落ち葉つもる秋の山。くまさんは、のっしのっし、のっしのっしと歩きます。あっちを向いて「ふぉっ」、こっちを向いて「ふぉっ」。そのとき、くまさんは「ふぉっ ふぉっ」と何かに走り寄ります。子ぐまを見つけたのです。くまさんは子ぐまを「ぷるん ぷちゅっ ふぅー」となめて可愛がります。大らかなくまさんが魅力たっぷりです。
ふぉっふぉっを低めの声で、
ふぃっふぃっを高めの声で読んでやると、
子は大喜びします。
4歳になっても図書館で見つけると借りたいとカゴに入れます。
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子供が産まれてきた時の話で小さい時から長く読み聞かせてきました。
絵の躍動感が素晴らしいです。