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 ★あのねメール通信~福音館書店メールマガジン2006年1月11日 Vol.50  ★
              

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         ◆◇◆  CONTENTS  ◆◇◆          

《1》 連載:絵本への道 10 我(が)のつづきの世界 村中李衣
《2》 月刊誌最新号<2月号>のご案内
《3》 月刊誌編集部からこんにちは
《4》 話題の新刊『チータカ・スーイ』の作者、西村繁男さんのエッセイ
《5》 1月の新刊のご案内
《6》 書籍編集部だより
《7》 「こどものとも」創刊50周年記念ブログ公開中
《8》 2006年度月刊誌のパンフレットができました

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《1》連載:絵本への道 10 我(が)のつづきの世界  村中李衣
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 息子が4歳になってまもないころのことです。家の外から興奮したむすこの呼び
声。飛び出してみると、首に凧糸をくくりつけ全速力で三輪車を走らせているので
す。
 風をはらみ、息子の頭上で高々とあがる凧。
「みてみて、ぼくが走ってるよ。ぼくが走ってるよ」
 この世界すべてとの遊びを満喫しているかのような彼のうっとりとした表情とこ
とばが今も忘れられません。「ぼくが走っている」……まさに彼の魂は、その身と
離れたところで走っている己の姿を捉え、ぼくと世界との融和を寿いでいたように
おもいます。
 そして、小さい人の世界は「ぼくは」でなく「ぼくが」なのだなぁ、あそこにも
ここにも「ぼく」の魂をおくことができるのだなぁ。だからこそ、鳥とも風ともポ
ストとも話ができるのだなぁと、つくづく教えられたできごとでした。
 ですから、『ひでちゃんのにっき』(永瀬清子 作/堀内誠一 絵)に出会ったと
き、ああ、ここにも「ぼくが」の世界がある、と思い、なつかしくてたまらない気
持ちになりました。
 遠足の朝の様子を綴ったページがあります。ひでちゃんは、お母さんに自転車に
乗せてもらって駅へ行き、汽車に乗り込みます。そして、改札口の方をふと振り返
るのです。すると、さっきまでぼくを乗せていた自転車がぽつんとみえる。その瞬
間ひでちゃんの魂はすっと、汽車に乗っているからだから離れます。

  ぼくが きしゃに のっていくとき
  じてんしゃは
  みみを ぴんと たてて あしぶみし 
  ぼくも いきたい
  ぼくも いきたい
  と おもっているようでした

 ひでちゃんは、自転車の様子を擬人化して表現しようとしたのではなく、その魂
の半分が自転車によりそっているようです。「ぼくもいきたい」という声はひでち
ゃんにとってまだ他者の声になり得ておらず、また汽車に乗っているからだだけが
自己でもない。どこにも「ぼくが」在る。それゆえ、すべての事象に共感できる時
代なのではないでしょうか。この時期のちいさいひとのことばに、なんともいえな
い世界への慈しみや哀しみを大人が感じ取るのもそれゆえでしょうか。
 しかし、こうした自己と他者がいまだ未分化な「ぼくが」の世界は、またたくま
に終わりをつげ、いつのまにか「ぼくは」をひとりで背負いきらねばならない時期
につづいていきます。『ひでちゃんのにっき』には、まだ「ぼくは」の世界に足を
踏み入れたばかりのとまどいもそのままに、表現されています。

  ぼくは はじめて つりをして
  それで タイが かかるなんて
  ぼくは たまげてしまいました
  
  ふかい うみのそこから
  ぼくは タイを つってしまったのです
  ちいさな あかい うれしい タイ

 ぼくとタイが自己と他者として真っ向から対峙しなければいけない瞬間。ぼくの
目の前には、立派に死んだ一匹のタイ。その立派さは他者の重みであり、その立派
な死を引き受ける一個の人格としての自己の重み。自己と他者を分かち、これから
を生きていかねばならない予感に包まれた、高揚とおののきが「ちいさな」「あか
い」「うれしい」の書き連ねになんともみごとに表されています。
 先日、この絵本を読んでいると、4歳のたいきくんが、岩の上のタイをじいっと
みつめ、なんにもいわずに指先で、その立派なうろこをなでました。つい先日まで
「ぼくが」「ぼくが」ばかりだった、たいきくんにも、「ぼくが」の世界とのさよ
ならがそろそろ近づいているのかもしれません。

★『ひでちゃんのにっき』永瀬清子 作/堀内誠一 絵 定価880円


村中李衣(むらなか りえ)梅光学院大学教授、児童文学者。
1958年山口県生まれ。筑波大学卒。絵本『かむさはむにだ』『小さいベッド』(以
上、偕成社)『うんこ日記』(BL出版)の他、『生きることのデッサン』『子ど
もと絵本を読みあう』『お年寄りと絵本を読みあう』『絵本の読みあいからみえて
くるもの』(以上、ぶどう社)などで、子ども、老人と 絵本の関係を 探っていま
す。この メールマガジンの連載も、2人の子どもの母親という 体験もふまえなが
ら、絵本を読んでいくときの不思議に楽しい“現場”を報告していただきます。

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《2》月刊誌最新号<2月号>のご案内
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☆月刊誌最新号<2月号>発売中です。

◇◆こどものとも0.1.2.『もじゃらんこ どうしたの?』
             きしだえりこ 文/ふるやかずほ 絵 定価410円 ◇◆

3匹のけむし、「もじゃもじゃ じゃらじゃら」と並んで、山をのぼっていくと、
あれあれ、ぴーんと飛ばされてしまいました。

◇◆こどものとも年少版『ラスチョのひこうせん』
             アンヴィル奈宝子 作 定価380円        ◇◆

わたしの犬ラスチョはすごい! 飛行船を作って、みんなを 空に連れていってくれ
るよ。空の上で食べるおやつは最高!

◇◆こどものとも年中向き『じいちゃんとうま』 
             横内襄 作 定価380円             ◇◆

しんさくじいちゃんは馬を飼っています。大きくて力も強いけれど、おとなしい馬
です。じいちゃんと馬は一緒に仕事をします。

◇◆こどものとも『もりのスケート』
         菊池日出夫 作 定価410円              ◇◆

ひでちゃんは、仲間といっしょに池でスケートをします。ところが過って氷上でワ
カサギ釣りの穴に落ちてしまいます。

◇◆ちいさなかがくのとも『はこのなかみは』
             樺山祐和 作 定価380円            ◇◆

この箱は、いったい何の箱? 中には、何が入っているのかな? 好奇心とともに、
ふたを開けてみよう!

◇◆かがくのとも『つくってあそぼう! おまつりやたい』
         きうち かつ 作 定価410円              ◇◆

スーパーのレジ袋やトレイなど身の回りの素材や廃品が、独創的な発想で屋台グッ
ズに変身。みんなで作って買い物ごっこをしよう!

◇◆おおきなポケット 今月のポケット「宇宙船をつくろう」
            小林伸光 文・絵/中川彰 写真   定価770円  ◇◆

写真とCGで宇宙船を見た後は、段ボールで宇宙船を作ってみます。〈おはなしポ
ケット〉は楽しいお話が2篇。

◇◆たくさんのふしぎ『カステラ、カステラ!』
           明坂英二 文/齋藤芽生 絵 定価700円       ◇◆

今ではだれもが知っているカステラ。その長い歴史と今のカステラになるまでに、
どんな工夫があったのかを明らかにします。

◇◆母の友 特集「“名簿”を作る? 作らない?」 定価530円      ◇◆

個人情報保護法にからんで、園や学校でつくるクラス名簿がとてもぎくしゃくした
ものになっています。この問題を掘り下げます。

★こちらから「母の友」2月号の目次をご覧いただけます。



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《3》月刊誌編集部からこんにちは
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☆毎月交代で、月刊誌の編集部から読者の皆様にむけたメッセージをお届けしてい
ます。今月は、「かがくのとも」編集部です。“「母の友」編集室の窓から”も、
毎月、このコーナーに掲載します。


◇◆かがくのとも編集部から◇◆

取材日記より
  ―〈かがくのとも〉1月号『ふゆのおくりもの』稲田務 作 

 “今年の冬は、暖冬で雪がすくないよ”と、いう著者の稲田務さんから電話がは
いりました。稲田さんは、雪深い山形県の遊佐に住んでいます。遊佐は鳥海山の麓、
日本海側に面しており、庄内米と鳥海山がもたらす清水で有名です。
 雪がすくないよ、といって黙っていたのでは〈かがくのとも〉の絵本はできませ
ん。冬の贈り物である雪がすくなければ、取材にはならないのではないかと一抹の
不安はあったものの、取材が基本、取材が命とばかりに、足腰の強い〈かがくのと
も〉編集部は、いざ遊佐へと出発したのでした。厳寒の遊佐は、大雪でした。鳥海
山は雪雲におおわれ、山里はすっぽりと雪につつまれ、静けさだけがゆったりと流
れる雪国がありました。
 しかし目が雪になれてくると、雪原や見とおしよい林にはさまざまな生き物たち
の姿が見えてきました。鳥や小動物たちが残していったマツボックリやクルミの食
べかす。ウサギやタヌキ、キツネたちが残した雪の上の足跡。雪原をはいまわる小
さな小さな甲虫、セッケイカワゲラ。人々の暮らしなかにも雪国ならではの生活の
知恵がありました。野菜を貯蔵する“むろ”、寒風からまもるための防風林、間伐
材を利用した薪ストーブなどなど。
 長い冬が終わると、やがて雪はとけ、雪どけ水となって、里の田畑をうるおしま
す。取材をとおして、冬の贈り物、雪がもたらすたくさんの恵みをいただきました。
取材をはじめてから絵本になるまで3年。原画には約1年かかりました。雪、「ふ
ゆのおくりもの」の世界を親子でじっくりとあじわってください。

★『ふゆのおくりもの』稲田務 作 定価410円


◇◆「母の友」編集室の窓から◇◆

 個人情報保護法が2005年4月から施行されてから、園や学校でクラス名簿を家庭
に配らなくなったり、緊急連絡網作成をやめたりということがあいついでいます。
 どうも「個人情報」は秘密にしなくてはいけないらしい、というイメージ先行の
きらいがあり、卒業アルバムから卒業生の住所一覧を外したり、中には写真だけで
名前を一切載せないところまであるという話。
 子どもが大きくなって、卒業アルバムを見ても、名前をたよりに同級生を思い出
すことはできませんね。思い立って同窓会を企画しても、最初の手がかりがなく、
はなはだ困難になると思われます。
 また、学校で子ども同士がケンカをして、ケガをした、あるいはさせられるとい
うことが起きたけれど、学校は個人情報だからと相手の名前を教えてくれず、相手
とも話し合って上手に解決したいと思った親が途方にくれるという例も出ています。
 私たちは、それで本当によいのでしょうか。
 落ちついて考えればとても変なこと。そして実は法律では、そういうことは要求
していないのです。それなのに、「法律で決まったから」のひとことは、私たち日
本人にはものすごい効果を持つらしく、法律の中身も確かめずに「右へならえ」の
傾向が強くなっているようです。
 同じ地域や学校にいても、名前もろくろく知らない、クラスにどんな子がいるの
かもわからないというのは、心細いものだと思います。
 たかが名簿や連絡網と見過ごすかたわらでは、子どもをねらう犯罪に、みんなピ
リピリしています。「個人情報の大切さ」を誤解して、園や学校、地域で互いを知
ることもない孤立した関係は、そうした不安をあおり、危険を増やすものではない
でしょうか。
 ぜひ、今月の特集「『名簿』作る? 作らない?――個人情報保護法の波紋」を
お読みください。

★こちらから「母の友」2月号の目次をご覧いただけます。



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《4》話題の新刊『チータカ・スーイ』の作者、西村繁男さんのエッセイ
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     チータカ・スーイの世界
                        西村繁男

 タイトルの「チータカ・スーイ」は、もともと「チータカ スーイ ウォー ガ
ォー」であった。チータカは子ども楽団の音色、スーイは竜の動く様、ウォー、ガ
ォーは獅子の吠え声である。この絵本では、子ども楽団と子どもの操る竜と獅子が
町中を練り歩くのである。そこは子どもだけの世界で、無邪気さからほど遠くなっ
てしまった大人には見えない世界である。
 この絵本は、5~6年前に出品した展覧会の絵がもとになっている。屋根の上で
竜がポーズを決め、その竜に対抗して路上と梯子の上に3頭の獅子がいるという、
子どもの集団遊戯を描いた1枚の絵であった。この絵でも、大人はみな、子どもの
やっていることに関心をもたず、犬猫と道をいく子どもだけが興味を示している。
 私には、ひたすら夢中になって遊んだ少年時代の記憶がある。川で魚をとり、田
の畦で虫や蛇をつかまえ、原っぱでチャンバラをし、校庭で鬼ごっこをしたりと、
さまざまな情景が浮かんでくる。それらはみな大人が干渉しない、子どもだけの遊
びの世界であった。わくわく満たされたあのころの、あの世界を絵に描きたいと思
ったのだ。私の少年時代の昭和レトロの商店街を舞台に、屋根の上に竜虎を登らせ
ようと思った。子どものころはよく屋根に登った。そこは日常ではないから心が躍
った。屋根の上で縦横無尽に暴れ回ることは実際にはできなかったけれど、心の中
では屋根の上を駆け回っていたのである。
 この絵の後、しばらくして別の展覧会に、1点は日本庭園でポーズを決める子ど
も楽団と2頭の獅子、もう1点は子ども楽団と竜の絵を出品した。こうして日本庭
園と子ども楽団が新たな要素として加わった。私は展覧会に出品するとき、絵本の
ことはあまり考えないで、あれこれ迷いながらも、そのとき描きたいものや、心に
ひっかかったものを軸に絵を展開するようにしている。そうすれば、時が過ぎると
消えるものは消え、残るものは残り、ふくらみはじめるのである。2つの展覧会で
つながった竜と獅子と子ども楽団も、ようやく商店街と日本庭園を舞台にチータカ
・スーイと、絵本へむけて変身しはじめてくれたのである。
 描きたかったのは、大人の干渉のない子どもだけの遊びの世界であるから、画面
に登場する大人たちは我が物顔に練り歩く子どもたちに気がつかないのである。現
実の世界ではそれらは不自然なことであるが、これは絵本の世界であるから自然な
こととなる。子どもたちも単なる子どもではなくなった。編集の森戸さんのアドバ
イスもあって、子どもたちは人と神の間にある存在となって、一見傍若無人とみえ
る祝祭の行進を繰り広げたのであった。
 この一文を書きながら「チータカ・スーイ」は、その子ども時代にもう戻れない
私の子ども賛歌の絵本であったのだと気がついた。

★『チータカ・スーイ』 
  西村繁男 作 定価1260円



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《5》1月の新刊のご案内
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《1月10日(火)出荷開始》
★『文庫版 ガリヴァー旅行記(上)』
  ジョナサン・スイフト 作/坂井晴彦 訳/C・E・ブロック 画 定価735円

15センチほどの小さな人たちの住むリリパット国で大活躍したガリヴァーは、今度
は身の丈が18メートルもある巨人の国に漂着します。

★『文庫版 ガリヴァー旅行記(下)』
  ジョナサン・スイフト 作/坂井晴彦 訳/C・E・ブロック 画 定価788円

巨人国から帰ったガリヴァーは、次には飛ぶ島で奇妙な体験をし、最後には、理性
のある馬の統治する国に迷い込みます。

《1月11日(水)出荷開始》
★『絵くんとことばくん』
  天野祐吉 作/大槻あかね 絵 定価1365円

おこづかいアップをうったえる勇太。そのために、頭の中の“絵くん”と“ことば
くん”がポスターを作ることにした。絵とことばのもつ力を考えます。

★『つな引きのお祭り』
  北村皆雄 文/関戸勇 写真/高頭祥八 絵 定価1365円

北から南まで日本国中、さまざまな綱引きのお祭りがある。一本の綱を引きあうな
かに、人々がこめる願いとはなんだろう。

★『ゆきがやんだあとで…』
  三木卓 文/M・ミトゥーリチ 絵 定価1260円

雪がやんだ。ウサギたちがでてきた。うれしそうにはしゃいでいる。だが、雪の小
山の陰からキツネが一気にどびだした……。

《1月18日(水)出荷開始》
★『チータカ・スーイ』
  西村繁男 作 定価1260円

子どもの楽隊が、チータカ、ラッパをふきならし、町中を楽しそうにねり歩きます
が、大人はだれも気づきません。

★「こどものともセレクション」
  全15冊セット セット定価12600円(分売します)

「こどものとも」50周年記念出版。「こどものとも」50年の歴史のなかから、読者
の皆様のご要望にお応えして15作品をお届けします。

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《6》書籍編集部だより
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☆絵本・童話・科学書の編集部から毎月交代で読者の皆様にむけたメッセージをお
届けします。今月は絵本童話編集部です。

◎絵本童話編集部から

  幼年童話の楽しみ

 「幼年童話」という言い方はあまり聞きなれないかもしれませんが、4、5才か
ら小学校低学年の子どもたちを主な読者対象とする「読み物」のことです。たとえ
ば『いやいやえん』とか『エルマーのぼうけん』を思い描いてください。
 そして、私たちの考える「幼年童話」とは、子どもが自分で読むのではなく、親
や先生など大人の人に読んでもらうことを前提にしています。つまり、子どもたち
が物語を耳から聞いて、自分の想像力を思いっきり広げて楽しむということを第一
に考えています。
 もちろん、小さいころに読んでもらって夢中になった本を、小学生になって今度
は自分で読んで楽しんでもらいたいですし、さらに大人になって子どもに読んであ
げてほしいです。そんな幼年童話こそが私たちのめざすところです。
 イギリスやアメリカには、伝統的にすぐれた幼年童話が多くあります。例えば、
「がちょうおくさんのおはなし」シリーズや「きかんぼのちいいちゃいいもうと」
シリーズなど、読者の心を惹きつけるユーモアたっぷりの語り口は見事です。その
ような外国の作品と、日本の作家による創作の幼年童話を厳選してお届けしたいと
思っています。「幼年童話」で物語の面白さを心行くまで味わうことが、その後の
読書体験を豊かにしてくれるはずです。

★『いやいやえん』 
  中川李枝子 作/山脇百合子 絵 定価1260円


★『エルマーのぼうけん』
  R・S・ガネット 作/R・C・ガネット 絵/渡辺茂男 訳 定価1155円


★『ごきげんいかが がちょうおくさん』 
  M・C・ポター 作/河本祥子 絵/松岡享子 訳 定価1050円


★『ぐらぐらの歯』(きかんぼのちいちゃい いもうと その1) 
  ドロシー・エドワーズ 作/渡辺茂男 訳/酒井駒子 絵 定価1155円



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《7》「こどものとも」創刊50周年記念ブログ公開中
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 月刊絵本「こどものとも」は、たくさんの皆様のおかげをもちまして、来年3月
号で600号、創刊50周年を 迎えます。それを記念して、現在「こどものとも」創刊
50周年記念ブログを公開しています。
 内容は、この50年に刊行した「こどものとも」600点と「こどものとも年中向き」
200点のバックナンバー全点の表紙と かんたんな内容を、1週間に1年分ずつ紹介
し、毎回その刊行当時のことを知る方々によるエッセイを掲載しています。毎週金
曜日に公開し、50週間、約1年で50年の歴史をたどることになります。
 今週金曜は、1982年度分を公開。『サラダでげんき』や『おなかのすくさんぽ』
などが登場します。これまでに公開された分を、年度ごとにまとめて見たり、エッ
セイだけを読んだりすることもできるようになっています。
 ブログですから、コメント、トラックバックを利用してたくさんの皆さまから、
思い出や感想をお寄せいただいています。もちろん現在のホームページのトップか
らもご覧いただけるようになっていますので、どうぞご覧ください。

★「こどものとも」創刊50周年記念ブログ



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《8》2006年度月刊誌のパンフレットができました
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 「こどものとも0.1.2.」から「母の友」まで、月刊誌 全9誌の2006年度のラ
インナップを掲載したパンフレット「月刊絵本のたのしみ」(2006年度版)ができ
ました。ご希望の方には無料でお送りいたします。
 こちらからお申込みください。

★パンフレットのお申込み



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