リクエスト刊行 こどものとも0.1.2.

2011年12月号

ふゆのき

ふゆのき

「あかい とり とんできた」「あおい とり とんできた」……雪が降る中、1本の木に、赤い鳥、青い鳥、黄色い鳥、緑の鳥がやってきました。鳥は1羽ずつ、エサ台の赤い実を取って去っていきます。 美しい冬景色の中、鳥がやってきては去っていく様子を、まるで窓のこちら側で子どもが見ているかのように見せていきます。白い雪に舞う、鮮やかな色の鳥たちを、赤ちゃんはゆったりと楽しむことでしょう。

  • ふりやなな 作
ふゆのき 見開き

みなさんのリクエストコメント

表紙の絵とみんなのリクエストコメントを見て、ぜひ自分の子供に読み聞かせたいと思い選びました。

流れる雲さん

雪の降る枯れ木に、寒さを感じない明るい色の小鳥たちが、遊びに来てくれる、気持ちが暖かくなる絵本です。冬の読み聞かせでいつも読んでいます。持っている本を使い込んでしまったので、復刊で新しいものを買い替えたいです。

ちょこっとさん

2011年の出版で、大好きな降矢ななさんの作品だったことに、改めて驚きました。一人息子は震災の年2011年の7月生まれ、9月くらいから図書館に通い始めて、母子でこの本に出会いました。当時はもちろん母である私の目に留まり、シンプルだけど素敵な絵本だなぁと思って読み聞かせをした記憶がありますが、1年後くらいには息子が自ら図書館の棚に手を伸ばすようになり、その後暫く冬に読む定番の絵本となりました。思い出深い絵本の1冊です。是非復刊して下さい。

まさやまさん

寒い日外遊びが出来ない日、窓越しに外を見上げて空を飛んでいる鳥を見て赤い実を持っていったねーと話している子どもたちです。とても静かな情景に心が温まります。

つぼみさん

私が降矢さんの画が好きで購入したところ、娘が大のお気に入りに!色と鳥が飛んできて実を食べ、実が減っていき、鳥もまた去っていくお話の展開、構図も親子で気に入っています。一時期、鳥さんが全部飛んで行った〜!と最後にべそをかきつつも繰り返し読んでいたこともありました。外へお散歩に出た時には、あ!鳥さん!とこの絵本の言葉が出てきて絵本と実生活が繋がった楽しい経験もいい思い出です。今、小1の娘ですが、時々出してきて眺めていて、随分年季が入りました。まだ小さなよそのお子様方、親御さんたちにもお勧めしたい一冊です!是非是非ハードカバー化をお願い致します!!

こびとかばのママさん

 何度も何度も冬のおはなし会で読みました。雪のない地域の子どもたちにも、しんとした雪の世界で鳥たちが生きているすがたが美しく届けられ、本当に大事な一冊です。図書館員としてずっと復刊を願っていました。

ココロイさん

子どもが1~2歳の頃、図書館で何度も借りて読みました。親子共にお気に入りの本です。シンプルな構成と鮮やかな色の鳥たちに、子どもも惹き付けられているようでした。繰り返し読んだ思い出と共に、手元に置いておきたい本です。

えむさん

鳥が 順番に飛んできて 赤い実をたべて 赤い実が 減っていく 本当に 外の様子を そーっと 眺めているようです。素敵な 冬の日!

小枝さん

ふりやさんの白い雪と小鳥の鮮やかな色の対比が素敵です。シンプルなので子供もストーリーについてきやすく、静かながら力強さを感じる絵本です。冬の読み聞かせにも使うので、是非ハードカバー化して図書館に置いて欲しいです。

hanaさん

娘が2歳頃に読んでいました。この本をきっかけに色の名前を覚え始めていたような気がします。繰り返しの内容なのでわかりやすくお気に入りの一冊でした。冬の季節に読んであげると季節感も感じられる一冊だと思います。

さとよさん

すごくシンプルではありますが、惹きつけられるものがあります。また子どもたちからすると馴染みのある色が増えては減る…が楽しめると思います!

レナちょさん

すぐに図書館のあかちゃんおはなし会で読みました。先輩方からは「どうかなぁー」と言われましたが 1歳未満の子どもは この絵本にひきつけられました。今ではあかちゃんおはなし会冬の定番です。
最近 小学1年生でも読みました。
ざわざわしていたクラスも 鳥の鳴き声と羽ばたきが聞こえてくるほどでした。
学校でも購入できるようにハード化を希望します。

えりんさん

童謡「赤い鳥小鳥」北原白秋.作詞
を子ども達と歌いたいと思った時に、「ふゆのき」と出会いました。
この絵本を読んで、「赤い鳥小鳥」を歌いました。とても楽しい時間を過ごしました。

ビーナさん

赤ちゃん対象のお話会で使っています。降谷さんの絵か素敵です。4色の鳥が赤い実を食べる様子が、ふゆの景色の中美しいです。

かのははさん

真っ白な雪の中にいろんな小鳥さんたち。静かにゆったりとした気持ちで楽しむ親子さんたち。読んだ後、小道具の小鳥の人形を使って♪赤い鳥赤い・・・♪と唄いますが、若いお母さん方は知っておられないのでビックリ⁉️心が豊かになる大切な絵本です。

いなばのいたずらしろうさぎさん

4羽の可愛らしい鳥たち、しずかででもどこかあたたかい冬の木。
冬の絵本といえば、これ。というほど我が家では定番絵本です。
0.1.2歳だけでなく、大きな子どもたちにも味わってほしい絵本です。

もんさん

冬の日の凛とした静けさと、鳥が去ったあとのあたたかな気持ち。コロナで不安が続く今、多くのこどもたち、おとなに味わってほしいです。

あんこさん

冬の凛とした静けさの中、次々と現れる色とりどりの小鳥達。繰り返しの安心感と鮮やかな色の美しさに子ども達は夢中になっています。園に1冊しかないのでぜひ復刊して頂きたいです!

ゆきんこさん

ふりやななさんの絵と言葉から寒さと静けさが伝わってくるような絵本。0,1,2歳児だけでなく、保育園の大きな子たちにも人気があり、ぜひ復刻していただきたいです。

シトカさん

ふゆのきととりのコントラストがとてもきれいで、冬の読み聞かせにぴったりです

りんさん