果物が大好きで果物の絵本はとても好きです。果物のおもちゃを持って来て、一緒に切ったり、本物の果物を切るときも興味を持って一緒に切ることが増えました。絵本を通して、楽しい親子の時間を過ごしています。
作者のことば
心のおやつ
松永悠一郎
「おーい、みんな~。くだものきるよ~」
ざくっ、ぱかっ!
「わーっ! わ~い!」
くだものをぱっかーんと気持ちよく半分にきってみると、外側からは想像もできないような鮮やかでみずみずしい色彩と香りが広がって、くす玉を割ったときのようなうれしい歓声が、まわりの子どもたちや僕の心のなかから込み上げてきます。
我が家の子どもたちがみんな小学生となった今でもそうですが、乳幼児だった頃も、見た目にも美しいくだものを食べさせてあげたいと思い、お手頃であればなるべく買うようにしていました。しかしながら、色々と思い通りにはいかない育児に奮闘する日々の生活のなかで、食べ頃をとっくに過ぎて傷んでしまったり、ミイラのようになってしまったり、哀れなくだものたちを僕は何度見てきたことでしょう・・・・・・。そんなとき、いつも僕は、これはくだものだけれど、その役目は生け花のように、美しい姿と香りで私たちの部屋と心を満たしてくれていたのだ、と自分に言い聞かせて乗り越えてきました。
くだものに限ったことではありませんが、食べものは舌だけではなくて、見た目や触り心地や香りなど五感すべてで味わうものです。絵に描いたくだものをおいしく食べることはできませんが、見た目に対しての苦手意識さえなければ、絵本のなかで、どなたも安心してくだものを味わうことができるのではないかと思います。
この絵本がみなさんにとっての心のおやつとなって、すこしでも心満たされるひとときとなったならば、作者としてこのうえなくうれしい気持ちでいっぱいです。
基本情報
- カテゴリ
- 月刊誌
- ページ数
- 22ページ
- サイズ
- 20×19cm
- 初版年月日
- 2025年09月01日
- シリーズ
- こどものとも0.1.2.
- ISBN
- ー
- テーマ
- ー
みんなの感想(2件)
食べ物のおもちゃで遊ぶことが好きな1歳の娘は「きってみよう」が大好きです。好きなくだものの絵をみてうれしそうに指差し。合わせた両手を広げていっしょに「ぱかっ」。手を包丁にみたてて「トントン」。身体全体を使って絵本をたのしんでいます。そんな姿がかわいくて、わたしも毎回たのしく絵本を読み聞かせをさせてもらっています。
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