。 


《6月9日(水)出荷開始》 
★『おやおや、おやさい』 
  石津ちひろ 文/山村浩二 絵 定価840円 
 
野菜たちがくりひろげる愉快なマラソン大会! ユーモラスな絵が実に楽しい、
思わずくちずさみたくなることば遊びの絵本です。

★『ねぎぼうずのあさたろう その8 にんにくにきち はしる!』 
  飯野和好 作 定価1260円 
 
小さいころに生き別れた母親と涙の再会を果たしたにんにくにきち。そこへ悪者
があらわれて。さあ、にきち、男の見せ所です。

《6月16日(水)出荷開始》 
★『うごく— はう、のぼる、ゆれる くずのおはなし』 
  たかはしきよし 文・絵 定価1365円 
 
生きものは、みんな動いている。えっ、植物は動かないって? ほんとかな? 
身近な「くず」に目をむけてごらん。ほら、動いてる!

★『二人の小さな家』 
  シーリア・ウィルキンズ 作/土屋京子 訳/ダン・アンドレイアセン 画 
  定価1785円  
故郷にもどったキャロラインは、コンコードの学校で教師となります。そしてチ
ャールズ・インガルスと再会したキャロラインはやがて彼と恋に落ちます。

★『ムカシのちょっといい未来 ユウレイ通り商店街1』 
  田部智子 作 岡田千晶 画 定価1260円 
 
さびれた商店街で昔かたぎの商売を続けるパン屋の息子武蔵が、意地っ張りの父
親とぶつかりながら、自分の将来を考えていきます。

★『ダンス・ダンス! ユウレイ通り商店街2』 
  田部智子 作 岡田千晶 画 定価1260円 
 
クリーニング屋の娘まゆみは、大好きなジャズダンスを通して、一心に励むこと
の尊さ、友だちの大切さ、家族の絆に気づきます。商店街ヒューマンコメディー。

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《6》書籍編集部だより 
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☆絵本・童話・科学書の編集部から毎月交代で読者の皆様にむけたメッセージを 
お届けします。今月は絵本編集部です。 

◎絵本編集部から 

『かさをかしてあげたあひるさん 村山籌子おはなし集』が発売されて1ヶ月あ
まり過ぎました。評判は上々で、担当者としてはほっとしています。なかでも
「月謝のふくろをなくしたあひるさん」が好きだといってくる女性が多く、ひそ
かに「あっ、あなたもですか」と思っています。この話は、月謝袋をなくしたあ
ひるさんが、めそめそ泣いて、お母さんにやつあたりしたり、“自分が月謝袋や
さんだったらよかったのに・・・”と思いをはせたりする物語。ささいな失敗に
悩むあひるさんがとてもいじらしいのですが、最後は、めでたく一件落着。子ど
ものきまじめで繊細な気持ちをとらえた実にいい作品です。かつてこういう子ど
もだった大人にも、今こういうことを経験している子どもにも、是非読んでほし
い一作です。
 本書のお話は、村山籌子さんが1920年代から30年代に創作したものを収めまし
た。登場する動物やお野菜は、よく泣きますが、すぐに元気に立ち直ります。健
康そのものです。絵は「わにわに」シリーズでおなじみの山口マオさん。あると
きご本人に「マオさんの絵は、明るくて元気で、お人柄がにじみでていますね」
といったら、はじけるような笑顔で「実は僕、ネクラなんです。ハハハ」と意外
なお答えが返ってきました。人間わからないものです。
 小さい子どもにもぴったりの、短くて楽しいお話が17話入ったおはなし集。ど
うぞお子さんの、そしてご自身のお気に入りの話を見つけてください。なんだか
元気がわきますよ。

★『かさをかしてあげたあひるさん 村山籌子おはなし集』 
  村山籌子 作/山口マオ 絵 定価1260円 
 

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《7》「こどものとも年少版」400号記念 HP特別企画のご案内
    〜思い出のレビュー・お子様の写真募集します〜 
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「こどものとも年少版」は、7月号で、1977年の創刊から400号を迎えました。
今後ともご愛読のほど、よろしくお願い申し上げます。

400号を記念いたしまして、「こどものとも年少版」400号記念の特設ホームペー
ジを開設いたしました。みなさまと一緒に、「こどものとも年少版」を楽しく振
り返りたいと思っています。

�@「こどものとも年少版」のバックナンバー400点を公開しています。
各号の思い出をお送りください。ご応募いただいた方には、年少版の特製絵葉書
をプレゼントさせていただきます。

�A「こどものとも年少版」から生まれた10の人気者(シリーズ)たちが、広場で
みなさんをお待ちしています! 
お子様の顔写真を年少版の人気者たちと同じページに掲載させていただきます。
メールに添付して、どんどん送ってくださいね。

詳しくは、以下の特集ページをご覧ください。
「こどものとも年少版」400号記念特集ページはこちらです。
http://www.fukuinkan.co.jp/campaign/nensho400/

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《8》原画展のお知らせ 
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●話の話 ロシア・アニメーションの巨匠ノルシュテイン&ヤールブソワ 
会期:2010年4月10日(土)〜6月27日(日) 
会場:神奈川県立近代美術館 葉山 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1 
問合せ先:TEL 046-875-2800 
休館日:月曜
入館料:一般1100円(1000円)、20歳未満と学生950円(850円)、 
    65歳以上550円、高校生100円 
   ( )内は20名以上の団体料金 
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/public/HallTop.do?hl=h

●スズキコージの大魔法画展〜絵本ワンダーランド〜 
会期:2010年4月17日(土)〜6月13日(日) 
会場:丹波市立植野記念美術館 兵庫県丹波市氷上町西中615-4 
問合せ先:TEL 0795-82-5945 
休館日:月曜 
入館料:大人500円、大・高校生300円、小・中学生200円 
    20名以上の団体は割引料金あり 
http://edu.city.tamba.hyogo.jp/ueno/
 
●堀内誠一 旅と絵本とデザインと 
会期:2010年4月29日(木)〜6月13日(日) 
会場:徳島県立近代美術館 徳島県徳島市八万町向寺山 文化の森総合公園 
問合せ先:TEL 088-668-1088 
休館日:月曜 
入館料:一般600円(480円)、高大生450円(360円)、小中学生300円(240円) 
   ( )内は20名以上の団体料金 
http://www.art.tokushima-ec.ed.jp/
 
●生誕100年 赤羽末吉展—絵本は舞台だ!— 
会期:2010年5月12日(水)〜7月11日(日) 
会場:ちひろ美術館・東京 東京都練馬区下石神井4-7-2 
問合せ先:TEL 03-3995-0612 
休館日:月曜(祝休日は開館、翌平日休館) 
入館料:大人800円、高校生以下無料
http://www.chihiro.jp/tokyo/ 

会期:2010年7月16日(金)〜9月28日(火)
会場:安曇野ちひろ美術館 長野県北安曇郡松川村西原3358-24
問合せ先:TEL 0261-62-0772
休館日:第2・4水曜日
入館料:大人800円、高校生以下無料
http://www.chihiro.jp/azumino/

●2000年代の日本の絵本展 2000-2009
会期:2010年5月14日(金)〜7月13日(火)
会場:安曇野ちひろ美術館 長野県北安曇郡松川村西原3358-24
問合せ先:TEL 0261-62-0772
休館日:第2・4水曜日
入館料:大人800円、高校生以下無料
http://www.chihiro.jp/azumino/

会期:2010年9月15日(水)〜11月14日(日) 
会場:ちひろ美術館・東京 東京都練馬区下石神井4-7-2 
問合せ先:TEL 03-3995-0612 
休館日:月曜(祝休日は開館、翌平日休館) 
入館料:大人800円、高校生以下無料
http://www.chihiro.jp/tokyo/ 

●安野光雅のすうがく絵本展
会期:2010年7月17日(土)〜8月22日(日)
会場:教文館9Fウェンライトホール 東京都中央区銀座4-5-1
問合せ先:03-3561-8446
休館日:会期中無休
入館料:一般700円、小・中・高校生100円、大・専門学校生500円
http://www.kyobunkwan.co.jp/

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