☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

 ★あのねメール通信~福音館書店メールマガジン2011年3月2日 Vol.112★
            

☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

         ◆◇◆  CONTENTS  ◆◇◆

《1》連載:絵本の散歩道(最終回) 牧野良幸
《2》月刊誌最新号<4月号>のご案内
《3》月刊誌編集部からこんにちは   
《4》『菜の子先生の校外パトロール』の作者、富安陽子さんのエッセイ
《5》3月の新刊のご案内
《6》書籍編集部だより
《7》復刊3点のご案内
《8》大好評!絵本の定期便「あのねぶっくくらぶ」申込み受付中!
《9》「ランドセルブックス」シリーズ刊行のご案内
《10》「ピーターラビット」日本語版出版 40周年記念企画 限定セット
《11》原画展のお知らせ
《12》「佐々木正美・俵万智 対談講演会」のご案内

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《1》連載:絵本の散歩道(最終回) 牧野良幸
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★『ジャリおじさん』大竹伸朗 文・絵

 『ジャリおじさん』は現代美術のアーティスト・大竹伸朗の絵と文による絵本
です。最初は1993年に「こどものとも年中向き」として発行され、その後単行本
になりました。当時は、現代美術の作家による絵本として大変話題になりました。
 あるところに鼻の頭にひげのあるジャリおじさんがいました。ジャリおじさん
はいつも海を見て暮らしていましたが、ある日、後ろをふりむくと黄色い道があ
るのに気づきます。ジャリおじさんはこうもり傘を持って黄色い道を歩き出しま
した。
 途中でジャリおじさんは、ピンク色のワニに出会います。ジャリおじさんとワ
ニは一緒に歩くことにしました。ジャリおじさんとワニは、青色の「あおゾウさ
ん」や太鼓を叩いて話をする「タイコおじさん」などいろいろな人に会います。
でも誰も黄色い道がどこへ続いているか知りません。やがて日が暮れてきました。
空にはたくさんの星。そこでジャリおじさんは、もう一人のジャリおじさんとぶ
つかります。もう一人のジャリおじさんは、「この道をいくと、青い大きな神様
がいる」といいました。
 ジャリおじさんとワニは、日が昇るとふたたび歩き出しました。でも、あまり
に疲れていたので、二人は青い大きな神様が道の向こうに立っているのに気づき
ませんでした。とうとう黄色い道は、青い大きな海に出て終わりました。ジャリ
おじさんは海のそばに家を建てて、たくさんのごちそうを食べながらワニと一緒
に暮らしました……というお話。どこかユーモラスで乾いたストーリーです。
 大竹さんの絵は一見荒々しいですが、豊かで広い世界を表現しています。まず
目につくのは青色のペンによる表現。海岸に描かれた貝、ヒトデや黄色い道の周
りに生える草花、家や樹木の線描は、まるでノイズのようですが、微生物のよう
な生命力を感じます。紙を貼り付けてその上に描いたりもしています。普通なら
貼り付けられた紙は失敗の痕跡ですが、大竹さんの手にかかると、ペンや絵の具
ではあらわせない表現になっているから不思議です。なぐり描きの色鉛筆、不均
等に塗られた水彩も刺激的です。
 その一方で、ジャリおじさんは、鼻の先にヒゲが生えたコミカルな姿。青い神
様はギターをもっていて、漫画のような軽妙さがあります。大竹さんにとっては、
芸術も漫画も優劣はないのでしょう。夜空の場面では星座がジャリおじさんの顔
になっていて、失礼ながら過激な現代美術作家の、ちょっとかわいらしい一面を
感じてしまいました。
 線、色、形、素材といった造形要素がむきだしになった絵は、綺麗にまとまる
ことを拒んでいそうで、じつはあるべき姿に仕上がっているような気がします。
ひょっとしたら大竹さん自身も、絵の最終的な姿は分からなかったのかもしれま
せん。それでも意識していたにしろ、無意識にしろ、できあがった絵は真に作家
の内的欲求から生まれたものであることは間違いありません。この絵本は、きっ
と子どもたちの心にもビビッドに響くことでしょう。『ジャリおじさん』は、新
しい芸術の可能性を感じさせてくれると同時に、新しい絵本の可能性も感じさせ
てくれる絵本だと思います。

★『ジャリおじさん』大竹伸朗 文・絵  定価1050円


牧野良幸(まきの よしゆき)
1958年、愛知県生まれ。関西大学社会学部卒。モーツァルトのオペラ「魔笛」を
銅版画で描いた画集『The Magic Flute』(飛鳥新社)の他、絵本には『あー あ
った』(伊藤比呂美・文)『あみださま大修理』(宮村田鶴子・文、いずれも福
音館書店)などがあり、自著には『僕の音盤青春記1971-1976』(音楽出版社)、
『オーディオ小僧の食いのこし』(共同通信社)などがある。
以下のサイトで、自作品の紹介、エッセイを掲載。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《2》月刊誌最新号<4月号>のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

☆月刊誌最新号<4月号>は、発売中です。

◇◆こどものとも0.1.2.『おっぱい いっぱい のんだ こは』
              木坂涼 文/飯野まき 絵  定価410円     ◇◆

イヌもネコもサルもクマも、赤ちゃんはみんなお母さんのおっぱいが大好き。飲
み終わったら、おなかがぷくっ! とふくれます。

◇◆こどものとも年少版『ブルくんのおうち』
            ふくざわゆみこ 作       定価410円    ◇◆

犬のブルくんとかなちゃんは大の仲良し。今日も一緒に遊んでいましたが、ブル
くんがうっかり犬小屋を壊してしまいます……。

◇◆こどものとも年中向き『むつごのこぶたの さかなつり』
             なとりちづ 作 定価410円           ◇◆

魚釣りに出かけた六つ子のこぶた。残念ながら魚を逃してしまいますが、家に戻
ってから、みんなでいいことを思いつきました。

◇◆こどものとも『まこちゃんとエプロン』
         こさかまさみ 作/やまわきゆりこ 絵 定価410円   ◇◆

お母さんのエプロンのひもを放したくないまこちゃん。長くのびるエプロンのひ
もでお友だちと遊ぶうちに、ひもを持っていなくても大丈夫になりました。

◇◆ちいさなかがくのとも『ありの くろちゃん』
             島津和子 作         定価410円    ◇◆

ありのくろちゃんが仲間の待つ巣へ、ごちそうを運びます。らくな道のりではあ
りませんが、あきらめずにごちそうを引っぱります。がんばれ、くろちゃん!

◇◆かがくのとも『にているね!?』
         五味太郎 作 定価410円                        ◇◆

椅子が馬にいった。「おまえ おれに にているよね」椅子と馬、どこが同じで
何が違う? コミカルに論理的に両者の違いを語ります。

◇◆たくさんのふしぎ『野生動物の反乱』
           草山万兎 文/松岡達英 絵 定価700円          ◇◆

最近、野生動物による被害がふえています。野生動物に何が起こっているのか、
また人と動物が仲よく暮らす道は、ないのでしょうか。

◇◆母の友 特集「寝ない子、だれだ?」 定価530円               ◇◆

入園シーズンのこの時期、睡眠にまつわる悩みの声をよく耳にします。眠りから
体の発達や生活習慣を考えます。

★こちらから「母の友」4月号の目次をご覧いただけます。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《3》月刊誌編集部からこんにちは
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

☆毎月交代で月刊誌の編集部から、読者の皆様にむけてメッセージをお届けして
います。今月は「たくさんのふしぎ」編集部です。「母の友」編集室からのメッ
セージもお送りしています。

◇◆「たくさんのふしぎ」編集部から◇◆
         
 今年度の「たくさんのふしぎ」4月号は、草山万兎 文/松岡達英 絵『野生動
物の反乱』です。
 著者の草山万兎さんはペンネーム、本名は河合雅雄といいいます。サルの研究
者としても世界的に著名な動物学者です。子どものころから昆虫少年として自然
に親しみ、そこでの生き生きとした自然との関わりは、かつて『少年動物誌』
(福音館文庫)に詳しく描かれました。今は、故郷の町で丹波の森公苑名誉公苑
長や兵庫県立森林動物研究センターの名誉所長として、「人」と「野生動物」の
共存をめざす活動をされています。
 『野生動物の反乱』は、まさにその「人」と「野生動物」の共存をテーマにと
りあげました。最近、シカやイノシシ、ニホンザルなど野生動物による農作物へ
の被害がふえてきました。ツキノワグマもしばしば人里にあらわれるようになり
ました。そのようなことは今までになかったことです。それは、なぜなのでしょ
う。その原因を解き明かし、人と動物がともに仲よく暮らすための方法を本書で
探っていきます。
 絵を担当された松岡達英さんは、数え切れないほどの動物、植物、昆虫などを
描かれましたが、ここでは特に故郷の新潟県長岡市を中心に長期間にわたっての
丁寧な取材の後、失われた里山の暮らしを見事に再現してくださいました。人と
野生動物がともに仲よく暮らしていた里山をどうしても取りもどしたいという二
人の著者の思いが、子どもたちに引き継がれることを願っています。

★こちらから「たくさんのふしぎ」をご覧いただけます。


◇◆「母の友」編集室の窓から◇◆

特集 寝ない子、だれだ?
 
 新しい季節となりました。新たな環境に一歩踏み出すのは、とても勇気の要る
ことです。しかし、そこから新しい人生のページが開いていくのです。どうぞ臆
することなく前に進んでください。応援しています。
 さて、「母の友」では、今年度も「こどもに聞かせる一日一話」の原稿を募集
しています。子どもに聞かせるお話を公募し、プロの作家の書き下ろしとともに
11月号で発表するようになって、今年で9回目となります。年々力作が届けられ
るようになりました。子どものころ、時を忘れ夢中になった絵本や童話を思い出
して、今度はあなたがお話を書いてみませんか。子どもたちがくり返し楽しんで、
いつか思い出すようなお話を、編集部一同お待ちしております。作品は下記の要
領でお送りください。

募集要項
●作品は未発表のものに限ります。
●字数が800字以上1200字以下の、幼児に聞かせるお話。1枚、20字詰め×20行の
 タテ書きでお書きください(原稿用紙や手書きでなくてもかまいません)。
●応募は1人何編でもけっこうです(1通に複数編でかまいません)。
●原稿はお返しいたしませんので、コピーをおとりください。
●締め切り 2011年5月31日の消印まで。
●最初に1枚、作品のタイトルとお名前・ご住所・お電話番号・(ある方は)フ
 ァックス番号・電子メールアドレスを書いた紙をつけてください。
●各作品とタイトルの紙をとめる際、ホチキスは使わないでください(クリップ
 は可)。
●採用作品は2011年11月号誌上に掲載し、本誌規定の原稿料をお支払いします。
●送り先
〒113-8686 東京都文京区本駒込6-6-3  (電話03-3942-2084)
福音館書店 母の友編集部「一日一話」係

★こちらから「母の友」4月号の目次をご覧いただけます。


★こちらから「母の友」のブログをご覧いただけます。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《4》『菜の子先生の校外パトロール』の作者、富安陽子さんのエッセイ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

山に、海に、町に、菜の子先生現る!!  富安陽子

 科学者風の白衣に丸眼鏡をかけた山田菜の子先生が、私の心の中にひょっこり
やってきたのはいつだったかな、と思います。教室の机の中に忘れてきた宿題の
プリントを取りにいった、あの心細い春の夕暮れだったでしょうか。それとも、
いつもかけっこでビリになるのが恥ずかしかった運動会の前の憂鬱な夜のことだ
ったでしょうか。
 菜の子先生は私の心の中に現れたとたん、フフンと鼻を鳴らして、いいました。
「忘れ物をするなんて、まったくたるんでいますね。でも、まあ、忘れたその日
に取りにきたのは立派でした。私の知っている男の子は計算ドリルを3日も学校
に忘れっぱなしにしていたおかげで、とんでもない目にあったんですよ。その子
は3日目の放課後にやっとドリルを取りにきたんですけれどね、逢魔ヶ時の小学
校では、摩訶不思議なことが起こっていて、あやうく教室にたどりつけないとこ
ろだったんです」
 「おや? ずいぶん浮かない顔ですね。え? 明日の運動会がいやなんですか
? かけっこでビリになるから?……富安さん。それぐらいのピンチにひるんで
はいけませんよ。私はもっと大ピンチの運動会を知っています。その運動会には
なんと、魔物がこっそり紛れこんでいたんです。そいつの魔力のせいで、運動会
はもうちょっとでメチャクチャになるところでした」
 菜の子先生はいつも、ちょっぴり落ち込んでいる私の心の中に現れて、ワクワ
クするようなお話をすると、またどこへともなく消えていってしまいました。
「運がよければ、またお会いしましょう」という言葉を残して……。私はやがて、
そのお話を思い出して物語を書きました。それが菜の子先生の"学校ふしぎ案内"
シリーズです。このシリーズは現在、1巻から3巻まで出ていて、その中にはも
ちろん"計算ドリルを忘れた男の子"のお話や、"大ピンチの運動会"のお話も
のっています。
 この、1、2、3巻で、ちょうど1、2、3学期のお話が全部そろったのです
が、なんだかまだ書き忘れていることがある気がして、考えていたら突然思い出
しました。そう、そう! 私は菜の子先生から聞いた、あのとっておきの3つの
お話をまだ書いていませんでしたっけ。――3つのお話というのは、子どもたち
が出かけていった、自然学習の"山"と、臨海学校の"海"と、修学旅行の京都
の"町"が舞台の物語です。山で、海で、町で、何が起こるかは読んでのお楽し
み!
 さて、菜の子先生の"学校ふしぎ案内"シリーズは全4巻をもって完結します
が、菜の子先生とは、また、きっとどこかで会える気がします。なぜって、近頃
またフラリと私の心の中に現れた菜の子先生がいったんです。
 「富安さん。お久しぶり。ずいぶん大きくなりましたね。あなたが気に入るだ
ろうと思って、今日は新しい土産話をどっさりもってきましたよ。さあ、どれか
らお話ししましょうか」

富安陽子(とみやす ようこ)
1959年、東京都生まれ。和光大学人文学部卒。主な児童文学作品に『やまんば山
のモッコたち』(福音館書店)、『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)、
「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)、「ムジナ探偵局」シリーズ(童心社)
など多数。絵本の文には『つきよのかっせん』(「こどものとも」475号)、
『ぞうっていいなあ』(「こどものとも年少版」271号)『まゆとおに』『まゆ
とりゅう』(以上、福音館書店)などがある

★『菜の子先生がやってきた!』 富安陽子作 /YUJI画 定価1470円


★『菜の子先生は大いそがし!』 富安陽子作 /YUJI画 定価1470円


★『菜の子先生はどこへ行く?』 富安陽子作 /YUJI画 定価1575円


★『菜の子先生の校外パトロール』 富安陽子作 /YUJI画 定価1575円


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《5》3月の新刊のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

《3月2日(水)出荷開始》
★『だんごむしの ダディ ダンダン』
  おのりえん 作/沢野ひとし 絵 定価840円

だんごむしのダディダンダンが子どもたちと一緒に散歩に出かけます。ユーモラ
スなことばが印象的な物語です。ダディの活躍を、ぜひお楽しみください。

★『ブルくん かくれんぼ』
  ふくざわゆみこ 作 定価840円

犬のブルくんとかなちゃんは大の仲良しですが、今日はかなちゃんが遊んでくれ
ません。かなちゃんの気を引こうと、かくれんぼを始めたブルくんでしたが……。

★『おにもつはいけん』
  吉田道子 文/梶山俊夫 絵 定価1260円

電車に乗ったこむぎとお兄ちゃんのところへ、車掌が「おにもつ拝見!」とやっ
てきます。きっぷではなく「おにもつ」をみようとする不思議な車掌の正体は?

★『じめんのしたの小さなむし』
  たしろちさと 作 定価1260円

腐葉土の中で、見かけるハナムグリの幼虫。実際に育て、観察を続けた作者が、
幼虫がくらす地下の世界をいきいきと描きます。

★『新幹線しゅっぱつ』
  鎌田歩 作 定価1260円

新幹線はやて・こまちが東京駅に到着してから、おりかえして出発するまでわず
か12分間。発車までの緊張する時間をみつめます。

《3月9日(水)出荷開始》
★『絵とき 生きものは円柱形』
  本川達雄 文/やまもとちかひと 絵 定価1365円

自分の体の形を考えてみると、指、腕、足、胴体など、ほとんどが円柱形。それ
なぜでしょう? 実は、動物が「動く」ことが大きく関わっています。また、本
書に掲載されている歌を本川達雄先生ご本人の歌声で聴くことができます。

★『みらくるミルク』
  中西敏夫 文/米本久美子 絵 定価1365円

人間が他の動物のミルクを飲んだり、チーズやヨーグルトなどの乳製品を食べる
ようになるまでの歴史や背景を、温かみのある絵で楽しく紹介します。

★『ぼくとサンショウウオのへや』
  A・メイヤー 作/S・ジョンソン、L・ファンチャー 絵/にしかわかんと
  訳 定価1260円

森で1ぴきのサンショウウオをみつけて、一緒に暮らすことにした少年が、その
生態を通して、さまざまな生物のつながりを実感していく物語です。

《3月16日(水)出荷開始》
★『ちいさな ちいさな おんなのこ』
  フィリス・クラシロフスキー 文/ニノン 絵/福本友美子 訳 定価1155円

昔あるところに、薔薇の木よりも小さな女の子がいました。成長することの素朴
な喜びを、淡く繊細な絵と平明な言葉で描きます。

★『菜の子先生の校外パトロール』
  富安陽子作 /YUJI画 定価1575円

菜の子先生が、キャンプ、臨海学校、修学旅行の現場に腕章姿もりりしく駆けつ
け、子どもたちを叱咤激励してピンチを救います。痛快シリーズ完結作。

3月23日(水)出荷開始》
★『ノースウッズの森で』
  大竹英洋 文・写真 定価1365円

北アメリカ大陸にノースウッズという、森と湖の世界が広がっています。その地
で、15ヵ月間暮らした著者が、瑞々しい感性でとらえた写真絵本です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《6》書籍編集部だより
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

☆絵本・童話・科学書の編集部から毎月交代で読者の皆様にむけたメッセージを
お届けします。今月は童話編集部です。

◎童話編集部から

 『菜の子先生はどこへ行く?』(シリーズ第3巻)以来、長らくお待たせしま
した! ふしぎ先生、ぐんとパワーアップしての再登場は、校外活動編です。ま
ず表紙がめでたい宝船、扇で七福神をあおる菜の子先生――はいいけれど、やや
っ、なんだかヘンなやつが乗ってるぞ! それに気づいたら本書の第2話を読ん
でみて。ほんとにまあ、宝船が難破して神様たちが大弱りなんて、どこからそん
な発想が出てくるんでしょう。富安ワールドには、停滞や行き詰まりということ
がありません。ジャンジャンバリバリです。
 第3話では、シリーズで初めて実在の場所が登場。京都は東山、清水さんのあ
たりです。影踏みがテーマになる話なので、富安さん、挿絵のYUJIさん、編
集担当者の3人は現地を訪れ、お話に出てくる季節・時間帯にどんな影ができて
いるか確認してきました。曇ったらパア、のあぶなっかしい取材でしたが、菜の
子パワーでバッチリ晴天。これまたモデルとなった甘味処にて、おいしいおやつ
もいただきました。修学旅行先が京都のみなさん、ぜひこの本を持って、自由行
動には清水寺あたりを加えよう! 
 第1話の自然学習キャンプも、ハラハラドキドキの1編ですよ。――そして!
 今回もついてます、「菜の子新聞」。宿題クイズの正解を菜の子先生の似顔絵
とともに応募すれば、なんと先着100名様に、「招福・宝船クリアファイル」を
プレゼント! 今後、菜の子先生が別シリーズで活躍か? という未定の予定も
あり、ますます目が離せません! 

★『菜の子先生がやってきた!』 富安陽子作 /YUJI画 定価1470円


★『菜の子先生は大いそがし!』 富安陽子作 /YUJI画 定価1470円


★『菜の子先生はどこへ行く?』 富安陽子作 /YUJI画 定価1575円


★『菜の子先生の校外パトロール』 富安陽子作 /YUJI画 定価1575円


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《7》復刊3点のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

皆様からご要望の多い3点を3月4日に復刊することとなりました。この機会に
ぜひお手にとってご覧ください。

★『どうやってみをまもるのかな』 薮内正幸 文・絵 定価945円

動物はどうやって敵から身を守るのでしょうか? ヤマアラシ、ハリネズミなど
9種類の動物がそれぞれ思いがけない方法で身を守る姿をご紹介します。

★『まめ』 平山和子 作 定価945円

私たちが口にする豆は、実は種です。土に植えると、内部に用意されていた芽が
伸びて、花を咲かせ、また豆を作ります。身近な豆を緻密に観察した絵本です。

★『三コ』 斎藤隆介 作 /滝平二郎 画 定価1365円

貧しいオンチャたちを救おうと、燃える山にかぶさって死んだやさしい巨人、三
コの物語。秋田のオイダラ山の創成を豪放にうたいあげた物語です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《8》大好評!絵本の定期便「あのねぶっくくらぶ」申込み受付中!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

福音館書店が自信をもっておすすめする、選りすぐりの絵本と童話を毎月1冊ず
つ、お子さまの成長にあわせてみなさまのお手元に直接お送りする「あのねぶっ
くくらぶ」は、新年度のラインナップをそろえて、ただ今、申込み受付中です!

 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《9》「ランドセルブックス」シリーズ刊行のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

小学1・2年生におくる新シリーズ「ランドセルブックス」を、2月2日に刊行
し、3冊好評発売中です。3月2日にも新たに3冊配本いたします。詳しくはこ
ちらのHPをご覧ください。


♪♪♪「ランドセルブックス」刊行キャンペーン実施中♪♪♪
刊行を記念して「ランドセルを背負った"ぼく&わたし"」の絵を大募集! 
ぜひご応募ください! 詳しくはこちらのHPをご覧ください。


《3月2日(水)配本開始》
★『おにもつはいけん』 吉田道子 文/梶山俊夫 絵


★『じめんのしたの小さなむし』 たしろちさと 作


★『新幹線しゅっぱつ』 鎌田歩 作 


■定価 各1260円
■引き続き、2011年9月、11月、2012年1月と、各2冊ずつ刊行していきます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《10》「ピーターラビット」日本語版出版 40周年記念企画 限定セット
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今年は『ピーターラビットのおはなし』が日本で出版されて40年目です。40周年
を記念して、24冊のお話の中から、2つのテーマでセットを作りました。愛らし
いイメージの動物たちですが、実は、お話の中の動物たちは、いつでも食うか食
われるかの自然界を、真剣勝負で生きています。
この機会にぜひ、新しい切り口でピーターラビットの世界に触れてみてください。

★『きけんがいっぱい おはなしセット』
  ビアトリクス・ポター 作/いしいももこ 訳 定価2205円

『ピーターラビットのおはなし』『あひるのジマイマのおはなし』『ジェレミー・
フィッシャーどんのおはなし』の3冊が入っています。さぁ、ピーターラビット
の世界にはどんな「きけんがいっぱい」なのでしょう? おまけに「ピーターラ
ビット」シリーズ、すべてのお話を紹介する小冊子がつきます。

★『ちょっぴりこわい おはなしセット』
  ビアトリクス・ポター 作/いしいももこ 訳 定価2205円

『モペットちゃんのおはなし』『りすのナトキンのおはなし』『ひげのサムエル
のおはなし』の3冊が入っています。「ちょっぴりこわい」目にあう動物のお話
がそろいました。おまけに、ピーターの仲間たちを紹介する小冊子がつきます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《11》原画展のお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●安野光雅の絵本展
会期:2011年2月25日(金)~2011年4月11日(月)
会場:島根県立美術館
   〒690-0049 島根県松江市袖師町1-5
問合せ先:TEL 0852-55-4700 
休館日:火曜日
入館料:一般 1000円、大学生 600円、小中高生 300円


●ゴーゴーミッフィー展
会期:2011年1月29日(土)~2011年4月30日(土)
会場:金刀比羅宮 高橋由一館 
   香川県仲多度郡琴平町892-1
問合せ先:TEL 0877-75-2121 
入館料:500円、中学生以下無料


●ベルギー絵本作家展
会期:2011年2月5日(土)~2011年3月27日(日)
会場:佐倉市立美術館
   〒285-0023 千葉県佐倉市新町210
問合せ先:TEL 043-485-7851 
休館日:月曜日
入館料:一般 600円、大高生 400円、中学生以下 無料


●はなのにわ 松本典子写真展
『うさぎ うさぎ こんにちは』(「こどものとも0.1.2.」2月号)に使用され
た写真の展示があります。
会期:2011年3月25日(金)~2011年3月30日(水)
会場:オーパギャラリー
   〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-1-23.1F
問合せ先:TEL 03-5785-2646 
休館日:木曜日
入館料: 無料


●『しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん』高野文子 絵本原画展
会期:2011年3月12日(土)~2011年3月27日(日)
会場:愛知町立愛知川びんてまりの館・愛知川図書館
   〒529-1313 滋賀県愛知郡愛荘町市1673
問合せ先:TEL 0749-42-4114
休館日:月・火曜日
入館料:無料


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《12》佐々木正美・俵万智 対談講演会のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「子どもへのまなざし」シリーズの著者、佐々木正美先生と、俵万智さんの対談
講演会が、開催されます。イベントの詳細や申し込み方法等は、教文館HPをご覧
ください。

会期:2011年5月28日(土)午後2時~3時半
会場:銀座フェニックスプラザ(紙パルプ会館)
定員:200名
参加費:2000円
問合せ先:教文館 ナルニア国 TEL 03-3563-0730


★「子どもへのまなざし」シリーズの詳細はこちらのHPをご覧ください。


************************************
このメールの再配信、および掲載された記事の無断転載を禁じます。
定価はすべて消費税5%込みの価格です。
◆配信先の変更および解除は次のページからおこなうことができます。

◆発行:株式会社福音館書店 広報宣伝部広報宣伝課
************************************