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サリー・ジョーンズの伝説
あるゴリラの数奇な運命
これは、ある嵐の夜、アフリカの熱帯雨林の奥深くで生まれたゴリラの女の子の物語です。彼女の名はサリー・ジョーンズ。ジャングルで満たされた生活を送るサリーを、とつぜん不幸が襲います。群れを襲った密猟者にとらえられ、その後は数奇な運命に翻弄されます。友情と愛情、謎めいた事件、灼熱のジャングルにうごめく悪と裏切り、そしてあこがれと希望……サリーは幸せを手にすることができるのでしょうか。
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読んであげるなら
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自分で読むなら
小学高学年から
| カテゴリ | ： 読みもの |
|---|---|
| 定価 | ： 2,530円（税込） |
| ページ数 | ： 104ページ |
| サイズ | ： 27×18cm |
| 初版年月日 | ： 2013年06月15日 |
|---|---|
| ISBN | ： 978-4-8340-2610-8 |
| シリーズ | ： 世界傑作童話 |
その他の仕様 ＋
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みんなの感想（2件）
出版された時、ゴリラ好きな子の為に購入しました。その後、文庫では、いろいろな子どもたちに読まれてきました。この度仲間たちとの読書会で、この本をとりあげ、再び深く読み返しました。海洋小説としても面白い、絵に力があり人物の性格まで描き分ける画力に圧倒されました。サリー・ジョーンズが学び続けることで、数奇な運命の中で、生きる力を得ていく、そうやって自らの意思で人生を切り拓いていく姿は、子どもたちにも勇気を与えてくれる。帝国主義時代の白人至上主義、植民地政策や黒人奴隷貿易なども想起させるが、そうした理不尽さを乗り越えていくサリー・ジョーンズの姿に、BLMやSDGｓの視点も感じられる、絵本というよりは幼年文学といった分類になるのか…読者がすぐに手に取らないかもしれないが、きちんと手渡すと喜んでくれる一冊です。この度も、あまり本を読まないという小３の男の子が、絵もたくさんあると手に取り、この本の魅力に出会っていました。続編も早く読みたいです。
神保 和子さん
数奇な運命、彼女のまっすぐな気持ちを思うと、幸せになってほしいと願わずにはいられませんでした。彼女の選択に、ほっとしました。
たくななさん
お子さんの年齢：中学生
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