☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

 ★ あのねメール通信~福音館書店メールマガジン  2005年4月6日 Vol.41  ★
                

☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

         ◆◇◆  CONTENTS  ◆◇◆          

《1》 新連載:絵本への道 1絵本の前に 村中李衣
《2》 月刊誌最新号<5月号> のご案内
《3》 月刊誌編集部からこんにちは
《4》 4月の新刊『くまくんのはる・なつ・あき・ふゆ』の作者
    なとりちづさんのエッセイ
《5》 4月の新刊のご案内
《6》 書籍編集部だより
《7》 作家のページ「林明子」ができました。
《8》 4月2日は、アンデルセン生誕200年の日
《9》 うさこちゃんは、今年50歳?!
《10》 個人情報保護について

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《1》新連載:絵本への道  1 絵本の前に  村中李衣
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 18年前、生まれたばかりの息子を前に、私はわくわくしていました。いったい赤
ちゃんって、どのくらいから絵本が楽しめるようになるのかしら? 大学で習った
知識が本当かどうか試せる絶好のチャンスだぞ! もしかしたら、うちの子には特
殊才能があるってことも十分考えられるしなあ……。
 そんなわけで、まだ首もすわっていないわが子を、ロール巻きしたお布団の上に
うつぶせにし、当時「赤ちゃんのための絵本」といわれていたものを見開きで、か
たっぱしから子どもの目の前に置いて観察する日々を送りました。まずは、どんな
画面に興味をもつのか、絵に対する反応のことを調べようとしたのです。
 若くして被験者にされたわが子は、気に入った絵を前にすると、いっしょうけん
めい首をもちあげ、じいっと見いっていました。頭の重さに耐えかねていったん布
団につっぷしても、ふたたび首をもたげて、またじぃっと。2か月の初め頃から、
もう気に入っている(というか気になる)画面というのがあることは間違いありま
せん。それは輪郭線がはっきりしていて、単色、発色は鮮やかなほうがよく、形の
基本は丸であるということです。
 発達学の教科書に「3ヶ月前後の子どもは描かれた顔の表情(怒っている顔より
笑っている顔)に反応する」とありましたが、もっと前の段階では、表情というよ
り丸にぽっちんと黒点があるだけで、他の絵よりも関心をひくようです。
 息子の実験でそう確信したのは、ディック・ブルーナの絵本、特にうさこちゃん
の顔に強く執着するようすを見たからです。ご存知のように、うさこちゃんは愛想
良く笑ったりしません。ビデオでようすを撮影しながら連れ合いは、「今からこん
なクールな表情の女に惹かれるとはなあ」と大真面目につぶやいていました。
 ちょうど同じ頃、息子が大好きだったのが鍋の蓋でした。丸くてまんなかに、
ポッチがついていて……「あっ、もしかしたらうさこちゃんの顔といっしょ?」お
もわず叫んだ私の横で、母がこともなげに「そりゃあんた、おっぱいに似とるもん
は、みんな好きじゃろう」。
 本として、絵として、ということにこだわっていた私には、目から鱗の体験でし
た。
 さて、実験のその後ですが、子どもと絵本との一対一の関係をみるはずだったの
に、家族みんなそんなことおかまいなしに「あらら、それがすきなの」「うん、う
ん、わんちゃんが歩くのねえ……」「まあまあ、そうそう」などと、どんどんばん
ばん甘やかな声を浴びせていくのです。
 すると息子もその明るい声に反応して、足をバタバタ、手をバタバタ。勢いあ
まって布団からずりおちる。それがおかしくて、かわいくて、家族はまた「あらあ
らおうおう」とさらに過剰な声をあげる。
 絵本をとりまく家族のコミュニケーション能力は、私のねらいとはまったく別の
ところでぐんぐん高まっていったのです。かくして、赤ちゃんと絵本との関係を客
観的に捉えるはずだった私の実験レポートは、愛とおせっかいにまみれたものとな
りました。

★「ディック・ブルーナの絵本」についてはこちらをご覧ください。


村中李衣(むらなか りえ)
梅光学院大学教授、児童文学者。
1958年、山口県生まれ。筑波大学卒。絵本に『かむさはむにだ』『小さいベッド』
(以上、偕成社)『うんこ日記』(BL出版)の他、『生きることのデッサン』
『子どもと絵本を読みあう』『お年寄りと絵本を読みあう』(以上、ぶどう社)な
どで、子ども(老人)と絵本の関係を探っています。このメールマガジンの連載
も、2人の子どもの母親という体験もふまえながら、絵本を読んでいくときの不思
議に楽しい“現場”を報告していただきます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《2》月刊誌最新号<5月号>のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆月刊誌最新号<5月号>発売中です。

◇◆ こどものとも0.1.2. 『おつむ てんてん』
                             ふくち のぶお 作  定価410円              ◇◆

  「ねこにあったら? おつむてんてん、こんにちは」赤ちゃんがネコやサルなど
の動物たちと体のあちこちを使ったスキンシップをします。

◇◆ こどものとも年少版 『ブルくん かくれんぼ』
                          ふくざわ ゆみこ 作  定価380円               ◇◆

  犬のブルくんとかなちゃんは大の仲良し。でも今日はささいな思い違いが起こ
り、大騒ぎに。誤解と仲直りをユーモラスに描いた絵本。

◇◆ こどものとも年中向き 『もぐらのもっくん』
                            松竹いね子 文/島津和子 絵  定価380円     ◇◆

  あたたかな春の日。地面の中で眠っていたもぐらのもっくんは、不思議な音で目
を覚ましました…。新しい生命のうごめく春にふさわしい、冒険ものがたりです。

◇◆ こどものとも 『おひさまは ともだち』
                    正高もとこ 作  定価410円                          ◇◆

  お日さまを“自分だけの友だち”と思っている、犬と猫とうさぎが、池に映った
お日さまをいろいろな方法で取り合いますが……。

◇◆ ちいさなかがくのとも 『ちいさな かえるくん』
                            甲斐信枝 作  定価380円                    ◇◆

  おなかをすかせた「かえるくん」が、タンポポやレンゲの咲いている春の野原を
歩いていきます。かえるくんは無事に食べ物にありつけるでしょうか?

◇◆ かがくのとも 『ポットくんと にわのいけ』
                    真木文絵 文/石倉ヒロユキ 絵  定価410円           ◇◆

  植木鉢のポットくん、水生植物を植えられて池の中へ。ヤゴやメダカなど水中の
いきものたちとの出会いは驚きと感動の連続でした。

◇◆ おおきなポケット  今月のポケット「あいうえおおきなだいふくだ」
                                       たるいし まこ 作  定価770円    ◇◆

  ある日、大きなだいふくが森の中に現れた。父さんウサギにネコ、イノシシ、動
物たちが集まって……おいしくって愉快な「あいうえお歌」。

◇◆ たくさんのふしぎ 『ぼくは少年鉄道員』
                        西森 聡 写真・文  定価700円                   ◇◆


  ドイツには、子どもたちが中心になって列車を走らせている鉄道があります。少
し小型だとはいえ、本物のSLだってあるんです。

◇◆ 母の友  特集“健康な「鼻」のために”  定価530円                  ◇◆

 鼻の構造を知っていますか。呼吸や嗅覚の他の働きは? なぜアレルギーになり
やすい?  など、意外に知らない鼻のしくみについて考えます。
★こちらから「母の友」5月号の目次をご覧いただけます。


◆月刊誌発売日についてのお詫び◆
 先月号のメールマガジンで「月刊誌最新号<4月号>発売中です」と掲載してお
りましたが、3月2日の配信日には、まだ書店では発売されておりませんでした。
書店での発売日は通常、毎月3日(3日が休日の場合はその前の平日、ただし地域
によって遅れることがあります)となっておりますので、間違った情報を掲載して
しまいまして、たいへん申し訳ございませんでした。これまでも「月刊誌最新号発
売中です」と記載したメールマガジンを1日または2日に配信したことがあります
ので、(メールマガジンは原則として毎月第1水曜に配信しています)同様の間違
いを繰り返してきましたことを、重ねてお詫びいたします。
 このような間違った記載を繰り返してしまいました原因は、月刊誌の最新号を小
社から出荷開始するのが原則として毎月1日であるため、通販を主体としておりま
すインターネット上では、1日には発売されているものとして扱ってしまったため
です。しかしこのような扱いは、書店で月刊誌をお買いあげいただくお客様や書店
さんには、たいへんご迷惑をおかけしてしまうことへの配慮がたりませんでした。
まことに申し訳ございませんでした。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《3》月刊誌編集部からこんにちは
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆毎月交代で、月刊誌の編集部から読者の皆様にむけたメッセージをお届けしてい
ます。今月は、こどものとも第2編集部です。“「母の友」編集室の窓から”も、
毎月、このコーナーに掲載します。

◇◆こどものとも第2編集部から◇◆

 こちら「こどものとも第2」です。
 「こどものとも0.1.2.」と「こどものとも年少版」の2誌を担当しています。
60代(男)50代(女)40代(女)30代(女)20代(女)の5人で、年齢はバラバラ
ですが、心はひとつ。赤ちゃんに喜んでもらいたい、「もう一回読んで」と言って
ほしい、と願って編集しています。(まだ言葉を知らない赤ちゃんは、あー、で
も、うー、でもいいです)。
 今回は新刊の「0.1.2.えほん」と「幼児絵本」のお知らせ。
 月刊誌は品切れになると手に入らないのでなんとかならないの? という声をよ
く頂きます。そこで月刊の「0.1.2.」で評判が良かった作品を「0.1.2.えほ
ん」に、「年少版」で好評だった絵本を「幼児絵本」として単行本でお届けしてい
ます。単行本になれば大丈夫ですからね。全部いっぺんにはできませんから、少し
ずつです。年に数冊です。すみません。
 こんど5月に3冊出しますのでご紹介します。
 「幼児絵本」の『はじめてのくし』はクマの女の子が主人公。なんでも出来るよ
うになったのですが、髪の毛だけはとかせません。でも、おじさんにクシを買って
もらって自分でとかすことができるようなりました、というお話。わかりやすい文
章と佐野洋子さんの絵が、クマの気持ちを見事に描いています。「0.1.2.えほ
ん」『くっく くっく』は、フェルト製の小さなクツが、楽しく嬉々として踊る写
真絵本。こちらもクツの表情とリズミカルな言葉が見事です。『きたきた うずま
き』は元永定正さんの絵本。明るい色調でおおらかに渦巻きを描いた作品。ぜひお
楽しみください。

☆3冊の絵本については来月のメールマガジンでご案内します。お楽しみに。

◇◆「母の友」編集室の窓から◇◆

 今月号の特集は「鼻」です。これまで、子どもの近視が気になって「目」を、虫
歯のことが知りたくて「歯」を、というように取り上げてきた、「からだと健康」
に関する特集テーマの一環です。
 人のからだは、知っているようでも、ちょっと調べてみるだけで、意外なことば
かり。前に学んでこうだと思っていた知識が、いつのまにか過去のものになってい
たり、事実とは違って思い込んでいたり。誤りを訂正する機会も、新しく学ぶ機会
も普段ないまま、間違った知識で対処していたんですね。最低限の知識を、生活に
生かすものとして、きちんと学んだこともなかったかも知れません。
 では、今月号、鼻についての新しい発見は? 「顔の中にはこんなに空洞があ
る」、(個人的にはby担当者)これに尽きるでしょうか。
 その空洞もまた、鼻なのです。頬の下が空っぽだなんて、眉間の下にも空洞があ
るなんて、実に不思議な感覚です。そしてこの空洞にもちゃんと役割があるんです
よ。
 鼻のしくみや働きがわかってくると、鼻血はどうやって止めるのかとか、なぜ子
どもは中耳炎になりやすいのか(鼻が関係ある)とか、カゼにかからないためにど
うして湿度が必要なのかとか、すらりと納得できてきます。
 聞いたことはあるけれど、はっきりは知らない「ちくのう症」や「アデノイド」
とは何? “正しい”鼻水はサラサラのきれいな液体で、1日に牛乳パック1本分
以上作られている、というお話もまじえつつ、読みやすさ、わかりやすさを第一に
まとめました。ぜひ、お読みいただいて、けなげな鼻を理解し、親しみ、そして、
お大事にしてくださいますように。

★こちらから「母の友」5月号の目次をご覧いただけます。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《4》4月の新刊『くまくんのはる・なつ・あき・ふゆ』の作者
    なとりちづさんのエッセイ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   「こぐま年齢」バンザイ!!
                                                  なとり ちづ

 小学生の頃、息子は毎日学校から帰ってくるなり赤ん坊の妹の匂いを嗅いで「は
あ、赤ちゃんっていい匂い!  日なたの猫みたい」と感動していました。なるほ
ど、赤ちゃんは汗とよだれ、口の周りのミルクや離乳食、散歩でついた埃とお日様
の匂いの混じったなかなか動物的な匂いがします。それにベビーシャンプーやせっ
けんの微かな香りが加わると、確かに「赤ちゃんの匂い」としか言いようのない胸
の熱くなる愛しい匂いになります。
 満面に笑みを浮かべ、トトッ、トトッと走って来て「ガシッ!」と抱きついてく
る幼児の思いがけないほどの力の強さ。「あらら、くまさんみたい!」おとなの驚
いた顔がうれしくて、子どもはますます全力で走り、抱きつきます。
 この「こぐまぶり」も、全身で自己主張をする時期になると微笑ましく思ってば
かりはいられません。地面にひっくり返り、日々力強くなってゆく手足をバタバタ
させながら「イヤダァ!イヤダァ!」と泣きわめかれると、やれやれ、またかぁ、
今度はいつまでつづくのかなあ、と溜め息が出ます。
 ところで、この「こぐま年齢」の子どもたち、どんぐり拾いには並々ならぬ情熱
を傾けます。三歳児の秋の遠足など、こども動物園に行こうが、アスレチック広場
に行こうが、子ども達の列がピタリと止まってしまうのは、コアラの前でもキリン
の前でもなく、どんぐりの吹き溜まった側溝の蓋の上です。とにかくそこのどんぐ
りを全部拾ってしまうまで頑として動きません。まんまるどんぐり(クヌギ)が絨
毯のように落ちている場所に来た時など、子ども達は感動のあまりウォー!
ウォー!と咆えだしてしまいました。「狩猟採集時代の先祖の血が騒ぐのねえ」と
既に「野生」を失ったおとな達はただ驚くばかりでした。
 桜の花びらをフーッと顔に吹きかけると「キャハハハー!」と笑っては「もう
いっかい!」とせがんだり、頬を真っ赤にして雪の上を転がり回って興奮していた
我が家の「こぐま達」も、今ではスラリと背の高い青年少女になりました。「あな
た、こぐまみたいで本当にかわいかったのよ」などど娘に言おうものなら、「やめ
てよね。私、絶対に熊になんか似てないし」と不機嫌な答えが返ってきます。
 そんな「元こぐま達」の父親であり、現在は3人の「孫ぐま」の祖父でもある大
友康夫が、「こぐま年齢」の子ども達の愛おしさ、力強さを寿ぎながら丹念に絵を
描きました。
 我が家の「こぐま達」の成長後は、2人でせっせと近所の保育園や幼稚園に通
い、「こぐま年齢」の子ども達と遊んだり、子ども達のことばに耳を傾けたりして
楽しんでいます。幼い子ども達の、些事に心動かされる力にはいつも驚かされま
す。
 時には(当然のことながら)思い切り赤ちゃんで、時には驚くほど思慮深い「こ
ぐま年齢」の子ども達、どうかみんなに愛されて、楽しい毎日を送ってください
ね!

★『くまくんのはる・なつ・あき・ふゆ』(全4冊)
    なとり ちづ 文/おおとも やすお 絵
    定価 各630円  4冊セット2520円


なとり ちづ(名取知津)
1960年東京都生まれ。津田塾大学国際関係学科卒業。作品に『はじめてのおべんと
う』『はやくおむかえこないかな』(以上、福音館書店「こどものとも」)『ばん
そうこうぺったん』『しっかりだっこ』『まじょのおいもパーティー』(以上、童
心社)などがある。埼玉県在住。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《5》4月の新刊のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
≪4月6日(水)配本≫
★『ぼく、だんごむし』
    得田之久 文/たかはし きよし 絵  定価880円

◎ダンゴムシは誰もが知っている「むし」ですが、生態は意外と知られていませ
ん。あっと驚く生き方をユーモラスな貼り絵で描く観察絵本です。

★『からだのみなさん』
    五味太郎 作  定価880円

◎男の子のポケットからアメがでてきました。すると体の各部分がそれぞれに勝手
なことを言うのです。いったい体ってなんなのでしょう。

≪4月13日(水)配本≫
★『くまくんのはる・なつ・あき・ふゆ』 (4冊セット)
    なとり ちづ 文/おおとも やすお 絵  定価2520円

◎春夏秋冬、くまくんがそれぞれの季節でどういう遊びをしているのでしょう。繊
細な色鉛筆の絵で描かれたくまくんのかわいい四季の絵本。

★『1.くまくんの はる おはなつみ』
    なとり ちづ 文/おおとも やすお 絵  定価630円

◎くまくんがお花の電車をつくりました。お友だちを乗せて、野原へ出発しまし
た。ガタン ゴトーン ガタン ゴトーン、電車は花々の間を通っていきます。

★『2.くまくんの なつ はたけづくり』
    なとり ちづ 文/おおとも やすお 絵  定価630円

◎くまくんの一家が育てたとうもろこしは大豊作。甘くて太ったとうもろこしをゆ
でて食べても、焼いて食べても食べきれず、市に出しました……。

★『3.くまくんの あき どんぐりひろい』
    なとり ちづ 文/おおとも やすお 絵  定価630円

◎みーつけた、みーつけた、ころころどんぐり、とんがりどんぐり、のっぽのどん
ぐり、まんまるどんぐり。くまくんのポケットにも長靴にもいっぱいです。

★『4.くまくんの ふゆ ゆきあそび』
    なとり ちづ 文/おおとも やすお 絵  定価630円

◎いっしょに遊ぼうと、くまくんが友だちに頼みますが、次々と断られてしまいま
す。くまくんは雪で大きな山をつくって、みんなに「いいもの」をもってきます。


≪4月20日(水)配本≫
★『うさこちゃんのおたんじょうびプレゼント50』
    ディック・ブルーナ 作  価格3990円

◎2005年で生誕50周年を記念して大きな絵本と50種類のゲームの入った記念セット
ができました。幼いお子さんでも楽しめるゲームが一杯です。

★『うさこちゃんとあかちゃん』
    ディック・ブルーナ 文・絵/松岡享子 訳  定価630円

◎ある春の日、もうすぐうちに赤ちゃんが生まれると知ったうさこちゃんは、大喜
び。生まれてくる赤ちゃんに、贈り物をつくろうと決めました。

★『うさこちゃんのはたけ』
    ディック・ブルーナ 文・絵/松岡享子 訳  定価630円

◎ひとりで畑をつくることにしたうさこちゃん。つなぎを着て、土を掘り起こし、
平らにならします。そして、まいた種から出てきたものは……。

★『しっぽのきらいなネコ』
    南部和也 文/いまき みち 絵  定価1155円

◎黒ネコのシッポが黄色に変わってから、ネコとしっぽは喧嘩を始めました。異質
なもの同士は共存できるのかをテーマに描いた寓話的作品。

★『クレイジー・レディー!』
    ジェイン・レズリー・コンリー 作/尾崎愛子 訳/森脇和則 画  定価1575円

◎ボルチモアの下町に住む少年が、ハンディを持つ母子を初め様々な人と出会い、
喜びや悲しみを重ねながら成長していく姿を生き生きと描く。
(訳者名の「崎」の文字は正しくはつくりの上が「立」)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《6》書籍編集部だより
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆絵本・童話・科学書の編集部から毎月交代で読者の皆様にむけたメッセージをお
届けします。今月は絵本編集部です。

◎絵本編集部から

 絵本に関して私たちが目指すひとつのイメージがあります。それは、子どもたち
の心がのびやかに開放されていく絵本のイメージです。そこで、私たちは、様々な
分野でユニークな活動をしている方に、絵本の創作をお願いすることがあります。
どんなジャンルでも本当に面白いことをやっている人は、何物にもとらわれない自
由さと、子どもの心を楽しませる特別の力を持っていると思うからです。
 例えば、ジャズ・ピアニストの山下洋輔さん。『もけら もけら』は、山下さん
の音楽の底に流れる自由な遊び心を見事に表現した絵本です。絵は、抽象画家の元
永定正さん。子どもたちが大好きな不思議な絵本です。また、ピアニストの高橋悠
治さんは、『けろけろころろ』で、声に出したときの音の面白さを追求していま
す。さらに絵本のイメージをピアノ曲にしてくれました。その結果、CD付の画期
的な絵本が出来ました。
 ロシアのアニメーション作家ユーリー・ノルシュテインさんに依頼して実現した
絵本『きりのなかのはりねずみ』は、美しく静かな力に満ちた絵本です。染色家の
柚木沙弥郎さんの『魔法のことば』は、型染めの手法を用いた絵本で、色と形の面
白さは抜群です。おおらかなユーモアの感覚も魅力です。一方、風や水で動く作品
で国際的に知られる造形作家の新宮晋さんの『小さな池』『風の星』は、自然や地
球を宇宙的視点でとらえるユニークな絵本です。いずれもそれぞれの分野の第一人
者が子どもたちのために本気で取り組んだ、実に魅力的な絵本ばかりです。
 6月刊行予定の絵本『ハルばあちゃんの手』の絵の木下晋さんも、子どもの本の
世界の人ではありません。鉛筆で描いた精緻な人物画で高い評価を得ている画家で
す。新しい可能性を持った絵本がまた1冊登場します。

★『もけら もけら』 山下洋輔 文/元永定正 絵/中辻悦子 構成  定価1260円


★『けろけろころろ』 富山妙子 絵/高橋悠治 文・音楽  定価1785円


★『きりのなかのはりねずみ』
    ノルシュテイン、コズロフ 作/ヤールブソワ 絵/こじま ひろこ 訳
    定価1365円


★『魔法のことば』 金関寿夫 訳/柚木沙弥郎 絵  定価1365円


★『小さな池』 新宮 晋 作  定価1365円


★『風の星』 新宮 晋 作  定価1470円


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《7》作家のページ「林明子」ができました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  林明子さんの絵本は、いつも子どもの目線に立った丁寧な描写と、細部まで遊び
心あふれる画面構成で、子どもから大人まで心をとらえてはなしません。今回、か
ねて復刊が待ち望まれていた『いってらっしゃーい いってきまーす』が限定復刊
されたのを期に、作家のページ「林明子」を開設しました。
  現在小社で刊行している作品のリストを一覧していただけるほか、作者紹介や長
谷川摂子さんによるインタビューを掲載し、さらに絵本『こんとあき』のぬいぐる
み「こん」の作り方も公開しています。(型紙もPDFファイルでついています。)

★作家のページ「林明子」


★こんを作ろう


★『いってらっしゃーい いってきまーす』
    神沢利子 作/林 明子 絵  定価840円



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《8》4月2日は、アンデルセン生誕200年の日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  世界じゅうで愛されつづけている童話作家アンデルセンは、今年4月2日、生誕
200年を迎えました。これを記念して復刊された3点の童話の本をはじめ、小社で刊
行されている関連書籍をご覧いただける特別ページを作りましたので、ぜひご覧く
ださい。

★アンデルセンの童話


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《9》うさこちゃんは、今年50歳?!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 みんなの人気者「うさこちゃん」は、はじめて絵本に登場してから今年で50年に
なります。そのお誕生日を記念して、50種類のゲームの入った記念セットと2冊の
新刊をお届けします。

★うさこちゃんのおたんじょうびプレゼント50
  ディック・ブルーナ 作  価格3990円


★うさこちゃんとあかちゃん
  ディック・ブルーナ 文・絵/松岡享子 訳  定価630円


★うさこちゃんのはたけ
  ディック・ブルーナ 文・絵/松岡享子 訳  定価630円


★「うさこちゃん」の誕生についてはこちらをご覧ください。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《10》 個人情報保護について
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  4月1日より個人情報保護法が全面施行されたのを受けて、小社でもこれまで以
上に個人情報の保護について厳正に対処していくことになりました。小社の基本方
針については次のページからご覧ください。

★福音館書店の個人情報保護方針


*************************************
このメールの再配信、および掲載された記事の無断転載を禁じます。
定価はすべて消費税5%込みの価格です。
◆配信先の変更および解除は次のページからおこなうことができます。
 
◆発行:株式会社 福音館書店 宣伝部 宣伝企画課
*************************************