「わんわん」は子どもにとって、もっとも身近な動物のひとつです。スリッパを「かじかじ」するいたずら好きな目つきや、ボールを夢中で追いかける表情、そして母犬に抱かれて安らかに眠る寝顔は、小さな子どもにそっくり。そんな子犬の日常を、柔らかな色彩で生き生きと描きます。(「こどものとも0.1.2.」145号)
0、1歳児が好きな絵本のひとつでした。リアルさと愛らしさが同居したかのような子犬の絵。遊ぶ、寝る、排泄する、食事する。子犬の生活がまさに子どもたちの生活と重なり合う。見事な一冊だと思います。
保育中「よんで!」と1・2才児の子どもが選んで持ってきます。読みはじめると他の子もよってきて、覚えたところをちゃんとこたえます。うんちの所はうれしそうです。楽しい一冊です。
近所の公民館に置いてあり、息子がとにかく大好きで行くたびに持ってきて読んでいました。あまりに毎回なので、本来貸出はしていないのに係の方がご好意で貸し出してくれたほどです。購入したかったのですが廃版で手に入らず、残念に思っていました。「うんちしてるの」のところで声をあげて笑い、お母さんから愛情をたくさんもらっている子犬の優しい世界に心が温かくなる一冊でした。
子どもと読んだ思い出の絵本です。
「わんわん、なにしてるの?」と繰り返される問いかけと可愛い犬の絵が、読んでいる私の気持ちも穏やかにしてくれました。
子どもは、わんわんがうんちをしているページが大好きで毎回ケラケラと笑っていました。いつの時代でも親子で楽しめる絵本だと思いますので、ぜひ復刊して欲しいです。
当時、仔犬だった愛犬達を寝かしつける時に読み聞かせしていました。「ママのおっぱいおいしいな」という一文があり、ついこの間まで母犬のお乳を飲んでいたふたりに「どうだった?」と訊ねたりしていました。
図書館でちいさな子どもたちに向けておはなし会をするときによく使わせていただいていました。ふわふわのちいさなこいぬがスリッパをかじかじしたり粗相をしてしまったりして、子どもさんだけでなく親御さんもにこにこ笑顔になってくださったのが印象に残っています。個人的にも大好きな絵本でした。
図書館ではどうしてもバックナンバーは書庫に入ってしまって手に取る機会が減ってしまうので、この機会にぜひ復刊していただきたいです。
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この絵本は子どもたちがすきで、よく借りていきます。ぜひ復刊してください。