☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

 ★ あのねメール通信~福音館書店メールマガジン  2004年5月6日 Vol.30  ★
                

☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

         ◆◇◆  CONTENTS  ◆◇◆          

《1》 お父さんの出番です 松居 直
《2》 月刊誌最新号<6月号> のご案内
《3》 月刊誌編集部からこんにちは
《4》 新刊『今森光彦フィールドノート里山』の著者今森光彦さんのエッセイ
《5》 5月の新刊のご案内
《6》 書籍編集部おすすめの今月の本
《7》 「ばばばあちゃん3時のおやつコンテスト」締切迫る
《8》 ホームページ・リニューアルのお知らせ


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《1》お父さんの出番です 松居 直
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 “おすわりを始めたくらいからでしょうか。絵本の中にある「絵」を指し始めた
のです! 最初は「これなーに?」「りんごだよ。」「これなーに?」「くまさん
だねー。」という私の独り言になってしまっていたのですが、子どもの中ではこの
頃から言葉のキャッチボールをしていたんだな-、と後から驚いたことを覚えてい
ます。
 その後、破る、舐める、折るなどおもちゃのように扱われていた本はぼろぼろで
す。でも、本がぼろぼろになるほど好かれていると思うと、幸せな気持ちになりま
す。好きな絵本は『いないいないばあ』『がたんごとんがたんごとん』、ほかに動
物の写真が載っている絵本などです。
 「いない、いない」と言うと、「ばあ」と答えてくれたことが初めての会話にな
りました。「ワンワン」と言いながら「犬」を指して教えてくれたことが、初めて
の言葉のメッセージになりました。平日は夜しか会えないパパでも、子どもの初め
ての体験に遭遇できる機会が読み聞かせですよ!”
 これは特定非営利活動法人(NPO)ブックスタートのニュースレター4号に掲
載されていた、横浜市の岩本さんのお便りの一節です。赤ちゃんと絵本のかかわり
がとても自然にとらえられ、実感をこめて語られていて思わず引きつけられまし
た。
 このような赤ちゃんとの“言葉のキャッチボール”が、赤ちゃんと親の双方に
とって成長をうながす力になります。また「いないいない ばあ」という言葉遊び
が、たしかに嬉しい会話のはじまりです。親子が共にいるところに、言葉の楽しい
やりとりがあることは、赤ちゃんの気持がいきいきとすこやかに育つ願ってもない
機会です。また親はそのときの赤ちゃんの表情やつぶやきを受けとめることによっ
て、親としてのかけがえのない幸せを感じ、生きる力を与えられます。
 特にお父さんにとっては、赤ちゃんを抱っこして絵本の絵を指しながら、気楽に
赤ちゃんに語りかけ、赤ちゃんと言葉のキャッチボールや会話をすることは、親と
しての至福のひとときが味わえるまたとない機会です。

                            松居 直

★『いない いない ばあ』 松谷みよ子 文/瀬川康男 絵  童心社 刊

★『がたん ごとん がたん ごとん』 安西水丸 作



松居 直(まつい ただし)
児童文学家。京都生まれ。1951年同志社大学法学部卒業後、福音館書店の創業に参
画し、編集部長、社長、会長をへて、1997年より相談役、現在に至る。1956年月刊
物語絵本「こどものとも」を創刊し、編集長として赤羽末吉、長 新太、堀内誠一、
安野光雅、加古里子、中川李枝子など、多くの絵本作家を世に出す。また、『もも
たろう』(1965年サンケイ児童出版文化賞受賞)『だいくとおにろく』や、陶淵明
の詩をもとにした『桃源郷ものがたり』など多数の絵本を執筆。著書は、『絵本と
は何か』『絵本の森へ』(日本エディタースクール出版部)、『絵本・ことばのよ
ろこび』『子どもの本・ことばといのち』(日本基督教団出版局)、『にほんご』
(共著、福音館書店)、『絵本の力』(共著、岩波書店)など多数。

★『ももたろう』 松居 直 文/赤羽末吉 画

★『だいくとおにろく』 松居 直 再話/赤羽末吉 画

★『こぶじいさま』 松居 直 再話/赤羽末吉 画

★『ぴかくんめをまわす』 松居 直 作/長 新太 絵

★『桃源郷ものがたり』 松居 直 文/蔡 皋 絵

★『にほんご』 安野光雅・大岡信・谷川俊太郎・松居 直 編


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《2》月刊誌最新号<6月号>のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆月刊誌最新号<6月号>発売中です。

◇◆ こどものとも0.1.2. 『じどうしゃぱん』
                             増田純子 作                              ◇◆

  じどうしゃぱんが走るのはチョココロネのでこぼこ道に、クリームパンの山、
ドーナツのトンネル、最後は食パンのお家に到着!

◇◆ こどものとも年少版 『あるひ そらから さんかくが』
                          風木一人 文/中辻悦子 絵                    ◇◆

  色のついた三角と四角と丸。積もって動いて怪獣サンガジラとシカクドンとマル
ルーンに変身! それが合体して大怪獣に!!

◇◆ こどものとも年中向き 『にんじんの あかえちゃん』
                            いなべやすえ 作                           ◇◆

  あかえちゃんは、町のみんなとクッキーを持っておばあちゃんのお見舞いに。と
ころが途中でクッキーを全部食べてしまって……。

◇◆ こどものとも 『なこちゃんと カータロウ』
                    安江リエ 作/織茂恭子 絵                          ◇◆

  ひとりで公園に行ったなこちゃんは、滑り台をすべっているからすのカータロウ
に会います。ふたりで楽しんだ春の日のお話です。

◇◆ ちいさなかがくのとも 『よくばり たーこ』
                            浅井ミノル 文/長 新太 絵                 ◇◆

  タコのたーこが、すてきな貝殻や石などをせっせと集めていると、敵に見つかっ
てさあ大変。かわいいたーこの忙しい一日です。

◇◆ かがくのとも 『つくってあそぼう かみのちょうこく』
                    秋山祐徳太子 文・カット/小川忠博 写真            ◇◆

  紙の彫刻を作りましょう。帽子に、人形に、富士山。すると、こんなにもいろん
な作品ができるのです。子どもの想像力ってすごい。

◇◆ おおきなポケット 今月のポケット「マイマイおじさんの カタツムリ日記」
                      みわかずお 文・絵/まつおかよしひで 写真        ◇◆

  カタツムリの殻をよく見ると、何回冬眠したかまでわかるのです。マイマイおじ
さんが、カタツムリのふしぎを語ります。

◇◆ たくさんのふしぎ 『和菓子のほん』
                        中山圭子 文/阿部真由美 絵                    ◇◆

  和菓子は食べておいしいだけではありません。その美しい色や形で、豊かな日本
の自然を表しているのです。おいしさいっぱいの本。

◇◆ 母の友  特集「皮膚のはなし」                                     ◇◆

  身体における最大の臓器と言われる「皮膚」。皮膚の仕組みや乳幼児期から大人
まで参考になるお手入れ方法などをご紹介します。
★こちらから「母の友」6月号の目次をご覧いただけます。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《3》月刊誌編集部からこんにちは
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆毎月交代で、月刊誌の編集部から読者の皆様にむけたメッセージをお届けしま
す。今月は「こどものとも」と「こどものとも年中向き」を編集している、こども
のとも第一編集部です。なお、“「母の友」編集室の窓から”も、これまでどおり
毎月、このコーナーに掲載します。

◇◆こどものとも第一編集部から◇◆

 「こどものとも」は厚さ4ミリ、定価410円の薄くて安い絵本ですが、中味は超豪
華です。今から48年前に創刊されてから、ずっとこの「薄くて安い絵本」でした
(48年前の定価は30円でした)。けれどその中から、たくさんのロングセラー絵本
が、たくさんの子どもたちの「いちばんのともだち」が、生まれてきました。そし
て今も毎月生まれています。
 「こどものとも」の4月号『ぞうくんのあめふりさんぽ』はもう見ていただけまし
たか。表紙を見て「なつかしい!」と思われた方も多いかもしれませんね。それも
そのはず、この絵本の前身の『ぞうくんのさんぽ』は、今から36年前に「こどもの
とも」から生まれて、今も子どもたちに大人気のロングセラー絵本。ちょうどお母
さん、お父さんが子どものときに読んだ絵本の子どもが、この4月に生まれたので
す。晴れの日だけではなくて、雨降りの日も、あの「ぞうくん」と絵本の中でお散
歩が楽しめるようになったと、お母さん、お父さん、子どもたち、みんなで喜んで
くれています。
 私たちのセクションでは「こどものとも」と「こどものとも年中向き」を編集し
ています。女性3人、男性2人、30代と50代の編集者です。子どもたちが一人一人
違っているように、絵本も一冊ずつ違います。私たちは絵本のもとになるお話や絵
に出会うたびに新鮮な思いで、笑ったり、しんみりしたり、びっくりしたり、考え
たり、どきどきしたりしながら編集しています。子どもたちに、ほんとにおもしろ
い絵本を届けたいね、と。どうぞ毎月、生まれたての「こどものとも」を楽しみに
していてください。

★『ぞうくんのあめふりさんぽ』(こどものとも2004年4月号)
    なかのひろたか 作・絵

★『ぞうくんのさんぽ』 なかのひろたか 作・絵



◇◆「母の友」編集室の窓から◇◆

  今回の特集は、皮膚についての基礎知識や考え方を紹介しています。特集の中で
は軽くふれただけですが、皮膚に常在している黄色ブドウ球菌の話をもう少しご紹
介したいと思います。黄色ブドウ球菌といえば、食中毒の原因として学校で習った
方も多いかと思います。おできやニキビなどの化膿性皮膚疾患も、実はこの菌が悪
さしていることが多いのです。ところで、この黄色ブドウ球菌は、鼻の粘膜にたく
さん常在しているそうです(鼻をいじる子どもの指は要注意)。特集の参考文献と
してご紹介した『知っておきたい皮膚の健康学』(五十棲健 著 山海堂刊)によれ
ば、黄色ブドウ球菌の世代交代はわずか1時間。仮に人の世代交代の期間を30年と
して考えると、黄色ブドウ球菌にとっての3日間は、人で言えば2000年以上の世代
交代をしたことになるそうです。子どもの皮膚疾患に「とびひ」という黄色ブドウ
球菌が関係している病気がありますが、これからはとびひになりやすい時期。早め
の対応が肝心のようです。

★こちらから「母の友」6月号の目次をご覧いただけます。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《4》新刊『今森光彦フィールドノート 里山』の著者今森光彦さんのエッセイ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
雑木林や田んぼに囲まれて

 琵琶湖を遠くに見下ろす田園の中、私のアトリエはそんなところにあります。こ
の辺りは、私が学生の時に出会ったままののんびりした里山の風景が残っていま
す。棚田の連なりと山々の頂、それと湖の美しさに惚れ込んで、この地を発見して
から何度も通うようになりました。プロの写真家になってからも歩いているところ
は変わらず、ずっと同じ場所を見つめています。よく飽きませんねと言われます
が、私にとっては飽きるどころか、年を重ねるごとに撮るもの知りたいものがどん
どん増え、やるべき宿題は山積みになる一方です。
 『今森光彦フィールドノート 里山』は、アトリエをつくってからの15年の記録
です。それまでは、近くといえども家から通っていましたが、アトリエが完成して
からは、すっかり里山の住人になり、ものごとを田んぼや雑木林の立場になって考
えるようになりました。そんなふうに言うとちょっと変ですが、アマガエルやオニ
ヤンマの気持ちが前よりは理解できるようになったと言えばよいでしょうか…。
 里山の散策にはいろいろな思い出があります。筆頭にあげるとしたらやはり“た
め池探検”でしょう。“ため池探検”というのは、手当たり次第にため池をすくう
観察方法です。田んぼが整備されて小さなため池がほとんどなくなった今では語り
ぐさになってしまいましたが、たいへん刺激的な思い出がいっぱいです。冬の寒い
時期にため池の生きものを観察していて一つのため池に1000匹以上ものミズカマキ
リが越冬していたこともあり感動しました。私たちが知らないところで、何でもな
いところを昆虫たちがたいせつに使っていることを知り、里山には小さいけれども
生命の密度の濃い環境がたくさん集まっていることを知りました。それと、もう一
つの大きな成果は、水生昆虫たちが、ため池とため池を移動していることがわかっ
たことです。トンボのように空を自由に飛べるものは別にして、タイコウチやゲン
ゴロウなどは、一生をため池だけで暮らしているように思いがちです。しかし、実
際は、けっこう頻繁にため池とため池を行き来しながら広い範囲を飛びまわってい
ます。これらの行動は、野鳥などとあまり変わらないかも知れません。雑木林、田
んぼ、ため池、小川などは、生きものにとってはそれぞれに連繋をもっている場所
なのです。
 里山は、とても身近な自然環境です。しかし、わからないことばかりです。私が
野辺で遊びながらやってきたこと、それから、これからも続けるであろうことを、
読者のみなさんと共有できたらとてもうれしいです。そんなことの願いを込めてこ
の本をつくりました。

                                                          今森光彦

★『今森光彦フィールドノート 里山』 今森光彦 写真・文


今森光彦(いまもり みつひこ)
1954年、滋賀県生まれ。写真家。琵琶湖をのぞむ田園風景のなかにアトリエを構
え、自然と人との関わりを「里山」という空間概念で追いつづける。写真集に『今
森光彦昆虫記』『世界昆虫記』(ともに福音館書店)、『里山物語』(新潮社)、
『湖辺』(世界文化社)、写真文集に『萌木の国』『藍い宇宙』(ともに世界文化
社)、『里山を歩こう』(岩波書店)、写真絵本に『ダンゴムシ』『カマキリ』
(ともにアリス館)、『雑木林のコレクション』(フレーベル館)など多くの著書
がある。第20回木村伊兵衛写真賞、第48回毎日出版文化賞、第42回産経児童出版文
化賞大賞など受賞多数。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《5》5月の新刊のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
≪5月11日(火)配本≫
★『文庫版 ふるさとは、夏』
    芝田勝茂 作/小林敏也 画

◎夏休みに父の故郷を訪れたみち夫は、ふしぎな少女とともに、奇妙でおかしな世
界に引きこまれて……。方言の魅力と郷愁溢れるフャンタジー。

★『文庫版 へくそ花も花盛り 大道あや聞き書き一代記とその絵の世界』
    大道あや 語り・画

◎60歳で初めて絵筆をとったあやさんは、けとばし山に住み、ともに暮らす生きも
のたちを主人公に、数々の絵本を世に送った。

≪5月12日(水)配本≫
★『おばけのコンサート』
    たむらしげる 作

◎おばけたちが続々と家にやってきて、愉快なコンサートのはじまり! あまりの
楽しさに家までぐらりぐらりと揺れて、一晩中盛り上がりました。

★『おひさま ぽかぽか』
    笠野裕一 作

◎おひさまぽかぽかいい天気。ふかふか布団でおばあちゃんはうとうと。そこへ
次々動物たちがやってきて、みんな一緒にお昼寝です。

★『今森光彦フィールドノート 里山』
    今森光彦 写真・文

◎人と生きものと自然の調和で成り立つ里山。琵琶湖の西側に広がる里山で、15年
間活動を続けてきた著者がつづる里山の記録。

★『ボルネオの熱帯雨林-生命のふるさと』
    横塚眞己人 写真・文

◎70メートルの高さの林冠(樹上)にたくさんの生き物が暮らしている、ボルネオ
の熱帯雨林。その生命の豊かさを写真で伝えます。

★『ネコのタクシー アフリカへ行く』
    南部和也 作/さとうあや 絵

◎猫のトムとランスさんの危険いっぱいのアフリカ冒険旅行です。個性豊かな動物
も登場して、はらはらドキドキ。愉快で楽しい幼年童話。

≪5月19日(水)配本≫
★『シドニー行き714便 タンタンの冒険旅行19』
    エルジェ 作/川口恵子 訳

◎シドニーに向かう途中のタンタンは、大金持ちのカレイダスの自家用機に乗りま
すが、飛行機は悪者たちに乗っ取られ、小さな島に着陸しました……。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《6》書籍編集部おすすめの今月の本
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆編集部おすすめの既刊本を、絵本・童話・科学書の編集部からそれぞれ1点ず
つ、ご紹介させていただきます。本を選ぶときの参考になさってください。

◎絵本編集部おすすめの今月の本 『アンガスとあひる』
 「ピーターラビット」が100年たっても少しも色褪せることがないの同様に、小さ
なスコッチテリアの「アンガス」も70年以上も前に誕生したにもかかわらず、小さ
な読者の心をわくわく、どきどきさせ続けています。アンガスは好奇心のかたまり
のような子犬です。そのアンガスと2羽のあひるとの攻防、追いかけっこ劇が、単
純でありながら、実にいきいきと、そしてユーモアたっぷりに描かれています。ま
さに古典ともいうべき絵本が持つ底力を感じさせてくれます。
 連作の『アンガスとねこ』『まいごのアンガス』も併せてお楽しみください。
★『アンガスとあひる』 マージョリー・フラック 作・絵/瀬田貞二 訳

★『アンガスとねこ』 マージョリー・フラック 作・絵/瀬田貞二 訳

★『まいごのアンガス』 マージョリー・フラック 作・絵/瀬田貞二 訳


◎童話編集部おすすめの今月の本 『ショヴォー氏とルノー君のお話集』
 数十世紀の年を経たワニは、ひ孫を食べたため故郷を追われ海に出て十二本足の
タコと恋仲になるが、食欲に勝てずその足を毎晩ひそかに一本ずつ……!! 突拍
子もないストーリーにひそむ苦いユーモアは、さすがフランス、大人の味。父と息
子の語らいから生まれた超ナンセンスなお話の数々に、白と黒のエスプリあふれる
挿絵をたっぷり添えた現代の寓話。文庫版5巻の他、絵の迫力を堪能できるハード
カバー版(1巻のみ)もあります。
★『ショヴォー氏とルノー君のお話集』1~5
    レオポルド・ショヴォー 作/出口裕弘 訳







◎科学書編集部おすすめの今月の本 『木の本』
 5月、緑の季節。そんな時期に『木の本』を開いてみてください。庭や公園、雑
木林など、身近に見られる樹木143種を、高森登志夫さんが、美しく精確な絵で描い
てくれています。何十年も何百年も生きてきた樹木に、読者である私たちはきっと
“元気”をもらえることでしょう。また葉っぱから調べられる木の葉の索引もユ
ニークです。
★『木の本』 萩原信介 文/高森登志夫 絵


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《6》「ばばばあちゃん3時のおやつコンテスト」締切迫る
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 いつも元気な「ばばばあちゃん」は、子どもたちに大人気。「ばばばあちゃんの
絵本」シリーズの新刊が刊行されたのを記念して、読者のみなさんにも、ばばばあ
ちゃんに負けないユニークでおいしいおやつを作ってもらおうと、「ばばばあちゃ
ん3時のおやつコンテスト」をただいま開催中です。読者の皆様から、楽しいおや
つのレシピが続々と届いています。
 応募の締切は5月末日。まだの方、ふるってご応募ください。
 くわしい内容は次のページをご覧ください。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《7》ホームページ・リニューアルのお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 5月10日(月)に小社ホームページの内容を一部リニューアルします。
 新たに、お子さんの年齢ごとに福音館書店がおすすめする絵本や童話を、その楽
しみ方とともにご案内する「おすすめ本ガイド」のページができます。どんな本を
選んだらいいのか迷ったら、まずこのページをご覧ください。
★「おすすめ本ガイド」(5月10日からです)


 また、従来のプレトップページは、10秒たつと自動的にトップページに移行しま
したが、今回リニューアルするプレトップでは、この「おすすめ本ガイド」のペー
ジに進むか、新刊や月刊誌の情報を掲載した従来のトップページに進むか、選んで
いただけるようにします。それにともない従来のトップページも、より見やすく改
編いたします。
 これまでにもまして、福音館書店のホームページから、本の世界を心ゆくまで楽
しんでいただければ幸いです。

*************************************
このメールの再配信、および掲載された記事の無断転載を禁じます。
◆配信先変更・解除 
◆発行者:株式会社 福音館書店 販売促進部 宣伝企画課
*************************************