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 ★あのねメール通信~福音館書店メールマガジン2009年10月7日 Vol.95 ★
            

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         ◆◇◆  CONTENTS  ◆◇◆

《1》 連載:絵本美術館の片すみで(第7回) 竹迫祐子
《2》 月刊誌最新号<11月号>のご案内
《3》 月刊誌編集部からこんにちは
《4》 話題の新刊『魔女の宅急便』の著者、角野栄子さんのエッセイ
《5》 10月の新刊のご案内
《6》 書籍編集部だより
《7》 「魔女の宅急便」シリーズ完結記念キャンペーン実施中!
《8》 原画展のお知らせ
《9》 「母のF」の携帯サイトができました
《10》 ホームページ「ぐりとぐら広場」に遊びにきてください

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《1》連載:絵本美術館の片すみで(第7回) 竹迫祐子
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・『学校はカラッポにならない』 鉢&田島征三 作

 「これ、すごいよぉ!」「この人、ホント、スゴイ!!」絵本を見ながら、驚
嘆の声を上げている3人の青年。いかにも現代美術をやっています……という雰
囲気の彼らが声を上げていたのは、田島征三の絵本です。どうやら、「絵本」と
いうものをあまり見る(読む、もしくは、読んでもらう)機会に恵まれなかった
とおぼしき若者たちの後ろで、「そうそう、そうなのよ! ねっ、わかるでしょ
?」と、私は、心の中で囁いていたのであります。
 これは、大地の芸術祭―越後妻有アートトリエンナーレ2009―の展示のひとつ、
田島征三さんと地元・鉢の集落の人びとによる展示「学校はカラッポにならない」
でのこと。廃校をまるまる使ってのインスタレーションで、天井から噴出してき
たような色とりどりの流木のオブジェが時に流れとなり、時に人となり、時に得
体のしれない生き物となって、見るものを取り巻きます。その中に身を置くこと
で実感する「命」。
 このインスタレーション誕生にまつわる物語ともいうべき絵本が『学校はカラ
ッポにならない』です。廃校になる小学校を舞台に、学校を離れなければならな
くなった3人の子どもたちと学校に住まうお化けたちが織りなす大冒険。別れと
再生の物語です。
 征三さんは、3年前にトリエンナーレ出展の誘いを受け、会場を検討する内、
旧真田小学校と出会います。嘉永年間に創設されたこの学校は、過疎化が進み児
童数が減る中、2005年に廃校が決まりました。最後の生徒は4名。小学校6年生
のひとりは何とかこの小学校から卒業しましたが、残りの3人は他の学校へ移ら
ざるをえませんでした。はじめて訪れたときには、今しがたまで子どもたちがそ
こにいたかのように、机も椅子もチョークで書かれた黒板も、理科の鉱物標本も
人体模型も何もかもがそのままに残されていたといいます。ここから作品づくり
は始まります。小学校の最後の子どもたち訪ね、子どもたちが敬愛した当時の担
任の先生を訪ね、ほとんどが同校の卒業生でもある鉢のおじいさんやおばあさん、
おじさんやおばさんたちと交流。時が止まり、命が封印されてしまったような廃
校を美術館として再生させ、学校を丸ごと使っての作品制作を展開していきまし
た。作品の素材となった流木は、鉢の人たちの手で集められ彩色されたもの。
 絵本画家、田島征三は学生時代の処女作・絵本『しばてん』以来、次々に迫力
ある作品を生み出してきました。1960年代には、ベトナムを支援する会を組織し、
東京銀座の数寄屋橋で反戦野外展を開催。70年代以降、東京都下、日の出村に住
み、農耕の傍らゴミ処理問題と闘い、大病を得て伊豆に移ってからは、木の実を
使った作品群を制作。一貫して戦争、平和、環境、命をテーマに描きつづけてき
ました。
 画面の中には納まりきらない、エネルギーの爆発のような画風と鋭いデザイン
感覚。とりわけ、その独特の色彩は魅力的です。ピンク、黄、オレンジ、紫、青、
黄緑、特有のコバルトブルー。田島征三の色たちは、絵本を飛び出し、仮死状態
の古い建物の中で、集まっては広がり、生命力あふれる息吹となって廃校を蘇ら
せ、過疎の集落を再生させて、新しい「場」を創造しつつあります。エネルギー
は絵本を越えて大きく広がり、さらにその絵本の世界を広げていくのを見ました。
 
★『学校はカラッポにならない』 
  鉢&田島征三 作 えほんの杜 定価700円


竹迫祐子(たけさこ ゆうこ)
1956年、広島生まれ。1984年よりいわさきちひろ絵本美術館(現ちひろ美術館・
東京)に入り、96年より安曇野ちひろ美術館に勤務。館内の展覧会企画をはじめ、
地方で開催される「いわさきちひろ展」を担当。共著に『ちひろ美術館が選んだ
親子で楽しむえほん 100冊』(メイツ出版)、著書に『ちひろの昭和』『岡本帰
一』『初山滋』(以上、河出書房新社)など。


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《2》月刊誌最新号<11月号>のご案内
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☆月刊誌最新号<11月号>は、発売中です。

◇◆こどものとも0.1.2.『はじまるよ』
             熊谷守一 絵/ぱく きょんみ 文 定価410円  ◇◆

1977年に97歳で亡くなった画家、熊谷守一氏。彼の描いた小さな命たちに、詩人
ぱくきょんみ氏があたたかな言葉をつけました。

◇◆こどものとも年少版『つぎ、とまります』
            村田エミコ 作 定価410円          ◇◆

「プー」とブザーが鳴って、「つぎ、とまります」。バスは森の停留所でお客さ
んを降ろしていきます。バスが次に向かったのは海の中!

◇◆こどものとも年中向き『ちいさいみどりの はこ』
             岡井美穂 作 定価410円          ◇◆

引っ越しのとき、お父さんと荷物をつめる箱を探して、小さな緑の箱を選んだ。
そうしたら、その小さな緑の箱は不思議な箱だった。

◇◆こどものとも『くまおじさん』
         こさかまさみ 作/池谷陽子 絵 定価410円      ◇◆

電車で、男の子の前に座ったクマが大あわてで切符を探しはじめた。男の子が帽
子にとめてあった切符を発見、教えてあげる。

◇◆ちいさなかがくのとも『ながーいはなで なにするの?』
             齋藤槙 作 定価410円           ◇◆

ながい鼻をまだうまく使えないゾウの赤ちゃん。おかあさんの真似をして、草を
つかんだり、水を吸い込んだりしてみるけれど……。

◇◆かがくのとも『みんなで うどんづくり』
         菊池日出夫 作 定価410円             ◇◆

おじいちゃんと一緒に麦を育てます。麦まき、麦ふみ、麦かりののち、できた小
麦粉でうどんを作ります。そのお味は?

◇◆おおきなポケット かがくのポケット「コンテナくん」
                    谷川夏樹 作 定価770円   ◇◆

コンテナは海も陸も進める大きな箱です。私たちの暮らしに欠かせないコンテナ
と一緒に旅してみましょう。他に楽しいお話2編。

◇◆たくさんのふしぎ『飛行船にのって』
           天沼春樹 文/影山徹 絵 定価700円       ◇◆

広告用だった飛行船ですが、一般の人が乗れる定期便がついに日本でも運航しま
した。さあ、飛行船に乗って空にゆったりと浮かびましょう!

◇◆母の友 特集「瀬田貞二が 遺したもの」 定価530円         ◇◆

翻訳・再話・創作・研究と多岐にわたって巨大な仕事を成し遂げた児童文学者・
瀬田貞二の仕事を振り返ります。恒例の「1日1話」もお楽しみに。

★こちらから「母の友」11月号の目次をご覧いただけます。



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《3》月刊誌編集部からこんにちは
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☆毎月交代で月刊誌の編集部から読者の皆様にむけたメッセージをお届けしてい
ます。今月は「こどものとも第2」編集部です。“「母の友」編集室の窓から”
も、毎月、このコーナーに掲載します。

◇◆「こどものとも第2」編集部から◇◆

 こんにちは。こどものとも第2編集部では 「こどものとも0.1.2.」と「こ
どものとも年少版」の2つの月刊誌をつくっています。
 今月でた11月号「年少版」の『つぎ、とまります』は、バスが思いもかけない
ところを走っていくユーモラスな版画絵本です。
 11月号「0.1.2.」『はじまるよ』は、孤高の画家・熊谷守一氏が遺した絵
をもとに赤ちゃん絵本に仕立てたユニークな絵本です。親子でどうぞお楽しみく
ださい。
 今、編集部では、来年度作品の準備も着々と進んでいます。先日は、「0.1.
2.」企画、うさぎの写真絵本のために、写真家と編集担当が 岩手県まで撮影に
いってきました。広々とした草原の中を動き回るうさぎを撮るために。飼ってい
るうさぎをモデルに撮影をしたのですが、一番大変だったのは、こちらが望む場
面が撮れるよう、うさぎに動いてもらうこと。うさぎだって、こちらの都合良く
走り回るわけではありません。編集担当は、いろいろと動いてもらうよう、うさ
ぎの後ろを追い回し続けました。汗びっしょりになって。
 また、「年少版」では来年度、ブルガリアの昔話も登場します。民族衣装やブ
ルガリア人の感じを見たいと、画家・訳者・編集担当でブルガリア大使館のパー
ティーにお邪魔したり、きらびやかな民族衣装を着て歌うブルガリア合唱団の音
楽会にいったりしました。歌も素晴らしかったのですが、こちらの目的は衣装。
衣装の細部ばかりじっと見つめていました。出演者の方、すみません。でも絵に
はその成果がたっぷり反映されることでしょう。作品になるのはまだ先ですが、
どうぞお楽しみにお待ちください。

★こちらから「こどものとも0.1.2.」をご覧いただけます。


★こちらから「こどものとも年少版」をご覧いただけます。



◇◆「母の友」編集室の窓から◇◆

特集「瀬田貞二が遺したもの」

 今月号の特集では、今年没後30年を迎える、戦後の代表的な児童文学者・瀬田
貞二さんについて取り上げました。瀬田さんが子どもの本に関わるようになった
歩みを振り返るとともに、生前親交のあった三人に、瀬田貞二という人物の魅力
についても語っていただきました。編集者として関わった作家の斎藤惇夫さん、
大学の学生だった保育者の中村柾子さん、そして共作者でもある絵本作家の林明
子さん、それぞれの印象的なエピソードを通して、子どもの本に向き合う瀬田さ
んの真摯な姿勢が浮かび上がってきました。
 今年5月に小社より刊行された、子どもの本の評論集『児童文学論』もあわせ
てお読みいただければと思います。今あらためて子どもの本について考える、大
きな手助けとなるはずです。
 そして、恒例となった特別企画「こどもに聞かせる一日一話」。今年も30編の
短い童話を掲載しています。また、3度目となる大人のための袋とじ短編小説に
も、味わい深い物語が並んでいます。子どもも大人も、耳から聞く物語をお楽し
みいただければと思います。

★『瀬田貞二 子どもの本評論集 児童文学論』(上下2巻)
  瀬田貞二 著 定価10500円


★こちらから「母の友」11月号の目次をご覧いただけます。


★こちらから「母の友」のブログをご覧いただけます。



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《4》話題の新刊『魔女の宅急便』の著者、角野栄子さんのエッセイ
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   おわりの扉がひらくとき
                        角野栄子

 『魔女の宅急便』の第1巻が出版されたのは、1985年、24年前のことでした。
でもこの物語の主人公、キキとジジが生まれたのは、それより3年前で、「母の
友」という雑誌に1年間連載をしたのです。まだひよっこ作家であった、私はこ
わいもの知らずで、楽しく、楽しく、毎月書き続けました。長い物語を書くのは、
なんて面白いのだろう。今度はキキになにを運んでもらおう。どんな人と出会う
のかしら……。私にとっても冒険につぐ冒険でした。でもまもなく私はこの冒険
のハンドルを握っているのは、私ではなくキキなのだと気がつきました。いつの
まにか、私はキキにおねがいして、ほうきのはじに乗せてもらい、彼女のいくと
ころに連れていってもらう、そんな気持ちになっていました。キキは一人の独立
した少女で、喜んだり、不安をもったりと、感情をゆたかに表します。そして、
かたわらにいるジジもまた、いっぱしの魔女猫なのでした。私が勝手にキキやジ
ジにそぐわない方向に向かいそうになると、一番強い反発を見せるのは、ジジで
した。
 私はつくづく物語を書くことの不思議を感じました。そして物語は私から離れ、
読んでくださった人たちの物語に育っていったのです。
 「キキといっしょにおおきくなりました」という言葉をしばしば聞かせていた
だきました。私のほうはキキといっしょに年をとっていったのですが……。
 第1巻刊行後、4年して、宮崎駿氏によりアニメ映画になると、また違った意
味で物語は広がりをみせてくれました。海外を旅していると、キキやジジを知っ
ている人たちにたびたび出会うようになりました。
 このようにこの物語が成長できたことは、お読みくださったたくさんの人たち
のおかげなしでは考えられません。キキとジジとともにふかく頭をさげて、お礼
を申し上げます。
 この第6巻で最終巻になる「それぞれの旅立ち」を書き進めているうちに、私
はどうしようもない寂しさを感じるようになりました。自分できめたことなのに、
とうとう「完」という文字を書かなければならない時がやってきたのです。
 『魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女』にでてくる不思議な本、
「おわりのとびら」にはこういうことが書かれてあります。
 「あんた、とびらをあけたね。このとびらはね、おわりから開くんだよ。にげ
ないで、さ、はいっておいでよ」
 おわりはおわりのままでは、さびしすぎます。おわりのつぎになにが現れるか、
そこがわくわくするところです。
 『魔女の宅急便』の「完」と記された「おわりのとびら」もきっと開きます。
どうぞ開けて、続きの物語を今度はみなさまが自由に思い描いてください。その
続きの世界で生きることほど、キキ、ジジ、私にとって嬉しいことはありません。
キキの子どもたちは……、キキとトンボさんは……そして、ジジは……、またな
ぞめいた人、ケケは……、これからどんな生き方をしていくのでしょうね。私も
またおわりの扉を開けるつもりです。

角野栄子(かどの えいこ)
東京に生まれる。著作は多数。主なものに『わたしのママはしずかさん』(偕成
社)、『モコモコちゃん家出する』(クレヨンハウス)、『ネッシーのおむこさ
ん』(金の星社)、『ズボン船長さんの話』(福音館書店)などがあり、『魔女
の宅急便』はこの6巻で完結。「魔女」をめぐっては、『魔女に会った』(たく
さんのふしぎ傑作集、福音館書店)などの著作がある。路傍の石文学賞、野間児
童文芸賞、小学館文学賞などさまざまな文学賞を受賞する。神奈川県在住。

★「みんなの人気者 魔女の宅急便」のページへ



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《5》10月の新刊のご案内
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《10月7日(水)出荷開始》
★『あかちゃんがやってきた』
  角野栄子 作/はたこうしろう 絵 定価840円

「あかちゃんが生まれるの」ある日、お母さんがぼくにささやきました。未来の
「弟」の誕生を待つ男の子の期待と不安を温かく描きます。

★『エリーちゃんのクリスマス』
  メアリー・チャルマーズ 作/おびかゆうこ 訳 定価840円

クリスマスツリーのてっぺんに飾るお星さまを探しに、雪のなかをとびだしたエ
リーちゃん。さあ、お星さまは見つかるかな?

★『魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち』
  角野栄子 作/佐竹美保 画 定価1680円

とんぼさんと結婚しておかあさんになったキキと、11歳になったキキの双子の
子ども、ニニとトト。それぞれの旅立ちを描きます。

《10月14日(水)出荷開始》
★『おじいちゃんのSLアルバム』
  佐竹保雄 写真・原案/小風さち 文 定価1365円

手作りの1冊の「SLアルバム」を通して交わされるSL好きのおじいちゃんと
孫の交流をえがいた、貴重な写真がいっぱいの作品です。

《10月21日(水)出荷開始》
★『楽しいスケート遠足』
  ヒルダ・ファン・ストックム 作・絵/ふなとよし子 訳 定価1365円

オランダに冬がきて、運河や水路は氷の道になりました。きらきらした光と風の
なか、16人の子どもたちがスケート遠足にでかけます。

★『ガツン!』
  ニック・ホーンビィ 作/森田義信 訳 定価1890円

スケボーに夢中の15歳のサムは、つきあってまもないアリシアを妊娠させてし
まったかもしれないと気づくが……!? リアルでキュートな青春小説。


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《6》書籍編集部だより
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☆絵本・童話・科学書の編集部から毎月交代で読者の皆様にむけたメッセージを
お届けします。今月は童話編集部です。

◎童話編集部から

 新米魔女が空飛ぶ力を生かして宅急便屋さんをはじめ、物と一緒に人びとの想
いや願いを運ぶ――角野さんの素敵な発想から生まれた『魔女の宅急便』シリー
ズ。私が初めてこの物語に出会ったのは小学校低学年の頃でした。コリコの町で
慣れない生活をするキキやジジと一緒になって、喜んだり悲しんだり悩んだり…
…それから二十数年。巻を重ねるなかでキキは、“未熟でかわいい”女の子のま
まではなく、少女から大人の女性への成長をみせてくれました。
 私が“懐かしさ”ではなく、いつでも“共感”を持ってこのシリーズを読めた
理由は、きっとそこにあるのでしょう。新刊がでるたびに、キキと一緒に成長し
ているみたいで嬉しい気持ちになりました。
 恋をして切なくなったり、孤独を感じたり、自分探しに心が揺れたり、自信を
なくして不安になったり、人を嫌いになったり、嫉妬したり、ちょっといじわる
をいいたくなったり……キキは自分となんら変わらない、ふつうの女の子でした。
あんまりふつうの子なので、もしかして私だって飛べるかも? と期待して、ホ
ウキにまたがりぴょんぴょんしていたなんて思い出をもつのは私だけではないは
ず。
「魔女の宅急便」シリーズは、二十数年という時をかけて読者とともに育ってき
ました。結果、世代を越えて多くの方に愛される素敵なシリーズとなったことを、
とても嬉しく思っています。今回、第6巻の刊行をもってシリーズは完結しまし
たが、新たな旅立ちをむかえたそれぞれの成長に想いを馳せたいと思います。

★『魔女の宅急便』
  角野栄子 作/林明子 画 定価1575円


★『魔女の宅急便 その2 キキと新しい魔法』
  角野栄子 作/広野多珂子 画 定価1680円


★『魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女』
  角野栄子 作/佐竹美保 画 定価1680円


★『魔女の宅急便 その4 キキの恋』
  角野栄子 作/佐竹美保 画 定価1575円


★『魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木』
  角野栄子 作/佐竹美保 画 定価1575円


★『魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち』
  角野栄子 作/佐竹美保 画 定価1680円



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《7》「魔女の宅急便」シリーズ完結記念キャンペーン実施中!
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魔女の宅急便シリーズ完結を記念して、このシリーズをこれまでご愛読くださっ
た方々、また今回はじめて読者となってくださった方々から、この物語をめぐる
思い出や感想を募集いたします。ご応募いただいた皆様から抽選ですてきなプレ
ゼントをお贈りします。

くわしくはこちらへ




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《8》原画展のお知らせ
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田島征三 絵本原画展
会期:2009年9月11日(金)~11月24日(火)
会場:イルフ童画館 長野県岡谷市中央町2-2-1
問合せ先:TEL 0266-24-3319
休館日:毎週木曜日
入場料:一般800円(600円)、中高校生400円(300円)、小学生200円(150円)
   ( )内は10名以上の団体料金


詩人茨木のり子の贈り物
山内ふじ江が描く『貝の子プチキュー』絵本原画の世界
会期:2009年10月1日(木)~10月28日(水)
会場:致道博物館 山形県鶴岡市家中新町10-18
問合せ先:TEL 0235-22-1199
休館日:なし
入場料:一般700円、学生380円、小・中学生280円
   (常設展示と庭園も含む)


安野光雅・旅の絵本シリーズ第7弾 新作 旅の絵本・(中国編)
会期:2009年9月11日(金)~12月9日(水)
   2009年12月11日(金)~2010年3月10日(水)
会場:安野光雅美術館 山口県津和野町後田イ60-1
問合せ先:TEL 0856-72-4155
休館日:12月10日(木)、12月29日(火)~31日(木)
入館料:一般800円(650円)、中高生400円(250円)、小学生250円(120円)
   ( )内は20名以上の団体料金



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《9》「母の友」の携帯サイトができました
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★「母の友」の携帯サイトができました。

最新号の内容や次号予告、バックナンバーの案内をご覧いただけるほか、会員登
録してアンケートにお答えいただいた方には、待受画面をプレゼントします。

現在、この携帯サイトの会員限定ページでは、「魔女の宅急便」シリーズ完結記
念キャンペーンへのご応募を受け付けています。



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《10》ホームページ「ぐりとぐら広場」に遊びにきてください
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「ぐりとぐら」誕生の秘密や、絵本に登場する仲間たちの紹介、「ぐりとぐら」
のファションなど、「ぐりとぐら」の世界をいろいろとお楽しみいただける広場
です。

工事中だったページも、順次完成。ふわふわのカステラの作り方や、海外で出版
された外国語版の紹介なども、ご紹介しています。

どうぞ、あそびにきてください!




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