生きる底力をやしなう図鑑。

世界にひとつ、自分だけのおもちゃを作ろう! 『工作図鑑』

「生きる底力をやしなう図鑑」連載、第3回目は、『工作図鑑』。さまざまな道具の使い方を覚えながら、伝承おもちゃを含めた創作おもちゃ170種の作り方と遊び方を紹介する、おうち時間にぴったりの一冊です。

世界にひとつ、自分だけのおもちゃを作ろう!

『工作図鑑』

家にある段ボールや画用紙、牛乳パック、空き缶などを使って、自分で手づくりのおもちゃを作ることができたら、なんだかワクワクしませんか? 自分でおもちゃを作ってみたい!と思っている方にオススメの『工作図鑑』をご紹介します。

まずは工作に使えそうな材料を探します。紙皿や紙コップ、輪ゴム、ストロー、クッキーが入っていた箱やトイレットペーパーの芯など、家にあるものがほとんど。そして、次はどんな道具を使うのか、道具の使い方や注意事項を確認します。はさみ、小刀、千枚通し、かなづちなど、使用する道具によって8章に分かれていて、ページをめくると、使う「道具」と「材料」が書いてあるので、自分で作れそうなおもちゃをチェック! 

イラストで描かれた「作り方」を見ながら制作します。完成したら「遊び方」を見て遊んでみましょう。本に載っている遊び方だけではなく、色々工夫をして改良したり、おもちゃ同士組み合わせて遊んでみたり、楽しみ方は自由自在です。おもちゃの前には、A・B・C・Dと難易度も書かれているので、簡単なものから挑戦してどんどんステップアップできます。

この、タコ糸をひっぱって上に登る忍者は、うしろにお城の石垣の背景をつけるといいよ!とアドバイスをもらい、現在も改良中です。世界にひとつのオリジナルおもちゃができました。

掲載されている創作おもちゃは、伝承おもちゃを含め、なんと170種以上! 折り紙のようなシンプルなものから、牛乳パック101個(!)とベニヤ板を使って作るカヌーといった大作まで、様々なおもちゃを作ることができます。

年長の長男とまずは紙飛行機を作ってみましたが、「いつも作っている飛行機よりよく飛ぶ!」と大喜び。さっそく家の中でどれだけ飛ぶか競争がはじまりました。割り箸と輪ゴムで作る割りばし鉄ぽうも、子どもの頃『工作図鑑』に載っているおもちゃをほとんど作ったことのあるパパのアレンジが加えられ、お気に入りのおもちゃとなりました。大人が少し手伝いながらも、自分で作ったおもちゃは愛着が湧くようです。段ボールを6個使って作る秘密基地のようなスペースステーションや、ビー玉のジェットコースターなど、これから作りたいおもちゃを選んで、楽しみにする時間もできました。

おうちで様々なおもちゃを作って、遊んでみてくださいね!


宣伝課・A
入社13年目。おもちゃを作ってくれるパパに、息子は尊敬のまなざし!


▶︎Do!図鑑シリーズについて詳しくはこちらから!
 

2020.05.04

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