2008年6月号
ぜろくん おとおり
はじめて地面に降り立った赤ちゃんの「ぜろくん」。お父さんの手を離れ、ぴたぴたぴたぴた地面をはいはい歩きします。向かった先にあるのは草むら。ささ ささ ささと風にそよぐ草の中、ぜろくんははいはいして進みます。そうしてぜろくんは、砂利の上、水たまりの中、泥の中へもはいはい歩きで進むのです。赤ちゃんの驚きと喜びに満ちた世界を瑞々しく描きます。（「こどものとも0.1.2.」159号）
歩くって楽しい！嬉しい！という気持ちが伝わってきて、歩きはじめの時期にぴったりだと思います。
りんごんごさん
片山さんの描く赤ちゃんの前進するエネルギーが逞しく。そうそう、赤ちゃんてこんな感じ、と見ているだけでも嬉しくなる絵本です。進む地面によって擬音が変化していく様も読み聞かせにピッタリで、是非ハードカバー化して図書館に置いて欲しいです。
hanaさん
片山健さんの絵が、自分自身が子どもの頃からとても好きです。
子どもと何度も読みました。マイペースで力強いぜろくんが魅力的でした。
バナナさん
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この名作がハードカバーになっていなかったことを今回初めて知りました！片山健さんの描く子どもの力強さには圧倒されます。