リクエスト刊行 こどものとも0.1.2.

2018年10月号

ぼくは いぬ

ぼくは いぬ

こちらを向いた犬が、「ぼくは いぬ」。犬から「きみ だあれ?」ときかれた猫も、こちらを向いて「わたし ねこ」。今度は猫が木の上の鳥に向かって、「あなた だあれ?」。「だあれ?」の問いかけは身近なところから始まって、里山や林に住む動物たちへと広がっていきます。美しく描かれた動物たちのまなざしが、まっすぐに赤ちゃんの気持ちをとらえる絵本です。

  • 杜今日子 作
ぼくは いぬ 見開き

みなさんのリクエストコメント

図書館で絵が綺麗だなと手に取った一冊です。どのページの動物もリアルなんだけどあたたかい表情でとても素敵だと感じました。一歳の娘はわんわ!と嬉しそうに表紙の犬を指差しして教えてくれます。
この絵本の素晴らしさがもっとたくさんの人に伝わるといいなと思い、復刊を希望します!

はるはるさん

猫(にゃんにゃん)を覚えた1歳の息子が大好きで毎日読み聞かせをしています。
動物の描写が写実的でありながら、かわいらしいお顔でこどもが動物を覚えるのにぴったりだと思います。古本屋さんで見つけたものなので、ぜひ復刊していただき多くのお子様に読んでほしいです。

しさん

現在4歳になった次男が、大好きだった絵本です。
この絵本が発行された時は7ヶ月でしたが、何回も読むのをせがまれました。
特にきつねのページが好きでした。
赤ちゃんが触るので、すぐボロボロになると思い、後から2冊購入し、合計3冊持っていました。
実際2冊はボロボロになりました。
今、3冊目は大事に取っています。
でもやっぱりリクエストするならこの絵本です。
この企画があり、久しぶりに次男に読みました。「どのこが好き?」とたずねるとやっぱり「きつねさん」と答えました。

あいさん

赤ちゃんながら写実的な絵を好んだ娘が大好きな一冊でした。出てくる動物達がどれも優しい眼差しで、美しいところに惹かれるのかもしれません。ペーパーブックのまま大事にとってありますが、ハードカバーでも大事に取っておきたいです。

あちこさん