リクエスト刊行 こどものとも0.1.2.

1995年5月号

なんてよぶの?

なんてよぶの?

イヌの赤ちゃんが「くーん、くーん」と一生懸命ないています。すると、ほら、お母さんいぬがやってきました。――赤ちゃんの声にかけつけるお母さんの姿、大好きなお母さんを見つめる赤ちゃんの表情は、いぬもねこも人間も皆同じように、喜びと幸福感にあふれています。読んでいるお母さんと赤ちゃんにも、やすらかなひとときを贈る1冊です。(「こどものとも0.1.2.」2号)

  • まつのまさこ 文
  • えのもとかなこ 絵
なんてよぶの? 見開き

みなさんのリクエストコメント

図書館での読みきかせによく使うので、傷みもはげしくぜひ復刊してほしい。

川西町立図書館さん

親子のまなざしがとてもやさしげで、言葉の優しさとあいまって、心が温まる一冊です。赤ちゃんに読み聞かせてあげたいです。

なつばあばさん

言葉の響きがやさしくて、ぜひ復刻してほしいです。

わたぼうしさん

私が子どものときに買ってもらい気に入って読んでました。もう家にあるものはボロボロで、我が子に新しいものをプレゼントしたいです。

てんてんさん

上の子が小さい頃に毎月購入しており、27年経ってもまだ持っています。忙しい時でも、この絵本のなんとも言えない優しい雰囲気には負けてしまう…最後まで優しい気持ちで読んであげられる絵本でした。読み手の私の方が救われるような絵本でした。あの時代より、忙しいお母さんが多い気がする昨今。今こそ、地味ながら味わい深い、こんな絵本に親子で出会ってほしいなぁ、と思います。

まなさん

当時、娘が1歳、息子が3歳、私は保育士をしていて忙しない日々でしたが、絵本が親子の絆を深めてくれました。全部懐かしいのですが、この絵本の表紙を見ただけで穏やかな気持ちになれる、あの頃の情景が蘇ります。もうすぐ母になる娘にもそんな気持ちを味わってほしいです。

おのみちゃんさん

初めての子育て、上手に読み聞かせできるかなと緊張しながら読んだ一冊です。読んでいくうちに音の響きが良く、優しい気持ちにかわっていくのを感じました。おばあちゃんになる年齢ですが 復刊してもらえるとそんな経験のお母さんに出会えることと思います。

みつママさん