☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

 ★あのねメール通信~福音館書店メールマガジン2007年2月7日 Vol.63   ★
              

☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

         ◆◇◆  CONTENTS  ◆◇◆

《1》 連載:絵本 一方的思い入れのよろこび 11  片山健
《2》 月刊誌最新号<3月号>のご案内
《3》 月刊誌編集部からこんにちは
《4》 話題の新刊『旅の絵本II(改訂版)』の編集者からのメッセージ
《5》 2月の新刊のご案内
《6》 書籍編集部だより
《7》 原画展のお知らせ
《8》 『だるまちゃん 絵はがきの本』刊行記念キャンペーンのお知らせ


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《1》連載:絵本 一方的思い入れのよろこび 11  片山健
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎『せきたんやのくまさん』(旧版) フィービとセルビ・ウォージントン 作・絵
  /石井桃子訳

 幼い子どもたちと繰り返し楽しんだこの愛すべき絵本『せきたんやのくまさん』
は好きな絵本を10冊あげるようにいわれれば、まっ先に思い浮かべる絵本のうちの
1冊で、いまだにこんな絵本がひとつでもできたらどんなにいいだろうと思ってい
る。それなのに子どもたちに読んであげながら、時にいいようのない不安が心をか
すめることがあって、その要因がこの絵本の魅力のうちにこそあるのはわかってい
た。その頃にはまだ手に入らなかった仲間の絵本、『パンやのくまさん』『うえき
やのくまさん』『ゆうびんやのくまさん』の3冊とあらためて見くらべ読みくらべ
てみて、そのことがいっそうハッキリした。
 見た目でいえば4冊とも小型の愛らしい本だが、『せきたんやのくまさん』だけ
ひとまわり小さい。それと他の3冊の絵本の文章はごく普通のスミで刷られている
が、『せきたんやのくまさん』だけが明るい青である。このことに何か意味がある
のか、ないのか、わからないが。
 内容でいえば『せきたんやのくまさん』は「たったひとり」で住んでいて、「石
炭の入った小さい袋をたくさん持って」いて、毎朝、荷馬車に9個ほどの袋を積ん
で町へ売りにいき、売り切れると家に帰ってお茶を飲み、すぐに眠ってしまうとい
うシンプルな一日。
 これに対して『パンやのくまさん』も、『うえきやのくまさん』も、『ゆうびん
やのくまさん』も、たんに「たくさん持っている」ものを売るのではなく、朝早く
から用意周到テキパキ作業し焼き上げる、みごとに刈り込み耕し増やし大きく育て
売る、待っている町の人々のためにすばやく誠実に仕事をこなし届ける、それぞれ
熟練の職人、腕利きの親方、勤勉な労働者である。ひとりで住んではいるが、「た
ったひとりで」はない。町の人々とつながりがあり、しっかり自分の場所をもち、
クリスマスには多くの町の人々からの贈り物が届く。夜はしっかりしたベッドで満
ち足りて眠る。くまさんたちに幼さは感じられず、ここには「身寄りもなく、どう
してこんな所にたったひとりで……」というような心配の入り込む余地はまったく
ない。くまさんの親が見たら、「もう大丈夫、ひとりで立派にやっていける」とさ
ぞかし安心するだろう。
 『せきたんやのくまさん』の一番凄いのは、クマさんがベビーベッドで寝ている
ことだ。ベビーベッドで寝ていること自体は、「たったひとり」で住んでいること
や、なぜか「石炭の袋をたくさん持っている」こととともに、幼児絵本の特権、あ
るいは真骨頂といえるだろう。でもベビーベッドの下にそろえられたあまりに小さ
な部屋ばきや、お茶のあと暖炉の前でひとり絵本を見ているくまさんの後ろ姿、ろ
うそくを持ってひとり2階の寝室に上がるくまさんには、どうしても健気さととも
に、いじらしさ、寂しさ、寄る辺なさのようなものを感じてしまい、「いたいけな
子どものくまさんが、どうしてこんな大きな家にひとりで……」と思わないではい
られなくなる。読んであげながら「この子はひとりでなんとかやっていけるだろう
か」という気持ちにさせるところがあって、それがこの絵本をたまらなくいとおし
く魅力的にしている要因のひとつだろう。自分をくまさんに重ねて読んでいた子ど
もたちも、どこかで感じていたのではないだろうか。
 子どもたちより少しは大人の私は、いつもは子どもたちと幸せな気持ちでこの絵
本を楽しんでいたが、ベビーベッドや2階に上がる階段の暗さが、時に、私におの
が身、おのが状況をふと思い起こさせるのだった。当時『せきたんやのくまさん』
並みの簡単な肉体労働を繰り返すばかりで、絵本の夢はあっても将来の生活設計な
どハナから考えようともせず、人間関係も貧弱な自分を思い出すと、「この先この
私はちゃんとやっていけるのであろうか」とたちまち不安になって、まわりを見ま
わせば『パンやのくまさん』や、『うえきやのくまさん』や、『ゆうびんやのくま
さん』ばかりだったというわけだ。なんのことはない、私だけがいつまでも『せき
たんやのくまさん』みたいなものであることを思い知らされたのだった。
 過去形で書いたが、今でもそのころの不安は引きずったままだ。かくして、私の
『せきたんやのくまさん』への思い入れは、いまだ健在である。

注:現在の『せきたんやのくまさん』は、他の3冊が発行された時(1987年)に、
同じ判型、同じ文字色(墨色)で統一されました。

★『せきたんやのくまさん』
  フィービとセルビ・ウォージントン 作・絵/石井桃子訳 定価945円


片山健(かたやま けん)
1940年生まれ。絵本作家として多数の絵本を制作しています。主なものに『どんど
んどんどん』(文研出版)、『大きい川小さい川』(ほるぷ出版)、『でんでんだ
いこいのち』(今江祥智 文、童心社)、『きつねのテスト』(小沢正 文、ビリケ
ン出版)、『おやすみなさいコッコさん』『おなかのすくさんぽ』『タンゲくん』
『もりのてがみ』(片山令子 文)(以上、福音館書店)などがあります。単行本
としては『わたしの遠足日記』(晶文社)があり、画集には『いる子ども』(パル
コ出版)などがあります。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《2》月刊誌最新号<3月号>のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆月刊誌最新号<3月号>は、発売中です。

◇◆こどものとも0.1.2.『どーっちだ?』
              植垣歩子 作 定価410円           ◇◆

ねずみさんが、どんぐりもってるよ。どーっちだ? 動物たちが、どっちの手にも
っているかを当てる、楽しい当てっこ絵本。

◇◆こどものとも年少版『とらきちのぼうけん』
            間宙地 文/前田マリ 絵 定価380円       ◇◆

のら猫のとらきちがとびのった船は、いつのまにか海へ。とらきちはビックリ!
ある春の日の、ささやかな冒険を描きました。

◇◆こどものとも年中向き『そらとぶ おうち』
          槇ひろし 作/前川欣三・槇ひろし 絵 定価380円   ◇◆

たけしとひろみが描いた絵が、みんな本当になりました! たけしの家は「ぼくん
ち号」になって空を飛び、島に向かいます。

◇◆こどものとも『くものすおやぶん ほとけのさばき』
         秋山あゆ子 作 定価410円              ◇◆

大人気「くものすおやぶん」の続編。セミの生態と虫の寺での生活ぶりを見事に描
き、昆虫仏教美術も美しい、本格的痛快時代劇絵本。

◇◆ちいさなかがくのとも『しまで あおうね』
             たむらしげる 作 定価380円         ◇◆

博士からの手紙には「しまにあつまれ」と書かれていました。ルネくんと仲間たち
は、自転車、バス、飛行機、電車、船……それぞれの手段で島に向かいます。

◇◆かがくのとも『まいて きって おいしい! ひなまつり』
         小林ゆき子 作 定価410円              ◇◆

子どもたちが集まって雛祭りのごちそう作りに挑戦します。太巻き寿司をはじめ、
“巻いて楽しい、切ってびっくり、食べておいしい料理”がたくさん登場します。

◇◆おおきなポケット かがくのポケット「布のうた」
    牧野夏子 文・構成/山本尚明 写真/長谷川杏子 協力 定価770円 ◇◆

すべすべ、ふわふわ、のびのび…布たちは、とても多様で、豊かな表情をもってい
ます。布をつかったちょっと不思議な見立て遊び。他に楽しいお話が2話。

◇◆たくさんのふしぎ『消えたエゾシロチョウ』
           竹田津実 文・写真 定価700円          ◇◆

北海道だけにすむ珍しいチョウ、エゾシロチョウ。そのふしぎな生態にキタキツネ
の研究で知られる竹田津実さんが迫ります。

◇◆母の友 特集「幼稚園と保育園がいっしょになる?」 定価530円    ◇◆

昨秋、幼稚園と保育園の機能をあわせもつという認可こども園がスタート。募集も
始まっています。いったいどんな施設なのでしょう。

★こちらから「母の友」3月号の目次をご覧いただけます。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《3》月刊誌編集部からこんにちは
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆毎月交代で月刊誌の編集部から読者の皆様にむけたメッセージをお届けしていま
す。今月は「おおきなポケット」編集部です。“「母の友」編集室の窓から”も、
毎月、このコーナーに掲載します。

◇◆おおきなポケット編集部から◇◆

 松田道雄さんのことはご存知でしょうか。
 京都で小児科医として開業しながら、戦後数多く出版された育児書中でも特に優
れたものとして評価の高い『育児の百科』を書き、それだけではなく、女性、特に
母親を尊重する立場から社会への発言をしつづけた方でした。
 松田さんは、小社の「母の友」にも初期の頃よくご登場いただいた縁があります。
私が「母の友」に在籍していた時お亡くなりになったのですが、最後のご著書を書
評欄で紹介し掲載誌をお送りすると、お嬢様からていねいなお礼状をいただき恐縮
したことがあります。
 松田さんは、「添い寝」などの日本の伝統的な育児法も尊重し、それぞれの家庭
の事情に合わせた自分流の育児をつくりあげることが大事だと考えていました。ま
た、育児に関する母親の自信喪失は、心身の疲労に関係するからか、何よりまず労
働量を減らし、完璧主義をとりやめ、母親が「心の平静」をとりもどすことが必要
だと説きました。
 事は育児に拘わらず、子どもが小学生になっても同じかもしれません。幼児期よ
り労働量ははるかに減るはずですが、それでも、お母さん方が心の平静を保って子
育てできる状況に、今なっているでしょうか。
 「おおきなポケット」には、小学生向けの受験記事はありません。すぐ効果の表
れる子育て法も載っていません。しかし、テレビの騒々しさ、携帯電話のあわただ
しさから、確実に逃れ、もう一つの世界をじっくり体験できる物語やノンフィクシ
ョンがあります。
 親と子の静かで、充実した喜びの時間を持っていただけるよう、今、新しい年度
の4月号を仕上げている最中です。ご期待ください。

★こちらから「おおきなポケット」をご覧いただけます。



◇◆「母の友」編集室の窓から◇◆

 今年の4月、「認定こども園」という名前の施設が日本各地でスタートすること
をご存知ですか?
 近年、少子化や、職を持つ母親が増え、幼稚園、保育園をめぐる状況は大きく変
化しました。幼稚園の園児が減る一方、保育園には申し込みをしても、定員がいっ
ぱいで順番待ち。共働きの家庭のため、幼稚園でも夕方までの延長保育を行うとこ
ろが増えてきました。
 そこで数年前、国が、幼稚園と保育園の機能をあわせもった新しい施設をつくれ
ないかと動きはじめ、生まれたのが認定こども園です。
 いったい、どんな施設なのでしょう。幼稚園、保育園とはどこが違うのでしょう
か。わかりやすくご紹介します。「母の友」3月号、ぜひご覧ください。

★こちらから「母の友」3月号の目次をご覧いただけます。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《4》話題の新刊『旅の絵本II(改訂版)』の編集者からのメッセージ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  『旅の絵本II』(イタリア編)が新しくなりました
                         絵本編集部 田村実

 「旅の絵本」シリーズは、今から30年ほど前にスタートして、現在6巻目まで出
版されています。馬に乗った旅人がヨーロッパの国々やアメリカなどの野や村や町
を旅する美しい絵本です。このシリーズは、日本で出版されるやいなや、世界のさ
まざまな国でも出版され、世界中の人々を魅了し続けています。
 このシリーズの中でも人気の高い『旅の絵本II』(イタリア編)をこの度、改訂
しました。改訂版を手にとっていただければ、いままでの版との違いがはっきりわ
かると思います。ひとことでいえば、色が鮮やかになりました。とくに、草や木々
の緑が明るくなり、南ヨーロッパの温暖な湿気のある大気の中ですくすく育ったみ
ずみずしさを感じさせてくれます。それと、屋根の瓦の色。教会の塔の上から見下
ろすと赤茶色の屋根が連なっている風景、まさに、それがイタリアです。今回、屋
根の色も美しい赤茶色になりました。
 この本は、28年前の初版発行のとき、シリーズのその後の巻とは違う方法――ペ
ンで描かれた線画と色だけの版を別々に作成し、それを印刷上で合体させるという
方法をとりました。そのため、作者の意図した色が出ていないところもありました。
もっと鮮やかな、もっと美しい本にやり直したいという思いを、作者の安野さんは
ずっとお持ちで、編集部も思いを同じくしました。幸い、初版のときの線画が安野
さんの手元に残されていましたので、今回、それをもとにして全場面を新たに彩色
していただきました。
 一方で、改訂版では、「イタリア」ということを前面に押し出しました。表紙に
イタリア国旗があしらわれているのをご覧下さい。中の場面にも国旗がしばしば登
場します。また、新たに描き加えられた個所もあります。(第16場面:ベネツィア
の運河のすぐわきに映画『旅情』の一場面が描き加えられたり……)前の版をお持
ちの方は、見比べてみるのも一興かと思います。
 旅の絵本のシリーズをただ美しい風景画の絵本だと思っていた方がいました。も
ちろんそのような楽しみ方でもよいのですが、どうせなら、この絵本の中でいろい
ろなものを発見していただきたい。隠し絵を見つけ出すだけでなく、そこに暮らす
人々の生活、文化にも思いをはせてほしい。ということで、発見のヒントとなるよ
うな解説が巻末につきました。
 このイタリア編には、実は、イエスの生涯が描き込まれています。イタリア・ル
ネッサンスの名画からの場面があちこちに見つかるはずです。解説の中で、西欧の
文化を知る上で欠かすことのできない新約聖書の物語が分かりやすく紹介されてい
ます。解説といっても、イタリアという国について、またヨーロッパの文化に関し
ての、安野さんの思いが綴られたエッセイのような趣もあります。解説がついたこ
とによって、この絵本が今まで以上にぐっと奥行きのあるものになりました。とい
っても、すべてを解き明かしているわけではありません。読者のみなさんの発見す
るよろこびは、まだまだたくさん残されていますのでご安心を。

★『旅の絵本II(改訂版)』
  安野光雅 作 定価1470円



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《5》2月の新刊のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

《2月7日(水)出荷開始》
★『わにわにのごちそう』
  小風さち 文/山口マオ 絵 定価780円

ワニのわにわには、冷蔵庫の中に肉を見つけました! わにわには肉をフライパン
で焼き、豪快に食べます。ああ、なんておいしいこと!

★『はるかぜのホネホネさん』
  にしむらあつこ 作・絵 定価840円

人気のホネホネさんシリーズの3作目。ホネホネさんはまじめな働き者の郵便屋さ
んです。今回は、入学式や花粉症、お茶会、春祭りなどの話題を運んでくれます。

《2月21日(水)出荷開始》
★『棚田を歩けば』
  青柳健二 文・写真 定価1995円

棚田にはたくさんの生きものたちがいます。そし何千年にもわたる人々の工夫と努
力が見られます。棚田を歩けばなにより元気になります!

★『だるまちゃん 絵はがきの本』
  かこさとし 作 定価840円

いつも元気なだるまちゃんとなかまたちが、楽しい絵はがきになりました。絵本の
名場面を厳選した20枚です。特製シールつきです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《6》書籍編集部だより
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆絵本・童話・科学書の編集部から毎月交代で読者の皆様にむけたメッセージをお
届けします。今月は童話編集部です。

◎童話編集部から

 かつては炉辺の語り部がいた。縁側の陽だまりでふと語り出してくれるおばあさ
んがいた。……そういう口承のつながりが薄れてきてしまった今、子どもたちに豊
かな「おはなしの水脈」を伝えるのが、本のたいせつな役割のひとつです。もちろ
ん、昔話絵本や民話集をたねに、大好きな誰かさんの声を通して、「むかしむかし
……」を聞かせてもらうことが、「ちいさな人たち」の大きな楽しみであることは
いうまでもありません。
 というわけで当セクションでも昔話は充実しています。『語りつぐ人びと』(ア
フリカ編・インド編)は、〈語られたお話〉〈語り手の実像〉〈お話をはぐくんだ
風土〉を合わせて紹介する興味深い2冊で、世界的に見ても語りの伝統が消えつつ
あるなか、たいへん貴重な記録といえます(これを含め、福音館文庫の昔話ジャン
ルは14点を数えます)。
 『日本の昔話』全5巻は、ゆきとどいた監修による“スタンダード”版。新刊で
は3月刊行の『いちばんたいせつなもの─バルカンの昔話』にご注目ください。人
間の息づかいをリアルに伝えるお話の数々が、日ごろ縁遠い地域との距離を一気に
縮めてくれるようです。スロベニアの画家に描きおろしてもらった溜め息の出るほ
ど美しい挿絵も必見、ぜひご一読を! この本の中に、『人間だって空を飛べる─
アメリカ黒人民話集』にある1編とよく似たお話を発見してしまうと、人間のいと
なみはどこでどう結びあい響きあってきたのかと、つい遠い目になってしまうので
す……。

★『文庫版 語りつぐ人びと*アフリカの民話』
  江口一久、中野暁雄、西江雅之ほか 著・訳 定価840円


★『文庫版 語りつぐ人びと*インドの民話』
  長弘毅 著・訳 定価840円


★『日本の昔話』(全5巻)
  小澤俊夫 再話/赤羽末吉 画 各定価2310円


★『文庫版 人間だって空を飛べる─アメリカ黒人民話集』
  ハミルトン 語り・編/金関寿夫 訳/ディロン夫妻 画 定価735円


★『いちばんたいせつなもの─バルカンの昔話』〈3月刊行予定〉
  八百板洋子 編・訳/ルディ・スコチル 画 定価1575円


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《7》原画展のお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

元永定正 中辻悦子 絵本原画展
「もーやん えっちゃん ええほんのえ」
出品作品 『もけらもけら』『カニツンツン』『よるのようちえん』『まるまる』
     『いろいろしかく』など
開催期間 2007年1月6日(土)~3月11日(日)
会場 伊丹市立美術館 兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
問合せ先 TEL.072-772-7447
開館時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日 毎週月曜日(ただし祝日は開館、2月6日~9日は臨時休館)
入館料 一般700円(500円)、大・高生350円(250円)、中・小学生100円(80円)
    ( )は団体料金


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《8》『だるまちゃん 絵はがきの本』刊行記念キャンペーンのお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本書の発売を記念して、福音館書店のホームページ会員にご登録いただいた方に、
だるまちゃんからの楽しいグリーティング・メールをお届けするサービスを実施し
ます。会員登録されていない方は、この機会に是非どうぞ。

『だるまちゃん 絵はがきの本』は現在予約受付中です。



*************************************
このメールの再配信、および掲載された記事の無断転載を禁じます。
定価はすべて消費税5%込みの価格です。
◆配信先の変更および解除は次のページからおこなうことができます。

◆発行:株式会社福音館書店 宣伝部宣伝企画課
*************************************