リクエスト刊行 こどものとも0.1.2.

1998年12月号

しろろん くろろん

しろろん くろろん

『ころ ころ ころ』などでおなじみの作者による「色のしりとり」の絵本です。白地にぽっかりと赤い楕円のような形があります。頁をめくると今度は赤地の中に緑色をした抽象的な形が現れ、緑地に青、青地に紫、というように各頁が色で橋渡しされていきます。「あかかか みどり」「だいだいだだだ」など、はっきりした響きのことばと絵とがぴったりと合った絵本です。(「こどものとも0.1.2.」45号)

  • 元永定正 作
しろろん くろろん 見開き

みなさんのリクエストコメント

元永さんの絵と言葉が楽しく、保育園の子どもたちと楽しく読んでいます。

すももももさん

元永さんの絵と言葉のリズムがとても心地よく、子どもたちすぐに真似て楽しんでいました。保育園の絵本は、あっという間にボロボロでしたが…。

さかちゃんさん

元永さんの作品はほとんど集めていますが、これは見たことがないのでとても欲しいです。
元永さん作品は安定的人気もあり乳児幼児ウケもよく、ハードカバー化されると良いと思います。

ぽんざむさん

子どもが幼い頃、カニツンツンなど元永さんの絵本を楽しんでいたので、是非読んでみたいです。

みどりさん

子どもも大人も大好きなので!ぜひ!

しまうまさん

元永定正さんらしい一冊で、図書室でもとても人気でボロボロになってしまいました。色もはっきりしていて、楽しく読むことができる本です。ぜひ、復刊お願いします。

りんままさん

もこもこもこやカニツンツンで知った元永定正さんらしさがあふれていると感じた一冊です。子育てサロンでその存在を知り、どうしても欲しくて中古で探し、定価以上の値段で購入しました。大人も楽しめる一冊です。色を使った言葉のリズムが読みやすいようで、年少の娘が0歳の弟相手に読み聞かせしています。子どもの自由に発想する力を伸ばしてくれそうなこの本がもっと気軽に入手できるようになったらいいなと思い、復刊を希望します。

あかりさん

海外で継承日本語を学ぶ子ども達と接しています。
「もういっかいよんで!」と必ず子ども達が言う絵本のひとつです。
日本語のことば遊びの楽しさが音と色で小さな子どもに伝わる絵本で、他にはなかなかないタイプの絵本だと思います。しりとりや色の名前を教える絵本は多数存在しますが、もっとダイレクトに自由な子どもの心に響きます。
ナンセンスに見えて意味があり、読んでいてとても楽しく、どの子も最初はキョトンとしていても、どんどん引き込まれニコニコし、一緒に復唱します。
お家でも読みたいと言う子も多く、保護者におすすめしたいのですが、絶版でずっと残念に思っていました。ぜひ復刊をお願いします。

ちいさい先生さん

元永さんの作品は絵も言葉も楽しく、言葉が増え始めた0.1歳児さん達が本当に楽しそうに模倣してくれます。また『こどものとも 0.1.2』は自分でページをめくるのにもとても良い厚さ・大きさなのでぜひ復刊して頂きたいです。

ゆきんこさん