☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

 ★ あのねメール通信~福音館書店メールマガジン  2005年2月2日  Vol.39 ★
                

☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

         ◆◇◆  CONTENTS  ◆◇◆          

《1》 もうすぐたんぽぽが咲きますよ 松居 直
《2》 月刊誌最新号<3月号> のご案内
《3》 月刊誌編集部からこんにちは
《4》 2月の新刊『しまうまのさんぽ』の作者U.G.サトーさんのエッセイ
《5》 2月の新刊のご案内
《6》 書籍編集部おすすめの今月の本
《7》 アンデルセンの童話3点復刊のお知らせ
《8》 2005年度月刊誌のラインナップを公開しています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《1》もうすぐたんぽぽが咲きますよ 松居 直
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 「たんぽぽを しっていますか。どんなところで みましたか。」と語りかけ
る、幼児向けの科学の絵本『たんぽぽ』をはじめて手にしたとき、大昔の幼稚園児
のころを鮮明に思い出しました。
 幼稚園への行き帰りの道で、春になるとたんぽぽの花がいたるところに咲いてい
ました。こんなところにも咲いていると、人目につかぬ思いがけぬ場所に黄色い花
を見つけると、たんぽぽが笑いかけているような気がして、嬉しくなりました。茎
の長い花を見つけると、一本だけ手で折って家まで持って帰りました。たんぽぽの
あの黄色い花が、小さい花の集まりだということは小学校で習いましたが、それが
百、二百という数の花の集合体だということは、実はこの絵本の正確な挿絵によっ
てはじめて認識できたのです。
 大人になってからは、わが家の庭にもたんぽぽを移植しようと、近所の土手や道
端に咲いているたんぽぽを、子どもたちとスコップで掘りおこしてみるのですが、
根がどうしても中程で切れてしまいます。それでも庭に植えておくとよく根づい
て、翌年も花を咲かせます。たんぽぽの根がどれほど長いのかを教えてくれたの
も、この絵本でした。
 この絵本『たんぽぽ』を子どもたちに繰返し読んでやっていますと、子どもの日
常と私の昔の体験とが微妙に重なって、かつての幼児期の自分の生活体験の意味が
読みとれるとともに、目の前の子どもの気持が感じとれるのです。この絵本体験を
通して、言葉と絵と知識とそして体験をも分かちあえる楽しみが、科学絵本の奥深
さなのだということを発見させられました。こうしてこの絵本を読んだ後にはいつ
も、春になったらまたたんぽぽを一緒に探しにゆこうという話になりました。生活
体験が絵本体験を生かし、絵本体験がまた観察や生活体験に発展するのです。
 絵本の『たんぽぽ』を改めて読んでいて、<たんぽぽ>という名の音のおもしろ
さにひかれました。何となく外国語からきた発音かとも思ったのですが、それにし
てはたんぽぽの根と同じように、私たちの生活にしっかりと根をおろしている言葉
です。この語の由来は、どうやら鼓を打つ音からきた小児語らしいのです。鼓の音
のこころよさと、黄色い花の鮮やかさとが結びついて、昔々に子どもが口にした花
の名で、まさに子ども特有のことば遊びそのものです。子どもの音感や語感の鋭さ
が、自然や生活の中で、見る・聴く・話すことにみごとに結びついて、言葉をつむ
ぎだす力となっていることを感じます。

                            松居 直

★『たんぽぽ』 平山和子 文・絵/北村四郎 監修  定価880円


松居直(まつい ただし)
児童文学家。京都生まれ。1951年同志社大学法学部卒業後、福音館書店の創業に参
画し、編集部長、社長、会長をへて、1997年より相談役、現在に至る。1956年月刊
物語絵本「こどものとも」を創刊し、編集長として赤羽末吉、長新太、堀内誠一、
安野光雅、加古里子、中川李枝子など、多くの絵本作家を世に出す。また、『もも
たろう』(1965年サンケイ児童出版文化賞受賞)『だいくとおにろく』や、陶淵明
の詩をもとにした『桃源郷ものがたり』など多数の絵本を執筆。著書は、『絵本と
は何か』『絵本の森へ』(日本エディタースクール出版部)、『絵本・ことばのよ
ろこび』『子どもの本・ことばといのち』(日本基督教団出版局)、『にほんご』
(共著、福音館書店)、『絵本の力』(共著、岩波書店)など多数。

★『ももたろう』 松居 直 文/赤羽末吉 画 定価1050円

★『だいくとおにろく』 松居 直 再話/赤羽末吉 画 定価780円

★『こぶじいさま』 松居 直 再話/赤羽末吉 画 定価780円

★『ぴかくんめをまわす』 松居 直 作/長 新太 絵 定価780円

★『桃源郷ものがたり』 松居 直 文/蔡 皋 絵 定価1680円

★『にほんご』 安野光雅・大岡 信・谷川俊太郎・松居 直 編 定価1575円


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《2》月刊誌最新号<3月号>のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆月刊誌最新号<3月号>発売中です。

◇◆ こどものとも0.1.2. 『のぼれ のぼれ』
                             かなおけいこ 作  定価410円               ◇◆

  7匹のヤドカリが、えっちらおっちら石の上を登っています。どんどん登って
いって、最後はみんなでゴロンと落ちてしまいました。

◇◆ こどものとも年少版 『みつけた!』
                          甲斐信枝 作  定価380円                      ◇◆

  タンポポの花の中にいるのは?  モンシロチョウです。ホトケノザのはっぱの中
には?  テントウムシでした。色鮮やかな花の中に隠れている虫探し。

◇◆ こどものとも年中向き 『イガイガ』
                            さとう ゆみか 作  定価380円               ◇◆

  川をはさんで住んでいる、赤いイガイガと青いイガイガ。ある日、村が洪水で飲
み込まれ、イガイガたちは流されてしまいます。

◇◆ こどものとも 『いのなかのかわず たいかいをしらず』
                    田中秀幸 作  定価410円                            ◇◆

  海を見たことがない子どもたちのために、カエルの家族は海を目指します。ほの
ぼのとした《ことわざ》絵本です。

◇◆ ちいさなかがくのとも 『おちばのふとん』
                           ごんもり なつこ 作  定価380円              ◇◆

  冷たい風の吹く日、いろいろな虫が次々にもぐり込んで、落ち葉のふとんはとて
もにぎやか。静かに春の訪れを謳う絵本です。

◇◆ かがくのとも 『わたしぶね-フェリーがつくるうみのみち』
                    林原玉枝 文/野村誠司 絵  定価410円               ◇◆

  広島県尾道と対岸の島、向島をむすぶ渡し船、フェリーの一日を詩情豊かに描い
た作品です。スローライフとは、まさにこの世界です。

◇◆ おおきなポケット 今月のポケット「あっ! ねこふんじゃった」
                                      野坂勇作 文・絵  定価770円      ◇◆

  ピアノにさわったことがなくても、楽譜が読めなくても「ねこふんじゃった」が
弾ける! 絵楽譜のふろくもついています。

◇◆ たくさんのふしぎ 『アザラシに会いたい』
                        寺沢孝毅 文・写真  定価700円                  ◇◆

  北海道の北に浮かぶ小さな島、天売島。冬になると上陸するゴマフアザラシの群
れを追って、知床へと訪れた著者が見たものは……?

◇◆ 母の友  特集「インターネットと子ども」  定価530円                ◇◆

  小学生の携帯電話使用も当たり前になってきたこのごろ、親がおさえておかなけ
ればならない携帯=ネット社会の「常識」とは?
★こちらから「母の友」3月号の目次をご覧いただけます。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《3》月刊誌編集部からこんにちは
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆毎月交代で、月刊誌の編集部から読者の皆様にむけたメッセージをお届けしま
す。今月は、おおきなポケット編集部の2回目の登場です。“「母の友」編集室の
窓から”も、毎月、このコーナーに掲載します。

◇◆おおきなポケット編集部から◇◆

 こんにちは。毎月の和田誠さんの表紙と裏表紙の仕掛け、楽しんでいただいてま
すか? 表紙の動物の“ポケット”に注目して、そこから覗いているのがなにで、
その動物がどう使うのかを想像してから、裏表紙を見てもらうと、クイズとしても
楽しんでもらえます。編集部でも、和田さんのこの2枚の絵がとても楽しみで、も
らってきた日はみんなが集まって、表紙をにらみながら、裏表紙の絵を当てっこし
たりするのですよ。今月号のネズミとキリンの糸電話もそうですが、2月号の犬の
マフラー、11月号のワシと風船など、和田さんならではの温かいユーモアが2枚の
絵からあふれ出てきて、とても幸せな気持ちになります。この3月号で、絵が12
セット揃いますから、表紙をズラリと並べて飾ったり、本を開いて表と裏と両方見
えるように立ててみてください。愉快な家庭展覧会が催せますよ。
 さて、この1年の間に、読者の皆さんからたくさんのお便りをいただきました。
5月号の「10のはこ」を家族みんなで作って楽しみましたという方。7月号の「ひ
とりでのったよ あおい電車」のモデルになった箱根の大雄山線に、子どもと一緒
に乗ってきましたというお母さん。「シロとクロ」(9月号)の最後のページで、
お母さんには色が見えなかったけれど、わたしには青、赤、むらさき、緑が見えま
した、と報告してくれた小学4年の女の子。連載「かきかきポケット」への投稿
は、1月号のおたより特集で紹介しましたように、子どもたちの力作がいっぱい
で、いつも感心していますが、姉妹で競作して送ってくれた読者もありました。お
便り、本当にありがとうございます。
 詩人の長田弘さんが「母の友」(04年11月号)で、子どもの本で一番大事なこと
は、本とはどういうものかという概念と、本の豊かさ、不思議を伝えることだと書
いています。この1年間の「ポケット」が、小学校に上がるとすぐ絵本から漫画と
ゲームにいってしまうという今の子どもたちに、紙の手触りやにおいも含めて、
「本」の豊かさと魅力を伝えるものとして届いていることを願って、4月号からま
た新しい「ポケット」をお届けします。


◇◆「母の友」編集室の窓から◇◆

 昨年の秋ごろだったか、新聞に「携帯電話に対する各世代の意識調査」が載って
いました。50代のかなりの人が携帯電話を持っていないのに対して、10代~20代は
ほぼ全員がケイタイを持っているのだとか。特に10代の人たちは「ケイタイがな
かったら生活がなりたたない」と強く思っているそうです。ほんの10年前までは、
携帯電話なんて、ごく一部の人が持つもの(私は「大会社の社長さんがハイヤーの
中でかけている」というイメージを持っていました)だったのに、今やまったく状
況が変わってきているようですね。
  パソコンをめぐる環境も同じかもしれません。10年前は「自宅でパソコンやって
んだ」なんて言うと、「へー、すごい!」と驚かれたものですが、今では当たり前
のことになってきました。機械音痴の私も、近ごろでは、なにか調べものがある
と、まずパソコンの電源を入れてインターネットに接続してしまいます。
  こうしたメディアはたしかに便利ですが、実は、私たちや、なにより子どもたち
にどういう影響を及ぼすのかあまり研究がされていないのだそうです。考えてみれ
ば、怖いことですよね。子どもたちが出会い系サイトはじめ、ネット上の“危険な
場所”に踏みこんでしまう可能性も増えているようですし……。
  「母の友」3月号では「インターネットと子ども」と題して、こうしたメディア
の影響について調べてみました。パソコンやケイタイを自在に操る方も、興味ない
わ、という方もぜひご覧くださいますように。きっと“びっくり”されると思いま
すよ。

★こちらから「母の友」3月号の目次をご覧いただけます。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《4》2月の新刊『しまうまのさんぽ』の作者U.G.サトーさんのエッセイ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 私の想像劇場
                                                   U.G.サトー

 私の頭の中には、勝手で気ままな想像劇場があります。私はその劇場の演出家兼
監督です。ここで演技する役者は、いつもきまって動物たち。ライオン、ひょう、
牛や馬、ペリカン、ペンギン、フクロウに鳩など……。動物たちは、私が描くイ
メージに素直に従って、やさしく、強く、優美に、そして厳しく演技してくれま
す。時にはサーカスのように軽業をこなし、ピエロのようにおどけて観衆を笑わせ
もします。またマジシャンがするような巧みなトリックで驚かせることも度々で
す。
 一つのシーンを例にあげてみましょう。一匹のひょうが草原を舞台に疾走してい
ます。その走る姿は、しなやかな体に描かれた美しい花柄を惜しみなく草の中にま
き散らしているかのようです。こうして草原はにわかに花畑のような明るい世界に
変わってゆきます。また逆に違う舞台では、悲しい場面がくりひろげられることも
あります。氷山とたわむれるペンギンは、上昇してゆく陽気に汗を流して動くこと
もできません。がまんできずにペンギンは、いつも身にまとっている厚手の黒い
コートを脱ぎ捨てて必死に耐えようとしています。こうした命がけの演技によって
溶けだしてゆく南極の環境を救おうと訴えているのです。
 様々な動物の中でも、馬は私が好んで使う役者です。牧場でホルスタイン種の牛
が群れをなし草を食んでいるシーンがありますが、私はそこに一つのトリックを仕
掛けておきました。するとどうでしょう。牛の背の黒いまだらな模様は、知らない
間に馬の形に変わり、騎手のあやつる手綱にしたがって馬は牛の背から背へ勢いよ
く移ってゆくのです。静かだった牧場は、たちまち競馬場のような様相を呈し、ダ
イナミックな舞台に変わってゆきました。
 馬の中でも、しま馬は名優中の名優といっても過言ではありません。小手調べ
に、しま馬によるマジック・ショウをご紹介しましょう。しま馬の尻尾を軽く指で
つまみながら舞台に押しだすように登場させます。するとどうでしょう。しま馬が
進むにつれて、しま模様がくるくるとほどけながら、ついに1本の帯だけになり、
登場したはずのしま馬の姿はいつのまにか消えています。次にその帯にまじないを
掛けるとアラッ不思議。帯は輪を描きながら元に戻り、見事にしま馬の姿を蘇らせ
るのでした。このように、しま馬は変身自在、私の意図に忠実なアーチストといえ
ましょう。
 今回の絵本という舞台には、かわいいしま馬を登場させました。兄と妹の仲良し
コンビが作る楽しい散歩のお話。ギターを奏で、リズムにのって出発。パズルのよ
うな迷路をさまよい、川や野原を飛んだり跳ねたり、空に絵を描き、ゆかいなラン
チと木陰での一休み……。行く場所ごとに変わるしま模様が、きっと幼い好奇心を
くすぐるでしょう。そんな遊び心に刺激されて、子どもたちの想像の翼が大きく拡
がってゆけばいいなと思っています。

★『しまうまのさんぽ』 U.G.サトー 作  定価1155円


U.G.サトー
東京生まれ。本名、佐藤雄治。東京学芸大学中退。桑沢デザイン研究所卒業。オカ
スタジオを経て、デザインファーム主宰。1972年「私の進化論」個展で、ユーモア
とイリュージョンに富んだ作風を確立。以降、世界各地において、版画・ポス
ター・立体による個展を開催、ならびに企画展に参加するなど多面的活動を行う。
グラフィックデザインで国内外の数々の賞を受賞している。著書に『U.G.サトー
の進化論世界』(思索社)、『U.G.サトー』(ggg Books)、『U.G.佐藤』(中
国・嶺南美術出版社)。絵本では『どうぶつえん』『あかあおふたりで』『きみは
なにどし?』『草と木で包む』『にたものどうし』『かおみえるかな』『あめか
な!』『ぺたぺた』(いずれも福音館書店)などがある。東京都在住。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《5》2月の新刊のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
≪2月2日(水)配本≫
★『ガオ』
    田島征三 作  定価840円

◎ある日、山犬は大声でほえた。ガオ! すると、体中の元気が全部外にでてし
まった。ぼろぼろになった体は6匹の蛇になり、飛び出した元気は恐ろしい鳥に
なった。鳥は蛇を食べ始めて…。

★『もしゃもしゃちゃん』
    マレーク・ベロニカ 作・絵/みや こうせい 訳  定価1155円

◎髪の毛がもしゃもしゃの女の子が、森のハリネズミたちの助けをかりて、きれい
な女の子に変身します。心温まるハンガリーの絵本。

★『手で食べる?』
    森枝卓士 文・写真  定価1365円

◎世界には、フォークとナイフを使ったり、おはしとスプーンで食べたり、さまざ
まな食べ方があります。その理由をたしかめよう!

≪2月9日(水)配本≫
★『ちいさいじどうしゃ』
    ロイス・レンスキー 作/わたなべ しげお 訳  定価1050円

◎スモールさんは、ごじまんの自動車に乗ってドライブにでかけます。簡潔で明快
な文章と絵が、「自動車に乗ること」を生き生きと描きます。(カラー新版)

★『ちいさいヨット』
  ロイス・レンスキー 作/わたなべ しげお 訳  定価1050円

◎船長のスモールさんは、お天気のいいある日、ヨットに乗ることにしました。
ヨットの乗り方もきちんと伝える本格的な絵本です。(カラー新版)

★『ちいさいひこうき』
    ロイス・レンスキー 作/わたなべ しげお 訳  定価1050円

◎小さい飛行機に乗って、スモールさんは空を飛びます。操縦の手順をひとつひと
つ丁寧にあらわした文章と明快な絵が、魅力の一冊です。(カラー新版)

≪2月16日(水)配本≫
★『しまうまのさんぽ』
    U.G.サトー 作  定価1155円

◎「パパ ママ さんぽしてくるね」と、しまうまの兄弟が楽しそうに出かけまし
た。ドレミファソラシド、体のしま模様がピアノの鍵盤やギターになりました…。

★『ダンデライオン』
    ドン・フリーマン 作/アーサー・ビナード 訳  定価1365円

◎ジェニファーさんのお茶会に、思いきりおしゃれしてでかけたダンデライオン。
ところがおしゃれしすぎて誰だかわかってもらえなくて……。

★『セシルの魔法の友だち』
    ポール・ギャリコ 作/野の水生 訳/太田大八 画  定価1785円

◎セシルが出会った「てんじくねずみ」は、何かを秘めた、ふしぎな力で彼女を魅
了しました。そして、二人の間で言葉が通じる魔法の時が……。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《6》書籍編集部おすすめの今月の本
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆編集部おすすめの既刊本を、絵本・童話・科学書の編集部からそれぞれ1点ず
つ、ご紹介させていただきます。本を選ぶときの参考になさってください。

◎絵本編集部おすすめの今月の本 『はたらきもののじょせつしゃけいてぃー』
  一年のうちで一番寒い季節となりました。さて、この絵本では、大雪に見舞われ
た町で、「ちゃっ、ちゃっ、ちゃっ」と懸命に除雪作業をする除雪車けいてぃーの
活躍がのびやかに描かれています。人々の生活がマヒしてしまわないようにと道路
の除雪をするけいてぃーの仕事ぶりに思わず声援を送りたくなります。けいてぃー
の働きをとおして、郵便局、電話局、水道局、病院などの人々の生活を支える町の
仕組みも見えてきます。見事な絵本です。

★『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー』
    バートン 文・絵/石井桃子 訳  定価1260円


◎童話編集部おすすめの今月の本 『愛蔵版 アンデルセンの童話 全4冊』
 アンデルセンが語る不思議な魔法に満ちたお話の数々は、世界中の子どもたちに
愛され、現在でも新しい読者に読みつづけられています。これは驚くべきことでは
ないでしょうか。生誕200年を迎える今年、あらためてその魅力を確認してみてくだ
さい。デンマークを代表する絵本画家オルセンが、日本で出版されたこの童話集の
ためにすばらしい絵を描いてくださいました。カラー版多数を含む、世界でもっと
も美しいアンデルセン童話集です。

★『愛蔵版 アンデルセンの童話』
    大塚勇三 編・訳/オルセン 絵 1~3定価各4200円、4定価2940円
1『親指姫』
2『人魚姫』
3『雪の女王』
4『絵のない絵本』

★『文庫版 アンデルセンの童話』
    大塚勇三 編・訳/オルセン 絵 1~3定価各893円、4定価735円
1『親指姫』
2『人魚姫』
3『雪の女王』
4『絵のない絵本』
   

◎科学書編集部おすすめの今月の本『じめんのうえとじめんのした』
 凍てつく季節となりましたが、地面の下では草の根や小さな動物たちがじっと春
を待っています。この本は、いろいろな植物がいかに地面の上にふりそそぐ太陽の
光と、地面の下に広がる大地の恵みを受けて生きているのか、そして動物たちもど
んなにその植物のおかげで生きているのか、ということを無駄のない明快な文章と
シンプルな絵で、幼い子にもわかりやすく描いた科学絵本です。1968年に発行され
てから現在も増刷を重ねているロングセラーとなっています。 

★『じめんのうえとじめんのした』
    アーマ・E・ウェバー 文・絵/藤枝澪子 訳  定価945円


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《7》アンデルセンの童話3点復刊のお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
童話編集部おすすめの今月の本でもお知らせしましたが、今年はアンデルセン生誕
200年にあたります。これを記念して3冊の童話の本を復刊します。いずれも一つの
お話を一冊にして、美しいさし絵をたっぷり入れた大判の童話の本です。発売は2月
15日の予定です。この機会にぜひお求めください。

★『白鳥』
    マーシャ・ブラウン 画/松岡享子 訳  定価1470円

◎白鳥にされてしまった11人の兄さんたちの魔法をとくため、末娘のエリザは、口
をとじ、イラクサをあみつづけます。

★『おやゆびちーちゃん』
    木島 始 訳/堀内誠一 画  定価1575円

◎「親指姫」という名で子どもたちによく知られている物語。堀内誠一の明るく伸
びやかな絵がお話をひきたてます。

★『雪の女王』
    ラース・ボー 画/大塚勇三 訳  定価1680円

◎悪魔の発明した鏡の破片が目に入ったために心乱れ、妖しくも美しい雪の女王に
連れ去られた少年カイを、少女ゲルダは、一途な愛の力によって救おうとします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《8》2005年度月刊誌のラインナップを公開しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
月刊誌全9誌の2005年度ラインナップを次のページからご覧いただけます。
また月刊誌のパンフレット「月刊絵本のたのしみ」(2005年度版)も下記のページ
からお申込みいただけます。

★月刊誌2005年度の刊行予定

★パンフレットのお申込み


*************************************
このメールの再配信、および掲載された記事の無断転載を禁じます。
定価はすべて消費税5%込みの価格です。
◆配信先変更・解除 
◆発行:株式会社 福音館書店 宣伝部 宣伝企画課
*************************************