福音館書店

まてまて からいも さつまいも

こどものとも年中向き|2025年10月号

ここは子どもたちが芋ほりにやってくるサツマイモ畑。ころりさん、ほっそりさん、どっしりさんのお芋三人組が、土から出てきてのんびりしていると、通りかかったイノシシに、どっしりさんが捕まってしまいました。おいしい焼き芋ができると大喜びのイノシシを、ころりさんとほっそりさんが追いかけます。はたしてどっしりさんを助け出すことはできるのでしょうか?

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作者のことば

から芋さつま芋
木村晃彦

私が暮らす宮崎県ではさつま芋を、かんしょ、とか、から芋、と呼ぶことが多い気がしています。関東では薩摩から伝わった芋だからさつま芋で、ここ薩摩地方は、唐より伝わった芋なのでから芋なのかと、一人合点しています。

ところ変わればなんとやらで、さつま芋の食べ方にも地方の特性があるようですね。この地に移住して、初めて出会ったさつま芋料理にガネというものがあります。ガネとは、蟹のことだそうで、そう言われれば見た目は蟹に見えなくもありません。こう書くと、さぞ目新しい食べ物のように聞こえますが、まあ、さつまいもを四、五ミリの細切りにして衣を付けて油で揚げたものです。細切りにした芋が、衣の四方八方に飛び出して蟹の足のように見えるのでガネとなったのでしょう。衣を付けて揚げる、と聞けば天ぷらを思いえがくかもしれませんが、これが天ぷらとは全く違う食感で、これは衣の違いからくるものでしょう。

ガネの衣は、ぽってり、どっしりしていますので、揚げた時の食べ応えが天ぷらとはまったく違うものです。そのボリュームが総菜としての満足度をささえます。芋好きの私は、おやつとして食べるのが好きですが、宮崎の方はこれを晩酌のお供にするのが通だとか。芋焼酎+ガネ、ベストマッチなのかもしれません。晩酌という習慣がなかった私ですが、ここ宮崎では、素晴らしい言い回しで晩酌を推奨します。“だれやみ”、すなわち“疲れ=だれ”を“止め=やめ”る、こう推奨するのです。私も少しだけ“だれやみ”の回数を増やして宮崎県人に……。

基本情報

カテゴリ
月刊誌
ページ数
32ページ
サイズ
26×19cm
初版年月日
2025年10月01日
ISBN
テーマ

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