福音館書店

ちいさな しろい こねこちゃん

こどものとも年少版|2025年11月号

足をけがしたこねこちゃんが、暗い森に住む、医者のフクロウ先生をたずねます。木の中の診療所で、先生は「ふーむ これはだ こねこちゃん」と魔法のような治療をしてくれて……。スウェーデンの古い詩を元にした、こねこちゃんと先生のユーモラスなやりとりが楽しいお話です。お医者さんにかかるドキドキ感や、治るうれしさに、小さな子は共感できることでしょう。

  • 読んであげるなら
    2才から
  • 自分で読むなら
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¥460(税込)

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作者のことば

「こねこちゃん」と夢をかなえて
菱木晃子

ちいさなしろいこねこちゃんのおはなしを、日本のみなさんにお届けできることになり、とてもうれしく思っています。

このおはなしは、北欧の国スウェーデンで100年以上前に、アンナ・マリア・ロースという女性作家によって書かれました。教育者でもあったロースは、当時の初等教育の読本の書き手としてスウェーデンでは知られており、実はこのおはなしも元はその本にのっていたリズミカルな詩でした。若い頃にこの詩と出会い、こねこちゃんとフクロウ先生の愉快なやりとりが大好きになった私は、いつか訳して、日本の子どもたちに楽しんでもらいたいなあ、とずっと夢見ていました。

それから月日は流れ……。3年ほど前、都内の書店で、たまたま、「こどものとも年少版」の編集部の方とお目にかかる機会がありました。「年少版」に合うおはなしをさがしているとうかがい、数日後、ちょっとドキドキしながらも勇気をだして、この詩を訳して送ってみたところ、興味を持っていただけました。そして絵本化することを前提に、さらに訳文にみがきをかけることになったのです。

念頭においたのは、原文の軽やかなリズムや独特のユーモアを生かしつつ、おもな読者となる2~4歳児の時間のとらえ方や語彙力に気をくばることでした。ときには納得のいく表現が見つからず、頭を抱えることもありましたが、年少の子どもたちがイメージしやすい日本語をつむいでいく仕事は、訳者として、たいへん楽しく、とてもやりがいを感じるものでした。

絵を担当してくださったのは、伊藤夏紀さんです。ちいさなしろいこねこちゃんにぴったりの、伊藤さんのみずみずしい絵のおかげで、作品の世界がぐっとひろがりました。感謝感激です!

基本情報

カテゴリ
月刊誌
ページ数
24ページ
サイズ
21×20cm
初版年月日
2025年11月01日
ISBN
テーマ

みんなの感想(3件)

かまどにぶつけてしまったの。とお話すると「かまどってなに?」と。説明するのに1ページ目の足をぶつけたこねこちゃんの姿を見てとても心配していました。普段の生活で子がどこかぶつけると「かまど?」とほほ笑ましく話してくれます。こねこちゃんとふくろうさんの表情が豊かで読んでいてとても楽しいです。

保育園の定期購読で、この本を読みました。表紙の白いねこちゃんが可愛くて、まずはそこに惹かれました。読んでいくとふくろうのお医者さんが出てきて、羽でねこちゃんの足を治してくれます。息子が「~が痛い」と言ってきたら、私がふくろうのお医者さんになりきって、羽で治す真似をします。すると、すぐに痛くなくなった!と言います。「お代は髪の毛を15本もらいますよ。」とそこまで、絵本の真似をして親子で遊んでいます。親子で気に入って、何度も読み返している絵本です。

今年の6月号から、ばぁばが息子に買ってくれています。その中で1番のヒットです!こねこちゃんのセリフを覚えて「ママ、ふくろう先生の声やるかな…」とママを誘って2人の掛け合いを再現しています。「どうしてこの顔してるの?」「りすさんが来てうれしいのかな?」など文と絵を通してこねこちゃんがどんな気持ちか思いを馳せているようです。「今度病院行くときは、先生こわくないね!」と言ってくれて、自分で痛いところを伝えるつもりのようです!とても可愛い新たな一面が見られて、この絵本に出会えてよかったなぁと思いました。ありがとうございます!

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