日々の絵本と読みもの

言葉のリズムや響きが心地よい『おかしな おかし』

『おかしな おかし』

「まんじゅう じまんの じゅうなんたいそう」



真ん丸でやわらかなまんじゅうが柔軟体操! 妙に納得するような、でもなんだかくすっと笑っちゃう1ページで始まるこの絵本。著者は、回文やしりとりなど、言葉遊び絵本を数々生み出している石津ちひろさんです。

お菓子たちがやってきたのは、“スウィーツスポーツセンター”。準備体操が終わったお菓子たちはそれぞれスポーツを楽しんでいます。
 


「ぷるぷる プリンが トランポリン」

韻を踏んだような文章は、口ずさむと心地よく、体全体でリズムを感じます。

絵を描かれたのは、アニメーションや絵本の世界で活躍する山村浩二さん。お菓子たちが全力でスポーツを楽しんでいる姿はコミカルで愛らしく、くるくる変わる表情が、石津さんの言葉とともに絵本全体のリズムを盛り上げます。

たくさんのお菓子が登場しますが、最初から最後まで全部のスポーツに参加するのはクラッカー。クラッカーはどんな事態になってしまうのでしょうか……。納得の展開もお楽しみに!

同じシリーズで、真夏の海水浴場が舞台の『くだもの だもの』、野菜たちのマラソン大会『おやおや、おやさい』も是非一緒に手に取ってみてくださいね。

担当・C
夕食時、子どもと一緒に「いっぱいの こんぺいとうが 『かんぱい!』」と言って、晩酌を楽しむのが日課です。

2026.06.26

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