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 ★ あのねメール通信~福音館書店メールマガジン 2004年10月6日 Vol.35  ★
                

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         ◆◇◆  CONTENTS  ◆◇◆          

《1》 詩人と画家の魂の結晶『鹿よ おれの兄弟よ』 松居直
《2》 月刊誌最新号<11月号> のご案内
《3》 月刊誌編集部からこんにちは
《4》 話題の新刊『けろけろ ころろ』の作者富山妙子さんのエッセイ
《5》 10月の新刊のご案内
《6》 書籍編集部おすすめの今月の本
《7》 『ぐりとぐらの1・2・3』刊行記Oキャンペーンのご案内
《8》 『うずらちゃんのかくれんぼ』重版のお知らせ
《9》 『どうぶつえんであそぼ』誤植のお詫びと商品交換のお願い

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《1》詩人と画家の魂の結晶『鹿よ おれの兄弟よ』 松居直
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 第53回小学館児童出版文化賞に小社で刊行した神沢利子作、G・D・パヴリーシ
ン絵の絵本『鹿よ おれの兄弟よ』が選ばれたというニュースが入り、私はとても
おおきな歓びとともに新しい意義を感じました。
 最近の多彩な絵本出版のなかで、この本は絵本芸術として第一級の風格をもった
稀にみる作品です。19世紀以来の総合芸術としての絵本の歴史につながる作品だと
思うからです。ぜひ大人の方が一度手にとって、ご自身の眼で、ロシア極東の最高
の画家であるG・D・パヴリーシンさんの芸術をじっくりと観賞しながら、子ども
に対してではなく自分自身に語りかける気持で、神沢利子さんの入魂の詩を声に出
して読んでみてください。この芸術的な絵本をとおして思いもかけぬ深い絵本体験
を味わうとともに、絵本への認識を新たにされるにちがいありません。
 また高校や中学校の学校図書館や教室で、先生方がこの『鹿よ おれの兄弟よ』
をご自分の声で静かに少年少女に向けてお読みくださることをおすすめします。も
ちろんその場合は読み手自身がじっくりと時間をかけ、各画面をすみずみまで眼で
読み、詩の言葉を一語一語たしかめながら味わいつくして声にすることが必須で
す。現代の少年少女の日常生活や映像体験では、この絵本のような世界はほとんど
体験することがありませんが、これこそがファンタジーといわれる物語の根源とな
る経験であり舞台なのです。
 光あふれる大自然のなかで、人間や動物たち生きとし生けるものの生命の連帯感
と一体感がみごとに表現され、心にしみ身の引き締まるような森の静寂と、私たち
のかたい感覚と気持とをときほぐすような水の音や風のたわむれが読みとれます。
これらは現代の私たちがみごとに喪失してしまったものです。
 この『鹿よ おれの兄弟よ』を読んだからといって、すぐに生命や自然に対する
鋭い感性がよみがえるものではありませんが、若い人々の心、いや魂に、何かをめ
ざめさせるきっかけになるものを、この絵本は深く秘めています。
 この絵本を手にして共感されたお父さんやお母さんは、ふさわしい歳ごろのお子
さんの机の上に、この絵本をそっと置いておいてください。そしてお子さんの方か
ら語りかけてくるまでは黙っていることです。沈黙こそゆたかな言葉の世界なので
すから……。

                            松居直

★『鹿よ おれの兄弟よ』 神沢利子 作/G・D・パヴリーシン 絵


松居 直(まつい ただし)
児童文学家。京都生まれ。1951年同志社大学法学部卒業後、福音館書店の創業に参
画し、編集部長、社長、会長をへて、1997年より相談役、現在に至る。1956年月刊
物語絵本「こどものとも」を創刊し、編集長として赤羽末吉、長 新太、堀内誠一、
安野光雅、加古里子、中川李枝子など、多くの絵本作家を世に出す。また、『もも
たろう』(1965年サンケイ児童出版文化賞受賞)『だいくとおにろく』や、陶淵明
の詩をもとにした『桃源郷ものがたり』など多数の絵本を執筆。著書は、『絵本と
は何か』『絵本の森へ』(日本エディタースクール出版部)、『絵本・ことばのよ
ろこび』『子どもの本・ことばといのち』(日本基督教団出版局)、『にほんご』
(共著、福音館書店)、『絵本の力』(共著、岩波書店)など多数。

★『ももたろう』 松居 直 文/赤羽末吉 画 定価1050円

★『だいくとおにろく』 松居 直 再話/赤羽末吉 画 定価780円

★『こぶじいさま』 松居 直 再話/赤羽末吉 画 定価780円

★『ぴかくんめをまわす』 松居直 作/長新太 絵 定価780円

★『桃源郷ものがたり』 松居 直 文/蔡 皋 絵 定価1680円

★『にほんご』 安野光雅・大岡信・谷川俊太郎・松居 直 編 定価1575円


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《2》月刊誌最新号<11月号>のご案内
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☆月刊誌最新号<11月号>発売中です。

◇◆ こどものとも0.1.2.『ふわふわ もくもく』
                            谷川晃一 作  定価410円                    ◇◆

  にこにこ笑うお日さまに、小さな雲がかかったら、お日さまのひげになりまし
た。大きな雲は、お日さまの帽子。大きな大きな黒い雲が出てきたら…?

◇◆ こどものとも年少版 『おいかけて』
                          中脇初枝 文/田中清代 絵  定価380円         ◇◆

  八幡さまで見つけたネコを姉弟が追いかけます。ふたりはネコを、どこまでもど
こまでも追いかけて…。秋のある夕暮れどきを描いた物語。

◇◆ こどものとも年中向き 『あきいろの ホネホネさん』
                            にしむらあつこ 作・絵  定価380円          ◇◆

  郵便屋さんのホネホネさん、秋の巻の絵本です。自転車が故障したホネホネさん
は収穫の秋の小包を走ってみんなに配ります。

◇◆ こどものとも 『わたしが おひさまだったら』
                    片山健 作・絵  定価410円                          ◇◆

  女の子の視点で、自然や動物、作物や果物、そして人間にとっての、太陽の恵み
を描きます。力強い油絵で描かれた元気の出る絵本。

◇◆ ちいさなかがくのとも 『もりの てぶくろ』
               八百板洋子 文/ナターリア・チャルーシナ 絵  定価380円  ◇◆

  森の小道に落ちている手のような形をした1枚の葉。動物たちはみな、その葉に
手をあててみます。そして最後にやってきたのは……。

◇◆ かがくのとも 『やじるし』
                    蓮見絵里子 文・デザイン/蓮見智幸 写真  定価410円 ◇◆

  直角と三角形でできた矢印。矢印の先をたどっていけばちゃんと目的をたっする
ことができます。矢印の働きを楽しく描いた写真絵本。

◇◆ おおきなポケット  今月のポケット「ふくろう谷のトン」
                                       山村輝夫 作  定価770円         ◇◆

  北海道に住むシマフクロウの大王夫妻の子どもトンが、自分ひとりで狩りができ
るまでを、迫力ある絵と文で描きます。

◇◆ たくさんのふしぎ  『わたしのスカート』
                         安井清子 文・写真/西山晶 絵  定価700円      ◇◆

  ラオスの山に暮らすモン族のスカートは、まわりの山や畑でとれたもので作った
美しい刺しゅうのスカートです。

◇◆ 母の友  特集「童話の国へようこそ」  定価530円                    ◇◆

  絵本に親しんだ子どもたちに、童話の喜びを手渡そう。童話の魅力、おすすめ
ブックリスト、さらに好評の公募「一日一話」第二弾も。
★こちらから「母の友」11月号の目次をご覧いただけます。


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《3》月刊誌編集部からこんにちは
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☆毎月交代で、月刊誌の編集部から読者の皆様にむけたメッセージをお届けしま
す。今月は、こどものとも第二編集部の2回目の登場です。“「母の友」編集室の
窓から”も、毎月、このコーナーに掲載します。

◇◆こどものとも第二編集部から◇◆

 こどものとも第二編集部です。赤ちゃんの絵本「こどものとも0.1.2.」と、2
歳から4歳向きの「こどものとも年少版」の編集をしています。いつもありがとう
ございます。
 今は、来年の2月号と3月号とそれから4月号を進行中です。えっ、そんなには
やくから作っているのですか? と思われるでしょうが、じつは、もっともっと前
から、作品によっては2年も3年もまえからすこしずつ進めているものもあるので
す。小さな子どもたちに見てもらう絵本です。よほどていねいに作らないといけな
い、しっかり作らないと失礼にあたる、と思って編集しています。そして出来上が
りつつあるこれらの絵本がまた、とてもとても面白く、はやく皆さんにお見せした
くて、うずうずしています。自信満々、鼻高々……でも、編集部で「いい作品だな
あ」と思うのと、子どもたちが「面白いなあ」と思うのが、いつも必ず一致するわ
けではありませんから、内心ちょっとドキドキしているというのが本音です。
 そうそう、一番はじめに書かなければいけなかったのですが、「0.1.2.」と
「年少版」について、皆さまからホームページにレビューがたくさん寄せられてい
ます。これを読むのは、私たちにとって励みになりますし、また考えさせられるこ
ともたびたびです。本当に感謝しています。これからもよろしくお願いします。

                  こどものとも第二編集部5人組


◇◆「母の友」編集室の窓から◇◆

 今月号は「童話」特集です。
 絵本を読んでもらい、物語の世界にひたる喜びを知った子どもたち。でも、小学
校に入っても、物語の世界に親しみ続けるかといえば、なかなかそうではありませ
ん。
 大きくなったから、字が読めるからと、絵本の読み聞かせはなくなり、一方、子
どもの生活圏も、それまでとは比べものにならないくらい広がります。興味も広が
りますし、学校の勉強ほか、することはたくさんあります。そのなかで、ついつ
い、本が忘れられてしまいがち。
 けれども、絵に頼らず、文字=言葉のみから、物語の世界を自分自身のうちに描
き出し、共感し、考えを発展させる力は、考えてみれば非常に高度な精神の働きで
す。そして、生涯、大きな喜びをもたらすものでもあります。
 ぜひ、絵本に親しんでいるうちから、その道筋と習慣をつけてやりましょう。
 というわけで、童話にまつわるいろいろと、ブックガイドなどの、童話手ほどき
特集となりました。
 また、昨年好評を得た「こどもに聞かせる一日一話」も、新しい内容で登場。
 長く語ることで展開するお話、短いからこそ楽しめるお話、物語にもいろいろあ
ります。この「一日一話」はたった2ページの短いお話ばかり。何かと気ぜわしい
親も、ほんのちょっとした時間に気軽に読んでやれます。
 プロの作家の作品と、公募による作品とがあわさって1カ月分のお話集。どれも
物語の楽しさがいっぱいつまっています。童話入門として、ぜひお試しください。


★こちらから「母の友」11月号の目次をご覧いただけます。



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《4》話題の新刊『けろけろころろ』の作者富山妙子さんのエッセイ
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  21世紀の子どもに贈る絵と音楽の絵本
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 美術とは額縁に入ったタブロー画で、美術館やギャラリーで見るもの。音楽とは
コンサートホールで演奏されるものと、西欧近代芸術をモデルとして教育された私
は、そうした近代システムの中にはまっておりました。どうも違うと思いはじめた
のは、70年代はじめアジアの芸術家たちとの交流がはじまったことからです。
 展覧会など開かなくても、どこへでも行ってみんなに見せられるように、絵のシ
リーズをスライドにすることを思いつきました。スライドを絵画表現のメディアと
して取り入れたのは日本美術史の絵巻の存在からです。そして76年から音楽家の高
橋悠治さんと組んでスライド作品を制作しているうちに、4半世紀がたちました。
その年月のなかで試行錯誤をしながら、いつしか絵と音楽のコラボレーション「ナ
ラティブ・アート」になってきたように思います。このたびの絵本もその延長線上
の作品です。
 子どもの絵本に視線が移ったのは昨年5月、多摩美術大学美術館で「子供の王国
絵本黄金時代展」で、1922年に創刊された大型絵本『コドモノクニ』の原画展を見
たときです。当時の詩人や画家、音楽家、編集者たちが、子どものために新しい文
化を創ろうとした、真摯な眼差しが伝わってきます。私は1920年代に神戸で生ま
れ、新しい子ども文化の息吹のなかで幼い日を過ごし、武井武雄や村山知義の絵が
記憶に残っています。
 しかし自由な時代は短く、私が小学生になったとき「満州事変」がはじまり、子
ども文化は軍国色に染まってゆきました。それから戦争は拡大し、私が美術学生に
なったころ、第二次世界大戦になりました。
 いつも地球のどこかで戦争がおこっていた20世紀が終わりました、と思うと、こ
んどはイラク戦争がはじまりました。21世紀の子どもを戦争から守らなくちゃあ-
そんな思いでこの絵本をかきました。絵本の校正が終わった7月、東京の庭園美術
館で「幻のロシア絵本1920-30年代」の展覧会がはじまりました。それは20年代の
絵本に影響をあたえた源流の文化でありました。
 20世紀はじめにイタリアではじまった未来派の芸術運動は、芸術のジャンルの壁
をとり権威的なものをくずすもので、それを受けつぎ開花させたのが、ロシア革命
初期のロシア前衛芸術です。しかし官僚的なスターリンや、国際政治の思わくの中
で闇に葬られておりました。ようやく姿を現したのは80年にパリ|ンピドー・セン
ターで開催された「パリ・モスクワ展1900-1930」展からです。それは20世紀の春
の祭典、その自由な息吹と新しい芸術表現に、世界の芸術界は目を見張りました。
 そのロシアの前衛芸術の中の詩人や画家たちが、未来の子どもたちにと素晴らし
い絵本を描いているのを紹介したのがこの展覧会です。
 子どもの文化はステレオ・タイプの型にはまらず、新しい時代を創ろうとした熱
い息吹が伝わってきます。私も21世紀の子どもたちと語り合いたい思いをこの絵本
に託しました。

★『けろけろ ころろ』 富山妙子 絵/高橋悠治 文・音楽  定価1785円


富山妙子(とみやま たえこ)
神戸生まれ。1930年代、中国の東北部(旧満州)で過ごす。1970年代、韓国の詩人
金芝河(キムジハ)の詩によせて、絵のシリーズをスライド作品につくる。1976
年、高橋悠治と出会い、絵と音楽によるスライド作品、語りの芸術(Narrative
Art)を制作、火種工房を主宰し、現在に至る。作品に「きつね物語・桜と菊の幻影
に」「20世紀へのレクイエム・ハルビン」などがある。著書に、『はじけ鳳仙花』
(筑摩書房、のちに土本典昭監督、幻燈社により同名映画に)、『時代を刻む 富
山妙子作品集』(現代企画室)、『解放の美学』(未来社)、絵本に『おばあさん
のすぷーん』(福音館書店)などがある。東京在住。

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《5》10月の新刊のご案内
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≪10月5日(火)配本≫
★『文庫版 パディントン妙技公開 パディントンの本7』
    マイケル・ボンド 作/松岡享子 訳/ペギー・フォートナム 画  定価630円

◎ペルーからの帰りの船に、あやしい人影がひとつ、ふたつ…。おかしな事件が続
いて、おしまいにパディントンは、見事なバレエをご披露。

★『文庫版 トム・ソーヤーの冒険』
    マーク・トウェイン 作/大塚勇三 訳/八島太郎 画  定価840円

◎愛すべき悪童トムとハックが繰り広げる、恋あり冒険ありのユーモアと諷刺にみ
ちた児童文学の傑作。

≪10月6日(水)配本≫
★『わにわにのおふろ』
    小風さち 作/山口マオ 絵  定価780円

◎ワニのわにわにはおふろが大好き。お湯につかり、おもちゃで遊び、シャワーを
マイクに歌もうたうのです! 木版のわにわにが実に魅力的。

★『みんなでつくった クリスマス・ツリー』
    キャロライン・ベイリー 作/うえさわけんじ 訳/こうもとさちこ 絵
    定価780円

◎けがをしたうさぎは、クリスマス・ツリーが作れません。カラスの呼びかけで集
まった動物たちが、みんなでクリスマス・ツリーを作ります。

★『ぐりとぐらの1・2・3』
    なかがわりえこ 作/やまわきゆりこ 絵  定価500円

◎言葉遊びを楽しみながら、とびきり楽しい絵でぐりとぐらや動物たちと「数」で
あそびましょう。大好評の『ぐりとぐらのあいうえお』の姉妹版。

★『世界あちこち ゆかいな家めぐり』
    小松義夫 文・写真/西山晶 絵  定価1365円

◎「屋根がさかさまの家」「みんなで輪になって暮らす家」「えんとつで息をする
家」など、愉快な家と人々の暮らしを写真とイラストで紹介。

★『動くパズル』
    よぐちたかお 作  定価1785円

◎あれっ? 絵が動く! カードを自由に組み合わせマジックフィルムで動かして
遊ぶ、今までにないパズル。色と形の変化が楽しい。

≪10月13日(水)配本≫
★『旅の絵本VI』
    安野光雅 作  定価1365円

◎アンデルセンの国、デンマークを旅しながら、アンデルセン童話の世界を堪能す
るという、とびきり贅沢な仕掛けが随所に隠されている絵本。

★『ハムスターのハモ』
    たかおゆうこ 作  定価1155円

◎ハムスターのハモは、ある晩思いつきました。「そうだ、このケージから出てみ
よう!」心優しいハムスターの小さな冒険物語です。

★『どこまでもつづく雄ジカの足あと サンドヒル・スタッグ シートン動物記4』
    アーネスト・T・シートン 作・絵/今泉吉晴 訳  定価945円

◎ミュールジカの偉大な雄、サンドヒル・スタッグの足あとを追う日々をとおし
て、シートンの青年時代を描いた自伝的動物物語です。

★『誇り高きイノシシの勇者 レイザーバック・フォーミィ シートン動物記5』
    アーネスト・T・シートン 作・絵/今泉吉晴 訳  定価945円

◎クマにおそわれ生き残ったイノシシの子どもの成長と家族への愛、そして、育て
てくれた少女との交流を描いた動物物語。

≪10月20日(水)配本≫
★『トコとグーグーとキキ』
    村山亜土 作/柚木沙弥郎 絵  定価1260円

◎南の国の森の上空を飛んでいた動物サーカスの飛行機から、カメレオンのキキが
森に落ちてきました。キキはその後、どうやってサーカスに戻るのでしょう。

★『くうきのかお』
    アーサー・ビナード 構成・文  定価1575円

◎風、蒸気、呼吸……。空気はいつもわたしたちのそばにいて、いろんな表情をみ
せてくれます。絵画にえがかれた空気の顔を楽しむ絵本。

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《6》書籍編集部おすすめの今月の本
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☆編集部おすすめの既刊本を、絵本・童話・科学書の編集部からそれぞれ1点ず
つ、ご紹介させていただきます。本を選ぶときの参考になさってください。

◎絵本編集部おすすめの今月の本『りんごのき』
 どうしてこんなに素敵な絵本が作れるのだろう、と思わず唸ってしまうような魅
力的な絵本がチェコにはいくつもあります。この小さな絵本は、そんなチェコの絵
本のなかでも、特別な輝きをもつ一冊です。一本のりんごの木を見つめ続ける男の
子マルチンの期待や驚きや喜びが、素朴で美しい絵と簡潔な文でいきいきと描かれ
ています。思わずうれしさで一杯になる絵本です。

★『りんごのき』ペチシカ 文/ズマトリーコバー 絵/内田莉莎子 訳 定価840円


◎童話編集部おすすめの今月の本『ゆびぬき小路の秘密』
 絵本作家として活躍中の小風さちさんの長編処女作です。小風さんの魅力は、理
屈ではなく自分の皮膚感覚のようなものからお話を書いていること。街のにおいや
石畳の感触などが読者に伝わってくるようなリアリティがあります。本書は主人公
の少年が時間をさかのぼるのですが、おとなが子どもになったりするのでややこし
くて、小風さんが大きな年表をつくったことを思い出します。私の大好きな、たい
へん初々しいタイムファンタジーです。

★『ゆびぬき小路の秘密』 小風さち 作/小野かおる 絵  定価1890円


◎科学書編集部おすすめの今月の本『あかいはっぱ きいろいはっぱ』
 「わたしのかえでを見たい人は、秋に来てください。なぜだかわかるでしょ
う?」この木が好きだから、おとうさんに助けてもらって、わたしが植えました。
冬には枝に小鳥が来て、春には若葉がきれいで、夏には羽のある種ができます。
 赤と黄色に色づくサトウカエデの葉。この木が大好きな子どもが木を育てていき
ます……。
 この本には、喜びと発見と驚きとがあります。そしてとてもあでやかな作品で
す。

★『あかいはっぱ きいろいはっぱ』ロイス・エイラト 作/阿部日奈子 訳
                                 定価1470円


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《7》『ぐりとぐらの1・2・3』刊行記念キャンペーンのご案内
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10月6日、ぐりとぐらの絵本に新刊が加わりました。
かわいいサイズの とびきり楽しい言葉遊び絵本
『ぐりとぐらの1・2・3』
  なかがわりえこ 作/やまわきゆりこ 絵  定価500円


刊行記念キャンペーン実施中(9月16日~10月31日)です。
この期間中は、送料200円(通常送料380円のところ)でお届けします。
姉妹版の大好評『ぐりとぐらのあいうえお』もいっしょにご注文いただけます。

くわしくはこちらのページをご覧ください。
★『ぐりとぐらの1・2・3』刊行記念キャンペーン


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《8》『うずらちゃんのかくれんぼ』重版のお知らせ
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  先日、愛子さまが皇太子さまといっしょにこの絵本を楽しまれているほほえまし
い様子が報道されて以来、注文が殺到して品切となり、たいへんご迷惑をおかけし
ましたが、『うずらちゃんのかくれんぼ』の重版がようやくできあがりましたの
で、お知らせします。本屋さんにも続々と出荷されておりますので、お近くの本屋
さんでもお求めください。

★『うずらちゃんのかくれんぼ』 きもとももこ 文・絵  定価880円


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《9》『どうぶつえんであそぼ』誤植のお詫びと商品交換のお願い
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 9月8日に刊行いたしました「福音館の科学シリーズ 『どうぶつえんであそぼ』
3冊セット」の『どうぶつえんであそぼ ぞう』の内容に誤りがございました。
 お客様には大変ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。ただいま刷り直して
おりますので、10月中旬に訂正版ができる予定です。すでにお買い求めいただいた
お客様には訂正版と交換させていただきたいと存じます。
 くわしくは次のページをご覧ください。

★誤植のお詫びと商品交換のお願い



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