はじめて届いた月刊絵本がこの「ぺんぺんぽろろん」。リズミカルな読み心地が気に入ったようで、序盤から声を出して喜ぶ生後3ヶ月の息子くん。なぜかつくしがお気に入りのようで、「つんつんひょろろん」と読むときには、にた〜とした顔を綻ばせてくれます。
作者のことば
音のあるあやしかた
いしげまりこ
まだ私が幼児だった頃、父は身振り手振りに自分で音をつけてあやしてくれた記憶が残っています。そして私もいつの間にか、娘に絵本を読み聞かせする時にリズムをつけたり、なんらかの音を加えて一緒になって踊ったりして、そのほうが喜ばれて、絵本を楽しんでくれたものでした。松林さんの作品に出会い何度か拝見していると、そんな時のムズムズ感、絵の中から音が聞こえてきそうな感じがします。かわいがっておられたワンコを壁画にしていた時も、わーっと飛び出しそうな力強さが。ぺんぺん草の展覧会の時には何本ものぺんぺん草があっちこち、勝手に音を出して歌っているような、不思議な感覚! この草をはじいて音を出して遊んだ子どもの頃のことを思い出しました。
松林さんは作品を作る時、音をどう思われているのだろう? 多くは語らない松林さんですが、絵を描く時は、頭や体の奥から響くリズム感を表現しているのかなと思います。誰にも聞こえないと思えるような音が突き上げてきて、それを表現するには絵が一番と思われたようです。力強いリズミカルな絵は見る人それぞれに飛び火する感じで、私も思わずぺんぺんぽろろん、不思議な言葉が飛び出してきました。どの絵からもなにか伝えたい音がするのですね。
赤ちゃんとお母さんやお父さん、それぞれの音で楽しんでいただきたい、元気をもらえる絵本になりました。
基本情報
- カテゴリ
- 月刊誌
- ページ数
- 22ページ
- サイズ
- 20×19cm
- 初版年月日
- 2025年10月01日
- シリーズ
- こどものとも0.1.2.
- ISBN
- ー
- テーマ
- ー
みんなの感想(1件)
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