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  ★あのねメール通信〜福音館書店メールマガジン 2012年11月7日 Vol.132★ 
            

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          ◆◇◆  CONTENTS  ◆◇◆

《1》連載:絵本の小路から(第8回) 小風さち
《2》月刊誌最新号<12月号>のご案内
《3》月刊誌編集部からこんにちは
《4》新刊『鰹のたんぽぽ釣り』の作者、越智典子さんのエッセイ
《5》11月の新刊のご案内
《6》書籍編集部だより
《7》2013年カレンダー好評発売中!
《8》原画展のお知らせ

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《1》連載:絵本の小路から(第8回) 小風さち
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  金貨がいちまい

     『うさぎのみみはなぜながい』     北川民次 文・絵

 私はなにをするにも遅い子どもだった。数字も平仮名も、覚えたのは小学校に
入学してから。その小学校の入学試験では、お金を数えてみせるのに、多分「10
円、20円」とやらねばならないところを、「金貨いちまーい。金貨にまーい」と
やった。
 そんな具合なので、文字のからくりを理解したことは、たいへんな文明開化だ
った。世界がくっきり見えたように感じたのは、その時と、四季があることに気
づいた時だ。そちらは小学四年生の時だった。
 自分で文字が読めるようになると、愛読書というものができた。『うさぎのみ
みはなぜながい』がそうだ。
 私は学校の友達に、兎の耳が長いわけを、何度説明してみせたことだろう。神
様と耳の短いちっぽけな兎のやりとりや、その兎がトラとワニとサルをボカンと
殺してサクッと毛皮にし、神様のところへ持っていったこと。そして、自分を森
で一番大きな獣にしてくれと頼むのだが、まったく怖がりな奴ほど恐ろしいもの
はない。だが学年で一番小さかった私は、小さな兎のこの知恵と勇気に、いたく
感心したのである。
 だが神様というお方は、いつの世も思慮深い。どうしたかというと、「せめて、
たった ひとところだけでも おおきくしてやろう」と、兎の両耳をつかんで、
ほーいと地上に放ったのである。だから兎の耳は今でも長いのだと、自分の住所
も正しく言えない頃に、遠い国の大昔の話を見てきたように話したものだ。実際
このお話は、メキシコ南部のテワンテペック地方に古くから伝わる民話なのだが、
私はこれを真実とおもって、疑ったことは、ただの一度もなかった。
 『うさぎのみみはなぜながい』は、文と絵の両方を北川民次氏(1894〜1989)
が手掛けられている。北川民次といえば、メキシコ・ルネッサンスと対で語られ
る画家である。
 だがそれは、母国にいて影響を受けるというような生易しいことではなかった
ようだ。メキシコ革命(1910〜1917)以降に興ったこの美術運動に、画家は実際
に立ち会った稀有な日本人だった。
 運動の中核になったのは、なんといっても"壁画"だった。識字率の低かった
民衆に、民族の歴史やイデオロギーを伝えるため、たくさんの壁画が描かれた。
壁に描かれた絵は、いつでも誰でも鑑賞することができる。入場料もいらない。
高額な売買もされない。
 なかにディエゴ・リベラ(1886〜1957)という画家がいて、私事で恐縮だが、
今年の春ニューヨークでようやく彼の作品を観ることができた。本来は公共の建
物の壁などに描く壁画を、MOMA(ニューヨーク近代美術館)が美術館に壁面
を造ってでも描いてもらったという一連の作品は、壁画としては少々断片的で数
も多くはない。それでも、ディエゴ・リベラの部屋は格段に威光を放っていた。
"伝える"という強い意志に貫かれた"物語る力"に満ちていた。北川民次氏は、
このリベラの時代にメキシコに渡ったのである。
 子どもは絵本を読む時、どこからどこまでが絵で、どこからどこまでが文章な
どと考えない。体ごと魂ごと、お話の世界に身をゆだねる。それが、子どもとい
う読者の絵本の読み方だ。神様の足元にぬかずく兎。次々とハメられてゆく獣達。
だが終盤の、念願の体になった兎の想像図は恐ろしい。これじゃあ、身を守るた
めに耳が伸びただけでよかったと安堵する。日本人画家による、この異色のルー
ツを持った絵本は、創作絵本をハードカバーにする先駆けとなり、福音館日本傑
作絵本シリーズの一冊めとなった。
 ランドセルを背負いメキシコの民話を愛読していた頃から、またたくまに50年
が過ぎた。気がつくと子どもは子どもを生み、その子どもは次の子どもを生んで
いる。けれど、私は今でも兎の耳が長い理由を、『ゆきむすめ』の身に起きたこ
とを、『鉛の兵隊』の行く末を、金貨の数を数えるように、一つひとつ数えるこ
とができると感じている次第である。


参考文献
「メキシコ壁画運動」加藤 薫 著 現代図書



★『うさぎのみみはなぜながい』メキシコ民話 北川民次 文・絵 定価1260円



小風さち(こかぜ さち)
東京都生まれ。白百合女子大学仏文科卒業。1977年から87年まで、イギリスのロ
ンドン郊外に暮らした。絵本の創作に『わにわにのおふろ』『わにわにのごちそ
う』『わにわにのおでかけ』などの「わにわに」シリーズ、『とべ! ちいさい
プロペラき』、『ぶーぶーぶー』『はしれ、きかんしゃ ちからあし』(以上、
福音館書店)など、翻訳絵本に『みっつのねがいごと』(岩波書店)、長編童話
に『ゆびぬき小路の秘密』(福音館書店、1994年野間児童文芸新人賞受賞)など
がある。父は松居直(児童文学者・福音館書店相談役)。東京都在住。


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《2》月刊誌最新号<12月号>のご案内 
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☆月刊誌最新号<12月号>は、好評発売中です。 

◇◆こどものとも0.1.2.『ふわふわ ぐーぐー』
                           たむらしげる 作 定価410円        ◇◆

丸い毛糸玉がネコとネズミに早変わり。「ニャーニャー」「チュチュチュ」と追
いかけっこが始まります。毛糸の温かみあふれる絵本。

◇◆こどものとも年少版『おふろ だいきらい』
                        山�ア克己 作 定価410円            ◇◆

ぼく、犬のオサム。今日はぼくのおふろの日。たらいに入るの、嫌い嫌い。シャ
ワーも、絶対いやいや。おふろに入るの、大嫌い!

◇◆こどものとも年中向き『どん』 
                          坪内稔典 文/元永定正 絵/中辻悦子 構成
             定価410円                         ◇◆

黄色いどん、青いどん、赤いどん、緑のどん、せいぞろいして、くっついて……。
愉快な形と鮮やかな色とが重なって動いていきます。

◇◆こどものとも『ただのしろいふうとう』 
           殿内真帆 作 定価410円                   ◇◆

女の子の手でポストに投函された「ただのしろいふうとう」。ポストの中で仲間
の封筒のはなやかな姿を見て自信を失いますが……。

◇◆ちいさなかがくのとも『ゆき いちばんのり』 
             杉田比呂美 作 定価410円            ◇◆

雪の朝。お父さんと散歩をしながら、まっさらな雪を踏んだり、さわったりして
遊びます。ほら、きれいな雪がここにもあそこにも。

◇◆かがくのとも『しわしわ かんぶつ おいしいよ』      
         水上みのり 作 定価410円               ◇◆

昔から多くの食材がかんぶつとして活用されてきました。栄養価が高く、保存が
利く身近なかんぶつの秘密を解き明かしていきます。

◇◆たくさんのふしぎ『たくさんのふしぎ版 南極のさかな大図鑑』 
           岩見哲夫 文/廣野研一 絵  定価700円        ◇◆

世界初、南極の魚フルカラー大図鑑をおたのしみください。氷点下でも凍らない
血液をもった美しい魚たちに出会えますよ。

◇◆母の友 特集"地震列島にくらす 第2回 いのちを守る「防災」"
             定価530円                                       ◇◆

地殻の活発な活動期に入り、巨大地震が予測される日本。いざというとき、いか
にして子どもを守り、被害を小さくするかを考えます。
★こちらから「母の友」12月号の目次をご覧いただけます。 
 


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《3》月刊誌編集部からこんにちは 
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☆毎月交代で月刊誌の編集部から、読者の皆様にむけてメッセージをお届けして
います。今月はたくさんのふしぎ編集部です。「母の友」編集室からのメッセー
ジもお送りしています。

◇◆たくさんのふしぎ編集部から◇◆ 
 こんにちは、「たくさんのふしぎ」編集部です。12月号は、『たくさんのふし
ぎ版 南極のさかな大図鑑』。マイナス2度という、とてつもなく冷たい南極海
でくらすため、赤い血を凍らない「白い血」に変化させたり、環境のおだやかな
海底にひそむため浮き袋をなくしたりと、独自の生態をもつ魚たちを、美しく精
密な絵で紹介します。
 ところで、かつては「銀ムツ」という名で売られ、最近は「メロ」と呼ばれる
白身のお魚がいますね。脂がのっていて、西京味噌づけなどにするととてもおい
しいあの魚も、実は南極大陸沿岸にすむ魚。浮き袋を持たない体で海中を泳ぎ回
るため、水より軽い脂を体内にため込んで体を浮かすという進化をとげました。
「おいしさの秘密」が、生物として生き残るための工夫にあったなんて、驚きで
す。
 編集部では、今後刊行予定のアオムシやスズメなど、さまざまな生物について
調査中。その中で気づくのは、それらの生物たちが、とにかく周りの動物に「食
べられ」まくっているということ。
「まるで食べられるために生きているみたいだなあ」
「いや、それでもやっぱり生き残るために存在しているんだろう」
「でも、生き残るのはほんの一部だよ。やっぱり食べられるためだ」
「まあ、人間もかつてはずいぶんほかの動物のエサになってたみたいですしね」
 そんな会話で、秋の日が暮れてゆきます。

★こちらから「たくさんのふしぎ」をご覧いただけます。


◇◆「母の友」編集室の窓から◇◆ 
 特集「地震列島でくらす」の第2回目は「いのちを守る『防災』」を取り上げ
ます。地震は怖いけれどどんな対策をすればいいの?という声を受け、災害心理
学の立場から、園の現場から、どう備えるべきかを語ってもらいます。いざとい
うときに幼い子どもを守るヒントは、日ごろの習慣にある——取材先で聞かされ
た言葉です。大きな災害を前にすると、人は思いも寄らない行動を取ってしまう
もの。備えあれば憂いなし? その答えは本誌でどうぞ。連載「絵本作家のアト
リエ」は、いよいよ『ぐるんぱのようちえん』『くろうまブランキー』でおなじ
みの堀内誠一さんの登場です。多方面で活躍した堀内さんの、今回は絵本の仕事
に焦点を絞りました。カラーページでは、絨毯を織るイランの女性たちを。今月
のお話は、かまきりを飼育した日々を綴った「ぼくのかまちゃん」。八歳のつじ
川しょうたろう君の作品をご紹介します。

★こちらから「母の友」12月号の目次をご覧いただけます。



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《4》新刊『鰹のたんぽぽ釣り』の作者、越智典子さんのエッセイ
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   魚が空を飛んだ日
                       越智典子

 魚って鳥に似ている——初めてそう思ったのは、シュノーケルを覚えたばかり
の夏、沖縄県竹富島の海に浮かんでいる時でした。どちらにも色あざやかな仲間
がいることや(哺乳類にくらべて、なんと色彩豊かでしょう)、かたや水中かた
や空中を自由に高速移動する点も確かに似ているのですが、わたしがはっとした
のは、しぐさでした。そうっと近づくと、魚たちが体をちょっと傾けて、片目で
わたしを見上げます。その瞬間、あ、この感じ、知ってる……そうか、鳥だ、と
気がついたのでした。首をちょっと傾けて、片目でこちらの様子をうかがう鳥の
しぐさにそっくりに思えたのです。おまけに、感動でぼおーっとしていたら、ハ
コフグがわざわざ目の前にやってきて、真正面からわたしを観察するではありま
せんか。愛らしくも素っ頓狂な顔に、つい吹き出して苦しい思いをしましたが、
魚には、ミミズク・フクロウ系もいるのでした。
 越辺(オッペ)川の流れる町に戻り、遠くの秩父連山を眺めていたら、上空に
魚の飛び交う風景が、ごく自然に浮かんできました。ふと、それが実際にあり得
たかもしれない風景に思えました。ペンギンが空を海に置き換えて「飛ぶ」鳥な
ら、海を空に置き換えて飛ぶ魚がいてもいい——そんな気がしたのです。生物は、
偶然と必然がないまぜになって進化してきたのでしょう。進化史のどこかで、ほ
んの少し道筋が違っていたら、ずいぶん違った生物界が生まれていたかもしれま
せん。
 魚が空を飛ぶとしたら、漁師はどうやってとるのだろう、高いところが怖かっ
たらどうするのか? わたしの中に漁師ラビントットが生まれ、動き始めました。
チッチープ連山をはるかにのぞむオッペ川のほとりで、空飛ぶ鰯をとる漁師です。
空飛ぶ魚がいる世界なら、鳥は地面を泳ぐだろうか。としたら、どうやって泳ぐ
のだろう。土にもぐる鳥は、突飛すぎる? ううん、だいじょうぶ、実際の生物
界は、はるかに奇想天外なのだから。この前見つけたアリグモ(※)だって、す
っと糸の先にぶら下がったりしなければ、どう見てもアリ。四対の足があっては
まずいと思うのか、一対の前肢を触覚みたいにもたげて歩く。こんな心憎いクモ
がいるなんて、見なければ信じられないかもしれない。他にどんなひとや虫がい
て、植物はどんなだろう…にわかにラビントットの世界がにぎやかになっていき
ました。どれも架空の生き物ですが、この地球上の生き物によく似ています。お
互いに良くも悪くもかかわり合っていきている様も、似ています。「ところ変わ
れば生き物が変わる。けれども生命の本質はそう変わらない」。日本でもコスタ
リカのジャングルでも、初めて見る生き物に歓声をあげながら、わたしが何より
感動したのは、このことでした。
 ラビントットも食べて眠って息をしながら、悩んだり寂しがったり、泣いて笑
って、怖がって、喜んで有頂天にもなる、どうやらわたしたちとそう変わりのな
い心も持っているようです。

※アリグモ


★『鰹のたんぽぽ釣り——ラビントットと空の魚 第一話』 
  越智典子 作/にしざかひろみ 画  定価1365円


越智典子(おちのりこ)
1959年東京に生まれる。東京大学理学部卒業。科学テーマの絵本や読み物の書き
手・翻訳者として定評がある。絵本に『ピリカ、おかあさんへの旅』『ここにも、
こけが…』(以上、福音館書店)、『おふとんのくにのこびとたち』(偕成社)、
『おちのりこのすてきな地球』(全10巻、農文協)、童話に『てりふり山の染めも
のや』(偕成社)、翻訳にタハン『アラビア数学奇譚』(白揚社)など。


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《5》11月の新刊のご案内
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《11月6日(火)出荷開始》
★『はじまりのはじまりのはじまりのおわり
     —小さいカタツムリともっと小さいアリの冒険』 
  アヴィ 作/トリシャ・トゥサ 画/松田青子 訳 定価630円

カタツムリのエイヴォンとアリのエドワードは「冒険を探すための冒険」の旅に
出ます。枝の上のゆかいな冒険はゆっくり続きます。

★『文庫版 ハッピーノート』 
  草野たき 作/ともこエヴァーソン 画 定価683円

学校でも塾でも自分を出せずにいる6年生の聡子が、好きな男の子と仲良くなろ
うとがんばるうちに少しずつ変わっていく姿を描く。

《11月7日(水)出荷開始》
★『ごはん たべよ』 
  大阪YWCA千里子ども図書室 文/大塚いちお 絵 定価840円

ごはん、お味噌汁、卵にきゅうり。エプロン、おはし、フォークにスプーン。赤
ちゃんが日常の食卓で目にするものたちを描きます。

★『おでかけしようか』 
  大阪YWCA千里子ども図書室 文/大塚いちお 絵 定価840円

おでかけしよう! ぼうしにリュック、すいとう持って、くまでとシャベルはバ
ケツに入れて。毎日のおでかけの必需品を描きます。

★『おやすみなさい』 
  大阪YWCA千里子ども図書室 文/大塚いちお 絵 定価840円

あひるさんとお風呂にはいろ。せっけんぶくぶく、バスタオルふわり。パジャマ
に着替えてくまさんといっしょに、おやすみなさい。

★『もののえほん いちにち』(全3冊)
  大阪YWCA千里子ども図書室 文/大塚いちお 絵 定価2520円

赤ちゃんが一日の生活で出会うものを描きます。言葉と知識を獲得し始める赤ち
ゃんのための絵本セットです。
 
★『水は、』
    山下大明 写真・文  定価1260円

大学を卒業以来山を歩き続け、自然の営みを撮ってきた著者ならではの、力強く
美しい、水の恵みを私たちに訴えかける写真絵本です。

★『パンがいっぱい』 
  大村次郷 写真・文 定価1260円

パンの発祥の地はメソポタミア。現在のイランあたりです。そこには日本でふだ
ん見ることが少ない珍しいパンがいっぱいです。

《11月14日(水)出荷開始》
★『鰹のたんぽぽ釣り——ラビントットと空の魚 第一話』 
  越智典子 作/にしざかひろみ 画  定価1365円

魚が空を飛び、鳥は地中を泳ぐ不思議な世界。少年漁師ラビントットは、注文に
応えて鰹を釣り落とそうと四苦八苦しますが……。

★『神々の母に捧げる詩—続 アメリカ・インディアンの詩』 
  金関寿夫 訳/秋野亥左牟 絵 定価1680円

アメリカ・インディアンの詩は、すべて自然のあらゆるものへの感謝と畏敬の念
に満ちている。魂の詩の絵本、待望の続編!


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《6》書籍編集部だより
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☆絵本・童話第一・童話第二・科学書の編集部から毎月交代で読者の皆様にむけ
たメッセージをお届けします。今月は絵本編集部です。 

◎絵本編集部から

 はやいもので、今年もそろそろクリスマスが気になる時期になりました。
 今回、絵本編集部がご紹介する本は、クリスマスが近いこの時期にぜひ読んで
ほしいお話集、『クリスマスのりんご』です。
 クリスマスに読みたい絵本はたくさんあるけれど、お話会などで読んできかせ
る「お話の本」がほしい、という声からこの本の企画はスタートしました。
 訳者の上條由美子さんが、外国のクリスマスにまつわるたくさんの資料から、
これはという作品を選んでくださり、そのなかから、さらに選りすぐったお話が
収録されています。
 幅広い年齢の読者に読んでもらうために、本文は総ルビにしました。
 アトリー、エインズワース、ソーヤーなど、様々な書き手による、日本ではま
だ知られていない心あたたまるお話の数々に、たかおゆうこさんの素敵なさし絵
が彩りをそえています。
 貧しい時計作りの男が、クリスマスに神さまにささげるために作り上げた見事
な時計を、困っている子どものために売ってしまう表題作「クリスマスのりんご」
をはじめ、収録されている九つのお話のなかから、あなたの大切なクリスマスの
お話がきっとみつかると思います。

★『クリスマスのりんご—クリスマスをめぐる九つのお話』 
  ソーヤー、アトリーほか 文/上條由美子 編・訳/たかおゆうこ 絵
   定価1575円



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《7》2013年カレンダー好評発売中!
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 来年2013年のカレンダーが好評発売中です。
 毎年おなじみの「ぐりとぐら」のカレンダーと、もう1点、今年は「林明子の世
界」です。今年も忘れずに、ぜひお求めください。

★『ぐりとぐらカレンダー2013』中川李枝子 作/山脇百合子 絵 価格1300円 


★『カレンダー2013 林明子の世界』林明子 絵 価格1300円


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《8》原画展のお知らせ 
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●脇田 和 展 鳥たちの歌が聞こえる。
会期:2012年4月21日(土)〜11月25日(日)
   休館日:会期中無休(展示替え等の臨時休館日を除く)
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
   〒389-0102 長野県軽井沢町旧道1570-4
問い合わせ先:TEL 0267-42-2639
入館料:一般1,000円、大学・高校生600円、中学生以下無料

関連作品:『おだんごぱん』

●水と土の芸術祭 (アートプロジェクト:宇梶静江)
会期:2012年7月14日(土)〜12月24日(月・休日)
休館日:毎週水曜日
開館時間:7・8月…10:00〜20:00
     9・10月…10:00〜18:00(金・土曜日〜20:00)
     11・12月…10:00〜18:00
会場:万代島旧水揚場
   〒950-0078 新潟市中央区万代島4-1
問い合わせ先:水と土の芸術祭実行委員会事務局
       (新潟市水と土の芸術祭推進課内)
       〒951-8507 新潟市中央区西堀前通6-894-1 西堀六番館ビル5F
       TEL 025-226-2624
パスポート:一般2,000円、学生・65歳以上1,500円、高校生600円、
      中学生以下無料

関連作品:『セミ神さまのお告げ』(7月14日〜10月2日)
     『シマフクロウとサケ』(10月4日〜12月24日)

●梶山俊夫展
会期:2012年9月14日(金)〜11月13日(火)
休館日:毎週木曜日
開館時間:9:00〜18:00(入館は17:30まで)
会場:イルフ童画館
   〒394-0027 長野県岡谷市中央町2-2-1
問い合わせ先:TEL 0266-24-3319
入館料:一般800円(600円)、中・高校生400円(300円)、小学生200円(150円)
    ( )内は団体10名以上の割引料金

関連作品:『ごろはちだいみょうじん』、『くじらのだいすけ』

●スズキコージ展 
会期:2012年9月22日(土・祝)〜12月2日(日)
休館日:毎週火曜日・第2水曜日(10月24日、11月28日)
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
会場:八ヶ岳小さな絵本美術館
   〒391-0115 長野県諏訪郡原村原山17217-3325
問い合わせ先:TEL 0266-75-3450
入館料:一般700円、中高生400円、小学生300円

関連作品:『ガラスめだまときんのつののやぎ』ほか

●スーホの白い馬と草原の民
会期:2012年10月6日(土)〜12月2日(日)
休館日:毎週月曜日(但し祝日は開館)
開館時間:10:00〜16:30(入館は16:00まで)
会場:馬の博物館 第2展示室
   〒231-0853 横浜市中区根岸台1-3
問い合わせ先:TEL 045-662-8105
入館料:一般200円、小・中・高校生30円
    団体20名以上は半額

関連作品:『スーホの白い馬』

●忘れた秋─おもいでは永遠(とわ)に 岸田衿子展
会期:2012年10月6日(土)〜12月2日(日)
休館日:毎週火曜日(但し祝日の場合は翌日)
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
会場:群馬県立土屋文明記念文学館
   〒370-3533 群馬県高崎市保渡田町2000
問い合わせ先:TEL 027-373-7721
入館料:一般400円(320円)、大学・高校生200円(160円)、中学生以下無料
    ( )内は、団体20名以上の割引料金

関連代表作品:『ジオジオのかんむり』、『かばくん』

●ブラティスラヴァ世界絵本原画展— 広がる絵本のかたち
会期:2012年11月3日(土)〜12月24日(月)
休館日:毎週月曜日(但し12月24日は開館)
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
会場:高浜市やきものの里かわら美術館
   〒444-1325 愛知県高浜市青木町9-6-18
問い合わせ先:TEL 0566-52-3366
入館料:高校生以上600円(480円)、中学生以下無料
    ( )内は前売券、高浜市内居住者および団体20名以上の割引料金

関連作品:『まよなかの ゆきだるま』


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