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  ★あのねメール通信~福音館書店メールマガジン2006年10月4日 Vol.59  ★
              

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         ◆◇◆  CONTENTS  ◆◇◆

《1》 連載:絵本 一方的思い入れのよろこび 7  片山健
《2》 月刊誌最新号<11月号>のご案内
《3》 月刊誌編集部からこんにちは
《4》 話題の新刊『シマフクロウとサケ』の著者、宇梶静江さんのエッセイ
《5》 10月の新刊のご案内
《6》 書籍編集部だより
《7》 原画展、回顧展のお知らせ


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《1》連載:絵本 一方的思い入れのよろこび 7  片山健
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◎『あたごの浦』脇和子・脇明子 再話/大道あや 画

 「妙々々々々々」(みょう みょう みょう みょう みょう みょう)
 これは月夜の浜辺の魚たちの演芸会で、次々出される出し物に対する魚たちのヤ
ンヤヤンヤの喝采の声。
 ある月のきれいな晩、「おーけなおたこ」が浜にあがって、「おなすびちぎって、
食べよる」ところに鯛もあがってきて、「お月さんがきれいなけん、魚どもを集め
て、演芸会でもせんか」という。
 たこはもちろん大賛成。さっそく海の魚たちが呼び集められ、ここにそれはにぎ
やかな演芸会が始まるのだ。松の木のもとで輪になってさんざん歌ったり踊ったり、
すっかり盛りあがったところで、今度はおたがいの、とっときの隠し芸を見せあう
ことになる。「まず、鯛さんから」

  そこで鯛は、浜辺の松の木にするするっとのぼって、
  松の枝にぴたっとはりついてから、「松にお日さん、こ
  れどうじゃ」と言うたんやと。明るいお月さんの光に、
  赤いうろこがキラキラして、ほんまに、日の出とまちが
  うぐらい、ええながめだったけん、みんな感心して、
  「妙々々々々々」と、はやしたてたんやと。

 大道さんの絵は私なんか全編溜め息ものだけど、特にここからの隠し芸の場面が
きわだってすごい。月の光を浴びながら、松の木の花道でキラキラ赤く輝いて大見
得を切る鯛の極めつきの名場面。まさに「松にお日さん」終わりなき世の初日の出、
神々しいばかりにめでたくて、私だって思わず「高砂屋!」「妙々々々々々」とは
やしたてたいくらいだ。
 このあとも魚たちの名人芸、名場面は月がかたむくまで続けられ、やがて魚たち
は海に帰り、だれもいない砂浜に波がざざーっと寄せては返し、寄せては返し、幕。
「妙々々々々々」
 脇明子さんは子どもの頃、毎晩のように就寝前、お母さんの和子さんから、この
「あたごの浦」のお話を聞かされて育ったということを文章で読んだ記憶がある。
このような妙なるお話を毎晩聞かされて育ったということは、なんとなんと羨まし
いことであろう。
 私には、誰かにお話をしてもらいながら眠りについたという記憶はまったくない。
私の幼年期の夜の記憶は、警戒警報で灯りを消した漆黒の闇と防空壕の中だけだ。
それでも小学校の頃には、明治7年生まれの祖母が、晩ごはんのあと、若い頃の同
じ話を何度も何度もするのだった。寺子屋の話! 町に電気がついて一晩中外で踊
りあかした話!! 娘時代(?)三井様に奉公したときの隣の大横綱・梅ヶ谷の部
屋の若いモンの生態!?! 関東大震災で火に追われ、とび込んだ隅田川で気を失
って意識が戻ったときには、ヤケドをしたところに蛆がわいていた話!!!! し
かし今考えれば!!!!だけど、子どもの頃には毎晩同じ話にいいかげんうんざり
していて次第にまともに聞かなくなって、ろくに覚えていないのが情けない。
 もし私が子どもの頃、祖母に「あたごの浦」のお話を毎晩聞かされていたとして
も、やはり聞く耳もたなかったのかも知れないと思うと、末恐ろしい。今やその末。
恐ろしいことだ。
 それにしても、夜ごと妙なるお話を聞かせ続けたお母さんの和子さんもスゴイけ
れど、それをシッカリ血として肉としていた明子さんもスゴイのだった。

★『あたごの浦』
  脇和子・脇明子 再話/大道あや 画 定価780円


片山健(かたやま けん)
1940年生まれ。絵本作家として多数の絵本を制作しています。主なものに『どんど
んどんどん』(文研出版)、『大きい川小さい川』(ほるぷ出版)、『でんでんだ
いこいのち』(今江祥智 文、童心社)、『きつねのテスト』(小沢正 文、ビリケ
ン出版)、『おやすみなさいコッコさん』『おなかのすくさんぽ』『タンゲくん』
(以上、福音館書店)などがあり、単行本として『わたしの遠足日記』(晶文社)
があり、画集には『いる子ども』(パルコ出版)などがあります。


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《2》月刊誌最新号<11月号>のご案内
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☆月刊誌最新号<11月号>は、発売中です。

◇◆こどものとも0.1.2.『まるてん いろてん』
              中辻悦子 作 定価410円           ◇◆

赤、青、黄、紫、緑……。いろんな色のまるい点が集まって、大きくなったり、小
さくなったり。目にも鮮やかな絵本です。

◇◆こどものとも年少版『ぼくらのおうち』
            さとうゆみか 作/小川忠博 写真 定価380円   ◇◆

人形のねずみの親子が、いろいろなガラクタを使って古い郵便箱を素敵な家にしま
す。その様子をリアリティーあふれる写真で撮影。

◇◆こどものとも年中向き『モグモグでんしゃ』
             井上洋介 絵・文 定価380円         ◇◆

おにぎり、にくまん、ソフトクリーム…子どもの大好きな食べ物が、電車の姿にな
って次々に登場! 電車に乗って、大好きな食べ物をモグモグゴトン!

◇◆こどものとも『きんのねこ ベラルーシの昔話より』
         八百板洋子 再話/平子真理 絵 定価410円       ◇◆

おじいさんが白樺の木をきろうとすると、金色のネコが現れ、「白樺を切らないで
くれれば、なんでも願いをかなえてあげます」といったのです……。

◇◆ちいさなかがくのとも『びっくり まつぼっくり』
             多田多恵子 文/堀川理万子 絵 定価380円   ◇◆

まつぼっくりには、ふしぎがいっぱい。くるくるまわるタネのダンスに、雨の日の
びっくり大変身!

◇◆かがくのとも『ぞうをつくる』
         三沢厚彦 作 定価410円               ◇◆

たくさんの楠の丸太を製材し、組んで、削って、彫って……。木彫のぞうの制作過
程を追った絵本です。

◇◆おおきなポケット かがくのポケット「トチの木の1年」
                    太田威 写真・文 定価770円  ◇◆

トチの木は、花はトチ蜜、葉っぱは新巻作りに、実はトチ餅に、幹は丸木舟やお椀
にと、四季を通じて利用できるのです。他に、たのしい物語が1編。

◇◆たくさんのふしぎ『風を見たことある?』
           井出隆夫 文/杉田徹 写真 定価700円       ◇◆

桜の花を散らしたのは誰? ビニール袋を飛ばしたのは? みんな風のいたずら。外
に出てごらん、ほら、いろんな風に出会えるよ。

◇◆母の友 特集「ブックガイド/こどもに聞かせる1日1話」 定価530円 ◇◆

さまざまな人が選んだ、絵本からノンフィクションまでのブックガイドと、毎日1
編ずつ読める童話30編の2大特集をそろえた、増大号です。

★こちらから「母の友」11月号の目次をご覧いただけます。



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《3》月刊誌編集部からこんにちは
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☆毎月交代で、月刊誌の編集部から読者の皆様にむけたメッセージをお届けしてい
ます。今月は「こどものとも第2」編集部です。“「母の友」編集室の窓から”も、
毎月、このコーナーに掲載します。

◇◆こどものとも第2編集部から◇◆

 秋分の日も過ぎて、「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉どおり、暑さも和らぎ一息つ
ける時期ですね。こどものとも第2編集部でも、来年度のラインナップが決まり、
4月号の見本制作、月刊誌のパンフレットのための原稿やイラストの準備なども一
段落し、ほっと一息ついています。来年度も、「こどものとも年少版」「こどもの
とも0.1.2.」ともに、魅力あふれる作品がそろいました。
 現在編集中の号は1月号。「こどものとも年少版」の1月号は、小出保子さんの
『なっちゃんのゆきうさぎ』です。小出さんといえば「こどものとも」の「きつね
のきっこ」のシリーズでご存知の方も多いと思います。『やまこえ のこえ かわこ
えて』『おなべおなべ にえたかな?』『おおさむこさむ』などは、子どもたちを、
きっこちゃんと仲間の動物たちが活躍するお話の世界にどっぷりと浸らせてくれま
す。
 一方、年少版で登場する「なっちゃん」は、読者の3歳前後の子どもたちと等身
大の女の子。1月号は、なっちゃんのシリーズ4作目になりますが、初めて雪が降
った日の、耳や目や体で感じる感覚がみずみずしく描かれています。自分の世界を
もって、まっすぐに前を向いて歩いていくなっちゃんの姿は、思わず手を出して触
ってみたくなるほど、存在感にあふれています。1作目の『かさ かしてあげる』
(幼児絵本シリーズ販売中)のときよりも少し成長したなっちゃん。小出保子さん
のもうひとつの世界をお楽しみに!

★こちらから「こどものとも年少版」をご覧いただけます。


★こちらから「こどものとも0.1.2.」をご覧いただけます。



◇◆「母の友」編集室の窓から◇◆

 毎年11月号は、連載をほとんどお休みし、いつもと構成を変えた特別企画でお
送りしています。この号だけですので、念のため。
 さて、今年は「母の友特選ブックガイド」という初めての試みと、第4回になる
「こどもに聞かせる一日一話」の2本立てをお送りします。ブックガイドは、絵本
を中心に、子どもたちをふくめさまざまな人の「好きな」本、ということでリスト
アップしました。ご自分の好きな本は? と考えながら、新しい本との出合いを楽
しんでください。
 「こどもに聞かせる一日一話」は、400字詰め原稿用紙3枚以下という 短い童話
を、1日1つずつ読むとして、30日分集めたもの。1つ読んで聞かせるのに、時間
はいくらもかかりません。でも、きちんとしたストーリーが過不足なく書かれてい
て、充分満足感を得られるものばかりです。
 簡単そうで実はとても難しい超短編童話ですが、プロの作家に依頼するほか、一
般読者からも募り、たくさんの応募作品の中から、今回は15編を採用させていただ
きました。
 どの作品も、短い中に、きらっとするものがあり、それは、へえ~という意外な
目のつけどころの場合もあれば、一見どうということない、しかし、日常、私たち
が無意識に感じているものを上手にすくいとって表現しているものだったりもしま
す。
 その核となるおもしろさが第1のステップで、それを単なるスケッチにとどまら
ず、物語とし得ているかどうかが次のステップになります。もし書いてみたなら、
子どもの心でチェックしてみてください。自分が子どもなら、これをおもしろいと
感じるだろうか……と。
 読み比べていただければおわかりのように、作品世界はそれぞれ違います。書き
手の持ち味を生かした、しかも子どもに喜んでもらえる作品を、来年も募集します。
新しい出合いを心待ちにしています。

★こちらから「母の友」11月号の目次をご覧いただけます。



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《4》話題の新刊『シマフクロウとサケ』の著者、宇梶静江さんのエッセイ
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   目で見て心でとらえる
                     宇梶静江

 私の子どものころに聞かされた昔話といえば、たいがい動物が主人公でした。語
り手は、おじいさん(ジジ)か、おばあさん(ババ)でした。囲炉裏をかこんだ団
欒のときなど、よくジジかババに昔話をせがんだものです。すると、山へでかける
ときの心得なども話してくれました。
 山へでかけるときの心得というのは、まず山は樹木だけではないのです。そこに
はさまざまな植物や獣、つまり生きているものが無数にいるのです。そのなかに分
け入ることになるのです。だから心を尽くして入らなければならないといわれまし
た。山や川、風や大地、すべてのものにそれぞれの役割というものがあることも聞
かされました。
 川へ行くときには流れがおだやかであっても、ずうっと奥の川上で大雨が降って
いると急に増水して危険であることや、毒をもった動物や植物もいるので注意しな
ければいけないことなど、身を守ることも諭されました。
 囲炉裏で燃やす薪を採りに、近所の子どもたち4、5人で、背負い縄をもってよ
く山へいきました。山へ入るやいなや、私たちは薪採りなど忘れて、山間の谷を見
つけてはブドウの蔓などでターザンごっこや木登りに夢中になります。西の空に日
が沈むころになって、あわてて枯れ木の枝を集めて家路に着くころは、もううす暗
くなっていました。
 心配して帰りを待っていた母に、背負ってきた枝でお尻をパンパンとはたかれ、
お仕置きをうけて泣いたものです。それでも、その次もまた次も同じことでした。
遊ぶことが楽しくて、少しの時間でも遊びに遊んだものです。
 こうして子どものころ遊んだ思い出は、思いだすたびにいい気持ちになるもので
す。
 昔話を私たちに語ってくれたジジやババたち、じつはもっと昔から親から子、孫
へと語り継ぐなかで、人が人として生きるための心得や世間との接し方を伝えてき
たのです。人間に限らず、他の生き物もふくめて、大自然との付きあい方など、こ
とこまかに語ってきた人々、それがアイヌでした。そうした生活習慣を維持してき
たアイヌの子としてこの世に生を受けていたのだということを、私が知ったのはず
いぶん後のことです。
 かつて子どもであった私は、今ではババになっていますが、今度は語り手となっ
て子どもや孫たちに、人が人として生きてゆくための心得を話し、かつ語り継ぎた
いものだと思っています。
 そして絵を描くことが好きであったので、その絵を用いてジジやババから聞かさ
れた昔話や叙事詩などを目で見て、心でとらえて、さらに楽しい絵本をつくること
ができたら、もうこんな幸せは他にはありません。
 私が子どものころに、そこには確かにあった風景はずいぶんと変わってしまいま
したが、せめて自然に対しての気遣い、少しでも水や空気を汚さないようにと心が
けています。


★『シマフクロウとサケ』
  宇梶静江 古布絵製作・再話 定価1260円



宇梶静江(うかじ・しずえ)
1933年、北海道に生まれる。20代で上京。1972年、朝日新聞の投書欄に「ウタリ
(同胞)よ、手をつなごう」と投稿し、これが反響を呼んで関東圏のアイヌ復権運
動の草分けとなる。小さいころから絵が好きだったが、大人になってからは詩作や
演劇に没頭。しかし60歳をすぎてからアイヌの刺繍を生かした古布絵を編み出し、
ただの一度も自ら戦争をしかけたことのない民族としての誇り、自然を崇めるアイ
ヌの豊かな文化を若いアイヌ世代に伝えたいと、一針一針に願いを込めて制作を続
けている。千葉県在住。


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《5》10月の新刊のご案内
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《10月4日(水)出荷開始》
★『だるまちゃんとてんじんちゃん』
  加古里子 作 定価840円

だるまちゃんは3人の天神ちゃんに会い、仕事の手伝いをすることになりました。
おにぎりを作り、畑に届けます。

★『ことりのうち ばばばあちゃんのおはなし』
  さとうわきこ 作・絵 定価840円

ばばばあちゃんが小鳥の声を聞きながら昼寝をしようとしていると、突然、大きく
てへんてこな鳥がやってきて大騒ぎ。

★『おでかけばいばいのほん』(全3冊)
  はせがわせつこ 作/やぎゅうげんいちろう 絵 定価2520円

リズミカルで心地よい言葉とユーモアたっぷりの絵でつくられた楽しく新鮮な「赤
ちゃん絵本」が誕生しました。

《10月10日(火)出荷開始》
★『文庫版 魔女の宅急便 その3』
  角野栄子 作/佐竹美保 画 定価788円

16歳になったキキのもとへ、12歳のケケという女の子が転がりこんできます。彼女
にふりまわされながら、キキは新たな旅立ちをむかえます。

《10月11日(水)出荷開始》
★『ベスとベラ』
  アイリーン・ハース 作・絵/たがきょうこ 訳 定価1155円

冬の庭で、ひとりぼっちの女の子ベスが、空から落ちてきた小鳥のベラと一緒に楽
しい時をすごします。心温まる美しい絵本。

★『ちいさな ふゆのほん』
  ネースルンド 文/ディーグマン 絵/ひしきあきらこ 訳 定価1155円

冬の楽しさを、やさしいリズミカルな言葉とのびのびとした気持ちのよい絵で描い
たスウェーデンの絵本。

★『冬の龍』
  藤江じゅん 作/GEN 画 定価1680円

ケヤキの化身を名のる男に「大晦日までに雷の玉を探して、龍に返さないと大変な
ことが起きる」と告げられた、少年たち3人組の冒険!

《10月18日(水)出荷開始》
★『ちいさなかぜは ふいてゆく』
  おのでらえつこ 文/さとうなおゆき 絵 定価1365円

片観音開きでしかも全ページがつながるエンドレス絵本。登場するのは、海賊、盗
賊、魔女、妖精。現実世界、空想世界の物、物、物。

★『どうぶつえんであそぼ ぱんだ ごりら かんがるー』(3冊セット)
  ふくだとよふみ 写真/なかのひろみ 文 定価1260円

動物の姿をじっくり伝える写真絵本。「ぱんだって鋭い目つきしてるね」「ごりら
の足って、手みたいに握れるんだ」など、新たな発見の連続。

★『どうぶつえんであそぼ さい しまうま しろくま』(3冊セット)
  ふくだとよふみ 写真/なかのひろみ 文 定価1260円

1冊の本で1つの動物をとりあげて、その姿をじっくり伝える写真絵本です。

《新刊配本はいたしませんが、以下の4点が発売されました》
★『日本の昔話かるた』
  小澤俊夫 監修/赤羽末吉 絵/日野十成 文 価格1260円

小澤俊夫の編んだ『日本の昔話』より50の昔話を厳選し、かるたにしました。これ
からお正月の季節に親子で遊びましょう。

★『ねぎぼうずのあさたろう 東海道五十三次 すごろく』
  飯野和好 作 価格550円

ご存じ、活劇浪曲絵本『ねぎぼうずのあさたろう』から、すごろくができました。
故郷・浅葱村から京都三条大橋まで、東海道の旅でぃ。

★『ぐりとぐらカレンダー 2007』
  中川李枝子 文/山脇百合子 絵 価格1200円

みんなの人気者ぐりとぐらの絵本から、厳選した12枚の絵によるカレンダーです。

★『林明子カレンダーブック 2007』
  林明子 作 価格950円

子どもの表情が魅力的な林明子さんの絵本から選んだ、12ヵ月のカレンダー。ケー
ス付きで、ミニダイアリーにもなります。

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《6》書籍編集部だより
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☆絵本・童話・科学書の編集部から毎月交代で読者の皆様にむけたメッセージをお
届けします。今月は絵本編集部です。

◎絵本編集部から

あかちゃん絵本の新作

 あかちゃんが、絵本をおもちゃではなく、「本」として楽しみ始める時期があり
ます。個人差があると思いますが、生後10カ月から1才半くらいの頃でしょうか。
からだ全体で絵本の1ページ、1ページに反応している幼い子と一緒に絵本を読む
ことは、おとなにとってもかけがえのない体験です。なにしろ絵本を読むよろこび
の原点がそこにあるのですから。
 といっても、そのような、幼い子の心に深く響く絵本を作り出すことは、容易な
ことではありません。ですから、このたび、長谷川摂子さんと柳生弦一郎さんとい
う希有な才能のお二人によるあかちゃん絵本『おでかけばいばいのほん』(3冊)
を出版できたことは、編集部としては大きな喜びです。
 あかちゃん絵本にもさまざまなタイプのものがあります。例えば、『くつくつあ
るけのほん』(4冊)や、『がたんごとん がたんごとん』などは、シンプルなが
らもストーリー性のあるあかちゃん絵本の傑作です。
 今回の「おでかけばいばいのほん」(3冊)は、あかちゃんに向かって、リズミ
カルに、ユーモラスに語りかけるような絵本です。ことばと絵が、語りかける、そ
れに、あかちゃんがからだ全体で応える、そんなやりとりが、あかちゃんの心とか
らだのリズムにぴったりあった絵本だと思います。

★『おでかけばいばいのほん』(全3冊)
  はせがわせつこ 作/やぎゅうげんいちろう 絵 定価2520円


★『くつくつあるけのほん』(全4冊)
  林明子 作 定価2940円


★『がたんごとん がたんごとん』
  安西水丸 作 定価735円



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《7》原画展、回顧展のお知らせ
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<原画展>
創刊50周年・みんなのともだち
「こどものとも」の絵本展
会期:2006年10月7日(土)~11月12日(日)
会場:ひろしま美術館 広島市中区基町3-2
開催時間:9:00~17:00
入場料:一般 1,000(800)円、高・大生 700(500)円、小・中生 400(200)円
    ( )内は、前売りおよび団体(20人以上)の料金
お問い合わせ:ひろしま美術館 TEL 082-223-2530

<回顧展>
大竹伸朗 全景 1955-2006
会期:2006年10月14日~12月24日
会場:東京都現代美術館(MOT) 東京都江東区三好4-1-1
開催時間:10:00~18:00
入場料:一般 1,400(1,260)円、学生 1,100(990)円、
    中高校生・65歳以上 700(630)円、小学生以下無料
    ( )内は、20名以上の団体料金
お問い合わせ:東京都現代美術館(MOT)
       Tel  03-5777-8600(ハローダイヤル)、03-5245-4111(代表)
       大竹伸朗全景公式URL:http://shinroohtake.jp
*現代美術の騎手・大竹伸朗の大回顧展。日本人で初めて3フロアーを使っての展
示。『ジャリおじさん』(福音館書店)の原画も、全点公開。

■なお開催期間中、MOTでは次のような教育プログラムを用意しています。

・親子で楽しむ大竹伸朗展ギャラリークルーズ
 11月11日(土)、12日(日)13:00~15:00
 小学校3~6年生とその保護者/各日25組/参加無料
 *往復葉書に住所、氏名、学年、電話番号、希望日を明記し(1枚につき1組)
 「大竹クルーズ係」宛に10月27日までに申込(消印有効)。

・先生のための特別研修会 作家と語る“こどもと美術”
 10月27日(金)16:30~18:30
 30名程度/参加無料
 *学校名、氏名、連絡先(住所、電話、ファックス番号)をご記入の上、
 「大竹伸朗展先生研修会係」宛にファックス(03-5245-1141)で申込。
 定員になり次第締め切り。

・当館学芸員による解説ツアー
 11月17日(金)、12月1日(金)、12月8日(金)14:00~/参加無料
 *チケットをお求めの上、企画展示室入口にご集合ください。

*この他にも高等学校を対象にした“学芸員によるデリバリー授業”などの教育プ
ログラムを予定。


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