7匹のヤドカリが、えっちらおっちら、石の上を登っています。どんどんどんどん登った先には、あ! 何もない! 立ち止まった大きなヤドカリの上に、小さなヤドカリたちがよじ登って、最後はみんなで落っこちてしまいます。でも、ヤドカリたちはわっはっはと笑って、また石の上を登りはじめるのでした。ヤドカリを実際に飼っている著者が、ヤドカリたちの遊びを観察しながら描いた絵本です。(「こどものとも0.1.2.」120号)
絵は止まっているはずなのに、どう見てもヤドカリたちが動いていくようにしか見えないらしく、子どもが小さいころヤドカリたちの登っていく方向をあっ、あっと指さしながら夢中で見ていました。
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絵は止まっているはずなのに、どう見てもヤドカリたちが動いていくようにしか見えないらしく、子どもが小さいころヤドカリたちの登っていく方向をあっ、あっと指さしながら夢中で見ていました。