「サラちゃんサラちゃん」とどこからともなく声がします。サラちゃんが「あーい」と返事をすると、なんとズボンがやってきました。やってきたズボンを、サラちゃんはひとりではきます。すると今度はセーターがとんできて……。そのあとも靴下、帽子、リュックサックがサラちゃんのもとにとんできて、できあがったのはサラねこちゃん。さあ、ママと一緒におでかけ。(「こどものとも0.1.2.」58号)
ちょっとシュールすぎて、読み聞かせる親としては困惑すら感じでしたが、上の子も下の子も、なぜか気に入っていたのはこの一冊でした。
タイトル・刊行年度・テーマから、こどものとも0.1.2.のバックナンバーを検索いただけます。
「サラちゃんサラちゃん」と、呼び掛けから始まるリズムの良さが、娘の大のお気に入りでした。同じように娘に呼びかけると、ニコニコしていたのを懐かしく思い出します。小さいお子さんに読んであげたら喜ぶと思います。