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 ★あのねメール通信~福音館書店メールマガジン2007年3月7日 Vol.64    ★
              

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         ◆◇◆  CONTENTS  ◆◇◆

《1》 連載:絵本 一方的思い入れのよろこび(最終回)  片山健
《2》 月刊誌最新号<4月号>のご案内
《3》 月刊誌編集部からこんにちは
《4》 記念エッセイ:石井桃子先生と私  松居直
《5》 3月の新刊のご案内
《6》 書籍編集部だより
《7》 原画展のお知らせ
《8》 新しく「福音館子どもの本ブログ」を始めました


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《1》連載:絵本 一方的思い入れのよろこび(最終回)  片山健
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◎『プンク マインチャ』ネパール民話/大塚勇三 再話/秋野亥左牟 画

 先日、私は、40年ほど前に絵を担当して今も出版されている絵本『ゆうちゃんの
みきさーしゃ』の、現在の印刷技術で原画から新たに作りなおすための色校正を、
福音館書店の担当のお二人に大いに助けられながらおこなった。大いに助けられな
がらというのは、私にとって色校正というのは、いつだって大変やっかいで思いど
おりにいかない頭の痛い作業だからだ。
 もともとすぐ気が散るところのある私は、苦手意識もあって色校正の際にも「も
っと原画をよく見て」とか、「メリハリがどうの」とか、「赤が強すぎ」とか指示
しつつも、すぐに意識が窓の外にいったりする。この時も、原画と印刷されたもの
を見比べながらも、なにしろ見ているのは文字通り40年ぶりに手にする自分の油絵
による原画である。ふと、いまだにしっかりしているキャンバスそのものに意識が
いって、裏返すと、今ではまずこんな立派な木枠はない、木と木を組んだところに
必ず2枚の薄い板のくさびが入っていて、木枠をしっかり補強しているのに感心し、
懐かしい銀座の画材店「月光荘」にいくときのトキメキや、頑固な創業者のおじさ
んや、気に入りのスケッチブックを思い出し……ていると、担当者が横から鋭く的
確な指摘をしてくれて、その都度私は我に返って、色校正はとどこおりなく進んで
2時間ほどで終了した。
 しかし じつは、もっともっと私の気は散っていて、その散った先が『プンク マ
インチャ』だった。どうして『プンク マインチャ』に 意識がとんだかというと、
私が初めて絵本に絵をつける仕事をもらって大いに緊張して描いたのが『ゆうちゃ
んのみきさーしゃ』で、その原画を当時水道橋近くにあった福音館書店に持参し、
おそるおそる現・福音館書店相談役の松居直氏、作家の今江祥智氏、編集部の方に
見てもらった。その絵を見てもらった部屋に積んであったのが、本になったばかり
の『プンク マインチャ』だったからだ。その絵本に気がついて 開いて見たのが帰
り際だったのが救いで、自分の原画を広げる前だったら進退きわまって2階の窓か
ら飛び降りたかも知れぬ。その絵の衝撃は大きかった。大きいだけでなく、とてつ
もなく重かった。2階から飛び降りなくても私は十分ペチャンコだった。
 私にはそれまで想像もできなかった絵。画家はなにもしないで目をつむってじっ
としていて、画家の体中に生えた無数の指先から溢れだした線がそれ自体生き物の
ように運動し、山になり、雲になり、木になり、人となり、火となり、命になって
とどまることを知らない。まるで美しい宇宙を創っているようなのだ。
 この感動は、その後2度、原画を見るにおよんでいよいよ深まった。1度は、1
枚1枚手にとって見る機会にめぐまれ、溜息どころかヨダレがたれて薄い手漉きの
紙に描かれた原画を台無しにすることを本気でおそれた。
 未熟でいまだ表現の核を見いだしていない私が、おっかなびっくり自分の原画を
もって絵本の世界に顔を出したその初めの日のこの出会い頭の衝突を、無惨といお
うか、もうダメダといおうか、運のツキといおうか、それとも災い転じて福となす、
いっそ100年に1度の美しい彗星に激突した瞬間、未知の元素が 私の体内に入り…
…「この場面の黄色はなんとしてもだしてもらいたいですね」「でるかなあ」「だ
してもらいます」「はい」というわけで、今回の色校正は一応終了した。
 私としたことが急に次回の色校正が楽しみになってきた。今度こそは、情け無用
の色校正の鬼となって作業にのぞむ所存である!

★『プンク マインチャ』
  ネパール民話/大塚勇三 再話/秋野亥左牟 画 定価780円

  
片山健(かたやま けん)
1940年生まれ。絵本作家として多数の絵本を制作しています。主なものに『どんど
んどんどん』(文研出版)、『大きい川小さい川』(ほるぷ出版)、『でんでんだ
いこいのち』(今江祥智 文、童心社)、『きつねのテスト』(小沢正 文、ビリケ
ン出版)、『おやすみなさいコッコさん』『おなかのすくさんぽ』『タンゲくん』
『もりのてがみ』(片山令子 文)(以上、福音館書店)などがあります。単行本
としては『わたしの遠足日記』(晶文社)があり、画集には『いる子ども』(パル
コ出版)などがあります。


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《2》月刊誌最新号<4月号>のご案内
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☆月刊誌最新号<4月号>は、発売中です。

◇◆こどものとも0.1.2.『わんわん なにしてるの』
              ひろのたかこ 作 定価410円         ◇◆

こいぬのわんわんはスリッパをかじったり、うんちをしたり。愛らしいこいぬの日
常を柔らかい色彩で生き生きと描きます。

◇◆こどものとも年少版『くまさん おでかけ』
         なかがわりえこ 文/なかがわそうや 絵 定価380円   ◇◆

くまさんがおでかけ。水たまりをじゃぶじゃぶ。石ころですってん。いちごをぱく
ん。大きな木の周りをぐるりと回り、おうちに帰ります。

◇◆こどものとも年中向き『うさぎのホップは なにがすき?』
             おおともやすお 作 定価380円        ◇◆

兎の誕生会に、熊と猪と狐は、それぞれの好物をもっていきますが、熊のおばあさ
んに「そんなものは食べないよ」といわれてしまいます。

◇◆こどものとも『おべんともって おはなみに』
         こいでやすこ 作 定価410円             ◇◆

きっことちいとにいが、お花見にいこうとお弁当を作ってろくすけを誘いにいった
ら、ろくすけはうりぼうたちの子守りで大忙し。そこで……。

◇◆ちいさなかがくのとも『はんぶん ちょうだい』
             佐々木利明 文/古川タク 絵 定価380円    ◇◆

イチゴがひとつのったケーキを食べようとしたら、「はんぶんちょうだい!」。さ
あ、どうする? どんなはんぶんこが、いいかな?

◇◆かがくのとも『みつけたよ さわったよ にわのむし』
         澤口たまみ 文/田中清代 絵 定価410円        ◇◆

子どもとお母さんが、庭先で見つけたダンゴムシやワラジムシをさわってみます。
園や家庭で、読んで、観て、楽しい、観察図鑑絵本。

◇◆おおきなポケット かがくのポケット「ハンカチであそぼう!」
             まつむらゆりこ 文/長崎訓子 絵 定価770円  ◇◆

「ここ、ここ!」ポケットからとびだしたハンカチが、お財布、ネズミ……と早が
わり! 最後はスリル満点のハンカチ落とし。他に楽しいお話が2話。

◇◆たくさんのふしぎ『ぼくたちのロボット』
           瀬名秀明 文/影山徹 絵 定価700円        ◇◆

ヒト型ロボットの歴史をふりかえりながら、ロボットと生活する未来を考えると、
人間の“心”というキーワードが見えてきます。

◇◆母の友 特集「めざせ! 楽しい園生活」 定価530円         ◇◆

新入園、新学期のころ、新米お母さんの抱える不安解消の道を、大勢の人の経験を
参考にしながら考えます。ほかに、魅力的な新連載も始まります!

★こちらから「母の友」4月号の目次をご覧いただけます。



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《3》月刊誌編集部からこんにちは
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☆毎月交代で月刊誌の編集部から読者の皆様にむけたメッセージをお届けしていま
す。今月は「かがくのとも」編集部です。“「母の友」編集室の窓から”も、毎月、
このコーナーに掲載します。

◇◆かがくのとも編集部から◇◆

 3月1日から春です。そして太陽暦の3月6日は啓蟄(けいちつ)といって、冬
ごもりしていた生きものたちが春を感じて起きだしてくるといわれています。例年
の3月6日といえば、まだ寒い日がつづいて春遠からじという季節ですが、今年は
暖冬で暦どおりの啓蟄となるでしょう。
 今年の〈かがくのとも〉4月号(『みつけたよ さわったよ にわさきのむし』澤
口たまみ 文/田中清代 絵)は、啓蟄にふさわしい内容の観察絵本です。
 主人公の女の子が庭先で遊んでいると、通りかかったネコがチューリップの鉢植
えを倒してしまいます。倒れた鉢の底をみると、小さな生きものが動いています。
ダンゴムシとワラジムシです。そっと手にとってみると、ダンゴムシはお団子のよ
うにまるくなり、ワラジムシはまるくなりません。生きものに目が慣れてくると、
ゲジやジグモ、カナヘビ、ヤスデ、ハサミムシ、ミミズ、アゲハチョウの幼虫など
いろいろ目に飛びこんできました。
 女の子は洗濯物を中断したお母さんといっしょになって、庭先の生きものたちを
見つけて、さわってみます。ちょっとこわいなと思う生きものには特別な名前をつ
けてみると、ぐっと身近なものになります。ジャンケンをするとチョキばかりだす
主人公の女の子は、ハサミムシにチョキチャンと名づけます。身近な生きものたち
を手にとって、小さな命のいとおしさを肌で感じとっていただければ幸いです。

★こちらから「かがくのとも」をご覧いただけます。



◇◆「母の友」編集室の窓から◇◆

 4月といえば新入園・進級の季節です。新しい生活を前にして、不安と期待で胸
が苦しくなっているのは、親も同じでしょう。集団生活の経験がない子どもは、そ
れほど心配していないものです。むしろ親のほうが、あちこちから入ってくる情報
にふりまわされて悩みを増大化させてしまいがちです。
 そこで4月号の「母の友」は、親がどのような気持ちで園生活を迎えると楽しく
過ごせるかを特集しました。楽しい園生活の扉を開けるカギは「あいさつ」。詳し
くは本誌をご覧ください。
 さて「母の友」では、今年も「こどもに聞かせる一日一話」の原稿を募集いたし
ます。幼い子どもが繰り返し聞きたくなるお話を、どうぞふるってご応募ください。

募集要項
○作品は未発表のものに限ります。
○字数が800字以上1200字以下の、幼児に聞かせるお話。
 1枚に20字×20行の縦書きでお書きください。(原稿用紙や手書きでなくて
  もかまいません)
○応募は、1人何編でもけっこうです。
○原稿はお返しいたしませんので、あらかじめコピーをおとりください。
○締め切り:2007年5月31日の消印まで。
○最初に1枚、作品のタイトルとお名前・ご住所・お電話番号・(ある方は)電子
  メールアドレスを書いた紙をつけてください。
○採用作品は本誌2007年11月号に掲載し、本誌規定の原稿料をお支払いしま
  す。
○送り先:〒113-8686 東京都文京区本駒込6の6の3 
  福音館書店 母の友編集部「一日一話係」(電話03-3942-2084)

★こちらから「母の友」4月号の目次をご覧いただけます。



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《4》記念エッセイ:石井桃子先生と私   松居直
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   石井桃子先生と私
                       松居直

 石井桃子先生が本年の三月十日で満百歳の誕生日をおむかえになりました。心か
らお祝いを申しあげたいと思います。
 私が五十年間にわたり、子どもの本の仕事を編集者として続けることができたそ
の活力の源泉は、創作者・翻訳者・評論家・エッセイストとしての石井桃子先生の
お仕事にかかわらせていただくことができた、その貴重な経験によるところです。
 『ノンちゃん雲に乗る』『山のトムさん』『迷子の天使』『三月ひなのつき』
『べんけいとおとみさん』といった創作を読んでいて、石井先生の植物や動物、そ
れに人間に対するやさしさと鍛え抜かれた観察力、また日々の生活実感を的確に感
得し、それらをみがき抜かれた文章でいきいきと表現される力に圧倒されました。
 そしてどうしてこの力を修得されたのか、その育ちが知りたいと思いました。こ
のエネルギーが石井先生の長寿と深く結びつき、つながっていると感じとりました。
その秘密が『幼ものがたり』という傑作に詳細に語られています。たとえば「夏の
遊び」という幼児期の体験談の一節はこうです。

 “夏の朝早く(六時まえ?)の空気ほど、子どもの肉体に爽快なものがあるだろ
うか。いつも私が、そんな時刻にちゃんと起きて、母のあとについて歩いていたと
は思えないのだが、ある朝、私は、長屋門の外の茶の木のそばに立っていた。きっ
と母は、おみおつけの実にする野菜物をとりに、畑にはいっていたのだろう。
 目のまえの茶の木の枝にクモの巣がかかり、それにこまかい露が一面におりてい
た。クモの巣はかすかに揺れ、露の珠は、そのたびに七色に色を変えて輝いた。
 私のそのときの感じを、おとなのことばに翻訳すると、「この世のものとも思え
ない美しさ」ということになる。
 私は、あれ以来、あのときのような、全身がきゅっとひきしまるような、すがす
がしい空気のなかに身をおいたことがないようにさえ思える。”

 『幼ものがたり』は、石井先生が七十歳代に執筆された、ご自分の一歳から小学
一年生までの育ちの日々の記憶を刻明にたどり、眼に見えるように鮮やかにつづら
れた傑作です。幼児期のこうした体験は、多かれ少なかれ誰にでも思いあたるもの
です。私たちも改めてそれを思い出しみることで、気持ちが晴ればれしてきます。
そこに生き甲斐がひそんでいるのではないでしょうか。そうした経験や感じ方が、
今の子どもたちの日常には決定的に欠けていることが、昨今つぎつぎと起こる子ど
もにかかわる事件に深くつながりがあると思います。
 狭い閉じこめられた画面の中で、間接的な映像体験を生活体験としている子ども
たちには、自然の息吹きも人の命も伝わらず、人としての感性が育たないのではな
いでしょうか。ゆたかな生活実感や感性がなければ、子どもでもおとなでもことば
を身につけることも、ことばを使いこなすことも、生きることもできません。石井
先生の長寿のわけは、先生の著作の中にみごとに示されています。

★『文庫版 幼ものがたり』
  石井桃子 作/吉井爽子 画 定価788円



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《5》3月の新刊のご案内
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《3月6日(火)出荷開始》
★『文庫版 タランの白鳥』
  神沢利子 作/大島哲以 画 定価683円

オホーツクの海に浮かぶ北の島、湖底に青く光る玉一つ。父祖が倒したトド神がい
ま甦り、その魔の手がモコトルに忍び寄る。

《3月7日(水)出荷開始》
★『おーくん おんぶ』
  かたやまけん 作 定価600円

小さな男の子が、お気に入りのぬいぐるみを次から次へとおんぶします。くまさん、
いぬさん、ぶたさんと……次々におんぶして、おっとっと、転んじゃった。

★『みんなおなじ でも みんなちがう』
  奥井一満 文/得能通弘 写真/小西啓介 AD 定価880円

同じアサリでも、ひとつひとつのアサリを見ると、それぞれ色や形が違う。同じは
仲間と認めること、違うは個性を認めることです。

《3月14日(水)出荷開始》
★『いちばんたいせつなもの―バルカンの昔話』
  八百板洋子 編・訳/ルディ・スコチル 画 定価1575円

バルカン半島の国ぐに伝わる昔話から厳選した29話を収録しました。挿絵はスロベ
ニアの画家によるオリジナルです。

《3月15日(木)出荷開始》
★『ぼくがうまれた音』
  近藤等則 文/智内兄助 絵 定価1890円

世界的に活躍中のジャズ・トランペット奏者と同じく世界的に著名な画家が、子ど
ものために、絵本という舞台で、華麗な競演を繰り広げます。


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《6》書籍編集部だより
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☆絵本・童話・科学書の編集部から毎月交代で読者の皆様にむけたメッセージをお
届けします。今月は科学書編集部です。

◎科学書編集部から

地球温暖化と『地球動物記』の動物たち

 3月7日現在、東京都心の降雪はまだなく、気象庁が1876年に観測を始めて以降、
初雪が遅い記録を更新しています。この記録的な暖冬も地球温暖化によるものと思
われます。そして、温暖化がそう遠くない時期に、ヒトの暮らしに大きな影響を与
えるであろうことが、新聞、テレビ、本などで話題になっています。
 温暖化によって、ヒトのくらしにどのような問題が起きるかを予測しはじめたと
き、すでに動物たちへの影響は現実的になっています。北極圏の氷が溶ける時期が
年々早くなることによって、ホッキョクグマの繁殖は難しくなり、いまでは絶滅危
惧種になっています。
 わたしたちも以前は、地球温暖化による環境問題を身近なものとして感じること
ができませんでした。しかし、動物写真家・岩合光昭氏の写真を『地球動物記』と
いう本にまとめることになり、2005年から写真選びを進め、岩合氏からも動物たち
がくらす環境の話をお聞きするうちに、地球環境の問題が遠い世界の出来事ではな
いと考えるようになっていきました。『地球動物記』に登場するホッキョクグマ、
カバ、トラ、ペンギンなどさまざまな動物が、ヒトの営みが引き起こす環境破壊に
よって生存の危機にあります。
 『地球動物記』をまとめる過程で、写真を通して動物たちのたくましく生きる姿
に感動しました。しかし、動物たちは自分がくらす環境を変えることはできないの
です。ヒトが温暖化の問題を先延ばしにすればするほど、動物たちの危機が広く早
く進みます。かけがえのない動物たちとヒトが共に生きつづけるには、1人ひとり、
なにをしたらいいのか考えなくてはいけないと痛感しました。そして『地球動物記』
をお読みになった読者のみなさんと、この問題を共有し考えていけることを願って
います。

★『地球動物記』岩合光昭 写真・文 定価4935円(4月に刊行予定です)


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《7》原画展のお知らせ
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こいでやすこ絵本原画展
日程=3月24日(土)~5月14日(月)
会場=八ヶ岳小さな絵本美術館
※「きつねのきっこ」「3びきのねずみ」シリーズ、年少版「なっちゃん」のお話
など6作品。


ぐりとぐらのなかまたち 山脇百合子絵本原画展
日程=4月14日(土)~6月3日(日)
会場=宮城県美術館
※宮城県美術館が所蔵する山脇百合子さんの絵本と挿絵の原画約320点。


日本の現在 絵本原画の光彩展
日程=4月21日(土)~6月3日(日)
会場=木城えほんの郷
※「くものすおやぶんのとりものちょう」「お姫さまのアリの巣たんけん」ほか。


堀内誠一原画展
日程=4月25日(水)~5月16日(水)
会場=教文館9階 ウェンライトホール
※印刷物とはひと味違う堀内誠一氏の色鮮やかな原画を展示。


水のファンタジー絵本原画展
日程=4月27日(金)~6月26日(火)
会場=絵本美術館&コテージ 森のおうち
※「貝の子プチキュー」「黒ねこのおきゃくさま」などの原画を展示。



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《8》新しく「福音館子どもの本ブログ」を始めました
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 これまでの「こどものとも50周年記念ブログ」は、5月末頃までに、この新しい
ブログに移転します。新しいブログでは当面、この4月に刊行予定の、新規製版に
よって生まれ変わる「こどものとも傑作集」について、お伝えしてまいります。ま
た「母の友」のブログも、4月からこの新ブログ・サイトで開始する予定です。



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