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 ★あのねメール通信~福音館書店メールマガジン2008年10月1日 Vol.83 ★
            

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         ◆◇◆  CONTENTS  ◆◇◆

《1》 連載:めくってうれしい絵本体験記(7) 飯野和好
《2》 月刊誌最新号<11月号>のご案内
《3》 月刊誌編集部からこんにちは
《4》 『とんがとぴんがのプレゼント』を描いたスズキコージさんのエッセイ
《5》 10月の新刊のご案内
《6》 書籍編集部だより
《7》 原画展のお知らせ
《8》 「ねぎぼうずのあさたろう」のTVアニメがはじまります
《9t パディントン生誕50周年記念かわいいグッズ・プレゼントのお知らせ


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《1》連載:めくってうれしい絵本体験記(7) 飯野和好
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・『だいちゃんとうみ』太田大八 作・絵

 太田大八さんが、BARで静かにショットグラスを傾けている。おだやかな笑
顔、瞳の奥に大きく深く広がる物語の世界。
 『だいちゃんとうみ』は、そんな太田さんの少年時代への思いを淡々と描いて
いる絵本である。朝早くから夕べまで、海辺の暮しがゆったりと、そして楽しそ
うに骨太に画面から伝わってくる。静かでたくましい絵本だ。誰にもある少年少
女時代。
 でも、この『だいちゃんとうみ』の暮しは、現代から見ると、なんと夢のよう
な素朴で喜びのある暮しなんだろう。漁師さんや、従兄弟のお兄ちゃん、友だち、
そして日々の糧となる魚のやり取り、獲る喜び、体が踊っている、心が躍ってい
る。私も、この絵本をめくりながら心が躍った。体の内から知らず知らず、なに
かが熱く湧きおこってきた。あの頃、よく感じた喜びの鼓動だ。
 私は山育ちだから、『だいちゃんとうみ』のような海はまったく知らない。そ
れでも、小舟にのって釣りにいき、夏の陽や潮の匂い、舟板の匂い、湿ったロー
プの匂い、日焼けした自分の体の匂い、あこがれのお兄ちゃんのシャツの匂い、
釣れた魚の生々しい匂い、すべてが活き活きと五感をかけめぐるのがわかる気が
する。少年時代の夏休みの喜びなのだ。
 夏休みは、本当になにか心がうきうきしたものだ。私は山川で目一杯遊んだ。
昼寝して、野外映画を見にいって、盆踊りにいって、お線香の香りのなかでお客
にきた親戚のおじちゃんやおばちゃん、従兄弟たちとにぎやかに時を過ごした。
夕立の空気の匂い、西瓜の甘い味とともに過ぎていく少年時代の夏の輝くひとと
きだ。
 『だいちゃんとうみ』を、まためくってみる。なんてすばらしい場面なんだろ
う。太田さんのお人柄そのままの、ほんとうに丁寧な場面作り。優しい思いのこ
もった子どもたちの遊びの場面。波のゆらめきが、そんな思いの深さや気持ちを
表している。そして、太田さんの全作品にいえる、ひとつひとつの完成度の高さ
が、見る人を安心して物語世界へ誘うのだ。だいちゃんたちが、海から家に帰る
途中、従兄弟のこうちゃんが小刀で「すぎでっぽう」をつくるシーンがある。懐
かしいなあ! 私もよく、篠竹の細いのを切って、杉の実でっぽうを作り、教室
で好きな女の子の後からプチンと打ってはいたずらをして、先生に叱られたもの
だ。
 あの頃の男の子はみな「肥後守(ひごのかみ)」という銘の入った小刀をもっ
ていた。鉛筆を削り、木や竹で笛やおもちゃを作り、工作をするのに便利だし、
男の子として当たり前の心構えの一品だった。私は今でもひとつ大切にもってい
る。これをもつと、なにか子ども心の自信が湧いてくるようで嬉しいのだ。
 絵本のなかの従兄弟のこうちゃんは着物姿、だいちゃんは洋服、時代の香りが
していいなあ。夕暮れ近く、こうちゃんのお母さんが提灯をもって庭にでてきて、
「ばんごはんのでけたよう」と、2人を呼ぶ。夏の草いきれのなか、少年は大き
な幸せに抱かれている実感とともに、遊んでいた木の上から降りていくのだ。
 太田さんはそんな暖かい時の思いをご自身の内にずっと変わらず持ち続け、絵
本を描いては、また静かにBARでショットグラスを傾けるのだ。 

★『だいちゃんとうみ』
  太田大八 絵と文 定価780円


飯野和好(いいの かずよし)
絵本作家・イラストレーター。1947年、埼玉県秩父郡生まれ。おもな絵本に『知
らざあ言って聞かせやしょう』(ほるぷ出版)、『むかでのいしゃむかえ』『ね
ぎぼうずのあさたろう』シリーズ(以上、福音館書店)、おもな挿絵に『おもち
ゃ屋のクィロー』(福音館書店)、『小さなスズナ姫』シリーズ(偕成社)など
がある。絵本制作の他に、舞台美術やブルースハープの演奏でも活躍。


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《2》月刊誌最新号<11月号>のご案内
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☆月刊誌最新号<11月号>は、もうすぐ発売です。

◇◆こどものとも0.1.2.『おつきさま すーやすや』
              青島左門 作 定価410円          ◇◆

夜の海。お月さまがぴょこ、と水面から顔を出しました。ひとり静かに遊ぶお月
さま。遊び疲れたら雲のベッドでおやすみです。

◇◆こどものとも年少版『ブルブルさんの あかいじどうしゃ』
            平山暉彦 作 定価380円           ◇◆

ブルブルさんと相棒の猫のドミニック。お昼のサンドイッチを車に詰め込んで、
いざドライブへ! 爽快な旅の始まりです。

◇◆こどものとも年中向き『ゆうやけこぞう』
             梶山俊夫 作 定価410円          ◇◆

まっ赤な夕日に照らされて、まっ赤な烏瓜はゆうやけこぞうになって隠れます。
山の動物や虫たちが、ひとつ、ふたつと見つけます。

◇◆こどものとも『クモのつな―西アフリカ・シエラレオネの昔話』
         さくまゆみこ 訳/斎藤隆夫 画 定価410円     ◇ ◆

飢饉の時、ノウサギが食べ物のありかをクモに教えてもらいます。他の動物には
内緒のはずが……ユーモラスな西アフリカの昔話。

◇◆ちいさなかがくのとも『どこどこ かえる』
             杉田比呂美 作 定価380円         ◇◆

かえるが8ぴき、おでかけです。ところが行った先々でかわりばんこに姿を消し
てしまいます。どうしたのかな?

◇◆かがくのとも『でんちゅう』
         野坂勇作 作 定価410円              ◇◆

いろいろなものをしょって道端に立っている電柱。知っているようで知らなかっ
た電柱の秘密をひとつひとつ解き明かしていきます。

◇◆おおきなポケット かがくのポケット「めくると どうなるの?」
              宇田敦子 作/小野田裕士 写真 定価770円 ◇◆

めくっているのは本のページ? 麦わら帽子? はさみで切ったらめくってみよ
う。ふしぎにリアルな疑似体験を楽しんでみよう。他に楽しいお話2編。

◇◆たくさんのふしぎ『メコン 源流をもとめて』
           鎌澤久也 文・写真 定価700円         ◇◆

日本列島の約2倍もの長さのメコン川。河口から源流まで、国や民族がちがって
も、みんなメコン川の恵みとともに生きていました。

◇◆母の友 特集「子どもが本と出あうとき」 定価530円        ◇◆

幼いころの読書体験は、子どもに何をもたらすのでしょうか。毎年恒例の「こど
もに聞かせる1日1話」と袋とじ小説もお楽しみに。

★こちらから「母の友」11月号の目次をご覧いただけます。



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《3》月刊誌編集部からこんにちは
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☆毎月交代で月刊誌の編集部から読者の皆様にむけたメッセージをお届けしてい
ます。今月は「こどものとも第2」編集部です。“「母の友」編集室の窓から”
も、毎月、このコーナーに掲載します。

◇◆「こどものとも第2」編集部から◇◆

 『ドクター・スランプ』や『ドラゴンボール』で一世を風靡した漫画家の鳥山
明は、卓越した画力の持ち主で知られます。同じく漫画家のいしかわじゅんは、
自身の著書の中で次のように述べました。いわく、鳥山の絵は、デフォルメされ
ているのに、バランスが非常にいい。また、単純化した絵なのに細部も書き込ん
でいて、たとえば腕の皮膚の下には正確な骨がちゃんと存在して見える、と。そ
れは技術の力もさることながら、描く対象をよく観察しているからこそ、という
気がします。
 「こどものとも年少版」11月号の『ブルブルさんの あかいじどうしゃ』は、
『タンタン』などヨーロッパのコミックを彷彿とさせるタッチの絵本です。主人
公は車好きの青年、乗り込むのはイギリス製のクラシックカー。乗り物が大好き
な子どもたちに、楽しくて、でもちゃんとリアリティのある自動車の絵本を!
という思いからこの作品は出発しました。
 自動車は毎日目にするものですし、絵に描くのは一見難しくなさそう。でも今
にも走り出しそうな車、となるとそう簡単にはいきません。この絵本を描いた平
山暉彦さんは、大人向けにもいくつも車の専門書を書いている大ベテラン。平山
さんの描く自動車に本物らしい存在感があるのは、きっと数限りない車を見つめ
てきて、そのボディに隠れているメカニックを感じてきたからだと思います。こ
の絵本を読んだ皆さんの耳にも、「ブルブルブルブル……」というエンジン音が
聞こえてきたら嬉しいです。

★こちらから「こどものとも年少版」をご覧いただけます。



◇◆「母の友」編集室の窓から◇◆

 今月の「母の友」の特集は「子どもが本と出あうとき」。読者の皆さんから募
集した、幼いころの読書体験を紹介しつつ、子どもにとって本とはどんな存在な
のかを考えます。
 何人かの方が、「子どものころに好きだった絵本を見ると、いまでも、読んで
くれた母の声が頭の中で響く」と書いていたのが印象的でした。「その声のおか
げで安心して“冒険”を楽しむことができた」
 絵本は、だれが読むかで表情が変わります。子どもにとっては、やはり、お母
さんやお父さん、あるいは園の先生など、心から信頼している人の声が一番でし
ょう。
 今月の「母の友」には、年に一度の「一日一話」企画を掲載しております。短
いけれども楽しいお話が30話。どうぞ毎日、お子さんにあなたの声で物語を届け
てやってください。
 また、昨年から始まりました袋とじ企画「大人だって聞きたい!」もお楽しみ
に。今年は作家の梨木香歩さん、福永信さん、林原玉枝さん、脚本家の市川森一
さんに“耳で聞くための小説”をご寄稿いただきました。こちらも、だれに読ん
でもらうか(パートナーに? 友人に?)で、物語の印象が変わってくるかもし
れませんね!
 
★こちらから「母の友」11月号の目次をご覧いただけます。


★こちらから「母の友」のブログをご覧いただけます。



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《4》『とんがとぴんがのプレゼント』を描いたスズキコージさんのエッセイ
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   『とんがとぴんがのプレゼント』を描くまで
                         スズキコージ

 『ぐるんぱのようちえん』の西内ミナミさんからお呼びがかかって、『とんが
とぴんがのプレゼント』を描くことになった。テキストは、「サンタクロースは
クリスマスになるとみんなにプレゼントをするのに、サンタ自身は、なにもプレ
ゼントしてもらってないね?」の発想で、そうだ、僕たちがプレゼントしようと
いうことになって、アルバイトをしながら、まっ赤な毛糸の靴下をプレゼントす
るお話で、僕はどんどん描いて、あっというまにできあがって、裏表紙には雪を
新型の靴下編みのマシンにかけて、まっ白い靴下ができあがる絵は、僕のアイデ
ィアです。
 ひさしぶりに雪のシーンが描けて、とても熱い雪景色が描けたなと思っていま
す。
 子どもが大人の世界に参加して、楽しく働きながらすてきなプレゼントを作り
出すストーリーは、僕がメキシコ、アジア、ヨーロッパを旅して働く子どもたち
を見た体験とかさなり、「子どもたちが走りまわっている街はすてきな街だ」は、
故・堀内誠一さんの実体験格言で、ほんとうにそうだなと思います。
 2008年の今年は、『とんがとぴんがのプレゼント』を描く前に、『もりもりく
まさん』『ガブリシ』『ブラッキンダー』の絵本を描いていて、すべて傑作です。
なんで、こんなに豊作か?というと、白内障手術が大成功だったこと(裸眼で文
庫本がスラスラ読めて、今までの分を取り戻す勢い)、さらに私生活で充実した
中野郷ジプシー家族をもったことなどがあります。
 『ガブリシ』は、20年間、いつか絵本にしたいなと思っていて、ビートルズの
「フール・オン・ザ・ヒル」、宮沢賢治の「虔十公園林」につながる世界をもっ
ています。「バカ!」のシーンは、絵本史上初めてのことで、痛快の喜びがあふ
れ、パンク・ロック絵本そのものです。
 『ブラッキンダー』は、僕の『大千世界の生き物たち』にでてくるインク瓶に
住むブラッキンと、鉢植えサボテンのキンダーちゃんのおしどりコンビのローリ
ングストーンズのペイント・イット・ブラック的船旅物語で、よくもこんなに可
愛い絵物語が描けたなと思います。
 各所に使われるコラージュは、アエロフロート・ロシア航空の機内誌を年間購
読して使い、山下清が「放浪日記」で日本語のかなり難しい漢字を書いていたの
は形から入っていたそうで、それがおもしろかったそうで、僕も、例えばロシア
語、アラビア語、サンスクリット語、ギリシア語の形がとっても面白く、絵に近
いなと思うのです。
 それが絵を作ってるとき、刺激的で、世界を逆立ちして見る面白さがあります。
その画面に七色の聖なる野獣の爪でかきむしって、『とんがとぴんがのプレゼン
ト』ができあがったのです。

★『とんがとぴんがのプレゼント』
  西内ミナミ 作/スズキコージ 絵 定価1575円


スズキコージ
1948年、静岡県に生まれる。幼い頃から絵を描いていたが、高校生になって本格
的に絵を描きはじめ、卒業後上京すると、堀内誠一に認められて「平凡パンチ」
女性版にイラストが掲載される。澁澤龍彦・編集の「血と薔薇」にも参加。画集
『WITCHEN(ウイッチェン)』を 23歳で出版した後、活動の範囲は広がるばかり
で、絵本、挿絵ともに多数。『きゅうりさんあぶないよ』『エンソくんきしゃに
のる』『かぞえうたのほん』『ガラスめだまときんのつののヤギ』『そらとぶカ
カシ』(以上、福音館書店)などの他、自伝『てのひらのほくろ村』(架空社)
は少年時代の作者自身を活写して楽しい。


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《5》10月の新刊のご案内
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《10月1日(水)出荷開始》
★『クリスマスのふしぎなはこ』
  長谷川摂子 文/斉藤俊行 絵 定価780円

僕がクリスマスの朝見つけた箱の中には、サンタさんがいました。そうしたら、
サンタさんがだんだん家に近づいてくるのが見えるのです。

★『パディントン街へ行く』
  ボンド 文/フォートナム 画/田中琢治、松岡享子 訳 定価1365円

パディントンは今回も大忙し。結婚式の案内係にゴルフのキャディー、ドクター
になったと思ったら大道芸人?!

★『パディントンのラストダンス』
  ボンド 文/フォートナム 画/田中琢治、松岡享子 訳 定価1365円

好奇心旺盛なクマが巻き起こす愉快な騒動を描く人気シリーズ、第9巻。今回も
パディントンは、乗馬にダンスに大活躍します。

★『パディントンの大切な家族』
  ボンド 文/フォートナム 画/田中琢治、松岡享子 訳 定価1365円

ラグビーの試合で大活躍のパディントン。そこに突如現れたルーシーおばさん。
パディントンはペルーに帰ってしまうのでしょうか!?

《10月7日(火)出荷開始》
★『文庫 カナリア王子』
  カルビーノ 再話/安藤美紀夫 訳/安野光雅 画 定価683円 

「民話の宝庫」イタリア全土から、巨匠カルヴィーノが収集し再話した 200編の
民話の中から、妖しくも美しい選りすぐりの7編を。

《10月8日(水)出荷開始》
★『そばがらじさまと まめじさま―日本の昔話』
  小林輝子 再話/赤羽末吉 画 定価840円 

そばがらじさまが捨てた犬を大切に育てたまめじさまには、いいことが次々おこ
ります。花咲爺のもとになる「雁とり爺」のお話です。

★『ハモのクリスマス―ハムスターがみつけた たからものの おはなし』
  たかおゆうこ 作 定価1575円

ハムスターのハモは、ある晩、小さな小さな女の子が泣いているのに出会い、助
けようとします。クリスマスを舞台にした、静かで心温まる物語です。

★『はしれ、きかんしゃ ちからあし』
  小風さち 文/藍澤ミミ子 絵 定価1575円 

蒸気機関車「ちからあし」は、戦争で仲間を失う悲しみを乗り越えて戦後も大活
躍。そして新型車の登場で役目を終えます。しかし、再出発の日が!

★「愛蔵版 エルマーの冒険セット」
  R・S・ガネット 作/R・C・ガネット 絵/ 渡辺茂男 訳 定価7500円 

エルマー刊行60周年を記念して、ぜいたくな愛蔵版をつくりました! 挿絵も本
文も新規に作り直し、美しい造本でお届けします。

《10月15日(水)出荷開始》
★『とんがとぴんがのプレゼント』
  西内ミナミ 作/スズキコージ 絵 定価1575円

ハリネズミのとんがとぴんが、クリスマスイヴに、大好きなニコラスおじいさん
に毛糸の靴下をプレゼントしました。

★『あっ! ゆきだ』
  ブランリー 作/ケラー 絵/たかはしつねや 訳 定価1365円

雪ってきれいだけど、大雪になると交通を遮断したりするやっかいなもの。そん
な雪は何かに、誰かに、役だっているの?

★『ペンギンのヒナ』
  テイサム 作/デイヴィー 絵/はんざわのりこ 訳 定価1365円

コウテイペンギンのオスは2ヵ月もの間、飲まず食わずで卵をあたためます。コ
ウテイペンギンのヒナの成長を描いた1冊。

《10月24日(金)出荷開始》
★『エルマーのぼうけん すごろく』(新刊配本はありません)
  R・S・ガネット 作/R・C・ガネット 絵/ 渡辺茂男 訳 定価580円

「エルマーのぼうけん」刊行60周年を記念して制作したすごろくです。原作の冒
険をできる限り忠実に再現しました。


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《6》書籍編集部だより
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☆絵本・童話・科学書の編集部から毎月交代で読者の皆様にむけたメッセージを
お届けします。今月は童話編集部です。

◎童話編集部から

「クワイナー一家の物語」全7巻、待望の刊行再開!

 『大草原の小さな家』に登場するローラの「かあさん」、キャロラインの少女
時代を描いたシリーズの5巻めが、11月末に刊行されます。タイトルは『せせら
ぎのむこうに』。(以後ほぼ半年ごとに6、7巻を上梓の予定です。)前作『コ
ンコード・ヒルの上で』が出てから、5年の月日がたちました。愛読者のみなさ
ん、長らくお待たせしてごめんなさい。そして編集部に寄せていただいた「続刊
熱望!」のメッセージの数々、本当にありがとうございました。「この物語が大
好きだ。最後まで読みたい」「今まで出た巻を何度も読み返している」といった
お便りに接するたびに、私たちもじりじりとした思いを抱いておりました。
 じつはこの5巻めから最終7巻までは、著者が、4巻めまでのマリア・D・ウ
ィルクスさんから、シーリア・ウィルキンズさんに代わっています。そのことも
あって、童話編集部では、アメリカでのシリーズ完結を待ち、全体の見通しがき
ちんと立ってから5巻め以降の刊行に入ろうという構えをとっていたのです。そ
して……
 待った甲斐がありました。物語は終始、生き生きとした展開と描写で私たちを
150年前のアメリカにいざない、みなさんの期待以上(!)のおもしろさで最終
巻まで続いていきます。本作では、キャロラインが、チャーリー・インガルス、
のちの「とうさん」と運命的な出会いをするのも読みどころ。また、クワイナー
家に寄宿することになった若い女の先生とのふれあいも、主人公の成長をうなが
す印象的なできごとです。土屋京子さんの素晴らしい訳に加え、挿絵のダン・ア
ンドレイアセンさんには、日本版のために何点かを描き加えてもらいました。未
読のかたも、これを機会に第1巻からどうぞ!

★『ブルックフィールドの小さな家』(クワイナー一家の物語1)
  ウィルクス 作/アンドレイアセン 画/土屋京子 訳 定価1680円


★『十字路の小さな家』(クワイナー一家の物語2)
  ウィルクス 作/アンドレイアセン 画/土屋京子 訳 定価1785円


★『森の小さな開拓地』(クワイナー一家の物語3)
  ウィルクス 作/アンドレイアセン 画/土屋京子 訳 定価1785円


★『コンコード・ヒルの上で』(クワイナー一家の物語4)
  ウィルクス 作/アンドレイアセン 画/土屋京子 訳 定価1680円


★『せせらぎの むこうに』(クワイナー一家の物語5)[11月刊行予定]
  ウィルキンズ 作/アンドレイアセン 画/土屋京子 訳 定価1785円


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《7》原画展のお知らせ
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ピーターラビットの世界―絵本の森で遊ぶ仲間たち
会期:2008年7月12日(土)~11月16日(日)
会場:磐田市香りの博物館 静岡県磐田市立野2019-15
問合せ先:TEL 0538-36-8891
休館日:月曜日
入場料:一般300円(250円)、高校生以上200円(160円)、
    小中学生100円(80円)
※( )内は、20名以上の団体料金



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《8》「ねぎぼうずのあさたろう」のTVアニメがはじまります
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連載エッセイ「めくってうれしい絵本体験記」でもおなじみ、飯野和好さん作の
浪曲風痛快チャンバラ時代劇絵本「ねぎぼうずのあさたろう」が、10月よりテレ
ビアニメ化されることになりました。お楽しみに!

10月12日より毎週日曜、朝6時30分~7時00分 テレビ朝日で放送。
(関東地方1都6県および山梨県・静岡県〈一部地域を除く〉でご覧いただけま
 す)

10月25日より毎週土曜、朝7時00分~7時30分 秋田朝日放送で放送。
11月21日より毎週金曜、夕方5時00分~5時30分 BS朝日で全国放送。

★こちらから「ねぎぼうずのあさたろう」のページをご覧いただけます。



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《9》パディントン生誕50周年記念かわいいグッズ・プレゼントのお知らせ
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世界中で大人気のゆかいな「くまのパディントン」シリーズは、イギリスで最初
の巻が出てから、この10月で50年になります。そこで、この10月には10巻目『パ
ディントンの大切な家族』を刊行し、すでに文庫版で出されている8、9巻目も
ハードカバーで刊行します。

このパディントン生誕50年を祝って、愛読者のみなさんに、著者マイケル・ボン
ドさんから届いた直筆のサイン本や、かわいいパディントン・グッズをプレゼン
トさせていただくことになりました。

くわしくは次のページをご覧ください。
★かわいいグッズプレゼント・キャンペーン募集要項


ふるってご応募ください。


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