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 ★あのねメール通信~福音館書店メールマガジン2008年11月5日 Vol.84 ★
            

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         ◆◇◆  CONTENTS  ◆◇◆

《1》 連載:めくってうれしい絵本体験記(8) 飯野和好
《2》 月刊誌最新号<12月号>のご案内
《3》 月刊誌編集部からこんにちは
《4》 話題の新刊『ありのフェルダ』の訳者、関沢明子さんのエッセイ
《5》 11月の新刊のご案内
《6》 書籍編集部だより
《7》 原画展のお知らせ
《8》 「ねぎぼうずのあさたろう」のTVアニメが放映中です
《9》 パディントン生誕50周年記念かわいいグッズ・プレゼントのお知らせ


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《1》連載:めくってうれしい絵本体験記(8) 飯野和好
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・『ふるやのもり』瀬田貞二 再話/田島征三 画

 私がイラストレーターの駆け出しで、23歳のころだったか、阿佐ヶ谷のアパー
トでぶらぶら暮らしていたときだった。部屋でテレビを見ていると、絵本作家の
田島征三さんが絵本制作取材番組にでていた。その頃、田島さんの名前や仕事ぶ
りは強烈なインパクトで私のなかに入っていたので、「おっ!」という感じで見
入った。
 ちょうど田島さんは『ちからたろう』で、ブラティスラヴァ世界の絵本原画展
・金のリンゴ賞を受賞された後で、いや増しに活躍し始めているときで迫力があ
った。西多摩の日の出村に住んでいたころの話である。制作中の絵本は『ふきま
んぶく』。後に講談社出版文化賞を受賞する。日の出村かどこかの小学校で絵を
見せたり、仕事場でどんどん泥絵の具で制作していく田島さんが写っている。
 「すごいなあ! 会ってみたいなあ。会ってくれるのだろうか?」とにかく日
の出村にいきたいと、どうやって調べたか忘れてしまったが、田島さんに直接電
話した。田島さんが電話にでた! ドキドキしながら「これこれこういう者です
が、お会いしたいのですが、伺ってもいいでしょうか?」と聞くと、「おう、こ
いよ」と、男らしい言葉が電話口から響いた。「やっぱり、いうことが格好いい
なあ! ああいう感じじゃなけりゃ男じゃない!」と感動した。
 数日後、カミさんと友人の油絵描きと私の3人で、日の出村の田島さんの家を
訪ねた。山の斜面に立つお洒落な家! そして、前に畑があった。山羊もいた!
絵本作家らしい! と、ミーハー的にまた感動した。田島さんは、にこにこしな
がら仕事場を見せてくれ、制作中の『ふきまんぶく』の大きな絵を見せてくれた。
「この絵は気に入らないから、今、描き直しているんだ」と、飾らず気持ちよく
話してくれ、すてきな奥様の入れてくれたお茶をごちそうになった。
 田島さんがいった。「イラストレーションやっているんじゃ、作品持ってきた
だろう? 見せてよ」と。ところが、私たちはなにも持っていかなかった。「バ
カヤロウ、絵描きが絵を持ってこないで、どうするんだ」と怒った。「ハイッ、
すみません」まったくその通りだと、恐縮して反省した。それでも、田島さんは
「おう、これ持ってけよ」といって、前の畑から抜いたラディッシュをたくさん
お土産にくれた。
 それから、私は、田島さんの作品のすべてに動かされ、力強さを学んだのであ
る。エネルギー、発散、土着の大切さ、生命を生々しく表現する、あくまでも力
強く、素朴に。なかなか思うとおりにはいかないが、自分らしく作りたい絵本の
素として。
 この絵本『ふるやのもり』を見ていても、いかにも力強い生き物のエネルギー
が満ち満ちている。そしてまた、生き物に大切な楽しむというユーモアが深く染
み渡っている。迷うことのない泥絵の具の筆の動きなのだ。古代からある土神さ
ま、石神さま、木の神さま、山の神さま、水の神さま、火の神さま。すべての暮
らしのなかの知恵の証しが広がるような、田島さんの絵本なのである。

★『ふるやのもり』
  瀬田貞二 再話/田島征三 画 定価840円


飯野和好(いいの かずよし)
絵本作家・イラストレーター。1947年、埼玉県秩父郡生まれ。おもな絵本に『知
らざあ言って聞かせやしょう』(ほるぷ出版)、『むかでのいしゃむかえ』『ね
ぎぼうずのあさたろう』シリーズ(以上、福音館書店)、おもな挿絵に『おもち
ゃ屋のクィロー』(福音館書店)、『小さなスズナ姫』シリーズ(偕成社)など
がある。絵本制作の他に、舞台美術やブルースハープの演奏でも活躍。


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《2》月刊誌最新号<12月号>のご案内
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☆月刊誌最新号<12月号>は、発売中です。

◇◆こどものとも0.1.2.『ワンワン ぶらぶら』
              きむらよしお 作 定価410円        ◇◆

「ワンワン」とイヌのまねして、はいはいする赤ちゃん。そこへやってきた1匹
のイヌ。赤ちゃんはイヌにおんぶしてもらってお散歩です。

◇◆こどものとも年少版『また あした』
            ぱく きょんみ 文/伊部年彦 絵 定価380円  ◇◆

晴れた日。青い空に浮かぶ白い雲。枝をいっぱい広げた木の枝にはスズメとカラ
スがとまっていて……。時とともにうつろう風景を描きます。

◇◆こどものとも年中向き『ゆきのひのアイスクリーム』
             片山令子 作/柳生まち子 絵 定価410円   ◇◆

雪が積もった日、ふゆちゃんは缶に材料を入れ、雪だるまたちと跳んだりはねた
りして、おいしいアイスクリームを作ります。

◇◆こどものとも『おとうさんは、いま』
         湯本香樹実 文/ささめやゆき 絵 定価410円    ◇ ◆

お父さんに絵本を読んでもらうのを楽しみに帰りを待つまゆちゃん。お父さん、
今どこかな、と想像をめぐらしていきます。

◇◆ちいさなかがくのとも『おちば シャックシャック』
             高柳芳恵 文/ながさわまさこ 絵 定価380円 ◇◆

落ち葉の道を父さんと散歩。私が歩くと、シャックシャック。父さんが歩くと、
ジャックジャック。落ち葉の布団、あったかーい!

◇◆かがくのとも『かくれた かたち 1 2 3』
         辻恵子 作 定価410円               ◇◆

1、2、3の数字の中から、ウサギやカメ、ペンギンなど、生き物や人物が出て
きます。切り絵作家による不思議な数字の絵本。

◇◆おおきなポケット かがくのポケット「パンが いっぱい」
               大村次郷 写真・文 定価770円     ◇◆

パンが世界で初めて焼かれたのはメソポタミア地方です。西南アジアから中東に
かけての日本で見られないパンの世界を紹介します。他に楽しいお話2編。

◇◆たくさんのふしぎ『一枚の布を ぐるぐるぐる』
           深井せつ子 文・絵 定価700円         ◇◆

一枚の布や長い帯を、ほとんどぐるぐる体に巻き付けるだけでできあがる、世界
各地のすてきな衣装や帽子を紹介します。

◇◆母の友 特集「読者手記」 定価530円               ◇◆

「母の友」の読者から読者へ、等身大のメッセージをお届けします。恒例の「絵
本作家のアトリエ」は、和田誠さんを訪ねます。

★こちらから「母の友」12月号の目次をご覧いただけます。



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《3》月刊誌編集部からこんにちは
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☆毎月交代で月刊誌の編集部から読者の皆様にむけたメッセージをお届けしてい
ます。今月は「こどものとも第1」編集部です。“「母の友」編集室の窓から”
も、毎月、このコーナーに掲載します。

◇◆「こどものとも第1」編集部から◇◆

 「こどものとも」12月号『おとうさんは、いま』は、もうご覧になりましたか
? 夜の町を舞台に子どもの想像がふくらむ湯本香樹実さんのお話を、ささめや
ゆきさんが、初めてクレパスを使って、深く暖かい色づかいで描いてくださいま
した。
 「こどものとも」の絵は、毎号、画家がさまざまな表現方法の中から、その物
語にもっともふさわしいものを選んで描かれます。今年度後半の作品を見てみる
と、10月号『はじめてのハミウリうり』は、モノクロームの木版画で、厳しい自
然環境の中で暮らす人びとの姿が力強く彫り出されました。11月号『クモのつな』
では、合羽刷りと呼ばれる技法が使われました。これは、物の形を切り抜いた型
を使って色を擦り込む方法で、西アフリカの昔話の独特な世界が表現されました。
来月お届けする1月号は『ホネホネさんのおしょうがつ』です。ぬり絵の本をイ
メージさせる黒インク一色の線画で、明快でユーモラスなホネホネワールドが描
かれます。続く2月号『とけいのあおくん』では、黄色、赤、青、黒の絵を別々
に描き分けて印刷のうえで重ねる手法が、ちょっとレトロで、イギリス生まれの
お話にぴったりですし、3月号『えすがたにょうぼう』は、日本の昔話にふさわ
しく、美しい日本画で描かれます。
 一口に絵本の絵といっても、このように、その描き方はじつにさまざまです。
新しいお話にどんな絵の表現がふさわしいか、作者と編集者がイメージを出し合
って、毎号毎号わくわくする挑戦を続けています。

★こちらから「こどものとも」をご覧いただけます。



◇◆「母の友」編集室の窓から◇◆

 女性として普段から感じていること、子どもと生活するなかで気づいたこと、
大好きな絵本を読みながら考えたこと……読者からさまざまなテーマの手記が送
られてきます。お送りいただいたなかから、今回は2編をご紹介します。子ども
の言葉に耳を傾け「五行歌」として詩歌にまとめた体験と、不登校になった中学
生のお嬢さんと一緒に、まるで絵本『たのしいふゆごもり』の母子熊のような生
活をした体験が語られています。どちらも心に響きます。
 『母の友』では、みなさんからの手記を随時募集しております。
 400字詰めで 10枚以上の字数であれば、テーマは自由(詳しくは本誌「編集便
り」をご覧ください)。掲載は不定期ですが、ご投稿いただければと思います。
 人気シリーズの「絵本作家のアトリエ」ですが、今月はジャンルを超えて活躍
する和田誠さんの登場です。最初は自費出版で絵本を出していたという和田さん
の意外なエピソードをお楽しみください。
 
★こちらから「母の友」12月号の目次をご覧いただけます。


★こちらから「母の友」のブログをご覧いただけます。



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《4》話題の新刊『ありのフェルダ』の訳者、関沢明子さんのエッセイ
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フェルダの陣中見舞い

 このお話のテキストを書き、挿絵を描いたオンドジェイ・セコラは、「チェコ
の子どもの本の黄金期」といわれる、20世紀前半に活躍しました。同時代に、チ
ャペック兄弟、ヨセフ・ラダ、少し後にイジー・トゥルンカがいます。
 この物語は、最初、新聞のクリスマス号の付録として掲載され、評判がよかっ
たので週1回の連載になりました。スペースは一定ですが、話の分量がまちまち
なので、回によって最後のほうで余白が出たり、きゅうくつだったり。そういう
時は植字工が適当にちょっと言葉を入れたり、また省いたりしたこともあったと
か。そんな時代だったのですね。
 その後、本になりました。登場する虫たちは、主人公のフェルダはもちろんの
こと、みんな個性豊かです。おっちょこちょいのピトリークさんみたいな人って、
みなさんの周りにもひとりやふたり、いますよね? チェコでは、この本を読ま
なかった子どもはひとりもいない、といっていいほど読まれています。子どもの
とき読んだこの本がきっかけで、昆虫学を専攻した学生もいたとか。みんな子ど
ものときに読んだ、だけでなく、大人になって忘れた人もひとりもいない、とい
う本なのです。
 あるとき、プラハでわたしは「なに、ビールを飲まない? じゃ、なにしにこ
の国へ来たんだ?」ときかれました。「会いたい人がいるんです」「?」「それ
はピトリークさん!」というと、それまで気難しそうだったそのおじさんは、一
瞬、子どもの顔になりました。「フェルダ」とか「ピトリークさん」は、まるで
なにかの合言葉みたいに、チェコの子どもの本の世界へのドアを開けてくれるの
でした。
 セコラは最初、法学を勉強していたのですが、途中で新聞社に入社、スポーツ
欄の記者やイラストを担当、ラグビーは選手としてだけではなく、トレーナーや
審判としても活躍し、ルールブックまで作ってしまいました。「凝り性」だった
のかもしれません。
 20年近く前、セコラの息子さんにプラハのお宅でお会いしました。セコラは、
食事を知らされると、いつも庭の「テーブルの下」や、「どこからか」出てきた
そうです。そこで虫の観察をしていたのです。その息子さんも、そのときいた大
きな黒い犬も、いっしょに行ってくれたチェコ人の知人も、そしてそもそも、こ
の物語を日本に紹介したいと準備してらした、チェコの子どもの本の翻訳家、井
出弘子さんも、みんなすでにこの世にいません。でも、フェルダの友人のような
その人たちは、みんなにこにこして、フェルダの「日本デビュー」を応援してく
れているのが私にはわかります。
 先日、この本に取り組んでいた夜中に、私の机の上に大きなまっ黒のありが出
現しました。私の家は集合住宅の4階で、これまで家の中でありなど見たことも
ありません。赤地に黒の水玉模様のスカーフはしていませんでしたが、フェルダ
が陣中見舞いに来てくれたのだと、わたしは今でも思っています。 


★『ありのフェルダ』
  オンドジェイ・セコラ 作・絵/関沢明子 訳 定価1470円


関沢明子 (せきざわ あきこ)
1942年、兵庫県生まれ。大阪市立大学家政学部児童学科卒。出版社勤務をへて、
中欧・東欧の子どもの本に興味をもち、84年から86年プラハに在住。それ以来、
絵本や人形劇の翻訳、原画展の企画など、チェコやスロヴァキアの子どもの本や
文化を紹介する仕事をしている。訳書に『コブタくんとコヤギさんのおはなし』
(福音館書店)、『リスとアリとゾウ』(BL出版)、『郵便屋さんの話』(フ
ェリシモ出版)などがある。東京都在住。


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《5》11月の新刊のご案内
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《11月5日(水)出荷開始》
★『いろ いきてる!』
  谷川俊太郎 文/元永定正 絵 定価840円

色が流れ、色がひろがり、色がうねり、色が歌う。ページごとに表情を変え、う
ねりささやく、色、色、色。

★『あ』
  大槻あかね 作 定価840円

小さな針金の人がいろいろな物に出会います。ジョッキ、耳かき、手袋、マヨネ
ーズなど。この人の新鮮な物との出会いが、つつましく楽しく描かれます。

★『ありのフェルダ』
  オンドジェイ・セコラ 作・絵/関沢明子 訳 定価1470円

ひとり暮らしをすることになったありのフェルダを待ち受けるのは、淡い恋、あ
つい友情、とんだ災難……。虫たちの奇想天外な物語。

《11月12日(水)出荷開始》
★『好奇心の部屋 デロール』
  今森光彦 文・写真 定価1365円 

動物の剥製、昆虫標本、化石や鉱物などがいっぱいの、パリのふしぎなお店「デ
ロール」。今も昔も訪れた人の好奇心をくすぐり続けてきました。

★『みてる』
  岩合日出子 文/岩合光昭 写真 定価945円

コアラ、オランウータン、シマウマなど13種類の動物たちが、ページをめくるご
とにこちらを見ている写真絵本です。

《11月19日(水)出荷開始》
★『せせらぎのむこうに―クワイナー一家の物語5』
  ウィルキンズ 作/アンドレイアセン 画/土屋京子 訳 定価1785円

『大草原の小さな家』に登場するローラのかあさん、キャロラインの少女時代を
描いたシリーズ第5作。キャロラインは、チャーリーと出会います。

★『たこ あがるかな―親子でつくるたこの本』
  秋山幸雄 作/三枝祥子 絵 定価1785円

折り紙、ストロー、レジ袋。身の回りのもので簡単に作れてよく揚がる凧を紹介
した本。親子でお楽しみください。

★『こま まわるかな―親子でつくるこまの本』
  成井俊美 作/三枝祥子 絵 定価1575円

よく回るコマを作るには重心に心棒を通すことが大切ですが、なかなかうまくい
きません。でも、本書での重心器を使えば簡単に重心がさがせます。


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《6》書籍編集部だより
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☆絵本・童話・科学書の編集部から毎月交代で読者の皆様にむけたメッセージを
お届けします。今月は科学書編集部です。

◎科学書編集部から

 科学とはなんでしょうか? 世界を観察し、データを集め、そこから仮説をた
て、それを証明するという一連の作業のことだと、多くの大人は考えるかもしれ
ません。
 では、子どもにとっては? こまづくりを例にあげると、子どもはこまを自分
で作ります。でも、なかなかうまく回せません。それは厚紙にさした爪楊枝の回
転軸が、重心とずれているからです。それでも何度も何度も爪楊枝をさし直し、
厚紙がボロボロになったらまた切り抜いて、また爪楊枝をさすでしょう。なかに
は、あきらめてしまう子どももいるかもしれません。うまく回せた子どもは、ど
のあたりに爪楊枝をさせばいいのかがなんとなくわかって納得します。子どもの
場合、理屈でわかろうとするよりは、五感で感じてわかっていくのです。
 今月ご紹介するのは、『こま まわるかな』『たこ あがるかな』の2冊です。
 こまの本には重心を見つけるための「重心器」の作り方が載っています。こま
が回転する理屈なんて知らなくても、何個も何個もこまを作るうちに「回すため
には、うまくバランスがとれる場所があって、それを見つければいいんだ。その
場所さえわかれば、非対称な形でもこまはまわるんだ」ということが、感覚的に
わかるようになっています。
 たこの本も型紙にあててレジ袋を切り、ストローの骨を貼り付ければ簡単にで
きあがります。いろいろな種類のたこを作って揚げてみると、風をうけてたこが
揚がる仕組みを感覚的に理解できると思います。子どもに必要なのは、こまやた
この仕組みを解説する大人ではなく、一緒になって感じてくれる大人です。
 さあ、子どもと一緒に科学を感じましょう!

★『こま まわるかな―親子でつくるこまの本』
  成井俊美 作/三枝祥子 絵 定価1575円


★『たこ あがるかな―親子でつくるたこの本』
  秋山幸雄 作/三枝祥子 絵 定価1785円



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《7》原画展のお知らせ
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生誕100年夢と記憶の画家 茂田井武展
会期:2008年10月1日(水)~2008年11月30日(日)
会場:ちひろ美術館・東京 東京都練馬区下石神井4-7-2
問合せ先:TEL 03-3995-0612
休館日:月曜日(祝日は開館、翌日休館)
入場料:大人800円、高校生以下無料



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《8》「ねぎぼうずのあさたろう」のTVアニメが放映中です
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連載エッセイ「めくってうれしい絵本体験記」でもおなじみ、飯野和好さん作の
浪曲風痛快チャンバラ時代劇絵本「ねぎぼうずのあさたろう」が、10月よりテレ
ビアニメ化され放映中です。

10月12日より毎週日曜、朝6時30分~7時00分 テレビ朝日で放送。
(関東地方1都6県および山梨県・静岡県〈一部地域を除く〉でご覧いただけま
 す)

10月25日より毎週土曜、朝7時00分~7時30分 秋田朝日放送で放送。
11月21日より毎週金曜、夕方5時00分~5時30分 BS朝日で全国放送。

★こちらから「ねぎぼうずのあさたろう」のページをご覧いただけます。



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《9》パディントン生誕50周年記念かわいいグッズ・プレゼントのお知らせ
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世界中で大人気のゆかいな「くまのパディントン」シリーズは、イギリスで最初
の巻が出てから、この10月で50年になりました。そこで、この10月には、10巻目
『パディントンの大切な家族』を刊行し、すでに文庫版で出されている8、9巻
目もハードカバーで刊行しました。

このパディントン生誕50年を祝って、愛読者のみなさまに、著者マイケル・ボン
ドさんから届いた直筆のサイン本や、かわいいパディントン・グッズをプレゼン
トさせていただくことになりました。

くわしくは次のページをご覧ください。
★かわいいグッズプレゼント・キャンペーン募集要項


ふるってご応募ください。


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