野原に小さな箱がありました。キツネさんがやってきて、小さな箱に入りました。シカさん、カモさんもやってきて、箱に入りました。箱はもういっぱい! そこへクマさんがやってきて、箱に入ろうとしますが……。さあ、クマさんも小さな箱に入れるでしょうか? 幼い子どもが大好きな“箱”をテーマにした絵本。大きなクマの箱への入り方がほのぼのとユーモラスです。
笠野裕一さんの絵は、出てくるどうぶつの表情が、とっても良いです!最後に入るくまさんが絶対入れそうにない箱の大きさですが、ちゃんと入りました!お見事です!
名作「てぶくろ」に似た絵本ですが、あちらとちがうのは箱の大きさがかわらないこと!「でも だいじょうぶ」のあとのシーンでぎゅっとするがこどものお気に入りでした。
幼児向けのおはなし会で大好評でした。大人も楽しめる本だと思います
男の孫が、どうなるのという様子で、お話を聞いていた姿が思い出されます。まさかーと読み手も笑ってしまうラストも好きでした。
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箱があると入ったり押したり、とにかく箱が大好きな子どもたちの大好きな絵本です。