春のおさんぽのおともにぴったりの絵本

寒い冬が終わり、ポカポカ陽気の日が増えて、春の足音が聞こえてくるようになると、とたんに外に出かけたくなりませんか。そんな春のおさんぽのおともにしていただきたい絵本を2冊ご紹介します。
『はるをみつけたよ』
つくしんぼうをみつけたよ。スミレ、タンポポ、オオイヌノフグリ…小さなかわいい花も咲いている。ねこは暖かな日光のおかげでしょうか? ふわぁ ふわぁ〜と大きなあくび。ひらひらひら、もんしろちょうも飛んでいます。そして、春には、いちごに、たけのこごはん、さくら餅、お花見だんごと美味しいものもたくさん。身の回りには春がいっぱい!

この絵本は、春に見られるいろいろなものを、美しくあたたかな絵で描いた作品です。作者の平野恵理子さんは、四季の移ろいを丁寧に感じながら日々の生活を送られており、歳時記や季節にまつわる著書も多く出されています。
この絵本を読んだ後に外へ出てみると、たくさんの春のものが目に留まり、世界がまるで違って見えてきますよ。巡る季節に親しみが湧き、「こんな春をみつけたよ」と話したくなる、子どもも大人も楽しめる絵本です。
『はるが きた! いいもの いくつ?』
春の公園を舞台にして、散歩の途中で出会った「いいもの」たちを1から10まで楽しく数えます。春を告げるツクシが「1」、花の周りにテントウムシが「2」、卵を産むカエルが「3」、ひなたぼっこをするカナヘビが「4」、桜の上空にツバメが「5」、芽の出たドングリが「6」、優雅に舞うチョウが「7」、忙しそうなハチが「8」、池にメダカが「9」、カルガモのヒナが「10」!……そして数えきれないほどのタンポポの綿毛!

絵の中のものを数えながら「数」に親しむ絵本のことを「カウンティング・ブック」といいます。身近な自然を描くことをライフワークにしてきた、作者のおおたぐろまりさんの手によって、春を告げるたくさんの生き物が絵の中に隠れています。
じっくり絵を見て、春を見つける喜びを味わった後は、実際に春の公園を散歩してみてくださいね。
担当A・春は、街中にある桜のトンネルを見つけるととてもうれしくなるので、歩くのが楽しくなります。
2026.04.05


