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 ★あのねメール通信~福音館書店メールマガジン2010年11月10日 Vol.108★
            

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         ◆◇◆  CONTENTS  ◆◇◆

《1》 連載:絵本の散歩道(第8回) 牧野良幸
《2》 月刊誌最新号<12月号>のご案内
《3》 月刊誌編集部からこんにちは
《4》 「かがくのとも」創刊500号記念特設HPのお知らせ
《5》 『鍵の秘密』の著者、古市卓也さんのエッセイ
《6》 11月の新刊のご案内
《7》 書籍編集部だより
《8》2010クリスマス・セレクション注文受付中
《9》「トマgさん」ファンの方へ
《10》 原画展のお知らせ

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《1》連載:絵本の散歩道(第8回) 牧野良幸
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★『長ぐつをはいたねこ』ハンス・フィッシャー 文・絵/矢川澄子 訳

 『長ぐつをはいたねこ』は、1909年、スイス生まれの芸術家ハンス・フィッシ
ャーによる絵本です。お話の原作は17世紀に出版されたシャルル・ペローの有名
な童話で、それをハンス・フィッシャーが絵本に仕立てています。
 ある日、粉屋の3人の息子が父親の遺産を相続します。長男は風車、次男はロ
バをもらいました。しかし末っ子はネコをもらいます。風車やロバは生活のため
に役立ちますが、ネコでは役に立ちません。
 末っ子が失望していると、ネコは「がっかりなさいますな」といって、長ぐつ
と袋をあつらえてくれるよう頼みます。ネコは長ぐつをはくと、人間のように2
本足で歩き、うさぎや鳥をとりにいきます。とった獲物は袋に入れて、毎日王様
のもとにいき、「あるじであるカラバ伯爵からの捧げもの」といって献上します。
だんだん王様はカラバ伯爵が好きになっていきました。
 つぎにネコは、王様とお姫様の馬車が池のそばを通ったときに、主人が池で溺
れているように見せかけます。王様はあのカラバ伯爵と思い、池から助けると、
伯爵にふさわしい服を与え、馬車に乗せました。そのあとネコは主人を乗せた王
様の馬車が牧場や麦畑を通った時、農夫たちをおどかして、「カラバ伯爵のもの
で」といわせます。最後は魔法使いの大男から城を手に入れ、カラバ伯爵の城と
して王様とお姫様を招きます。すっかり感心した王様は、お姫様をカラバ伯爵に
嫁がせ、城ではお祝いがいつまでも終わりませんでした、というお話。長ぐつを
はいたネコの活躍で、粉屋の息子が本当に伯爵になってしまったのでし
た。
 絵本の原画は石版画(リトグラフ)で制作されたものだと思います。石版画は
描いたタッチがそのまま版になるのが特徴で、銅版画や木版画にくらべて画家の
表現がストレートに出せます。ハンス・フィッシャーはクレヨンで描いたような
スピード感のある線で絵本を仕上げています。特にご主人のためにハツラツと働
き回るネコの描写は、このタッチがぴったり。ネコが長靴をはいて2本足で歩こ
うと練習をしている場面や、大男の城に乗り込む前に小鏡を持っておめかしして
いる表情など、とても生き生きとしています。
 色は黒とイエロー・オーカー(黄土色)の2色が基本で、場面によっては赤と
水色を加えた4色で刷っています。版画では色の数に応じて版を作りますので、
全部の色が刷られて初めて一枚の絵になるわけですが、さすがにハンス・フィッ
シャーは版画家としても著名なだけあって、限られた色を駆使して豊かな画面に
仕上げています。
 とくに最後のお城の夜会の場面は見事です。ここでは、それまでの白地を生か
した素朴な画面から、一転して黒地になります。全面をおおう黒いインクは夜の
深さをあらわし、そのなかに描かれたお城は、それまでと同じイエロー・オーカ
ーなのですが、ここではまるでイルミネーションのように輝いて見えます。版画
の効果を知りつくしたハンス・フィッシャーならではの絵だと思います。
 絵本は最後に、こんな一文で終わります。「やれやれ、ようやく、長ぐつとお
さらばすることができて、ネコはしんからほっとしましたとさ。」これを読むと、
私たちもひと仕事終えたみたいな充実感を覚えます。私たちもネコと一緒に長ぐ
つをはいて、絵本の世界を動き回っていたのかもしれません。

★『長ぐつをはいたねこ』
  ハンス・フィッシャー 文・絵/矢川澄子 訳 定価1260円


牧野良幸(まきの よしゆき)
1958年、愛知県生まれ。関西大学社会学部卒。モーツァルトのオペラ「魔笛」を
銅版画で描いた画集『The Magic Flute』(飛鳥新社)の他、絵本には『あー あ
った』(伊藤比呂美・文)『あみださま大修理』(宮村田鶴子・文、いずれも福
音館書店)などがあり、自著には『僕の音盤青春記1971-1976』(音楽出版社)、
『オーディオ小僧の食いのこし』(共同通信社)などがある。
以下のサイトで、自作品の紹介、エッセイを掲載。


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《2》月刊誌最新号<12月号>のご案内
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☆月刊誌最新号<12月号>は、発売中です。

◇◆こどものとも0.1.2.『ぴーぴー ばっくしまーす』
              片山健 作 定価410円            ◇◆

ねずみが線を書きながらバックしていくと「どん!」とうさぎさんにぶつかりま
す。うさぎも「どん!」とくまにぶつかります。くまがぶつかったのは……。

◇◆こどものとも年少版『こねこねこ』
            きむらよしお 作 定価410円          ◇◆

こねこが始めるパンづくり。粘土みたいなパン生地を、「こねこ こねこね こね
こね こねこ」。まるで早口言葉のようなリズムに乗ってお楽しみください。

◇◆こどものとも年中向き『ゆげゆげゆげお』
         こさかまさみ 作/またきけいこ 絵   定価410円   ◇◆

はじめてひとりでお風呂に入ったあっくん。ゆげおばけの「ゆげゆげゆげお」が、
お風呂の時間をお手伝い。楽しく入って、きれいになりました。

◇◆こどものとも『たいようまで のぼった コンドル』
              乾千恵 文/秋野亥左牟 絵 定価410円    ◇◆

アンデスの空を舞うコンドルと人間の娘の愛の物語です。会うことを禁じられ病
に伏した娘を救うため、コンドルは羽を熱で焦がしながら太陽へ向かいます。

◇◆ちいさなかがくのとも『ぺんぎん ぺんぎん ドボン ドボン』
             佐藤克文 文/平子真理 絵 定価410円     ◇◆

ぺんぎんのえさとりは大いそがし。みんないっしょに氷の穴から海にとびこんで、
いっせいに海からとびだしてきます。ペンギンの餌とりを観察した絵本です。

◇◆かがくのとも『ばばばあちゃんの クリスマスかざり』
         さとうわきこ 作 定価410円             ◇◆

ばばばあちゃんがみんなとクリスマスかざりを作ります。段ボールや発泡スチロ
ールなど、身近にあるものを利用して作る工作絵本。

◇◆おおきなポケット かがくのポケット「どうぶつからみると」
           鈴木光太郎 文/さくらいともか 絵 定価770円   ◇◆

森の花ばたけ。ぼくから見ると色とりどりで鮮やかだけど、犬のコロから見ると
少し違うんだ。動物たちにはどう見えているのでしょう。他に楽しいお話2編。

◇◆たくさんのふしぎ『ハクチョウの冬ごし』
           太田威 文・写真 定価700円               ◇◆

22年前から近くの池にやってくるようになり、年々数を増すハクチョウ。その越
冬生活は楽ではありません。生態を観察した絵本です。

◇◆母の友 特集「火事から逃げる」 定価530円                     ◇◆

人はなぜ火事で逃げ遅れて命を落とすのか。少しでもそうした悲劇をなくすため、
火事のメカニズムを解き明かし、対策を考えます。

★こちらから「母の友」12月号の目次をご覧いただけます。


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《3》月刊誌編集部からこんにちは
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☆毎月交代で月刊誌の編集部から、読者の皆様にむけてメッセージをお届けして
います。今月は「こどものとも第一」編集部です。「母の友」 編集室からのメッ
セージもお送りしています。


◇◆「こどものとも第一」編集部から◇◆

 夏、陽が照りつけ自分の影が小さい昼間、あちこち歩いては編集していた2011
年4月号の見本2冊と、2010年12月号見本2冊が、今できあがってきました。冬
の号なのに、見本を手にとると、まだあの猛暑のなごりが感じられるような気が
します。
 さて「こどものとも年中向き」の12月号『ゆげゆげゆげお』はあったかーいお
風呂のおはなしです。暑い上に熱い! でもそんなことはいっていられません。
絵をかいてくださった又木啓子さんはスペイン在住。5月の連休まで帰国を延ば
して原画をしあげてくださいました。原画のふわっとした湯気の感じを出すため
に印刷屋さんにはがんばっていただき、何度かの校正をスペインへ宅急便でお送
りし、時間のリミットにひやひやしながらの進行でしたが、あたたかい湯気が立
ち上る一冊ができました。
「こどものとも」の12月号は『たいようまでのぼったコンドル』。こちらはなん
と10年ごしの絵本です。作者の乾千恵さんがお話を胸に地球の向こう側、ボリビ
ア、ペルーのアンデスの旅に出られたのは10年以上前のこと。そして帰国後「こ
の方しかいない!」と絵をお願いした秋野亥左牟さんは原稿をくりかえし読まれ
て、疑問点を乾さんにぶつけられ、編集もいれて何度も何度も話し合い、現在の
お話になりました。そして秋野さんも2003年、この絵本のためにアンデスに旅立
たれたのです。標高4000メートルのアンデス高地に住む家族と生活をともにされ、
この絵本の舞台になる暮らし、風土を体の記憶にとどめて帰国されました。アン
デスの空を威厳と哀しみを漂わせて飛ぶ鳥コンドルと厳しい自然のアンデス高地
で暮らしす娘との深い愛の物語。その絵が6年の歳月の中で少しずつできあがり、
ついに絵本全部の絵が完成しました。できあがった一冊のうすい「こどものとも」
を抱きしめ、そこに込められた作者の方たちの熱い思いとアンデスを吹きわたる
風の音に思いをはせます。

★こちらから「こどものとも年中向き」をご覧いただけます。

★こちらから「こどものとも」をご覧いただけます。


◇◆「母の友」編集室の窓から◇◆

特集「火事から逃げる」

 冬になるとどうしても、火事のニュースが多くなります。幼い子どもが犠牲に
なる記事を読むと、いたたまれない思いになります。今月の特集は「火事から逃
げる」。いざ火事が起きても、「自分たちだけは逃げられる」と思っている人が
多いのではないでしょうか? しかし実際には、多くの方が火事で逃げおくれて
亡くなっています。なぜそのようなことが起きるのか、火事を科学的な面から検
証し、解き明かしてみました。煙の広がり方、部屋の中のものが一斉に燃え出す
「フラッシュオーバー」など、「火事」で起こる驚きの現象の数々を紹介し、い
かに逃げたらいいのかを考えます。
 連載「絵本作家のアトリエ」には、山村浩二さんが登場。アニメーションにか
ける思いとユニークな絵本作りについてお聞きします。
 なお、11月12日まで、東京・新宿のコニカミノルタプラザにて、「酒井駒子、
山村浩二 ふたつのとびら展―絵本原画の魅力」が開催中。お見逃しなく。
 
★こちらから「母の友」12月号の目次をご覧いただけます。


★こちらから「母の友」のブログをご覧いただけます。


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《4》「かがくのとも」創刊500号記念特設HPのお知らせ
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1969年4月『しっぽのはたらき』で創刊いたしました、世界初の月刊かがく絵本
「かがくのとも」が多くの読者の皆様に支えられ、2010年11月号『どこまでいく
の?』で500号を迎えました。

みなさまへの感謝の気持ちをこめて、プレゼントクイズキャンペーンなどさまざ
まなイベントを計画しています。詳細は以下のHPと、ブログからみなさまにお知
らせいたします。今後とも「かがくのとも」をよろしくお願いいたします。

★かがくのとも500号記念特設ページ
http://www.fukuinkan.co.jp/campaign/kagaku500/

★かがくのとも500号記念ブログ
http://fukuinkan.cocolog-nifty.com/kagakunotomo500/

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《5》『鍵の秘密』の著者、古市卓也さんのエッセイ
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   物語の声     古市卓也

 筆が進まず、書きあぐね、うんざりしているときによく思うことがあります。
楽に書けるわけではないし、書き上げたところでたいして報われることもないの
に、なぜぼくは書いているのだろう。損得勘定では、とてもじゃないけど見あわ
ない。かといって、それを埋め合わせるほどの創作の喜びがあるわけでもない。
なのに、なぜ書くのか。眉根を寄せ、それらしく苦悩の表情を作ってみても、実
のところ、たいした意味はありません。そんなときのぼくは、ただ書くのをやめ
る理由を探しているだけですから。しかし、自分の中をいくら探してみたところ
で逃げ出すのに都合のいい理由が見つかるはずもなく、考えの向かう先は、おの
ずと「外」になります。物語は、ぼくの中ではなく外に、ぼくの思惑や意図とは
別に存在しているのではないか。それが、何かの拍子にぼくのもとを訪れ、気づ
かず迎え入れたぼくがわけもわからず書き始めるのでは、というわけです。自分
で考えたことならいやになって投げだすのに抵抗を感じることもないでしょうが、
出自がよそとなれば、無責任なことはできなくなります。始めるときには動機な
どなく、やめようとしても理由は見つからず、続けるべき道理は厳然としてある。
ぼく自身知らないうちにからめとられ自由を奪われたかのようで、物語のことが
ちょっと怖くなったりします。外なるものとのかかわりとは、そもそもそういう
ものなのでしょう。
 『鍵の秘密』の物語がまだ形のない姿でぼくのところに来たのは、もう十年ほ
ども前のことです。一年近くかけて最後まで書き上げ、しかし人に見せても評判
は芳しくなく、ぼく自身も出来栄えにがっかりして、そのままどこかにしまいこ
み忘れていました。ところが数年前、福音館書店さんから、あれを書き直してみ
ないかとのお誘いをいただいたのです。物語はやっぱり「外」にいて、今度は編
集者という指でぼくにふれてきたのでした。書き直しの作業はその後難渋し、ぼ
くは例によって何度も投げだす理由を探そうとし、そのたびに編集者の方がアド
バイスを下さることとなりました。それが極めて適切で有効だったのは、他でも
ない、その意見や励ましが物語の声そのものだったからなのでしょう。数度にわ
たり全体を書き直すたびに『鍵の秘密』は生まれ変わり、最終的にはすっかり別
の姿――本来の姿を現してくれました。ただの冒険話が父親を探す物語となり、
出来事に巻き込まれるだけの少年が主体的に事にかかわる勇気ある主人公となっ
たのです。思えば、『鍵の秘密』そのものも、内と外の世界が不思議な鍵によっ
てつながり、その両方にまたがるひとつの救いがもたらされる物語でした。本を
書く喜びも読む喜びも、自他が調和してひとつのものが生まれる喜びなのだと、
今では思っています。それを読者のみなさんと共有できるなら、こんなにうれし
いことはありません。

★『鍵の秘密』11月17日配本
  古市卓也 作/ YUJI 絵 定価2940円


古市卓也(ふるいち たくや)
1961年、兵庫県に生まれる。甲南大学文学部国文科卒。1990年代の後半から創作
の世界に入る。1998年、『鍵の秘密』で第4回児童文学ファンタジー大賞奨励賞
を受賞。2001年、『いる家族いない家族』で同賞佳作賞を受賞。2006年、『黒猫
が海賊船に乗るまでの話』(理論社)を刊行。

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《6》11月の新刊のご案内
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《11月10日(水)出荷開始》
★『もうすぐおしょうがつ』
  西村繁男 作 定価840円

冬休み、おじいさん、おばあさんの家でお正月を迎える、家族のお話。こまごま
としたお正月の支度の様子が、楽しく描かれています。

★『わたしの世界一ひどいパパ ほか二編』
C・ドネール 作/A・サンデール 絵/堀内紅子 訳 定価1365円

いろんな人がいる……家族にも、まわりの大人にも。子どもたちの「もう始まっ
ている」人生への思いをあざやかに描き出す短編集。

《11月17日(水)出荷開始》
★『鍵の秘密』
  古市卓也 作/YUJI 画 定価2940円

1本の鍵に導かれて「向こうの世界」に入りこんだ昇。闇と恐れに閉ざされた国
を開放し、失踪した父を取り戻す戦いに挑みます。

★『カラクリ江戸あんない』
  太田大輔 絵・文 定価1575円

発明家のおじいちゃんがつくったふしぎな機械。筒をのぞけばはるか昔の東京が
見えてきて……。

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《7》書籍編集部だより
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☆絵本・童話・科学書の編集部から毎月交代で読者の皆様にむけたメッセージを
お届けします。今月は科学書編集部です。

◎科学書編集部から

 11月入ると、そろそろ町のあちこちでクリスマスの飾り付けが始まります。日
本では、クリスマスというとサンタクロースとプレゼント! というイメージで
すが、国民の90%以上がキリスト教徒というフィリピンでは、日本のお正月の
ように、家族・親戚が集まって祝う、一番大切な時なのだそうです。
 フィリピンは飛行機だと6時間弱で行ける国ですが、私たちはどれくらいフィ
リピンの事を知っているでしょうか? 学校で学んだことは、さほど多くはなく、
私たちが得られる情報は報道を通じてのものがほとんどです。でも、日常の生活
はなかなか伝わってきません。
 10月の新刊『ぼくのママが生まれた島セブーフィリピン』では、初めておかあ
さんの故郷フィリピン、セブ島を訪ねた子どもたちが体験したクリスマスの時期
の町やマーケット、ごちそうやプレゼントを準備する家庭の様子や、「シェアリ
ング」という習慣など、セブの日常生活を描いています。法務省によれば、日本
在住のフィリピン人の数は21万人を超え、両親のどちらかがフィリピン人のカッ
プルに毎年5000人以上の赤ちゃんが誕生しているとの情報もあります。フィリピ
ンのみならず、多様な文化背景を持つ日本在住の子どもたちも増えています。こ
のような子どもたちや日本人の子どもたちが、フィリピンの日常生活をみぢかに
感じ、異なる文化の存在を知って、自分たちの周りの人や国々の理解を深める一
助になればと願っています。

★『ぼくのママが生まれた島 セブ―フィリピン』
  おおともやすお、なとりちづ 文/おおともやすお 絵 定価1470円


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《8》2010クリスマス・セレクション注文受付中
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☆今年もクリスマス向けに、プレゼントに最適の絵本、クリスマスの絵本、冬の
絵本をそろえて、クリスマス企画を展開しています。この企画ページからご注文
いただいた方には、『ブレーメンのおんがくたい』(ハンス・フィッシャー 絵)
の絵柄をかわいらしくデザインしたオリジナル袋(ポリエチレン製)にご注文の
品を入れて、12月20~22日ごろお届けできるようにお送りします。

くわしくはこちらをご覧ください。
★2010クリスマス・セレクション


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《9》「トマトさん」ファンの方へ
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●ケータイまるごと「トマトさん」にカスタマイズ!
先月お知らせした「ぞうくんのさんぽ」に続いて、待ち受け、メニュー、送信、
受信の各画面から、電池、電波の表示まで、携帯まるごと「トマトさん」にカス
タマイズできるツールが登場しました!

詳細はこちらをご覧ください。


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《10》原画展のお知らせ
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●20年のなかまたち
会期:2010年9月18日(土)~11月29日(月)
会場:小さな絵本美術館八ヶ岳館 〒391-0081長野県諏訪郡原村原山
問合せ先:TEL 0266-75-3450  
休館日:毎週火曜日 10月20日・11月8日
入館料:おとな700円、中高生400円、小学生300円


●2000年代の日本の絵本展2000-2009
会期:2010年9月15日(水)~11月14日(日)
会場:ちひろ美術館・東京 〒177-0042 東京都練馬区下石神井4-7-2
問合せ先:TEL 03-3995-0612
休館日:月曜日
入館料:大人800円、高校生以下無料


●酒井駒子 山村浩二 ふたつのとびら展~絵本原画の魅力~
会期:2010年10月30日(土)~11月12日(金)
会場:コニカミノルタプラザ
   〒160-0022東京都新宿区新宿3-26-11新宿高野ビル4F
問合せ先:TEL 03-3225-5001
休館日:年中無休
入場料:無料


●ロシア・アニメーションの巨匠 ノルシュテイン&ヤールブソワ
会期:2010年10月16日(土)~11月28日(日)
会場:三菱地所アルティアム
      〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8F
問合せ先:TEL 092-733-2050
休館日:10/19(火)、11/16(火)
入場料:一般400円、学生300円


●美術館に行こう! ~ディック・ブルーナに学ぶモダンアートの楽しみ方~
会期:9月18日(土)~11月28日(日)
会場:栃尾美術館 〒940-0237 新潟県長岡市上の原町1-13
問合せ先:TEL 0258-53-6300
休館日:月曜日
入場料:一般400円/大高生200円/中学生以下無料


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