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 ★あのねメール通信~福音館書店メールマガジン2005年8月3日 Vol.45   ★
              

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         ◆◇◆  CONTENTS  ◆◇◆          

《1》 連載:絵本への道 5 がたんごとんの道 村中李衣
《2》 月刊誌最新号<9月号>のご案内
《3》 月刊誌編集部からこんにちは
《4》 話題の新刊「びじゅつのゆうえんち」シリーズ・佐々木利明編集長に聞く
《5》 8月の新刊のご案内
《6》 書籍編集部だより
《7》 「こどものとも」創刊50周年記念ブログ公開中

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《1》連載:絵本への道 5 がたんごとんの道  村中李衣
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 10年前、本屋さんで『がたんごとんがたんごとん』(安西水丸)を初めてみつけ
たときには、「しまったぁ、息子と一緒によみたかったあ!」と思わず叫んでしま
いました。3両連結の汽車ががたんごとんと進んでいきます。1駅ごとに、哺乳
瓶、コップとスプーン、リンゴとバナナが待っていて「のせてくださーい」。1駅
ごとにお客を乗せて、汽車はがたんごとんがたんごとん。終点でみんなを降ろす
と、汽車はまたがたんごとんがたんごとん……ゆっくりゆっくり遠ざかっていきま
す。
 「がたんごとん、がたんごとん」と声に出して読むと、音の余韻 ああんおおん、
ああんおおんが、赤ちゃんのなんご(喃語)をイメージさせ、甘やかな気持ちにな
ります。ひざの上にだっこしてふたりでがたんごとんと揺れながら読んだらどんな
にか……と思いながら、生意気を言うようになった小学2年生の息子と読んでみま
した。
 すると、「のせてくださーい」とホームに立ついたいけな哺乳瓶に向かって、照
れながら「いいよー」。次の駅で待つコップとスプーンにも「いいよー」。ちょっ
と低くて男らしい声。ちょうどギャングエイジにさしかかろうとする息子にとって
それは、集団への仲間入りを請うものたちへの了承の儀式のようにもみえました。
 この儀式、3両満席になったところで、難問がふりかかります。なおも、「のせ
てくださーい」と頼む者たちが現れるのです。ネズミとネコ、それまでの哺乳瓶や
コップ、お匙のように、手を貸してやらねばどうにもならない、というわけでもな
さそうです。息子は真剣に「こまったなぁ……」
 もう彼は、この絵本のものがたりを進め行く列車そのものです。思案の末「しゃ
あない、どうにかなるやろ」ときっぱり。彼の許しを得てページをめくると、みん
なうまいこと乗りあって、がたんごとんがたんごとん、息子はすっかり満足した笑
み。なるほど、赤ちゃんがこの絵本と出会って味わうような、汽車に揺られる喜び
だけでなく、お客さんとのかけあいで汽車をひっぱっていく喜びも、少し大きい人
のために、用意されている絵本なのだなぁと、わかりました。
 ところで、赤ちゃんとこの絵本を読むときは「のせてくださーい」という哺乳瓶
やりんごのことばに、まさか赤ちゃんが「いいよー」などと返事を返すわけはあり
ませんから、だまってページをめくると、彼らはもうちゃっかり汽車に乗り込んで
います。まだまだおっぱいだいすきなわが子を抱いたお母さんたちが、この
「ちゃっかり」に、うふっ、とほほえまれる姿を何度か目撃しました。
 このとき、絵本の中の哺乳瓶やコップやお匙は「乗せてくれませんか?」と問う
のではなく「乗りたいのよ」、「乗りたい私がここにいるのよ」とひたすらに主張
する「無垢という名のつわもの」に変身するのです。それって、腕の中で母親のお
おっぱいを待つ赤ちゃんそのものですよね。拒否されることなどゆめゆめ疑うこと
なく「のませてくださーい」。
 ちいさい命との「がたんごとん」の日々は、まだまだ続きます。どんな子育てに
も「しゅうてんでーす」という日は、おもいがけず、そして必ず、やってくるんで
すけどね。

★『がたんごとんがたんごとん』についてはこちらをご覧ください。


村中李衣(むらなか りえ)
梅光学院大学教授、児童文学者。1958年山口県生まれ。筑波大学卒。絵本に『かむ
さはむにだ』『小さいベッド』(以上、偕成社)『うんこ日記』(BL出版)の
他、『生きることのデッサン』『子どもと絵本を読みあう』『お年寄りと絵本を読
みあう』(以上、ぶどう社)などで、子ども(老人)と絵本の関係を探っていま
す。このメールマガジンの連載も、2人の子どもの母親という体験もふまえなが
ら、絵本を読んでいくときの不思議に楽しい“現場”を報告していただきます。


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《2》月刊誌最新号<9月号>のご案内
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☆月刊誌最新号<9月号>発売中です。

◇◆こどものとも0.1.2.『はっぱのなかで みいつけた』
              ひろのたかこ 作 定価410円         ◇◆

 葉っぱの中で見つけたものは、赤いトマトに緑のきゅうり、かぼちゃにピーマン
……みずみずしくおいしそうな野菜がいっぱい!

◇◆こどものとも年少版『ざりがにさんとさわがにさん』
            植垣歩子 作 定価380円            ◇◆

 ざりがにさんとさわがにさんはいつも仲良し。でも、ある日の散歩で見つけたも
のをめぐって、ふたりは小さなけんかをしてしまい……。

◇◆こどものとも年中向き『りすのあかちゃん』 
             高野けい子 作/花房葉子 絵 定価380円    ◇◆

 森の広場にりすの赤ちゃん誕生のニュースが届きました。森のみんなは見に行き
たくてうずうず。みんなの赤ちゃんの印象は?

◇◆こどものとも『ゆりとかいがら』
         松居スーザン 作/川上越子 絵 定価410円       ◇◆

 海辺でゆりが作った砂のお城に、カニとやどかりとフナムシなど海の生き物が
やってきて、すてきなことが始まります。

◇◆ちいさなかがくのとも『あけびみつけた』
             小林輝子 文/こいでやすこ 絵 定価380円   ◇◆

 おじいさん、おばあさんとお月見のすすきをとりにいったみつこは、あけびをた
くさん見つけます。山里の秋の美しい絵本。

◇◆かがくのとも『ほおずきがいっぱい』
         島津和子 作 定価410円               ◇◆

 夏になると目にする赤く色づいたほおずきの実。中身を抜いて口に含むと笛にな
ります。身近な植物、ほおずきの生長を描きます。

◇◆おおきなポケット 今月のポケット「さんきちのカッパ」
                   菊池日出夫 作 定価770円    ◇◆

 三吉が大川のほとりで見たのは河童? それとも……。三吉は友達の二助をさそ
い、手習いの喜楽先生の案内を頼りに河童探し出かけます。

◇◆たくさんのふしぎ『ノースウッズの森で』
           大竹英洋 文・写真 定価700円          ◇◆

 アメリカ・ミネソタ州の北部からカナダに広がるノースウッズの森。その森にひ
とりで暮らし、歩き、見つめ、耳をすませた3年間の記録。

◇◆母の友特集「読者手記」 定価530円                 ◇◆

 読者から寄せられた力のこもった手記、思わず微笑んでしまう温かい家族のスケッ
チなど、バラエティー豊かにお届けします。

★こちらから「母の友」9月号の目次をご覧いただけます。



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《3》月刊誌編集部からこんにちは
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☆毎月交代で、月刊誌の編集部から読者の皆様にむけたメッセージをお届けしてい
ます。今月は、「おおきなポケット」編集部です。“「母の友」編集室の窓から”
も、毎月、このコーナーに掲載します。


◇◆おおきなポケット編集部から◇◆

 「おおきなポケット」今年度3月号で、北海道の湿原の不思議な生態を描いてもら
う山村輝夫さんと札幌で落ち合い、打ち合わせのあと、ちょうど札幌・中島公園の
北海道立文学館で開催されていた「神沢利子の世界~北を想う・北を描く」展を一
緒に見てきました。
 「幼年のなかにこそ人間の『核』がある」と述べる神沢さんの想像力=創造力の
根っこが、札幌とサハリン時代の貴重な写真やコメントでわかりやすく展示されて
いて、興味尽きないものでした。
 神沢さんが「わたしの八十年の生のしめくくり」と呼んだ絵本『鹿よおれの兄弟
よ』(G・D・パヴリーシン絵 2004年1月 福音館書店)の原画も全点展示され
ていました。文を読みながら見ていくと、写実の筆を究めて描いた動植物を、巧み
に余白を生かして画面に構成する画家の力量が直に伝わってくるのですが、場面を
追うごとに、しかしこの絵の迫力は神沢さんの文章の気迫あってこそ、という思い
も募ってきて、文と絵の緊迫した関係にまさに手に汗握る思いでした。
 また会場では、神沢さんのインタビューがビデオで流されていて、子どもたちに
ついて、細身の体のどこからと思うほど情熱を込めて語る姿が印象的でした。
 この困難な時代に生きてゆく子どもたちには、「この世の中で美しいもの、うれ
しいものを見つけていく力を持ってほしい。私は月を見たり、星を見たり、虫を見
たりしながら元気になってきた。子どもたちにも、自分を豊かに実らせて元気に
なってほしい。私がどんなに潮垂れているときでも、童話を書き続けてきたのは、
子どもたちに元気になってほしいからだ……」 
 山村さんと、我々3月号の湿原の企画も、しっかりした仕事として形にして子ど
もたちに届けなければと、目で言い交わしながら外にでると、北の夕暮れの空はま
だ明るく澄んでいるのでした。(「神沢利子の世界」展は8月28日(日)までで
す。)


◇◆「母の友」編集室の窓から◇◆

 「この本、読んで!」と、その男の子は何度もせがむのだそうです。
 これは、ある保育園で読み聞かせをした知人から聞いた話です。男の子が持って
きたのは、1960年代前半、つまり40年以上前ににハンガリーで出版された、『ラチ
とらいおん』という絵本でした。弱虫で怖がりの男の子ラチが小さな赤いライオン
の助けを借りて、生きる力を手にいれるというストーリー。絵本の表紙には暗闇
(すなわち不安)の中をライオンに導かれて進むラチの姿が描かれており、この本
の内容を象徴しています。
 知人が言います。「いや、その園の保育士さんに聞いたんだけどね。その男の
子、お母さんがかなり重たい病気で入院中らしいんだよ。お父さんもそちらにかか
りきりらしくってサ……。そんな子が『ラチ』を読んでくれ、っていうンだぜ。何
度でも読んでやるとも!っていう気になっちゃッたよ……」。
 もちろん、お母様のご病気と男の子がこの絵本を読んでもらいたがったこと、ふ
たつの事実の間に直接の因果関係があるかどうかはわかりません。“直接”という
ことであれば、むしろない可能性のほうが高いのではないかと思います。ただ、こ
の話を聞いたとき、私の頭の中には、『ラチとらいおん』の作者の言葉が思い浮か
んだのです。
 今年の2月、『ラチとらいおん』を描いたマレーク・ベロニカさんが来日されま
した。お年は67歳と、やや高齢ですが、大阪と東京で開催された講演会では、やさ
しく、あたたかく、それでいてパワフルな語り口で私たちを魅了してくれました。
 そのマレークさんがこんなことを言っていたのです。「実はある時期、『ラチと
らいおん』はもう時代遅れなのではないか、と思っていたのです」と。なぜなら
「情報もモノも豊富なこの時代、今の子どもたちには恐れるものなどなにもないの
ではないか、ラチの気持ちなんてわからないのではないか、と思ったからです」。
 しかし、あるとき、ハンガリーの子どもたちの前でマレークさんは『ラチ』の読
み聞かせをします。「そのときでした」、とマレークさん。「私の考えは間違い
だったと気づいたのです。子どもたちはとても真剣にお話を聞いてくれました。そ
の様子を見ているうちに、ああ、今を生きる子どもたちも、恐怖や不安と無縁では
ないのだ、とわかったのです……」。
 『ラチとらいおん』、および、マレーク・ベロニカさんについて、詳しくお知り
になりたい方はどうぞ「母の友」2005年9月号をご覧ください。ロング・インタ
ビューを掲載しております。

★こちらから「母の友」9月号の目次をご覧いただけます。



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《4》話題の新刊「びじゅつのゆうえち」シリーズ・佐々木利明編集長に聞く
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〈「びじゅつのゆうえんち」シリーズは、今年7月に最終巻がでて12冊がそろいま
した。そこで、美術書編集長にお話を聞きました。〉


  喜びのために
                        佐々木利明

 「びじゅつのゆうえんち」シリーズには、2年ほどの準備期間があって、全体の
構想、どのような著者にお願いしたらいいか、具体的にどういうふうにしていくの
かを考えました。
 福音館がだす美術書ですから、福音館らしい本にしたかった。他社ですと、画集
であったり、絵の解説であったりして、私たちとはちょっと違う。絵本をだしてき
ているから、絵本を読む読者の方がその延長線上で楽しめるものにしたかった。絵
本として楽しめるものにする、そういうことでスタートしたわけです。
 だから中味は解説ではなくて、普通の読者が考えるような普通の疑問、ピカソは
天才といわれているけれどほんとうに絵がうまいんだろうか、訳がわからない絵が
多いんじゃないだろうか、描こうと思ったら誰にでも描けるんじゃないかとか、そ
ういうことから始まって、じゃあ、うまい絵というのはどういう絵をいうのだろ
う、それを描くにはどのようにしたらいいんだろうというところまで内容をにつめ
ました。
 絵もよく知られた絵ではなくて、あまり知られていない絵も入れましたし、きま
じめに絵を見るんではなくて、もっとリラックスして絵を見てほしいと思っていま
した。
 苦労したのは著作権です。とにかく著作権使用料は作家によって、その絵を所蔵
している美術館によってまちまちです。でも1点数万円であっても、1冊で何十点
も使うわけですから、全部合計すると相当な金額になります。だからといって定価
は高くできない。小さなお子さんにも親しんでもらいたいから、12冊全部で計算し
て判断しました。ピカソのことでいえば、『天才ピカソのひみつ』にでてくるなぞ
とき館長が、あまりにもピカソそっくりなんです。そうしたら肖像権の使用料を
払ってといわれたときには頭を抱えました。全ページ登場しているんですから。
――その問題も時間をかけて交渉していきました。
 掲載する画像も、苦労したところです。データなり、カラーポジで製版してから
「原画」と比べて校正できればベストですが、なかなかそうはいかない。まずこち
らで校正できない場合があるんです。だから校正の許可を取ったり、原画をすぐさ
ま見ることができないので、いい図版で照合したり、印刷の方にもいろいろご協力
いただきました。それでも古い絵になると、絵そのものがいたんでいて、画集に
よってもずいぶんと違っていたりするんです。
 もう1人の担当者にはまた別の楽しい感想もあるようですが、私の場合は『私を
スケッチにつれてって』を編集したとき、著者の話を聞くだけでなく、休日や旅行
にいったときなど、スケッチを試みました。そうすると、見知らぬ人から声をかけ
られたりしましたね。小さい子にも見てもらえるように作ったんですが、高校生に
も十分楽しめる内容だと高校の先生からお便りをもらいました。
 このシリーズがきっかけで、自分の楽しみとして絵に親しむと、それが人生ずっ
と続いていくわけです。喜びが増えるというのはとてもすばらしいことだと思いま
す。(談)

★びじゅつのゆうえんち



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《5》8月の新刊のご案内
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≪8月9日(火)配本≫
★『文庫版 ぞうのドミニク』
  ルドウィク・J・ケルン 作/内田莉莎子 訳/長新太 絵 定価735円

◎ピーニョの部屋にある置物の象ドミニクは、ビタミン剤を鼻に入れられるうちに
大きくなって話したり動いたりできるようになります。

★『文庫版 ラバ通りの人びと』
  ロベール・サバティエ 作/堀内紅子・松本徹 訳 定価893円

◎1930年代パリ下町の庶民生活をあますところなく活写しながら、そこに暮らす少
年の心の軌跡をみずみずしく描く、自伝的連作小説の第1作。


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《6》書籍編集部だより
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☆絵本・童話・科学書の編集部から毎月交代で読者の皆様にむけたメッセージをお
届けします。今月は童話編集部です。

◎童話編集部から

アメリカ先住民の文学

 この6月に『コヨーテ老人とともに』が福音館文庫から出版されました。西欧文
学になじんだ目から見ると、じつに異質な物語世界がここにはあります。その違い
を要約すれば、訳者の山尾三省氏があとがきで書いているように「人間は万物の霊
長ではない。この地上にあるすべてのものがヒトである」という先住民の価値観に
基づいて創られた物語である、というふうにいえると思います。大量消費社会から
「もったいない」の社会へと価値観を変えようとしている今、ぜひ読んでほしい1
冊です。
 その先住民の歴史を理解するのにぴったりの物語が『スピリット島の少女』で
す。白人によって西へ西へと追いやられていったオジブウェー族の少女の目を通し
て、当時の先住民のありようがリアルに描かれています。「インガルス一家の物
語」の先住民バージョン。
 先住民の精神をじかに感じることができる詩に、秋野亥左牟氏がすばらしい絵を
つけた『おれは歌だおれはここを歩く』。この神話的な詩はじつに美しい。たとえ
ば冒頭の詩は「黒い七面鳥が東の方で尾をひろげるするとその美しい先端が白い夜
明けになる」。そう、「夜明け」も七面鳥であり、ヒトなのです。
 以上、先住民スピリットにふれることができる3冊を紹介しました。

★『コヨーテ老人とともに』
   ジェイム・デ・アングロ 作・画/山尾三省 訳 定価840円


★『スピリット島の少女』
  ルイーズ・アードリック 作/宮木陽子 訳 定価1785円


★『おれは歌だおれはここを歩く』
  金関寿夫 訳/秋野亥左牟 絵 定価1155円



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《7》「こどものとも」創刊50周年記念ブログ公開中
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 月刊絵本「こどものとも」は、たくさんの皆様のおかげをもちまして、来年3月
号で600号、創刊50周年を迎えます。それを記念して、現在「こどものとも」創刊50
周年記念ブログを立ち上げました。
 内容は、この50年に刊行した「こどものとも」600点と「こどものとも年中向き」
200点のバックナンバー全点の表紙とかんたんな内容を、1週間に1年分ずつ紹介
し、毎回その刊行当時のことを知る方々によるエッセイを掲載しています。毎週金
曜日に公開し、50週間、約1年で50年の歴史をたどることになります。今週金曜
は、1962年度分を公開。『おおきなかぶ』や『だいくとおにろく』『かばくん』な
どが登場します。これまでに公開された分を、年度ごとにまとめて見たり、エッセ
イだけを読んだりすることもできるようになっています。
 ブログですから、コメント、トラックバックを利用してたくさんの皆さまから、
思い出や感想をお寄せいただいています。もちろん現在のホームページのトップか
らもご覧いただけるようになっていますので、どうぞご覧ください。

★「こどものとも」創刊50周年記念ブログ



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