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 ★あのねメール通信~福音館書店メールマガジン2011年9月7日 Vol.118★
            

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         ◆◇◆  CONTENTS  ◆◇◆

《1》連載:絵本の散歩道(第6回) 吉田新一
《2》月刊誌最新号<10月号>のご案内
《3》月刊誌編集部からこんにちは
《4》『小公女』の訳者、高楼方子さんのエッセイ
《5》9月の新刊のご案内   
《6》書籍編集部だより
《7》『タンタンの冒険 限定版コレクターズBOX』の予約を受付中
《8》福音館書店創立60周年記念「絵本にしたいお話」原稿蜿Wのお知らせ
《9》原画展のお知らせ

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《1》連載:絵本の散歩道(第6回) 吉田新一
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★『かめさんのさんぽ』
中谷千代子 さく・え
                          
 中谷千代子さんは30歳(『ジオジオのかんむり』)で絵本界にデビューされて、
『かばくん』『くいしんぼうのはなこさん』など優れた絵本を数多く制作されま
したが、51歳で早世されたことは、現代絵本の発展にとって、痛恨の極みでした。
 東京芸大で梅原龍三郎に学び、パリで色彩豊かなボナールやシャガールの絵を
愛したという千代子さん。例えば『たぬきのくるむら』や『らいおん はしった』
などを見るだけでも、そのデッサン力・彩色のハーモニーなどを、存分に愉しむ
ことができます。特に動物画は見事です。『おかあさんとあかちゃん』では、あ
かちゃんが、兎はとびついて、猫は前脚でおして、猿は口でひっぱって、…象は
鼻をあげて口で、河馬は水のなかで…おかあさんの「おっぱいを のみます」と、
母子の愛らしいきずな図が展開されています。特に、河馬の母子図は、『かばく
ん』のそれと並んで正に絶品で、簡潔な線描と抑制された彩色で、河馬を品格の
ある動物に仕上げている、その力量に圧倒されます。また、表と裏の表紙やタイ
トルページ、さらに奥付のページにも、おまけのように異なる動物の母子図が描
かれていて、なんと贅沢な動物づくしだろうと思います。別作品である『どうぶ
つたち』では、毎見開きページに、好対照の動物をペアで提示していく仕立てで、
この両作品を合わせ見ても、幼年向き絵本に対する、千代子さんの豊かな創造性
を存分に味わうことができます。いずれの作品も、ページ毎に変化する、色彩の
ハーモニーとページ・デザインとによって、読者は視覚的にのびやかで、なごや
かな感覚の世界へと引き込まれていきます。
 千代子さんの絵本における、ページ・デザインのセンスのよさには、ほれぼれ
とします。形態や色彩の強弱・アクセントのつけ方、どれも見事です。例として、
『かめさんのさんぽ』を味わってみましょう。これは冬眠から目覚めたかめさん
が、夜のひとり散歩で、いろんな生き物と出会う話です。少年のけんちゃんと飼
い犬のころが、話の枠をつとめています。春が来て、けんちゃんは、バケツの土
の中で冬眠していたかめさんを起します。その晩です、走り回っていたころがか
めさんのバケツを倒して、かめさんの散歩が始まります。庭の中を、砂場から池
へ、花壇から茂みへ、そして塀にぶつかってもどると、暗がりで突然ねずみと遭
遇し、ころが気づいてねずみを撃退、ようやく夜が明けます。けんちゃんは起き
て、消えてしまったかめさんを砂場で見つけると、バケツへもどして、かめさん
の真夜中の冒険は一件落着です。
 これは横長の見開きで、左に文、右に絵、という作りの絵本です。文のページ
のカット絵は、単なる装飾的なカット絵ではなくて、それぞれの場面で背景の一
部を物語っています。先ず、最初の見開きは、けんちゃんところがバケツの土の
中から出てきたかめさんを歓迎している図です。一足飛びに、最後の絵を見ると、
最初とほぼ同じ図で、真夜中の冒険を終えたかめさんを、けんちゃんところが眺
めています。二つの絵は、起承転結がきれいにきまっているストーリーの、それ
ぞれ<起>と<結>を描いています。従って、かめさんの真夜中の冒険の始まり
が<承>で、二匹の荒くれねずみの出現が、話の山場で<転>となります。<転>
の場面に注目すると、他の見開きページとは扱いが違っています。見開きいっぱ
いの絵となり、また、ころがねずみを追うくだりでは、文字ページの絵が、間接
的に物語るカット絵ではなくて、右の絵の一部です。そして、「そらが あかる
くなりました」というページから先と、その前までとでは、当然のことながら、
絵がはっきりと背景の地色で、夜と昼の区別をしています。
 全体を読み終えて思うのは、蝶やてんとう虫や金魚なども出てきますが、この
絵本もまた、形を変えて一種の動物絵本になっています。そして、表紙絵ですが、
私の勝手な読みですが、作品を読み終えてから改めて見ると、「ねずみの襲撃か
らかめさんを守ってくれてありがとう」とけんちゃんがころを褒めている図と解
くこともできます。また、次のタイトル・ページの絵も、かめさんところの仲良
しの図ですから、文字タイトルの副題で、「かめさんといぬのころのおはなし」
と読むこともできるでしょう。
                      
★『かめさんのさんぽ』中谷千代子 作・絵

現在品切れ中です。
★『かばくん』岸田衿子 作/中谷千代子 絵

★『くいしんぼうのはなこさん』石井桃子 文/中谷千代子 絵

★『らいおん はしった』工藤直子 作/中谷千代子 絵

★『たぬきのくるむら』岸田衿子 作/中谷千代子 絵

現在品切れ中です。
★『おかあさんとあかちゃん』中谷千代子 文・絵

現在品切れ中です。
★『どうぶつたち』中谷千代子 作
フレーベル館 刊

吉田新一(よしだ しんいち)
1931年東京生まれ。日本イギリス児童文学会会長、絵本学会初代会長、国立国会
図書館客員調査員、日本女子大学教授等を歴任。立教大学名誉教授。著書に『絵
本の魅力』『ピーターラビットの世界』『絵本/物語るイラストレーション』
(以上、日本エディタースクール出版部)、訳書に『宝さがしの子どもたち』
『オーラのたび』『ビアトリクス・ポター 描き、語り、田園をいつくしんだ人』
(以上、福音館書店)『ランドルフ・コールデコットの生涯と作品』(絵本の家)
等がある。

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《2》月刊誌最新号<10月号>のご案内
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☆月刊誌最新号<10月号>は、発売中です。

◇◆こどものとも0.1.2.『まっかだね』
              山田ゆみ子 作 定価410円           ◇◆

きんぎょさんのしっぽ、ざりがにさんのはさみ……。小さな子どもにとって身近
な赤い生き物たちに「まっかだね」と語りかける絵本です。

◇◆こどものとも年少版『ちんころりん 高知の昔話』
            中脇初枝 再話/ささめやゆき 絵 定価410円  ◇◆

おばあさんが川で拾ったひつの中から出てきたのは、目がひとつ、口がふたつの
おばけ。「ちんころりん」ときれいな声でうたいます。

◇◆こどものとも年中向き『ゆらさん』
             織茂恭子 作 定価410円           ◇◆

毎日家の前に立って道行く人にあいさつをしているゆらさん。ある日ゆらさんの
姿が見えなくなり、近所の人たちは「どうしたんだろう」と心配します。

◇◆こどものとも『やぎのアシヌーラ どこいった?』
         渡辺鉄太 作/加藤チャコ 絵 定価410円        ◇◆

ものぐさなじいさんは、庭の草刈りのためにやぎを飼った。そのやぎを農夫が借
り、羊飼いが借り、どんどん貸し出されて、やぎはどこに?

◇◆ちいさなかがくのとも『かめの ひなたぼっこ』
     越智典子 文/金尾恵子 絵/小菅康弘 監修 定価410円       ◇◆

かめが石の上につぎつぎとのぼってきて、ひなたぼっこ。場所がなくなったら、
ほかのかめの背中にだってのぼります。あ、あ、みんなで落ちちゃった。

◇◆かがくのとも『たねの さくせん』      
稲垣栄洋 作/いまきみち 絵 定価410円                ◇◆

根を下ろして育つ植物は動物のように移動することはできません。そのため植物
はたねを遠くにとばすさまざまな作戦を持っています。

◇◆たくさんのふしぎ『クラゲは花』
           並河 洋 文/石森愛彦 絵 定価700円        ◇◆

海の中を漂うクラゲ。実は、海底にいるポリプが繁殖時期だけに生み出す「繁殖
のための分身」なのです。そのためクラゲは、繁殖を終えれば死んでしまいます。

◇◆母の友 「理想の大人 こんなひとになれたらいいな」  定価530円 ◇◆

子どものころ「カッコイイなあ」と憧れた人。今も「あんな風になりたいな」と
思う素敵な人。そんな理想の大人に近づくには、どうしたらいいでしょう。

★こちらから「母の友」10月号の目次をご覧いただけます。


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《3》月刊誌編集部からこんにちは
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☆毎月交代で月刊誌の編集部から、読者の皆様にむけてメッセージをお届けして
います。今月はこどものとも第二編集部です。「母の友」編集室からのメッセー
ジもお送りしています。

◇◆こどものとも第二編集部から◇◆

 「こどものとも年少版」10月号は、『ちんころりん―高知の昔話―』です。こ
の昔話は、現在の高知県高知市春野町に伝わっていたものです。
 再話された中脇初枝さんは高知県のご出身で、物語を創作する傍ら、昔話の語
りをされています。小学校でも昔話を語られているそうで、子どもたちが昔話の
世界にぐーっと引き込まれていく瞬間は、長年語り継がれてきた昔話の持つ力を
感じるそうです。
 そこで、今回、子どもたちに馴染みがなくなりつつある昔話を現代に蘇らせよ
うと、小さな子どもたちでも楽しめるお話をみつけて再話してくださいました。
昔話ならではのくり返しの言葉とリズムが耳に心地よく、単純なお話の展開は初
めて昔話に触れる子どもたちでも充分楽しんでもらえると思います。
 さらに、画家のささめやゆきさんがどこか憎めないおばけを愛情豊かに描かれ、
お話をより生き生きと魅力的なものにしてくださいました。遠い昔から人々が語
り継いできたお話の魅力を存分に味わってもらえたらうれしいです。
 お話の最後の言葉「むかしまっこう さるまっこう」は、結句といいます。「お
わり」「めでたしめでたし」などの意味を表す言葉が多いようですが、地域によっ
て様々な言葉があります。
 秋の夜長、親子で昔話の世界にひたってみてはいかがでしょうか。

★こちらから「こどものとも年少版」をご覧いただけます。


◇◆「母の友」編集室の窓から◇◆

特集 理想の大人 こんなひとになれたらいいな

 特集は「理想の大人 こんなひとになれたらいいな」。子どものころ「カッコイ
イなあ」と憧れた人。今も「あんな風に生きてみたいな」と思う素敵な人。そんな
理想の大人に近づくには、どうしたらいいでしょう。理想の大人像を探るため、作
家の塩野米松さんには手仕事の職人さんたちについて、長谷川摂子さんには、児童
文学の中のきちんとした大人について、話を聞きました。ふたりの話から、「自分
にしかできない仕事を自信をもって進め、子どもに対しては、杓子定規にならず、
ユーモアと忍耐を持って見守っている」という大人像が浮かび上がりました。
 そんなこと言われても無理? そう、すぐに全ての面で理想の大人になれるわけ
はありませんが、できるところから、少しでも実現していこうではないですか。

★こちらから「母の友」10月号の目次をご覧いただけます。


★こちらから「母の友」のブログをご覧いただけます。


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《4》『小公女』の訳者、高楼方子さんのエッセイ
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表紙のセーラのこと
                           高楼方子

 15年前、ロンドンの本屋さんをうろついていたときのことです。朗読テープの
パッケージに付された一枚の絵が目にとびこんできました。人形を抱きかかえた
少女が継ぎの当たったベッドに腰かけ、大きな目でじっと虚空をにらんでいるの
です。小さな絵だというのに、驚愕と深い心の痛みとを内に押しこめたような賢
そうなその子の面差しには、ちょっとないほどの迫力があり、しばらく目を離す
ことができませんでした。テープのタイトルを読むまでもなく、『小公女』のセ
ーラに違いないと思いました。もっと言えば、セーラってこの子のことだったん
だ、とまで思ったのです。もちろん私は、そのカセットテープを買いました。聴
くのは二の次、もっぱら見るために買ったのです。そして、その絵が挿画になっ
ているという本をどうすれば見つけられるのかしら……と思いながら、何年も過
ごしたのでした。
 その絵のことが心にあったから、というわけではないのですが、その後私は、
『緑の模様画』という物語を書き、『小公女』を原書で読む老人を登場させまし
た。すると執筆のさなかに、編集者の方が、親切に古本屋を通じて本物の原書を
見つけ出してきてくれたのでした。ニューヨークのスクリブナー社から出版され
た厚手の単行本《A LITTLE PRINCESS》です。なんて立派な本だったのかしら……
と溜め息をつきながらページを繰っていたときのこと――あのときはほんとうに、
あっと声を上げ、目を見開きましたよ。だって、あのセーラが古びたページの中
から、突然、現れたのですから! その絵は、バーネット自身が出版社に原稿を
託し、画家のエセル・フランクリン・ベッツが絵を寄せて1905年に世に出た、最
初の『小公女』の挿絵だったのです。
 まるっきりの門外漢でありながら、『小公女』の翻訳に挑んでみることになっ
たのは、そんな経緯から原書が身近なものになっていたためでもありました。実
をいうと、そのときからもう、誰に何と言われようと、本の表紙はぜったいあの
絵にしてもらおうと心に決めていたのです。――ですから、装丁家の辻村益朗さ
んが、表紙にはセーラが天窓から身を乗り出して空を見ている別の絵のほうがふ
さわしいと思うけどな……とおっしゃったときも、もう少しで「たしかにそうで
すね……」とうなずきそうになるのをこらえ(だってその絵も好きでしたから)、
「言うことをきいちゃだめ。今こそわがままを言う時だ」という心の声に耳を傾
け、「そこを何とかお願いします」と拝み倒したのです。
 翻訳についていえば、できるだけ忠実に読みやすく、そして生き生きしたきれ
いな文章になるよう、編集者の方に助けてもらいながら、それはもう一生懸命に
やりました。そしてこの表紙です。どうかみなさんに喜んでいただけますように。


高楼方子(たかどの ほうこ)
1955年函館市生まれ。現代日本を代表する児童文学作家のひとりで、絵本から創
作長編に至る数多くの作品がある。高学年向きの作品に、『時計坂の家』『十一
月の扉』(以上、リブリオ出版)『ルチアさん』(フレーベル館)など、低・中
学年向きの作品に、『紳士とオバケ氏』(フレーベル館)「のはらクラブ」のシ
リーズ(理論社)、「へんてこもり」のシリーズ(偕成社)など。絵本に「つん
つくせんせい」のシリーズ(フレーベル館)、『こぶとりたろう』(童心社)な
ど。福音館書店からは、『緑の模様画』『ねこが見た話』『みどりいろのたね』
『まあちゃんのながいかみ』『まあちゃんのまほう』が刊行されている。

★『小公女』 F・H・バーネット/作 高楼方子/訳 E・F・ベッツ/画

★『緑の模様画』 高楼方子 作 /平澤朋子 装画


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《5》9月の新刊のご案内
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《9月7日(水)出荷開始》
★『うさこちゃんと ふがこちゃん』
  ディック・ブルーナ 文・絵/まつおかきょうこ 訳 定価735円

ぶたのふがこちゃんは、うさこちゃんみたいな長くて白い耳に憧れていました。
そこでおばさんのうたこさんに相談すると……。

★『ぐるぐるちゃん』
  長江 青 文・絵/菊地敦己 構成 定価840円

子リスのぐるぐるちゃん、秋の森でお母さんと一緒にどんぐりを拾います。ぐ
るぐるちゃん、ほっぺにどんぐり、いーっぱい!!

★『ゴリラとあそんだよ』
  やまぎわじゅいち 文/あべ弘士 絵 定価1260円

忘れ物をした僕が学校にもどると、2匹のゴリラの子が校庭に! 動物とのコ
ミュニケーションの楽しさを、ファンタジー仕立てで語ります。

★『コンテナくん』
   たにがわなつき 作 定価1260円

「コンテナ」とは、貨物輸送に使われる大型の箱のことです。色んな乗り物に
助けられながら、海や大陸を渡る、「コンテナくん」の旅が始まります!

★『小公女』
 F・H・バーネット/作 高楼方子/訳 E・F・ベッツ/画  定価2415円

持ち前の想像力をいっぱいに働かせ、気高く果敢に生きる少女セーラ。読み継
がれた古典が、生き生きとした訳文を得て甦る!

《9月14日(水)出荷開始》
★『こんにちは あかちゃん』
  M・フォックス 作/S・ジェンキンス 絵/角野栄子 訳 定価1470円

この絵本の主人公は、読んであげるあなたと、あかちゃんです。あなたとあか
ちゃんの掛け合いを楽しめる、今までにない絵本です。

★『おはなし しましょう』
  谷川俊太郎 文/元永定正 絵 定価1365円

会話は耳には聞こえても、目には見えません。でも、詩と抽象画が組み合わさ
って、会話の内容が目に見える吹出し絵本ができました。


《9月21日(水)出荷開始》
★『クールな三上も楽じゃない ユウレイ通り商店街3』
  田部智子 作/岡田千晶 画 定価1260円

モダンなベーカリーの御曹司で学級委員長、クールでちょっとナナメが売り。
そんな三上にも思いがけない"秘められた過去"が!?

★『あたしだけに似合うもの ユウレイ通り商店街4』
  田部智子 作/岡田千晶 画 定価1260円

薬局の娘・理香子はモデル志望。薬剤師にさせたい父親と衝突を繰り返した
末、もうガマンできない!と家出を決行したけれど……。

★『ぼくらの ゆうえんち』
  よぐちたかお 作 定価1260円

マジックフィルムを絵本にのせて回してみると……。あら不思議、絵本の中
の遊園地が動き出した!  親子で遊べる仕掛け絵本です。

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《6》書籍編集部だより
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☆絵本・童話第一・童話第二・科学書の編集部から毎月交代で読者の皆様にむけ
たメッセージを お届けします。今月は童話第ニ編集部です。

◎童話第ニ編集部から
 はじめまして。今年度初めに発足しました「童話第ニ編集部」と申します。
 これまでの書籍編集部にあった「童話」セクションが、小学校中学年を境目に
二つに分かれ、私たち「童話第ニ編集部」が、およその目安として3年生以下を、
元の童話セクションが「第一編集部」として4年生以上の単行本を受け持つこと
になったのです。どうぞよろしくお願いいたします。
 さて、私たちは、セクションが正式発足する以前から小学1、2年生向けの単
行本シリーズ「ランドセルブックス」を準備し、2月と3月に各3冊ずつ刊行し
ました。
 お読みいただいた方からの読者カードには、「ランドセルブックス、ネーミン
グがグッド!」、「小学1年生向けの絵本がなかなか見つからず、対象年齢の本
が出版されて嬉しいです」というような反響をたくさんいただき、ますます張り
切っているところです。
 そしてその「ランドセルブックス」第3期2冊を、この9月にお届けします。
『ゴリラとあそんだよ』と『コンテナくん』です。
 『ゴリラとあそんだよ』は、霊長類研究の第一人者である京都大学の山極寿一
さんと旭山動物園でゴリラの飼育も担当したあべ弘士さんとが描く、ゴリラのコ
ミュニケーション論です。人間と共通の祖先を持つゴリラが、どんなに細やかな
心を持っているかが、愉快なファンタジー仕立てで描かれています。巻末の山極
さんから小学生へのメッセージも、ぜひお読みください。
 『コンテナくん』は、とてもユニークな乗り物の本です。自分では動けない大
きな箱・コンテナくんと共にいろいろな乗り物にのり、海や草原を旅をしながら、
20世紀の大発明と言われるコンテナ輸送の最先端を楽しく体験することができま
す。8月30日朝日新聞朝刊に、中国上海のコンテナ埠頭の大きな写真が載ってい
ましたが、本当にコンテナ埠頭は独特で、胸をワクワクかき立て、世界とのつな
がりを感じさせてくれる風景です。日本では、横浜、神戸、大阪南港などで見ら
れますが、この本では、いつも手元に置いてじっくり見ることができますよ。コ
ンテナくんが、どこに何を運んだのかも、どうぞお楽しみに!

9月7日販売開始
★『ゴリラとあそんだよ』 やまぎわじゅいち 文/あべ弘士 作

★『コンテナくん』 たにがわなつき 作


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《7》『タンタンの冒険 限定版コレクターズBOX』の予約を受付中
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●10月発売予定『タンタンの冒険 限定版コレクターズBOX』の予約を受付中です。

全24作品を8冊のコンパクト版にまとめて、おしゃれな箱に入れてお届けします。
限定生産につき、予約でのご注文がおすすめです。また、この商品をご購入の方
を対象に、抽選で豪華タンタン・グッズが当たるキャンペーンを実施します。予
約受付とキャンペーンの詳細は以下のページでご確認ください。
〈http://www.fukuinkan.co.jp/tintin/collectors-box.html〉

●「タンタンの冒険」シリーズの映画化を記念して、「タンタンの冒険」シリー
ズ全24冊のペーパーバック版を限定発売中です。詳しくはこちらをご覧ください。
〈http://www.fukuinkan.co.jp/tintin/#schedule〉

●「タンタンの冒険」シリーズ全24冊全点の一部を、サイト上で、試し読みして
いただけるようになりました。「タンタンって、どんな作品だろう?」と思われ
た方は、ぜひ以下のページで立ち読みしてみてください。


●「タンタンの冒険」シリーズについての、耳寄りなお知らせは、「タンタンの冒
険」映画公開記念特設ページでもお知らせいたします。


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《8》福音館書店創立60周年記念「絵本にしたいお話」原稿募集のお知らせ
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読者のみなさまに支えられて、福音館書店は2012年2月、創立60周年を迎えます。
小社では、これを記念し、読者の方々からひろく「絵本にしたいお話」(文章原
稿)を募集いたします。採用作品は、「こどものとも」(あるいは「こどものと
も年中向き」)として出版します。たくさんのみなさまのご応募をお待ちしてお
ります。

★募集原稿★
・絵本にしたいお話。対象年齢は4歳から6歳。字数は400字詰め10枚以内。
(原稿用紙や手書きでなくても結構です)
・文章のみを選考の対象としますが、絵をそえてくださっても結構です。絵のみ
の応募は選考の対象となりませんのでご注意ください
・作品は未発表のものに限ります。

★応募資格★
・小社での絵本、童話の出版経験のない方。1人2作品まで。

★作品の掲載★
・応募作品の中から1点を、月刊「こどものとも」、あるいは「こどものとも年
中向き」として小社より出版します。また数点を、月刊「母の友」に掲載します。
・出版、掲載に際し、原稿に加筆修正をしていただく場合があります。また、画
家は編集部で決めさせていただきます。
・いずれも小社規定の原稿料をお支払いします。

★応募方法★
応募作品に、作品のタイトルと住所、氏名、電話番号、ファックス番号、メール
アドレスなど、連絡先が明記された紙をそえて、お送りください。

★原稿の形式★
・原稿はホチキスどめをしないで下さい。(クリップは可です)
・応募原稿は返却いたしませんのでコピーをお送りください。
・絵をそえる場合も、原画ではなく、必ずコピーをお送りください。

★送り先★
〒113-8686 東京都文京区本駒込6-6-3 
福音館書店 60周年記念
「絵本にしたいお話」原稿募集係
・お問い合わせ先 「絵本にしたいお話」原稿募集係 03-3942-2082

★募集期間★
応募受付開始 2011年10月1日(土) ~ 締め切り 2012年1月15日(日)
(当日消印有効)

★選考★
福音館書店編集部が行います。

★結果発表★
・2012年8月号の月刊「こどものとも」「こどものとも年中向き」の、各折り込
み付録、「母の友」誌上、および小社ホームページで行います。
・「こどものとも」(あるいは「こどものとも年中向き」)採用作品の出版は、
2013年度を予定しています。
・「母の友」への作品掲載は、2012年10月号以降の誌上で行います。

詳細は以下のHPで、ごらんいただけます。


たくさんのご応募お待ちしております。

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《9》原画展のお知らせ
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●絵本原画名品展 ~記憶の底のたからもの~
会期:2011年8月2日(火)~2011年10月10日(月・祝)
会場:宮城県美術館
   〒980-0861 宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1
問合せ先:TEL:022-221-2111
休館日:月曜日
入館料:常設展観覧券でご覧いただけます。
一般 300円、大学生 150円、小・中・高校生 無料


●かこさとしの世界
会期:2011年7月16日(土)~2011年9月25日(日)
会場:鎌倉文学館
   〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷1-5-3
問合せ先:TEL 0467-23-3911 
休館日:月曜日
入館料:一般300円、小中学生 100円


●安野光雅展 アンデルセンと旅して
会期:2011年8月6日(土)~2011年9月25日(日)
会場:神奈川近代文学館展示室
   〒231-0862 神奈川県横浜市中区山手町110 港の見える丘公園内
問合せ先:TEL 045-622-6666 
休館日:月曜日
入館料:一般600円、65歳以上/20歳未満及び学生300円


●瀬川康男 遺作展 輝くいのち
会期:2011年8月3日(水)~2011年10月23日(日)
会場:ちひろ美術館・東京
   〒177-0042 東京都練馬区下石神井4-7-2
問合せ先:TEL 03-3995-0612 
休館日:月曜日
入館料:大人800円、高校生以下無料


●シビル・ウェッタシンハ『わたしのなかの子ども』挿絵原画展
会期:2011年9月22日(木)~10月30日(日)
会場:教文館ナルニア国
   〒104-0061 東京都中央区銀座4-5-1
問合せ先:TEL:03-3563-0730
入館料:無料


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定価はすべて消費税5%込みの価格です。
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◆発行:株式会社福音館書店 広報宣伝部広報宣伝課
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