リクエスト刊行 こどものとも0.1.2.

2018年2月号

しろいかみ

しろいかみ

一枚の白い紙が、くるっと丸まります。ページをめくると、紙はさらにくるくるっと丸まります。折りたたまれたり、ぐじゅっと握られて小さくなったり、びりっとやぶれたり……。最後はびりびりにやぶれて、「ぱーっ」と飛んでいきます。長年にわたり紙の造形を手がけてきた作家が、さまざまに変化する紙の魅力をシンプルに伝える写真絵本です。

  • 谷内つねお 作
  • 西山悦子 撮影
しろいかみ 見開き

みなさんのリクエストコメント

保育士をしています。1歳児のこどもたち、擬態語が大好きで、読み聞かせると必ず真似をしながら聞き入ってくれます

ぺこさん

洋服を包む白い紙がたくさんたまったので、1歳の子どもとくしゃくしゃ、びりびりにして、遊ぼう、と思っていた時、ちょうど図書館で見つけました。紙で遊ぶ前に、絵本を読みました。その後は絵本のことなんて忘れたように、紙をくしゃくしゃにしたり、ビリビリにしたり、お互いにかけあったりして、存分に遊んだのです。あー楽しかったね、と一息ついた時、おもむろにこの絵本を持ってくると、ページをめくり、「んっ、んっ」と指をさして、これと同じだね、と教えてくれました。絵本のおかげで、こんな風に遊びたいの想いが広がったんだなぁと嬉しくなりました。
ぜひ、復刊してほしい、そして、たくさんの親子に、紙の楽しさを伝えてもらいたいです。

みえぞうさん

ちょうど娘が2歳過ぎて新聞紙やティッシュをやぶったり丸めたり出したりする頃でした。
紙の描写が大人には新鮮で、娘はいつもやっている事が本になっていて興味津々でした。最後にぱーっとなる場面も面白かった様です
普段と違ったタイプの絵本なので復刻して欲しいです

むちままさん

子供といっしょに、効果音に合わせて、たくさんの紙を小さくビリビリして、何度も何度も「ぱーっ」として遊びました!

momokeさん