ピッテラトッコ キャンプにいく

こどものとも年中向き|2025年9月号

 ピッテラトッコは、ちっちゃなリスのコックさんです。ある日、ピッテラトッコはとんがり山の湖へキャンプに行くことにしました。山へ向かっていると、助けを求める子ウサギたちの声。腹ぺこな子どもたちのために、ピッテラトッコはありものの材料で絶品料理をふるまいます。おどろくほど手際よくおいしい料理を作ってくれる、心優しいコックさんの物語。

  • 読んであげるなら
    4才から
  • 自分で読むなら
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¥460(税込)

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作者のことば

夏休みの本栖湖キャンプ
くらささら

子どもの頃、夏休みになると毎年、富士五湖の一つの本栖湖にキャンプに行った。車は、最初は白いカローラ、途中から、チョコレート色のバンになった。一家六人と寝袋や布団やクーラーボックスや焼きそば用の特注鉄板などを乗せた車は、父の仕事が終わった夜中に出発する。高速道路に入ると、父と私以外はもうみんな寝ている。そんな静かな車内に、リン、リン、と電子音が響き出す。時速百キロを超えたサインだ。「おっと、減速しないと」と父。私は窓の外を見る。風景が、近い所は速く、遠い所は遅く遠のく。

途中でサービスエリアに寄ると、父はラーメンを食べる。私は大人ぶってブラックのホットコーヒー。紙コップの端を持った私は、飲もうとして断念する。吸い込む空気からして熱過ぎるのだ。しばらくして、少し冷めたコーヒーを飲もうとすると、「もう行くよ」と父。私は慌てて飲み干し、車に乗り込む。

夜が明け、山中湖に着く。そこで、母が作った朝食をとるのだ。外は夏なのに肌寒い。ボートに乗りたいが、係の人がいない。ハムときゅうりのサンドイッチと、魔法瓶入りのまだ熱いくらいのホットミルクティーの朝食を終えると、目的地の本栖湖へ。しかし到着したとたん、私はキャンプを全部味わったかのような気分になり、ビニール臭がするテントの中で、ぐっすり眠ってしまうのだった……。

そんな夏を思い出しながら書きました。ピッテラトッコも、キャンプの目的地への道で色々あり、着いたときには(……!?)となります。どうぞ、見守ってあげてください。

基本情報

カテゴリ
月刊誌
ページ数
28ページ
サイズ
19×26cm
初版年月日
2025年09月01日
ISBN
テーマ

みんなの感想(2件)

幼稚園の行事でカレー作り、キャンプファイヤーをした子どもにぴったりで購入しました! 美味しそうな豪華なお料理、楽しいお料理の音がたくさん、動物たちも皆笑顔で可愛いです。道端の草花、それぞれのおうち、小物など読むたびに細かな絵の中で想像が膨らみ子どもと会話しながら読んでいます。キャンプシーンはいつも行事で歌った歌を歌いながら踊っています。作者の方の体験も含め素敵な本なのでハードカバーになると嬉しいです。

お話も絵もとっても可愛かったです。子供も何度も読んでほしいと言って毎晩読んでます。料理を作ってくれたお礼をお客さんたちがしてくれるというのもとてもほっこりしました。シリーズ化希望します!

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