イベントレポート

ぐりとぐらの暮らす、あたたかい世界へ。|「ぐりとぐら しあわせの本」展@PLAY! MUSEUM

福音館の社員がおじゃました、絵本や童話、作家さんに関するイベントをご紹介するこちらのコーナー。今回は、立川のPLAY! MUSEUMで2021年4月10日から開催される「ぐりとぐら しあわせの本」展の、内覧会の様子をお届けします。

ぐりとぐら しあわせの本 展

PLAY! MUSEUM(東京・立川市)


お料理することと、食べることが大好きな、ふたごののねずみ ぐりとぐら。森でくらす個性豊かな仲間たち、おいしそうな食べもの、かわいらしい草花、わくわくするようなできごと……、子どもたちが夢中になることでいっぱいの「ぐりとぐら」シリーズは、世代を超えて愛されてきました。

いつの日も変わらない、「ぐりとぐら」シリーズのあたたかい世界。2021年4月10日からおよそ1年間にわたって開催される「ぐりとぐら しあわせの本」展では、子どもも大人も絵本の中に飛びこんで、春夏秋冬それぞれの季節を感じながら、その世界をたっぷり味わうことができます。

入り口をくぐると、草花でいっぱいの野原の向こうに見えてくるのは、木のかげにかくれた大きな背中。なんだかとても短い上着を着ているようですが、一体どうしたんでしょうか? そのあとも、夏らしさでいっぱいの『ぐりとぐらのかいすいよく』、暖炉が燃える冬の日を描いた『ぐりとぐらのおきゃくさま』など、絵本の一場面に入りこんでしまったかのような展示が続きます。

会場中央の広場には、ふわふわの大きなカステラが! 大きな鍋に入ったカステラは、絵本で動物たちが持っている数と同じ、29ピースがそろっています。鍋のまわりに腰かけて、森のみんなと一緒にカステラを味わったり、「ぐりとぐら」シリーズの絵本を読んだりすることができるスペースです。栗、きのこ、どんぐりに松ぼっくりなど、秋らしさを感じさせるものも散りばめられています。

そして、広場の脇にある黄色い階段をのぼっていくと、その先にはびっくりよするような楽しいしかけがまっています。階段から見える「白いひげのおじいさん」は誰だかわかりますか? こちらには、靴を脱いで遊べる、冬らしさにあふれたコーナーも。こちらもぜひ体験してみてくださいね。

ぐりとぐらになりきって絵本の世界でたっぷり遊んだあとは、ミュージアムショップにも立ち寄ってみてください。「ぐりとぐら」シリーズの絵本はもちろん、かわいらしい展覧会オリジナルグッズがたくさんご覧いただけます。絵本の場面があしらわれた食器やTシャツ、トートバッグ、さらにぐりとぐらになれる帽子も並びます。

そして、ぜひご紹介したいのが、「ぐりとぐらのピンズ」が入ったカプセルトイ。なんと、カプセルが「たまご」になっているんです!

開けてみると、黄色い台紙(黄身!)に留められたピンズが出てきます。いくつも種類があるので、思わずなんどもチャレンジしたくなってしまいます。

また、2FのPLAY! PARKでは、「ぐりとぐら しあわせの本」展の開催にあわせて、ぐりとぐらの楽しい暮らしを感じる様々なあそびやワークショップが展開されていきます。

ぐりとぐらになりきって帽子やマントを作ったり、ぺたぺたと紙をはりつけて、大きな卵を作ったり……。他にもたくさんのワークショップが予定されていますので、展覧会とあわせてぜひお楽しみください。

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展覧会開催を記念して、「ぐりとぐら しあわせの本」展のペアチケットと、ポスター・チラシ・シールをセットにして20組様にプレゼントいたします! こちらのフォームより、ぜひご応募ください。
募集期間:2021年4月10日(土)から 4月18日(日)23:59まで
※同時開催の企画展示「みみをすますように 酒井駒子」展にもご入場いただけます。

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「ぐりとぐら しあわせの本」展
会場:PLAY! MUSEUM
   〒190-0014 東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3
会期:2021年4月10日(土)ー2022年3月末予定 
同時開催:企画展示「みみをすますように 酒井駒子」展(2021年4月10日-7月4日)

※この展覧会は終了いたしました。

2021.04.10

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