あいうえどうぶつ おやすみなさい
こどものとも年中向き|2025年11月号
「あいうえおおあくび うさぎです/うちの うさぎは いい うさぎ/あさから いっぱい あそんだ うさぎ」。“かきくけこ”のきりんはこっくりこっくり、“がぎぐげご”のごりらはぎゅっとハグ。おやすみ前の動物の親子の様子が、あいうえおの詩でうたわれます。リズミカルな言葉と、愛らしく元気な動物たちの絵が響き合う、うれしいおやすみなさいの絵本です。
- 読んであげるなら
4才から - 自分で読むなら
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こどものとも年中向き|2025年11月号
「あいうえおおあくび うさぎです/うちの うさぎは いい うさぎ/あさから いっぱい あそんだ うさぎ」。“かきくけこ”のきりんはこっくりこっくり、“がぎぐげご”のごりらはぎゅっとハグ。おやすみ前の動物の親子の様子が、あいうえおの詩でうたわれます。リズミカルな言葉と、愛らしく元気な動物たちの絵が響き合う、うれしいおやすみなさいの絵本です。
いい夢を
小野寺悦子
あるとき、あいうえおっちら山道を歩いておりますと、「あいうえおのどうぶつたちがすむところ」にたどりつきました。しばらくお邪魔させていただいてできたのが『あいうえどうぶつ おしごとなあに』と、『あいうえどうぶつ おやつはなあに』です。そこへもうひとつ、今度は『あいうえどうぶつ おやすみなさい』が加わることになりました。
よく遊んで(おしごと)、よく食べたら(おやつ)、もうひとつの幸せは、よく眠ること(おやすみなさい)。10年かかって3部作の完成です。 「あいうえおのどうぶつたち」をふりかえってみると、くりかえし登場していた動物のひとつが「こあら」でした。あらまあ「こあら」がいたんだよかったなあと思いました。毎回「あいうえおのどうぶつたち」を描いて魅力的な画面を作ってくださった現代美術家で両家の加酸チャコさんは、オーストラリア在住。それでかどうか、無意識のうちに「こあら」二度登場となっていたのでしょう。
ところで、何ともむかしの話になりますが、わたしは小学校に入って字を覚えるまでは方言に囲まれ耳だけの世界にいました。日本語の共通語というものは、印刷された本の中にある記号でしかなかったのです。それがまあどうでしょう、その共通語を音声化して先生が話しかけてくるのです。わたしは仰天し、緊張のあまり家に帰ってくると寝込んでしまって、その理由をうまく説明できないまま、たびたび欠席したものでした。けれど、いったん字を覚えると世界はどんどん広がっていったのです! では、今夜はワハハと笑ういい夢でもみることにして、おやすみなさい。
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